【京成杯、日経新春杯’07】
2007年1月15日 時の競馬列伝―「京成杯’07」
【夕覧飛行】
1着「サンツェッペリン」 ▲:松岡、2:01.6、3番人気
2着「メイショウレガーロ」○:後藤、2:01.9、1人
3着「アルナスライン」 :柴山、2:02.0、9人
5着「ダイレクトキャッチ」× 11着「キンショージェット」◎ 12着「ピサノデイラニ」
馬連:800円 3連単:41910円
「サンツェッペリン」水平線に消ゆ。
逃げ馬不在ですかさず先頭を奪った事が、通過62.3秒と相まって功を奏しました。
【エリカ賞】が5着で【ホープフルS】2着、この中では格上だったというところでしょうか。
なお、松岡ジョッキーは骨折から1ヶ月足らずで見事な復活。
一方、人気の後藤「メイショウレガーロ」は追い上げるも気の悪さを見せ2着。
3着「アルナスライン」は最速上がりで大穴貫通。
本命の殺虫馬「キンショージェット」は自慢のジェット力をいかして何とブービー逆噴射。
しかもあのシンガリ待機、不測の事態かと思いきや普通に作戦だったとか。
なお12着「ピサノデイラニ」が芝に戻ってくる事はおそらく2度とないでしょう。
面子も中身も見るからに凡戦、このメンバーとはここでお別れでしょうか。
―「日経新春杯’07」
【獣能く傲を制す】
1着「トウカイワイルド」○:牡5、54、安勝、2:27.4、5人
2着「トウカイエリート」× :牡7、54、赤木、2:27.5、4人
3着「ダークメッセージ」 :牡4、50、酒井、2:27.5、9人
4着「メイショウオウテ」△:牡5、55、岩田、2:27.5、2人
5着「マキハタサイボーグ」 6着「アドマイヤフジ」▲ 8着「オースミグラスワン」◎
馬連:1520円 3連単:75720円
傲る「トウカイエリート」、脅える「ダークメッセージ」、
応戦してきた「トウカイワイルド」の3頭による猛烈な叩き合い。
中でも人気馬5頭の中で最も下位人気だった野獣「トウカイワイルド」が優勝。
逃げた「サイレントディール」が向上面で馬群に飲まれるという特異な流れの中、
唯一均一のペースを守り続けた安勝騎手の騎乗は真に絶妙でした。
と、言われてしまうと辛いのが2着「トウカイエリート」赤木騎手。
名前とは対照的に7歳でようやくこぎつけた重賞挑戦だけに逃した魚は大なり。
なおダート転向も噂された4歳馬「ダークメッセージ」が50キロで衝撃の圏内突入。
4着「メイショウオウテ」は豪脚発揮と思った途端に失速、距離でしょうか。
昨年度覇者「アドマイヤフジ」は鞍乗も首を傾げる6着、しかしここまで敗れるとは。
8着「オースミグラスワン」は常に外々で最後も大外、この分では当分厳しいでしょう。
今週は私情でチャンスを台無しにしてしまったので、とても良い教訓になりました。
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