【濱田が織田に逆襲’19】
2019年10月2日 時の芸術鑑賞(Skate)
◆フィギュアスケート、織田信成に関西大学が反撃!
はい、織田の勝ち。
濱田が出てきた時点でw
「挨拶し忘れた」って・・・100m先に相手がいて許される程度のレベル。
挨拶しない人は評価対象にならない。
昔、一度ここで言いましたが、
本田真凜に関して「練習をしない」ってマスコミに言ったヤツ。
本人に言えよっていう・・・。
あの時点でこのコーチのおかしさを指摘した私の予想は当たってましたね!
この調子で今週の競馬予想も的中を狙いたいところ。(こじつけ?!)
多分、大事件というより、小競り合いな感じだとは思いますけどね。。。
ただ日本のトップ解説者VSトップコーチの衝突ですから、
面白い展開になるかも。(どこまでも嫌らしい発想)【毎日王冠】、『アエロリット』VS「ダノンキングリー」楽しみですね。
【ある意味、全員滑りましたね】
2019年3月21日 時の芸術鑑賞(Skate)
全滅だなコリャ・・・・・・。
あ、いや。
坂本さんは上手く滑ったと思いますよ。はい。
ネイサンはもしかしたら他の得点を見て勢いに乗ったかな・・・。
しかし場内は全員、羽生おっかけオバチャン軍団だっただけに、
ジャンプ成功した時とか微妙~な空気になってましたね。(トホホ)
まあもう男子はあきらめた方がいいかなと。
羽生くんは、
「五輪だって間に合ったんだから、どうせ今回もイケるんでしょ?」
みたいな負のプレッシャーに見舞われたかもしれませんね。
宇野くんは個人的に史上最高傑作SPと思ってたので、決めてほしかったです。
女子は案外、坂本さんが持っていきそうな気がしますね。
ザギトワ様のフリーは今季、けっこうズタボロらしくて。
私、仕事で忙しくて去年みたいにチェックできてないんですよ・・・!!実は本職で(かな~り)マジメな文章を打ち続けてるので、
もうこっちは不真面目な文じゃないと精神的にもたないんです。(どんな言い訳だ)
だって可哀そうなんだもん・・・。
SP終わって泣きそうになってましたが、彼女、今、大変なんですよ。
資生堂やらエアウィーヴやら、色々と日本のスポンサーができちゃいまして。
一時の浅田真央状態と言っていいでしょう。
間違っても表彰台落ちなんてないよね?みたいな。
毎年もちろん日本を応援してますが、今年に限ってはザギトワに勝たせてあげたい。ちなみに私は犬恐怖症なんですが、マサルだけは好きです。
初めて見た時、秋田犬ってこんな可愛いのか!ってびっくりしてしまいました。
【時のフィギュア78】
2018年2月15日 時の芸術鑑賞(Skate)
◆「宮原、金メダルには回転不足の修正必須!」
何を今さら騒いでいるのか。
このヤフートップの記事、これ「4回転のマスターが必須!」と同じくらい無理。
技術じゃなく身体の問題なので。
「代表宮原→回転不足で点にならない 代表坂本→そもそも芸術点が出ない」
選んだ時点で分かってた事でしょ。
正確に言うなら「回転不足ルールの撤廃必須」。
まあ10年前に浅田&安藤をつぶすために出来たルールで、
今もロシア&カナダ以外を潰すのに役立ってるので連盟が手放すワケないですが。
とか言ってキムヨナもメドザギも回転足りてませんけど。
ロシアごり押しもウザい。
大して表現力ないし、3Aルッツなしで世界最高得点って何だよ。
もしメド&ザギが日本人で、宮原坂本がロシア人なら、どエラい事になってましたよ。
よしっ、やっぱり代打で本田真凜を召喚しよう!←まあ今年は男子ですよ男子、私は仕事でディズニーで観れませんけど(急死)
【時のフィギュア77】
2017年12月13日 時の芸術鑑賞(Skate)
◆優勝はザギトワ、日本は宮原5位、樋口6位
結局、惨敗という形に。
まず樋口新葉ですが「この人の007を一度、世界に見てもらいたい」
と言った私が恥ずかしくなるくらいスピードのない散々な演技となりました。
「緊張してジャンプを失敗」というのは普通ですが、
「緊張しすぎて振り付けにまで影響する」というのは珍しい。
これでは悪いイメージを世界に発信してしまい、メダルどころか出場すら危険域。
とにかくジャンプを全部転んでも、凄いプログラムだという事は見せてほしかった。
打って変わって5位だった宮原知子。
合計点が出た時に会場が凍りつきましたね、フリーノーミスなのにSP3位から転落。
理由はもちろん「回転不足」、現地の観客だと余計にワケ分からなかったのでは。
ちなみに1位のザギトワは「回りすぎてオーバーターン」が合計3回、
3位のオズモンドとかコケてましたけど。
「回りすぎ」は明らかに失敗だと分かるのに基礎点はもらえるのでOK。
「回転不足」は明らかに失敗してないように見えるけど点数はほぼゼロ。
まあこれはキム・ヨナが浅田真央を倒すためだけに造られた謎ルールなので。
韓国も日本に勝つためとは言え、とんでもないルールに「寄付」してくれましたね。
よってホーム名古屋でわざわざ開催したにも関わらず、
「樋口はミスの多い選手」、「宮原はノーミスでも勝てない選手」が定着のおそれ。
しかも怖いのはロシア、カナダ勢。
ザギトワはミスが複数あっても優勝して「女王、完璧な演技」と報道され。
カナダは誰が何を滑っても芸術点てんこもりで高得点。
五輪はフィギュア国際連盟のシナリオ通りに決まりそうですね。
おそらくザギトワ&メドベデワは2回くらい転倒してもメダルはもらえそう。
それに比べて日本は・・・浅田真央の時から悲惨ですよ。
1回転べば余裕で6位辺りに落とされるし、というかほぼノーミスでも6位でした。ジュニアもねー、紀平梨花、2回目の3アクセルがパンクしただけで4位とか。
1位のロシアとかコケまくって13才なのに凄い芸術点もらってるし。
自国のストレスをスポーツにぶつけるの勘弁してもらいたいです。
【時のフィギュア76】
2017年11月19日 時の芸術鑑賞(Skate)
◆樋口新葉、ファイナルへの条件
条件1、来週、ワグナーか、ツルスカヤが優勝をしない
条件2、2人の合計得点が樋口の420点を下回る
昨日、樋口さんのファイナル進出は絶望と書きましたが、
そこまでではないようですね。
「1」はとにかく宮原知子かデールマンに優勝してもらうしかないです。
女王パゴリラヤは怪我がなければ期待できるのですが。
「2」はいけると思うのですが、ツルスカヤにノーミスされたらピンチ。
樋口「007」は傑作ですが、芸術点を高くもらえてません。
日本人だからか、スタイルの問題か。
だからこそ名古屋のファイナルで正当な高得点をもらう、
これを達せねば五輪のメダルは遠のきます。
あと一枠は三原か宮原か。
私としてはイチオシ本田真凜に出てもらいたいのですが、
プログラムやプレッシャーが五輪を意識しすぎて失敗している印象。
あと外野がウルサイ。
よく「マスコミが騒ぎすぎ」と言いますが、それを言ってるネットの方がうるさいです。
「樋口・三原より下」って、演技ちゃんと見て下さい。
得点を優遇してもらってるロシアとカナダが一番恐れてるのは間違いなくこの選手。
あとせっかく「紗来(妹)はヤバイ、紗来が(シニアに)来る前に私は逃げる」とか、
笑えるぶっちゃけキャラなので、とにかくバッシングに萎縮してほしくないです。
スターになったらマスコミが騒ぐのは当たり前。
あとコーチ!
「真凜は練習を全然しない」とかマスコミにバラさないで本人に直接言って下さい。
関係壊れますから。そろそろ競馬に戻るか・・・
【フィギュアスケート・フランス杯の結果(ネタバレ込)】
2017年11月18日 時の芸術鑑賞(Skate)
◆樋口新葉、ファイナル進出は絶望的
うわー・・・サイアク。
フランス杯のTOP3がまさかの全員ファイナル進出って。
樋口さん「007」は傑作なのに、ノーミスで出れないとか。
てゆーか出れる人全員コケてたし。
そもそも中国杯のザギトワ優勝はちがうだろ~ 今回もSPコケて連勝って。
せめて三原さんがねーもうちょい台に乗ってくれれば。
五輪2枠になった時もですが、日本女子は見事につぶし合ってるんですよね。
期待してた本田真凛はSP「ザ・ギビング」はアタリなんですが、
フリー「トゥーランドット」がねー・・・あれだと本田真凛のフェアリー感が出ない。
「ビートルジュース」みたくMarin Honda は凄い!って構成にしてほしかったです。
てゆーか名古屋でやるのに日本は宇野くん1人って・・・
【時のフィギュア75】
2014年5月21日 時の芸術鑑賞(Skate)・浅田真央が1年間の休養を発表
逆に・・・よく8年間も持ちこたえたな、と思います。
8年前トリノが終わって、それまでスケートが大好きだった少女は、自分のジャンプに、
観衆の期待、連盟の圧力、マスコミの暴論、スポンサーの株価、日本列島そのもの、
その重みの全てがかかっているという事に気づくまで長くはありませんでした。
休む理由の一つには、「自分の力を全て出し切った」という事もあると思います。
埼玉ワールドでの「ノクターン」もですが、やはりソチの「ラフマニノフ」・・・。
3アクセル、3フリップ-3ループ、6種類の全ジャンプ、8回の3ジャンプ、
女子史上最強、いえ男子ですら恐れをなしそうな構成を全く乱れなく滑り切りました。
正直あれより上ってもう考えられないんですよね、そういう気持ちもあると思います。
とにかく必要なものは休養だと思うので。
「自分にとってスケートとは何なのか」
「勝手に一人歩きしてしまったイメージとは違う、本当の自分とは」
「日本の宝、世界の宝と勝手に見なされている事実にどう向き合うのか」
「自分にとって本当に大切なものは?」
正直23歳が1年で結論を出せるとは思えない程の“ 課題 ”があると思います。
一つ言えるのは、この時点で「1年後に戻るつもりはあるんですか?」
と聞いてしまった人は全く事実を把握していない人だという事です。
【時のフィギュア74】
2014年4月17日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「浅田真央のショートプログラム大5選」
第5位:2008「月の光」 ~ 国別対抗戦
https://www.youtube.com/watch?v=fRM4Qj2u_jo
アメリカでは浅田真央のSP最高傑作となっているらしいプログラム。
「浅田真央の最大の武器である「優雅さ」を限界まで引き出しました」という印象。
動画は初めてSPで3アクセルを決めた試合ですが、個人的には3-3のNHK杯も好み。
第4位:2011「シェヘラザード」 ~ ロシア杯
https://www.youtube.com/watch?v=ji9TWW2NtNw
「そんなのあったっけ?」と言われてそうな隠れた名プロ。
フィギュアで最高人気を誇る「シェヘラザード」ですが、
オーケストラではなく可愛い感じの旋律にうまく浅田真央を乗せました。
とにかくアラビアンを意識した振付が秀逸、個人的には2分過ぎの奇抜な振付がツボ。
第3位:2005「カルメン」 ~ 全日本選手権
https://www.youtube.com/watch?v=3h1Vi2YjxV4
年が経つごとに進化を遂げる浅田真央、なのに一番最初のやつを持ってきました。
唯一、日本人が振り付けをした演技ですが、海外の人よりよっぽど素晴らしいプロです。
悲しい事におそらくこのランキングの中で唯一、
「スケートが楽しい浅田真央」が見れるプロという事になるかもしれません。
試合は2アクセルを失敗するのですが全体的な構成はぜひ語り継ぎたい名作です。
第2位:2006「ノクターン」 ~ アメリカ杯
https://www.youtube.com/watch?v=ZmyUwtmch9w
ソチ五輪にこの「ノクターン」が再選された理由が、
ローリーいわく「私が振り付けたプロの中で最高傑作だったから」・・・
ってアンタ8年間、何やってたんだよ(笑)と一斉に突っ込みましたが、
ファンの間で人気投票をとったら悪くとも2位には食い込むと思います。
最後に司会者が「She Became a music!」という絶妙な一言、内容は見て確かめて下さい。
第1位:2007「ラベンダー」 ~ ヨーテボリワールド
https://www.youtube.com/watch?v=uz-AktwtDfs
実は2~4位ほど好きではないのですが、浅田真央に大革命をもたらした超名プロ。
理由は一つ「浅田真央は感情的な演技ができない」の一言をあっさりくつがえしたから。
おそらく感情路線のキム・ヨナ陣営はこの滑りを見て真っ青になったと思います。
「情感」「鬼ステップ」「タラソワ先生」と現・浅田真央を構成する重要素がてんこ盛り。
この演技に64点って・・・・・・金返せ(爆)。
TOP5はほとんど昔の方になってしまいましたね、
とりあえずローリーさん降ろして他の人に頼みましょうか。(勝手な注文)
【時のフィギュア73】
2014年4月15日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「だったら浅田真央のショートプログラムTOP1は何なのか」
先月、叩き出された浅田真央のSP「ノクターン」の史上最高得点。
本人もご満悦でしたが、
「今までのSPのTOP3に入る演技でした」というコメントを残しました。
この一言には相当な重みがあると思います、つまり「単純に1位ではない」という意味です。
ちなみにソチ五輪のフリープログラム「ラフマニノフ第2番」は、
本人が「これまでのFPで最高の演技」と評しています、これは誰もが納得でしょう。
さて、そのSP・TOP3の「ノクターン」。
これまでの約10年間に渡る浅田真央の神がかったSPの歴史を考慮すると、
TOP3どころか、今季のSPが好みでない私にとっては5位にも入らない演技でした。
それだけ、これまでの浅田真央のSPがいかに素晴らしく、
いかに失礼な点数をあてつけられてきたか、という事を表しています。
では、浅田真央の考えるTOP3の後2つは何なのか?
これはさすがに趣向の問題もあるので分かりませんが、
彼女のコメントから何となくなら推察する事は出来ます。
では2005年にシニアデビューしたSP「カルメン」から今季「ノクターン」まで、
恐れながら時のフィギュア的・SPトップ9を発表します。
第9位:2010・SP「タンゴ」 ~ 該当試合(ノーミス)なし
→ おそらくファンと本人の間でも印象の薄いプログラムだったと思います・・・。
第8位:2013・SP「ノクターン」★(TOP3確定) ~ さいたまワールド
→ 本人が「TOP3認定」しているのですが、実際は3位には入ってないような気も・・・。
第7位:2009・SP「仮面舞踏会」★ ~ バンクーバー五輪
→ 最もガッツポーズが大きかったプロです、ただ前年からの使い回しなのでこの評価。
第6位:2012・SP「ガーシュウィン」 ~ 4大陸選手権
→ ファンの間で人気の高い表情豊かな演技、ただ本人の本当の評価が結構気になる。
第5位:2008・SP「月の光」★ ~ 国別対抗戦
第4位:2011・SP「シェヘラザード」 ~ ロシア杯
第3位:2005・SP「カルメン」 ~ 全日本選手権
第2位:2006・SP「ノクターン」★ ~ アメリカ杯
第1位:2007・SP「ラベンダー」★ ~ ヨーテボリワールド
ちなみに★マークが浅田選手がTOP3と考えているのでは?と思う演技です。
次回は5位~1位までを動画つきで振り返りたいと思います。
【時のフィギュア72】
2014年4月1日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「なぜ韓国は浅田真央を追い回し続けるのか」
前に書こうかな?と思ったのですが、こういう下世話な話をここで書くのはやめよう、
と思ったのですが早速ワールドの浅田真央のショート記録更新に噛みついてきたので、
タイムリーだから書いちゃいます。(爆)
理由は、ズバリ「人気」です。
時々「浅田真央とキムヨナはどっちが海外で人気あるんですか?」
というヘンな質問を見かけるのですが、そんなの聞かなくても何となく分からないかな、
と思うくらい浅田真央の圧勝です。
どちらかと言うとキム・ヨナの方が異様に嫌われているという感じです。
例えば・・・海外のショーに呼ばれない、海外の雑誌・カレンダーに掲載を拒否されるなど。
さらに言うとフィギュアファンより、現役のフィギュアスケーターでの評判の方が最悪です。
まあ日本をつぶすためにルールを変えまくられた被害者は他の国も同じですから。
K国の嫉妬は恐ろしいほど底が知れない。
そうフィギュア・ファンが痛感したのは「バンクーバー五輪の直後」でした。
オリンピック翌月のトリノ世界選手権で再びキムVS浅田が激突。
その観客席が映された瞬間、ファンは目を疑う“旗 ”を目撃しました。
そこに書かれていたのは「My Favorite Skater YUNA(私の一番好きなキム・ヨナ)」。
しかもこの謎の黄色い旗、30枚以上が観客席で振られていたんですよね。
まあK国の方が振っているならまだしも、何故か現地のイタリアおばあちゃんまで所持。
そう・・・K国のファンが現地で観客の人たちに配ったんですよね。
あれはビックリしました、なぜなら金メダルという“永遠の勝号”を手にした直後、
にも関わらず、いくら人気がないからってそこまでするか。
さらにサプライズは続きます。
バンクーバーで銀メダルとなった浅田真央に意外なトコからお声が掛かりました。
それは天下の「ギネスブック」・・・そう五輪で3アクセルを3回飛んだ選手、
として、申請もしていないのにギネスの方から浅田真央に掲載の依頼が来たんですよね。
これに噴火したのが韓国(Kは?)。
「あの3Aは回転不足だ!」とyoutubeにまあ沢山のいちゃもん動画がアップアップ(笑)。
あの~・・・金メダル獲ったじゃないですか、完全に勝ったじゃないですか。
まだやるか??
さすが、加害者と被害者の立場は1000年経っても変わらない国、おそるべし。
【時のフィギュア71】
2014年3月19日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「ソチ五輪・女子フィギュアを振り返る」
「本当に金メダルはソトニコワで良かったのか」
私は試合後すぐに「キム・ヨナが獲るべきだった」と書いたのですが、
今日まで長~く考えてみたところ「ソトニコワでも良かった」という結論に至りました。
「でも良かった」って何だよという感じですが、これ結構ややこしいんですよね。
私もプロトコル(点数の詳細)を見て「あ~・・・なるほど」と考え直したくらいで。
ここから解説していきますが、まず銅コストナー選手は候補から外します。
やはりフリーで「サルコウ2回・トゥループ2回」は、
最初から銅を狙いに来たジャンプ構成としか思えないので。
まず2人のショートプログラムから。
結論から言うとキム・ソトニコワ共に【技術・表現点ともにほぼ同点】。
私は最初からここに「え?!」と疑問を持ったのですが、
その理由は言うまでもなくジャンプ構成。
キム・ヨナは「3ルッツ-3トゥループ」、ソトニコワは「3トゥループ×2」。
当然ルッツとトゥループは格段にルッツの方が難しいのでキム・ヨナが有利。
なのに・・・(つづく)
【時のフィギュア70】
2014年2月27日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「ソチオリンピック・フィギュアを振り返る(いったん最終回)」
「浅田真央のメンタルを考える」
今週は徹底して浅田真央選手について書いてきました。
色々と書きたい話題はあったのですが一旦、浅田選手をまとめて書いて、
来週からジワジワと他の皆さんについて書きたいと思っています。
浅田真央とはどんな人なのか。
これは日本・七不思議に入るのではというくらい謎とされていますが。
今回は私が過去にテレビや雑誌で聞いてビックリした浅田選手の一面をまとめてみました。
1、「フィギュアに関してはプライドがとても高い」
よく佐藤コーチと「3アクセルを飛ぶべきか」で話し合っています、
と聞きますが、これは話し合ってるんじゃなくて「論戦」だろうなと思います。
印象的だったのは女子フィギュア最大の転機となった「エッジエラー制度の導入」。
つまりルッツとフリップの飛び方に関する厳格化で、特に浅田選手のルッツは大減点の的に。
結局長年の修正への努力も間に合わず、先日のソチ五輪でもルッツは減点されたのですが、
2007年に導入された時、ジャンプの天才・浅田選手はこんなのすぐ修正できると思い、
速攻で練習を始めたのですが、この修正は未だ成功例がないくらい難しく、
「みんな出てってー!!」とコーチ一同をリンクから追い出したとか・・・。
2、「用意周到」
お姉さん舞さんの証言。
「真央は皆が思ってる、“ ふわふわしてる、ぼ~っとしてる ”イメージとは全く違う。
たとえばショッピングで服を買う時、行きたい店10ヶ所くらい全部回ってから、
最後にどの1着にするか真剣に考えて、もう一度その店に行って見て買う」
3、「最後に私見ですが」
メンタルが弱いか強いか・・・
と言っても「人間の心は宇宙と同じ広さ」なので、一言では言い切れませんが。
あのショートの出遅れ、ロシアコールに気おされてしまったのが原因とすれば、
例えばキムヨナ選手だったら全く気にせず「私が女王よ」な感じにミスしなかったのでは。
しかし、夢も潰えて迎えたフリーのあの神演技、あれは他の誰にも出来なかったと思います。
一体成田へどんな顔で帰国すればいいのか、3-3を外してノーミス演技を狙うべきでは、
など私の不安をあっさり一蹴、アナウンサーの「これが浅田真央です」が名言でした。
最後に今後引退するのかどうか。
私は「1年くらい休むけど引退はない」と思っています。
でなければ「ハーフハーフ」という希望を持たせる発言を彼女がするとは思えないからです。
ただ引退の可能性があるとすればそれは精神面ではなく技術的な問題ですね。
「浅田・狙い撃ちの回転不足判定」、「ビールマンから察する腰痛の悪化」、
「まだ金メダルを取ってない事へのプレッシャーとの闘い(これは精神面)」など。
引退か、続行か、どちらを採っても私は応援していきます。
【時のフィギュア69】
2014年2月26日 時の芸術鑑賞(Skate)・ソチオリンピック・フィギュアを振り返る
◆「浅田真央のメンタルを考える」
これは一番謎とされている領域だと思います。
強いのか弱いのか、いつ緊張するのかしないのか、本人ですら分からないのでは。
傾向としてはやはりショートで出遅れ、フリーで巻き返す事が多い、くらい。
私は今回の五輪について「団体戦で本番を経験できるのは有利」と予測していました。
しかしその予想は見事にハズれ、団体戦からは羽生選手以外のきなみ大崩れ。
特に浅田選手はなぜショートであそこまで崩れてしまったのか。
私は「もしかしたら何か細工されたのかな?」とまで深読みしてしまったのですが、
本人の後日コメントからそのまま推測すると、
「リンクに入った時は大丈夫だったが、演技の直前に頭が真っ白になった」
だったそうです。
まあ浅田選手は「これは言わない方がいい事」は絶対話さないので何ともですが。
確かに浅田選手がリンクに入った時、ソトニコワ選手の74点が叩き出され、
氷の下から地響きのような観客の絶叫が響き渡り、ロシアコールへと繋がりました。
ただそれは団体戦のリプニツカヤ選手の時も同じ状況で、
それより私が一番ビックリしたのは「浅田選手への歓声の少なさ」でした。
浅田真央と言えば間違いなく世界一の人気選手で、各国に大勢のファンがいます。
毎回そうですが、キム・ヨナの拠点だったカナダの五輪でも大歓声を得ていました。
しかしロシアコールの余韻もまだあり、他のファンがひるんでしまったのか、
「最終滑走、Mao Asada !」とコールされたのにパラパラ程度の拍手で私は仰天した。
おそらくそこに本人はショックを受けたのではと推測しています。
浅田選手はとてもピュアな方で、以前TVで「ファンの方の応援は本当に力になる」、
「なので日本でしか力を出せない事が多いので、もっと強くなりたい」、
趣旨の事を述べていました。
あれだけ歓声の少ない、それどころか観客が全員“ 敵 ”みたいな状況で、
ピアノの単音しか響かない「ノクターン」は精神的にきつかったと思います。
ちなみにフリーでは「真央ちゃん頑張れー!」という野太い声が聞こえましたが、
あれ羽生選手なんですよね・・・(youtubeより)・・・意外にも浅田選手を救ったのは、
真の金メダリストの声だったのかもしれません。
【時のフィギュア68】
2014年2月25日 時の芸術鑑賞(Skate)「ソチオリンピック・フィギュアを振り返る」
◆浅田真央選手のフリーが凄かった理由(2)
凄かったのは「演技全体に全くミスがなかった」事なのですが、
技術的に2つの要素が決め手となった思います。
まず3回転3回転。
と書くと非常に安っぽいんですよね、今回はほとんどの選手が3-3を飛んでいたので。
浅田真央が飛んだのは3フリップ-3ループ、これがいかに凄いジャンプか。
2つ目にループをつける場合、最初のジャンプから全て右足で離氷→着氷→離氷→着氷。
そんなの出来るかという感じですが、さらに仰天したのは昔コーチが語っていた事。
「3F-3Loを飛ぶ場合、最初のフリップを綺麗に降りれば飛べるわけではない。
2度目のループを飛ぶためにピンポイントの角度でフリップを降りる必要がある」。
ちなみに男子選手ですら2nd3ループは誰も飛びません、理由は「アブないから」。
浅田真央の代名詞と言えばやはりトリプルアクセルですが、かなり力強い印象が大きく、
むしろ浅田真央らしいと言われるのはやはりこの絶妙のバランスが要求される3F-3Lo。
よく海外の解説者が「effortless (軽やか)」と言うくらい、浅田真央は綺麗に飛びます。
しかし、回転不足という日本つぶしルールが導入されて、
浅田はセカンドに3ループをつける事が難しくなってしまい、何年も飛んでいなかったため、
今回飛んだ時ファンは「おー」じゃなく「え?!」となった人が多かったと思います。
それくらい今回のは美しかった。
2つ目の要素はやはり3サルコウでしょうか。
浅田真央が最も苦手とするジャンプ、成功率も5割を切っているため、
毎回飛ぶたびにファンは「ヤバい!」という感じになるのですが、今回は意地で着氷。
本当に得点が少ないジャンプなんですよね、ダブルアクセルに変えればいいのにと言うくらい。
この2要素を組み込んだ事により「エイトトリプル」、
さらに全種類のジャンプを演技に組み込む事に成功し、浅田真央は伝説になったという感想。
もしかすると最初の3アクセルの印象が薄れるくらいその後のジャンプも凄かったため、
本人が「史上最高の演技」と評する事になったのかもしれません。
(つづく)
【時のフィギュア67】
2014年2月24日 時の芸術鑑賞(Skate)「ソチオリンピック・フィギュアを振り返る」
◆浅田真央選手のフリーが凄かった理由(1)
あの演技を心情的ではなく技術的に解析するのもどうかと思いますが、
色々な要素が組み込まれていたのも事実です。
まず3アクセル、全盛期ほどの高さはありませんでしたが、見事に成功。
しかし今回の演技に関して「3A成功」はあまりピックアップされていない感があります。
ピックアップされているのは「エイトトリプル」、
簡潔に言うと浅田選手は単独で2Aを一度も飛んでいない、他選手は必ず飛んでいるのに。
ここで少し脱線すると、「浅田選手のジャンプで好きな種類は?」、
と聞かれると私は時々「ダブルアクセル」と答えます。
これはジュニア時代から各国の解説者が突っ込んでいるのですが、
3Aを飛べる浅田真央の2Aは空中の頂きで回転を終えてそのまま降りてくるので、
「空中浮遊」や「無重力」のあだ名がついてます、それが世界で「Angel」と言われる理由です。
なのでその単独2Aが無かったのはビミョーに残念でしたが、
もちろん無かった事が絶賛されているのです。
(つづく)
http://www.youtube.com/watch?v=VxpgZX08GlE
↑私の一番のお気に入りダブルアクセル、ちょうど3:00のところです。
【時のフィギュア66】
2014年2月22日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「ソチ五輪フィギュア・エキシビションを前に」
書きたい事が多すぎて・・・もう整理できないので言いたい事からしゃべってきます。
というかここは競馬ブログなのですが、明日GⅠだと言うのにこんな調子でごめんなさい。
まずさらっと見渡して順位から。
金メダル・ソトニコワ選手。
やっぱ違和感ありすぎ・・・何度見ても金メダルが似合わなさすぎる。
審判&連盟はミスりましたね、これまでも「変な採点」はザラにあったのですが、
さすがに「大問題にはならない」程度に上手~くコントロールしてきていたので。
名演技とは思いましたが表現力が幼い、3位か4位が妥当、それを1にしちゃうとは。
内容から明らかに金メダルだったのはやはりキム・ヨナ選手。
これまで審判に愛され愛され続けてきて、最後に裏切られるという何とも残念なオチ。
正直肩、持ちたくないですが今、韓国が怒ってるのは珍しく、しょうがないと思います。
だって金→銀ですからね、間違った採点で。
本人は一応納得しているようですが、スポーツという観点からこれは抗議して当然です。
って、それだとコストナー&ワグナー(今激怒)&浅田にも抗議する権利はあるのですが。
まあ結論を言うと「韓国は恐ろしいけど、ロシア(プーチン)はもっと、おそロシかった」、
という事で、締めてみました。(エ?)
さて、エキシビション。
もうハデに言っちゃおう、世界が待ってるのは6位入賞の浅田真央です。
久々に笑顔が見れますね。
ちなみにここでちょっととんでもない事を書いてみると、
浅田真央とキムヨナでコラボ、は無理として、手くらい繋がせてもらえないでしょうか?
私は日本をある程度知ってるつもりですし、韓国も結構知ってるつもりですが、
正直日本と韓国が今後仲良くなる可能性はゼロであり、必要もないと思います。
でもたった一度なら・・・・・・・・・手を取り合う姿を見てみたい。
まあそんな事やったらパククネが空中から襲撃して来かねないので無理だと思いますが。
エキシビション委員の方、さりげなくでいいんで、1回だけ!(笑)
【時のフィギュア65】
2014年2月21日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「ソチ五輪フィギュアスケート女子を振り返る(1)」
っていうタイトルが出てきただけで凄いと思います。
だってショートが終わった後はまさかこの「時のフィギュア」が・・・
浅田真央のフィギュアが悪夢のままに終わってしまう事にはなるとは・・・
という思いでいっぱいで、「もう振り返る事もないな・・・」と呆然としてましたから。
浅田真央選手のフリー。
もう書く必要ないですよね・・・世界のプロスケーターから賞賛されているようですが、
共通してきて出てくる言葉が「涙」、私も泣き崩れるという初経験をしてしまいました。
とりあえず一言キレイ目にまとめておくと、
「オリンピックにはメダルよりも素晴らしいものがある」、よし、これでいこう。(笑)
もちろんソチ五輪での主役は「浅田真央」でしたが、
他の選手も結構突っ込みがいのある名演技が続いたので、
来週いっぱいくらい「時のフィギュア」連発態勢に入るつもりです。
※てゆーかココ競馬のブログなんですけど・・・(暴発)。
【時のフィギュア64】
2014年2月21日 時の芸術鑑賞(Skate)浅 田 真 央 、 6 位 入 賞 お め で と う !
私の中では金メダルです。
さらに何が嬉しいかってギリギリでエキシビションに出演できます!
あ、あと韓国とロシアの醜いバトルは1000年くらい続くと思います。(笑)