【東京新聞杯,根岸S,京都牝馬S’07】
2007年1月28日 時の競馬列伝―「東京新聞杯’07」
【転生ノ炎】
1着「スズカフェニックス」◎:牡5、武豊、1:32.7、1番人気、上がり33.3秒
2着「エアシェイディ」○ :牡6、安勝、1:32.8、2人、33.3
3着「イースター」△ :牡4、ルメール、1:32.9、5人、33.7
4着「ホッコーソレソレー」 5着「グレイトジャーニー」▲ 7着『キストゥヘヴン』
11着「キングストレイル」 12着「ブラックバースピン」×
馬連:400円 3連単:6690円
最内「エアシェイディ」と大外「スズカフェニックス」の激突。
SS産駒同士、共に重賞初制覇をかけた2度目の戦闘は後者勝利でついに決着。
知能戦を展開した武豊VS安藤勝巳、今年もこの二人のライバル関係は続きそうです。
一方、3着ルメール「イースター」と5着ペリエ「グレイトジャーニー」は、
共に近走不振ながらジョッキーが掲示板まで運んできた印象。
再び混合戦に敗れた7着『キストゥヘヴン』はそろそろ限定戦に引き上げでしょうか。
巨大城「キングストレイル」は4番人気でも情け容赦なしに11着爆沈。
なお12着「ブラックバースピン」のCM採用理由は将来性ではなく見た目だそうです。
―「根岸S’07」
【幻影魅緑術】
1着「ビッググラス」× :牡6、村田、1:23.5、11人、36.1
2着「シーキングザベスト」○:牡6、福永、1:23.7、1人、36.8
3着「ニホンピロサート」 :牡9、勝浦、1:23.7、12人、35.9
4着「リミットレスビッド」▲ 5着「ヒカルウイッシュ」
6着「ボードスウィーパー」◎ 9着「タイキエニグマ」△
馬連:4050円 3連単:410370円
突然「ビッググラス」。
何か一頭抜けてくると思ったらまさかの伏兵大穴一気でした。
おそらくこの馬は短距離馬では、出世が遅れたのもそのせいでしょう。
なお村田一誠騎手が11年目にして重賞初V、次回本番もこのコンビで挑みます。
それにしても馬名が“grass(芝)”なのにターフ全敗・ダート好走とは不思議なものです。
そして2着、いかなる情勢でも凄まじい支持を得ていた優等生「シーキングザベスト」。
最後に足をすくわれましたが安定度は突出していますね。
似た者同士「シーキングザダイヤ」との次回対戦が何となく楽しみです。
個人的に驚いたのは1着馬より9歳馬「ニホンピロサート」3着の方。
ずっと追い通しでしたが、スピードはまだ内に秘めている様子。
4着「リミットレスビッド」は昨年の力量なら前走も今回も制していたはず。
やはり8歳ですから衰えは当然なのですが、引き続き応援していきたいです。
そして本命「ボードスウィーパー」はスタートからゴールにかけて、
躓き→衝突→ブービー待機→遅仕掛け→直線ササり→進路消失、の極限レースを展開。
ここまで来るともうお笑いです。
―「京都牝馬S’07」
【恋をもう一つだけ】
1着「ディアデラノビア」◎ :牝5、岩田、1:33.0、1人、33.9
2着「ウイングレット」 :牝6、勝春、1:33.7、8人、35.1
3着「アグネスラズベリ」▲:牝6、本田、1:33.8、3人、35.1
4着「サンレイジャスパー」○ 9着「コイウタ」△ 14着「マイネサマンサ」
馬連:1440円 3連単:14020円
「ディアデラノビア」の冷勝。
直線一瞬進路を失いかけましたが、そこから出された33.9秒は唯一のG?級でした。
単勝が2倍も付いていた事が驚き。
2着「ウイングレット」などやはり今年も先行馬が健闘。
この馬は2歳時からずっと活躍していますが、本当頭の下がるコです。
3着「アグネスラズベリ」はまたも本賞金加算ならず、人気裏切りも定着化。
意外なことに2番人気だったのは9着「コイウタ」。
土曜「スズカフェニックス」が「エアシェイディ」を人気で抜いた時も感じましたが、
最近オッズが変に賢くなっているというか読みにくくなっている気がします。
なお昨年度覇者「マイネサマンサ」は14着水没。
光ったのは「ディアデラノビア」を慌ててよけた安藤騎手の判断だけでした。
77777とか何の効果もないんですけど・・・。
コメント