【ダイヤモンドS、きさらぎ賞’07】
2007年2月11日 時の競馬列伝―「ダイヤモンドS’07」
【幻影走路】
1着 「トウカイトリック」○ :牡5、57、ルメール、3:30.6、1番人気、上り34.5
2着 「エリモエクスパイア」▲:牡4、53、横典、3:30.6、6人、34.8
3着 「アドバンテージ」× :牡4、52、松岡、3:31.3、10人、35.7
4着「バイロイト」 5着「ラヴァリージェニオ」 6着「ターキー」穴
12着「チェストウイング」◎ 13着「アドマイヤフジ」注
馬連:1730円 3連単:102020円
「トウカイトリック」が妖術提唱。
出遅れた上にペースも落ち着きましたが、直線では唯一強い余力を発揮しました。
昨年負けたのが不思議なくらいの完勝、6度の入着を経てようやく重賞初制覇です。
なお、2着に3番手から前残りを図った「エリモエクスパイア」。
軽ハンデでしたが【神戸新聞杯】で流石に一流馬と好戦していただけあります。
ちなみに鞍乗の「惜しかった」は今年も頻繁に聞けるのでしょうか。
以下、離された3着に同じく軽ハンデ前残りの「アドバンテージ」。
4着に斤量と騎手変が響いたか「バイロイト」、大穴「ラヴァリージェニオ」が5着。
東京巧者コンビ「ドリームパートナー」&「チェストウイング」は長距離不適合か、
もしくは通ってきた路線が弱かったのでしょうか。
そして前敗退によりオッズが急落していた「アドマイヤフジ」はまたしても凡走。
とうとう主戦からは「このままではまずい」との衝撃発言が飛び出てしまいました。
―「きさらぎ賞’07」
【無夢の籠城】
1着 「アサクサキングス」○ :武幸四郎、1:48.8、3人、35.0
2着 「ナムラマース」▲ :ペリエ、1:49.1、2人、33.9
3着 「サムライタイガース」 :安藤勝己、1:49.1、4人、34.2
4着 「オーシャンエイプス」◎:武豊、1:49.4、1人、34.4
馬連:850円 3連単:13570円
「アサクサキングス」、居城に立てこもり。
大逃げにも関わらずペースは61.7秒の超スローを記録。
次回、多頭数で走って初めて真価が問われるのではないでしょうか。
どちらかと言うと健闘は2着「ナムラマース」の方だった印象。
隣に極度の人気馬がいたため動けなくなり、33秒台の脚も時すでに遅く敗陣。
しかし、この馬は安定して差してきます。
そして、やってしまった4着「オーシャンエイプス」。
海猿のごとく競馬界に大波を起こすかと思いきや、なんと波に飲まれてまさかの水没。
もちろん1戦馬だからというフォローは可能ですが、後方から3ヶ月ぶりの2戦馬
「サムライタイガース」にまで差された事に関しては何のフォローも出来ません。
豊サマの胸中もすでに「ヴィクトリーorアドマイヤオーラ」の2択に絞られたのでは。
「エイプス」の馬券に人生を投じられた方々、どうか希望を捨てず明日を強く生きて下さい。
コメント