【フェブラリーS’07】
2007年2月18日 時の競馬列伝―『第二十四回・フェブラリーS』
【天馬の祝福】
優勝「サンライズバッカス」▲:牡5、安藤勝巳、1:34.8、3番人気、上がり35.0秒
2着『ブルーコンコルド』△ :牡7,幸英明,1:35.0,2人,35.0
3着「ビッググラス」 :牡6、村田一誠、1:35.4、9人、35.9
4着『カフェオリンポス』 :牡6、岩田、1:35.5、15人、36.0
5着「フィールドルージュ」 :牡5、ルメール、1:35.6、6人、35.4
6着「シーキングザベスト」注 9着「シーキングザダイヤ」◎
10着「メイショウバトラー」× 11着「メイショウトウコン」
14着『アジュディミツオー』○ 16着『オレハマッテルゼ』
単勝:590円 馬連:1490円 3連単:54210円
天馬「サンライズバッカス」、眩き初戴冠。
なだれる先行集団めがけて早目のスパート、捕えた後は一気に突き放しました。
太めの前走から−2kg、出遅れ、泥馬場、それで勝つのだからもはや何も言えません。
安勝ジョッキーの騎乗も完璧でした、今年は本当に乗れています。
直前2番人気に落ちた『ブルーコンコルド』は追い上げるも2着。
モタれた事や東京不向きなどが敗因説とされていますが、
個人的には騎乗の差だと思います、さすがにあそこからは届かないでしょう。
3着に時のワースト「ビッググラス」。
前走と同じような展開になったのが功を奏しましたが、フロック説も消滅です。
さらに4着『カフェオリンポス』や5着「フィールドルージュ」など入着馬、
7、8着馬もすべて後方脚質組、日曜のダート戦は全て前が残っただけに驚きでした。
そして先行馬最先着は6着「シーキングザベスト」、とは言え道中7番手です。
ペースですが、私の推測だと相当早かったのではないかと思います。
馬場の湿り具合によるので判定は難しいのですが、
この馬場で先行集団があそこまで大破するのは簡単な事ではないので。
あと突っ込むなら14着『アジュディミツオー』。
芝スタートはまずまず下手くそでしたが、それより外の馬の速いこと速いこと。
決して逃げ馬でもない集団なのに、これでもかというくらい。
他厩舎の連携作戦でしょかね。
そして1番人気、やはり最後は馬券師たちの全幅を信頼を一身に集めた
連対マスター「シーキングザダイヤ」はなんと信頼をまさかのナデ斬り。
敗因はまたも判別し難いですが、個人的に深読みして位置取りだと思います。
この馬、2年前にも一度妙な負け方をした事があったのですが、
その時も出遅れての後方待機でした、本質的に先行馬なのでは。
総括すると、
【平安S、東京大賞典、根岸S】で最も強い競馬をした3頭の入線という、
結果としては単純なものになったと思います。
ただ個人的にそれ以外の部分の概要がよく分からないまま書いたので、
味気のないレビューになりましたとさ。
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