【フラワーC,スプリングS,阪神大賞典’07】
2007年3月19日 時の競馬列伝―「フラワーC’07」
【春風の便り】
1着「ショウナンタレント」○ :善臣、1:49.6、1番人気、上がり35.9秒
2着「ホクレレ」◎ :蛯名、1:49.8、6人、35.5
3着「クロコレーヌ」 :高橋、1:49.9、12人、35.6
4着「アルコセニョーラ」 5着「マイネルーチェ」 6着「クラウンプリンセス」
10着「トウカイファイン」△ 12着「ジョウノガーベラ」▲ 15着「アルビアン」×
馬連:1440円 3連単:43140円
「ショウナンタレント」逃げ切り勝ち。
4コーナーで勝利確定の脚色、実力は堂々のメンバー屈指でした。
それにしても他の集団もずいぶんあっさりと行かせてしまいましたね。
続いてこれでターフレースオール2着を継続した「ホクレレ」。
こちらも4コーナーでは2着確定の脚色、金子さんの馬はただでは転びません。
ただ前走『ウオッカ』たちに1.2秒も蹴散らされた「クロコレーヌ」が、
3着に入ってきた時点で全体レベルとしてはどうでしょう。
なおキャリア1戦コンビ「アルビアン」&「エゾノタイセツ」はあっぱれなビリ独占。
軽々と持論を曲げてこの時期の1戦馬を押さえた事が恥ずかしくなりました。
―「スプリングS’07」
【樹落ちずの林檎】
1着「フライングアップル」◎:横典、1:49.0、1人、35.8
2着「マイネルシーガル」△ :後藤、1:49.1、3人、36.7
3着「エーシンピーシー」× :蛯名、1:49.2、6人、36.6
4着「ショウワモダン」 5着「スクリーンヒーロー」 6着「シベリアンバード」
8着「サンツェッペリン」○ 9着「フェラーリピサ」▲
馬連:640円 3連単:8250円
「フライングアップル」のシンガリ一気。
出遅れるもこの戦法は鞍乗の判断、従来の先行策からは想像できない勝ち方でした。
ただ負けたら非難轟々だったでしょうね、勝つと“好騎乗”となるから面白いです。
ややメンバーが低調だったことも幸いした印象。
2着「マイネルシーガル」は直前のレースで、
前走肉薄した「スズカコーズウェイ」が快勝したことで人気が上昇。
3着「エーシンピーシー」は中山よりやはり東京向きの印象。
不調説が流れていた「サンツェッペリン」は8着、思ったよりも沈みました。
9着「フェラーリピサ」は「ピサノデイラニ」と同じくダートへUターンでしょうか。
―「阪神大賞典’07」
【乱調子天国】
1着「アイポッパー」○ :牡7、58、武豊、3:08.3、2人、34.3
2着「ドリームパスポート」◎:牡4、57、安勝、3:08.3、1人、34.5
3着「トウカイトリック」▲ :牡5、57、池添、3:08.3、3人、34.0
4着『デルタブルース』 :牡6、59、岩田、3:08.4、4人、34.1
馬連:280円 3連単:2010円
跳躍戦士「アイポッパー」全馬翻弄。
一頭、優雅に静止した豊サマの手綱が優勝の2文字を象徴していました。
ただ他の強豪がトラブル続出だっただけに、完勝とは言い難い面もあります。
単1.6倍の大支持を受けた「ドリームパスポート」は道中まさかイレ込みで2着惜敗。
ただあの展開で2着ですから今年の健闘は約束されたも同然かもしれません。
しかしながらこれで戦績のちょうど半分が2着となりました。
3着「トウカイトリック」は後方策が定番になってますが先行の方が身に合うのでは。
直線手前でも他馬と接触するなどテン乗りの影響があった印象。
4着『デルタブルース』は前へ行ったり後退したり統一性のない競馬。
しかし最後は追い込んで菊花賞馬の威厳を保持しました。
こう書くと終始穏便だった「アイポッパー」の勝利は当然かもしれません。
その分、次の【天皇賞】予想は難しいものになりそうな気がします。
今週は自身初の同一週3レース的中を達成することができました。
この調子で来週のG?も頑張ってまいりたいと思います。
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