【高松宮記念’07】
2007年3月25日 時の競馬列伝―『高松宮記念’07』
【真・転生の炎】
優勝「スズカフェニックス」○ :牡5、武豊、 1:08.9、1人、 34.6
2着「ペールギュント」 :牡5、上村洋行、 1:09.3、13人、34.8
3着「プリサイスマシーン」▲ :牡8、安藤勝己、 1:09.3、2人、 35.1
4着「ビーナスライン」× :牝6、秋山真一郎、1:09.4、11人、34.3
5着『オレハマッテルゼ』注 :牡7,後藤浩輝, 1:09.5,6人, 35.5
6着「マイネルスケルツィ」◎ 7着「エムオーウイナー」
8着「シーイズトウショウ」△ 9着「リキアイタイカン」
10着「タマモホットプレイ」 11着「ディバインシルバー」
12着「スピニングノアール」 13着「アンバージャック」
14着「サチノスイーティー」 15着「コスモフォーチュン」
16着「キーンランドスワン」 17着「スリーアベニュー」
18着「モンローブロンド」
単勝:450円 馬連:40250円 3連単:546450円
不死鳥「スズカフェニックス」が電撃界に贈る再生の炎。
道中7番手の先行策から、4コーナーで早くもまくり飛行、そして直線の独走。
これが真のスピードという制勝でした、豊サマのフォローも完璧でしたね。
この後は当然【安田記念】目標、2000mの好走歴もあり可能性を無限に感じさせます。
そして2着、桶狭間を恐怖のドン底に叩き落とした5歳馬「ペールギュント」。
決着後、私も慌てて馬柱を見直しましたが、もう買える要素なんてどこにも無いですね。
よくこれで13番人気もあったな、というのが素直な感想です。
3着の冷血者「プリサイスマシーン」は昨年から一つ着順を上げて堅実さを顕示。
この馬を見るといつも早々と引退した馬たちが悔しがっている姿が目に浮かびます。
出遅れシンガリ一気に出た「ビーナスライン」は勝者を上回る最速上がりを出し4着。
この馬場と流れでこれは凄いです、【函館SS】の一種の再現だったと思います。
『オレハマッテルゼ』は3着馬から計算すると、去年なら勝者に迫れた事になります。
パドックや返し馬でも戦意の衰退は明らかな5着。
その分「プリサイスマシーン」は凄いという事にもなりますが。
私が期待を一身に込めた優等生「マイネルスケルツィ」は無念の着外6着。
もう今期定番の言い訳に入りますが、率直に言って今年見た中でのワースト騎乗でした。
道中10番手というのも意味不明ですが、直線では進路を求めて、
外へ外へとさまよい、“前進”という基本的行為に出たのがラスト100m以降。
とはいえ悪いのは勿論この騎手を信じた私ですし、今後も教訓として刻むつもりです。
最後に8着「シーイズトウショウ」に苦言を呈しますと、
これだけ体重が激増してるのを陣営が一言も口に出さなかったのは問題だと思います。
私は夕刊紙の馬体診断で偶然知って難を逃れましたが、陣営は強気の一点張り。
1時間前の体重発表で悲鳴を上げた人は少なくなかったと思います。
以下の着順は小牧「エムオーウイナー」を初め、全てスプリント重賞の常連。
純正スプリンターたちが疾走していた【高松宮記念】を
思わず懐かしんでしまうのも無理はない結果になったと思います。
『ビリーヴ』が出てたら2馬身は固かったな…。(妄想)
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