【時の予想 ― Vマイル’07】
2007年5月12日 時の競馬列伝■『ヴィクトリアマイル』
【難易度:二 ペース:S 史上最強牝馬決定戦】
◎『スイープトウショウ』
○「アサヒライジング」
▲『カワカミプリンセス』
△「ディアデラノビア」
×「アドマイヤキッス」
注『フサイチパンドラ』
もちろん◎『スイープトウショウ』。
これまでの燦然たる功績は今更述べるまでもないが、
前走はG?馬たちを相手どり、32.7秒の末脚で並のG?級との違いを見せつけた。
同時に囁かれていた衰退説も完全に消滅、今年こそは史上最強の称号をものにしたい。
○「アサヒライジング」は近2走で本格的に見離された印象だが、
昨年の堅実ぶりからして原因は精神的なもの以外考えられない。
枠と顔ぶれから楽逃げは確実的、昨年度覇者と全く同じ光景を展開する可能性はある。
実質6戦6勝の負けなし大女王▲『カワカミプリンセス』だが、
今回は帰厩時の40kg激ヤセを戻しながらの6ヶ月ぶり初マイルに、
加えて最後まで本田騎手をてこずらせた鞍乗に衝撃のコーシロー抜擢、
さすがにここまで揃うと侮られているとしか思えない、競馬もそこまで甘くない。
△「ディアデラノビア」は前回どうした事かの3着指定席返り咲きだったが、
明らかにあれはポカで、【京都牝馬S】圧勝こそがこの馬本来の姿といえる。
昨年3着時よりも状態は上、『エアメサイア、シーザリオ、ラインクラフト』、
最強牝馬世代の名誉が全てこの馬の肩にのしかかっている。
負けれど負けれど人気が反比例式に上昇していく×「アドマイヤキッス」だが、
今回も豊サマは優勝賞金より入着賞金の方を狙ってくる線が強そう。
実力馬の不安要素が一気炸裂すれば2着はあるか。
最後は【オークス】、【秋華賞】、【女王杯】とここ一番で走りながらも、
前走12番人気となぜかなかなか女王の風格が定着してこない、
女王注『フサイチパンドラ』の忘れた頃に私は来るのよ一発まで。
斬「ジョリーダンス」は今春、やっとの思いで条件クラスを脱出。
【女王杯】上位馬が余さず顔を揃えてきた今回、ポッと出の馬が食い込む余地はない。
斬『キストゥヘヴン』は東京マイルが合いそうな空気を必死に放出しているが、
【桜花賞】以来入着もままなっていない、単純に力不足。
斬「コイウタ」は本日の「ピカレスクコート」ビリ爆滅で好走の目は完全に絶たれた。
ここを勝てば『スイープトウショウ』は『エアグルーヴ』のもつ史上最高獲得賞金を射程圏に捕えます。
それを成就できるか、明日【Vマイル】は15:40発走です。
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