―『オークス’07』
【天衣無縫】
優勝「ローブデコルテ」○:福永、2:25.3、上がり34.7秒、5番人気
2着 「ベッラレイア」▲ :秋山、2:25.3、上がり35.0秒、1番人気
3着 「ラブカーナ」 :菊沢、2:25.4、上がり34.6秒、8番人気
4着 「ミンティエアー」△ :蛯名、2:25.5、上がり34.9秒、3番人気
5着 『ピンクカメオ』◎ :四位、2:25.7、上がり35.4秒、7番人気
6着 「マイネルーチェ」 7着「レインダンス」
8着 「ミルクトーレル」 9着「トウカイオスカー」注
10着「ザレマ」× 11着「ハロースピード」
12着「アマノチェリーラン」 13着「カタマチボタン」
14着「アドマイヤスペース」 15着「ラストベガ」
16着「ザリーン」 17着「ウィンナワルツ」 18着「スマートストーム」
単勝:1170円 馬連:1640円 3連単:57000円
府中の熱気を「ローブデコルテ」がしめやかに包み込む。
抜けた女神「ベッラレイア」を後方から猛追すると、最後の最後の最後に逆転。
進路を失いスパートが遅れた事で、他の後方馬と併せる形になったのが幸運でした。
なおこれで福永騎手は『ダイワエルシエーロ』に始まり4年連続連対という快挙。
前走の着差ほど力差はないと思いますが、秋は桜花2強との再戦も楽しみです。
そして、一時は優勢と見られた女神「ベッラレイア」はまさかの9cm写真判定負け。
敗因を挙げるなら、はっきり言って騎手の差だと思います。
おそらくアクシデントを避けるための正攻法を事前に想定して、
それを主戦は遂行したのだと思いますが、結果的にはハイペース後方有利の流れ。
土壇場で戦法を変更できる騎手と、できない騎手の差が出た印象を受けました。
以下、上がり最速3着「ラブカーナ」、準フローラS馬の4着「ミンティエアー」も、
勝者と同じく高速流に乗って差してきたグループ。
対して人気の「ザレマ、カタマチボタン」など先行馬は直線あえなく没落。
そして、5着の情熱女王『ピンクカメオ』ですが、
上位の中では一番早いスパートで、前回と異なり騎手変の影響が出てしまった印象。
さらにプラス体重は驚きましたが、発汗などさすがに疲労は伺えました。
それで5着ですから私的には大満足です、距離も含め秋の期待が膨らむ内容でした。
とにかく疲れていると思うので、この夏はゆっくり休んで下さい。
最後に秋まで展望を広げると、
今回、鬼の居ぬ間に第二冠を勝ち獲った『ローブデコルテ』。
さらに来週登場『ウオッカ』と、桜花賞馬『ダイワスカーレット』、
そして今回涙を飲んだ「ベッラレイア」に、NHKMC制者『ピンクカメオ』と、
この全てが顔をそろえれば【秋華賞】はたいへんな盛り上がりになるでしょう。
全員が無事に集ってくれることを今から願います。
終わってみれば【桜花賞】、【フローラS】の最速上がり2騎のワンツー、
荒れそーな雰囲気は本当に雰囲気だけでしたね。(失転)
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