【時の予想 ― 日本ダービー’07】
2007年5月26日 時の競馬列伝■『東京優駿』
【難易度:五 ペース:M 最も幸運な馬が勝つ】
◎「フサイチホウオー」
○『ウオッカ』
▲「アドマイヤオーラ」
△『ヴィクトリー』
×「ヒラボクロイヤル」
注「ゴールデンダリア」
府中は◎「フサイチホウオー」の火の手に落ちる。
以前のクビ差凌ぐイメージから一転、【皐月賞】は33.9秒で飛来する大パフォーマンス。
この瞬間、今年のダービー馬は決まった。
展開、血統、距離、コース、前走の死角は明日、すべて勝因へと変化する。
相手探しは思った以上に難航したが、
ここは2月から提唱してきた“3歳牝馬強靭論”を全面に打ち出したい。
個人的に今年の最強牝馬は桜花賞馬『ダイワスカーレット』でもなく、
優駿牝馬『ローブデコルテ』でもなく、やはり○『ウオッカ』だと確信している。
スケールから今の頼りない牡馬にも十分通用する、むしろ打倒「ホウオー」最王手。
▲「アドマイヤオーラ」は「ホウオー」と同じく前走33.9秒で追込失敗。
注目は全て奪われたが、こちらは進路の取り方や皮膚病など色々と問題もあった。
血統的に距離にまつわる怪ジンクスもあるが、
個人的に2000mはOKで2400mはダメという馬は見た事がないので、特に減点なし。
近年の皐月賞馬の中では最も問題児な△『ヴィクトリー』、
前走は確かに運が良かったと思うが、以前から大きく成長を感じたのも確か。
今の東京はまだ内の先行馬向き、血統的にもう一発を放つ下地は持っている。
残り2頭は近年好調の別路線から。
×「ヒラボクロイヤル」は決定的なイメージはないが、とにかく末脚が確実。
【皐月賞】を捨ててここ一本に絞ったローテーションにも意志の強さを感じる。
他が自滅すれば自然と2着を狩りそうな存在。
去年までは堂々スルーしてきた【プリンシパルS】組だが、
今年の注「ゴールデンダリア」の上がり33.8秒、決着1分59秒6は出色の時計。
【皐月賞】組にも例年ほどの説得力を感じない、このグループ初の介入なるか。
斬『ドリームジャーニー』は最後まで迷ったが、
短期放牧のかいなく今回はさらに馬体減りの噂、追切も馬体戻しに終始して前進疑問。
斬「タスカータソルテ」は【弥生賞】、【毎日杯】で底を完全に露呈。
中京レコードホルダーに小回りを言い訳にされても説得力なし。
一年って早いですね・・・明日【日本ダービー】は15:40発走です。
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