―『安田記念』
【怒れる獅子の咆哮】
優勝『ダイワメジャー』:牡6,安勝,1:32.3,上がり34.4秒,2番人気
2着「コンゴウリキシオー」:牡5、藤田伸二、1:32.3、34.8秒、3番人気
3着「ジョリーダンス」◎ :牝6、秋山真一郎、1:32.7、34.7秒、9番人気
4着「アドマイヤキッス」▲:牝4、川田将雅、1:32.7、34.4秒、15番人気
5着「スズカフェニックス」 :牡5、武豊、1:32.8、34.3秒、1番人気
6着「エイシンドーバー」 7着『グッドババ』穴
8着『キストゥヘヴン』 9着『ジョイフルウィナー』注
10着「マイネルスケルツィ」△ 11着「スーパーホーネット」
12着『エイブルワン』× 13着「サクラメガワンダー」
14着「ディアデラノビア」○ 15着『ザデューク』
16着「エアシェイディ」 17着「シンボリエスケープ」
18着『オレハマッテルゼ』
単勝:440円 馬連:2030円 3連単:63140円
金剛力士も喰らった『ダイワメジャー』。
ここ2年は完敗していましたが、得意のMペース・先行押し切りで今年は決めました。
とにかく昨秋からが充実一途、【有馬記念】3着ですからここは順当勝ちでしたね。
この好調にはやはり主戦の腕も大きいです、特に今回の遅めスパートは流石でした。
そして2着、逃げに逃げた「コンゴウリキシオー」。
とにかくこのG?には“絶対に前が崩れる”という神話があっただけに、驚きました。
さらにこの馬もクラシックの敗者、ローカルの逃げ馬といったイメージだったのですが、
マイルに来てからが凄いです、秋も中距離戦を逃げて沸かしてくれそうです。
本命「ジョリーダンス」は直線一気に期待した分、先行に転じて驚きましたが、
結果的に3着と判断、位置取り共に正解でした、牝馬なりに力は出し切れたと思います。
5着に敗れた1番人気『スズカフェニックス』ですが、こちらは完全に人気先行。
前走でG?級のオーラは確かにつきましたが、マイラーとしてはこれが実態でしょう。
10着「マイネルスケルツィ」はもう少しやれると思いますが、ここは純粋に力負け。
他に惨敗香港組など、穴狙いとは言え今回は不要なところに印を回しすぎましたね。
さらに、回を追うごとに負け方が酷くなっている14着「ディアデラノビア」。
【京都牝馬S】でピークを逸したか、角居厩舎は栄光の影にこのケース多いです。
最後に総括すると、
確かに馬場の内伸びはひそかに作用していたようですが、
やはり0.4秒差だけに上位の2頭は強かったと思います。
そして正直G?級とは思えない「アドマイヤキッス」が好走した点はやや疑問ながら、
香港勢を全て完封した事は去年よりレベルが上がったと賞賛すべき点でしょう。
ただSS産駒の勝利、逃げ馬の連対など、
かなり今までの【安田記念】のイメージとは異なった結果になったと思います。
【宝塚記念】はこの安田組に加えて牝馬・海外・他の王道路線と、
かなりバラエティに富んだ面子が揃いそうです。
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