【エプソムC,CBC賞’07】
2007年6月12日 時の競馬列伝―「エプソムC’07」
【水たまりの中の青天】
1着「エイシンデピュティ」× :牡5、勝春、1:48.3、上がり35.3秒、5番人気
2着「ブライトトゥモロー」△ :牡5、福永、1:48.3、35.1、2人
3着「サイレントプライド」◎ :牡4、後藤、1:48.3、35.3、1人
4着「ファイングレイン」 :牡4、善臣、1:48.4、35.9、9人
5着「トウショウカレッジ」 :牡5、松田、1:48.4、35.3、11人
6着「ダンスインザモア」 9着「デアリングハート」▲ 13『マイネルレコルト』○
馬連:2430円 3連単:16360円
「エイシンデピュティ」前方一気。
逃げ損ねた時点でもう終わりかと思いましたが、一頭馬場の中央を突いて優勝。
予想では展開が頼りと書きましたが、確かに逃げずともこの戦法がベストでしたね。
今季の鞍乗はこの自然体の好騎乗が目立ちます、まあ工夫がないとも言えますけど。
なお2,3着に新潟転戦組「ブライトトゥモロー」と「サイレントプライド」。
今度は後者が先着かと思いましたが、馬場が意外と荒れなかったのが誤算でした。
一気に復調ムードの「ファイングレイン」が4着、千八も持ちそうです。
6着にまたも追随失敗した「ダンスインザモア」、しかし松岡騎手だと出遅れませんね。
9着「デアリングハート」は道中つまづいた時点でジエンド。
13着『マイネルレコルト』は前走好走から一気に瞬滅、長期故障明けの典型でした。
―「CBC賞’07」
【暗黒武者】
1着「ブラックバースピン」×:牡4、55、四位、1:09.1、34.8、10人
2着「ナカヤマパラダイス」 :牡4、54、木幡、1:09.2、35.2、7人
3着「アグネスラズベリ」注 :牝6、54、角田、1:09.2、34.9、8人
4着「ミスティックエイジ」 :牡6、55、川原、1:09.2、34.1、3人
5着「アルーリングボイス」 :牝4、52、秋山、1:09.3、34.4、12人
6着「ペールギュント」▲ 10着「アドマイヤホクト」◎ 12着『フサイチリシャール』△
馬連:15580円 3連単:528230円
「ブラックバースピン」が泥馬場快走。
JRAに馬体の美しさを買われてCM登板した馬が、近走の絶不振を跳ねのけて優勝。
しかし極端な馬ですね、ここ2走もそれなりに条件は揃っていたはずですが。
人気が落ちきった時点での重賞初制覇となりました、さすがに距離短縮組強し。
と思いきや2着に食い込んだ距離延長「ナカヤマパラダイス」。
しかもダート出身、勢いのある上がり馬という印象です。
さらに3着に牝馬代表「アグネスラズベリ」、もはや路線比較など無意味な結末。
直線爆追してきた4着「ミスティックエイジ」は久々千ニで戸惑ったのが響いた印象。
そして驚きの5着入線を果たした懐かしの「アルーリングボイス」。
【阪神JF】で大コケして以来いいとこなしでしたが、今後の再生が楽しみです。
対して1番人気「ペールギュント」は特に悪びれる様子もなく6着猛落。
それにしても宮記念2着馬が同じ舞台・馬場でこの結果というのはどうなんでしょう。
さらに期待の若手「アドマイヤホクト」は直線ズルズルと後退して10着惨敗。
まさに古馬の壁ですね、やはり時期が時期だけに当然の結果かもしれません。
最後に12着にまたまた完没した『フサイチリシャール』。
路線転向などあれこれ試さずとも、放牧に出せば問題はすぐ解決すると思いますが。
2着でいいと書きましたが、3着では困るんですよ後藤さん。
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