―『宝塚記念’07』
【新月の瞬き】
優勝『アドマイヤムーン』○:牡4,岩田,2:12.4,上がり36.2秒,3番人気
2着『メイショウサムソン』▲:牡4,石橋,2:12.5,上がり36.6秒,2番人気
3着「ポップロック」◎ :牡6、武豊、2:12.8、上がり36.5秒、4番人気
4着「アドマイヤフジ」 :牡5、福永、2:12.9、上がり36.4秒、13番人気
5着「ファストタテヤマ」 :牡8、小牧、2:13.0、上がり36.4秒、16番人気
6着『カワカミプリンセス』△:牝4,武幸,2:13.2,上がり37.5秒,6番人気
7着「インティライミ」 8着『ウオッカ』×
9着「トウカイトリック」 10着「マキハタサイボーグ」
11着『コスモバルク』 12着『ダイワメジャー』
13着「スウィフトカレント」 14着『シャドウゲイト』
15着「アサクサキングス」 16着「マイソールサウンド」
17着「アドマイヤメイン」 18着「ローエングリン」
単勝:670円 馬連:1460円 3連単:15570円
仁川を照らす月光騎士『アドマイヤムーン』の栄光。
乱速流に崩れた先団を4角で一気にまくると、前方のライバルを倒し国内G?初制覇。
さすがは世界レベル、中距離部門では正真正銘の日本最強の座に立ちました。
秋は再び【天皇賞→香港C】へ、若き主将のさらなる躍進が期待されます。
2着に復活が期待された2冠馬『メイショウサムソン』。
絶好の騎乗での完敗、これは相手が悪かったとしか言いようがないですね。
血統的にも秋はさらに良くなりそうですし、【凱旋門賞】の夢を引き続き繋ぎます。
かつては勝者の相棒だった武豊鞍乗「ポップロック」は外差しに出るも3着。
まさに若さに負けたという印象ですね、鞍乗の心中も心からお察しします。
以下、4着「アドマイヤフジ」など入線馬は先行馬大崩壊に乗じた後方組。
それにしても5着「ファストタテヤマ」にまだG?で入着する力があるとは。
だてに陣営がなかなか引退させないだけあります。
6着『カワカミプリンセス』は単刀直入に言って早仕掛けが敗因のすべて。
しかしあの乱ペースを先行して6着に残るというのは、相当な評価をしてよいはず。
それだけに本当にこの鞍乗で一生行くのかという気もします。
8着『ウオッカ』ですが、個人的にそこまでの幻滅はしなくていいと思います。
雨に強行軍、古馬相手、ハイペースと何もかもが前走と違いましたからね。
ただ【ダービー】の鮮烈から、こうも早く夢が覚めてしまった事は残念に思います。
12着『ダイワメジャー』は輸送滞在や馬場の影響など敗因説が色々出てますが、
個人的にこの馬とは今まで予想面で激闘を繰り広げてきた経緯があったので、
このカット成功は会心に思っています。
最後に「シャドウゲイト、アサクサキングス、アドマイヤメイン」など、
先行集団をめざましい勢いで爆落させた主犯格の「ローエングリン」。
上がり3Fは恐怖45.1秒、まさか2度目の暴走が見れるとは夢にも思いませんでした。
馬は老いても鞍乗はお盛んといったところでしょうか。
『スイープ』が出てたら一体どこまで差し込んでこれたでしょうか。
なお、今週の更新は上半期の総決算に重点を置いていきます。
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