一,「3歳牝馬強靭論」
唱えた人もびっくりするくらいこの春ヒットした理論ですが、
強調点としてこれは「3歳牡馬<3歳牝馬」の力関係を示した理論にすぎず、
「古馬に混じっても3歳牝馬が強い」という結論にはまだ達していませんし、
「3歳牡馬がただ単に弱かっただけ」という結論に達する可能性もまだあります。
そして今後の活用方針ですが、秋は3歳混合戦が一気に少なくなるわけですが
先月の「イクスキューズ」など勢いが留まる気配もありませんし、
各陣営が強気になった事で3歳牝馬の果敢な挑戦も増えるのではないかと思うので、
その節はぜひ狙ってみようかと思っています。
ニ,「電撃界・被侵略論」
ここ二年ほど私は度々「レベルダウン」という言葉を用いていますが、
もう間違いなく「レベルダウン」していると豪語できるのがスプリント界です。
海外スプリンターが来れば確実にG?を獲得され、
従来退くはずの7歳以上の高齢馬がしぶとく在籍して賞金を稼いでいるのが現状。
という事で、まず推奨したいのが活発な印象を受ける3歳スプリンター。
先月「サープラスシンガー」が早速絡みましたし、若い一線馬なら今秋も注目です。
もう一方がマイラー、これは『スズカフェニックス』で適応性が広く知られましたし、
「ブラックバースピン」などマイル戦で大敗していても走れる事が証明されています。
三,「ダート界変容論」
スプリント界の次にヤバイのはどこか、となるとココだと思います。
やはりこの路線も高齢化が目立ちますし、
最も驚いたのが先月【帝王賞】で実質ダート界のトップ2が地方馬に敗れた事。
そうなるとここはやはり3歳馬に期待するしかありません、
と書くつもりだったのですが本日の3歳G?【JDD】はなんと地方馬のワンツー。
3歳馬のテンションが上がってこないのなら、もう高齢馬を狙うしかないと思います。
ちなみに私が即興で考えた【ここ10年のスプリント&ダートTOP3】は、
スプリント1位『ビリーヴ』、2位『タイキシャトル』、3位『デュランダル』、
ダートは『クロフネ』、『ゴールドアリュール』、『アドマイヤドン』の順です。
やはりSSがいなくなった影響が一番大きいのでしょうか。
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