―『スプリンターズS』
 
【特攻少女】

 
優勝「アストンマーチャン」◎:牝3,中舘英二,1:09.4,36.3秒,3人気
2着「サンアディユ」○    :牝5、川田将雅、1:09.5、36.1秒、1人
3着「アイルラヴァゲイン」×:牡5、松岡正海、1:09.6、36.2秒、5人
4着「キングストレイル」   :牡5、田中勝春、1:09.6、35.8秒、4人
5着「タマモホットプレイ」  :牡6、石橋脩、 1:09.8、35.7秒、16人
6着「ローエングリン」        7着「プリサイスマシーン」注
8着「クーヴェルチュール」△   9着『スズカフェニックス』
10着「ペールギュント」      11着『コイウタ』
12着「アンバージャック」     13着「アグネスラズベリ」
14着『オレハマッテルゼ』    15着『メイショウボーラー』
16着「エムオーウイナー」
 

単勝:560円      馬連:1180円       3連単:15960円
 
「アストンマーチャン」
がスプリント女王。
猛スピードで先導を奪うと泥馬場でも勢いはさらに加速し、最後はヘバりながら見事戴冠。
作戦勝ちの印象もありますが、通過33秒1は例年の良馬場と差のない自爆ラップ。
それでも最後に戴冠を譲らなかったのは、『ウオッカ』に迫ったあの持久力でしょう。
マイル路線を捨て、中舘騎手に託した陣営の一貫した目論みが勝利に結びつきました。
 
そして2着に、4番手からの追撃を試みた1番人気「サンアディユ」
重馬場経験は豊富でしたが今回は0.1秒で勝ち馬の若さに屈した印象。
今更ですがもう少し早くターフを試していれば、という突っ込みは免れないでしょう。
しかし一部懸念された川田騎手の騎乗はノーミス、G?制覇もついに迫ってきたか。
 
3着にようやくG?で馬券に絡んだ裏切り魔神「アイルラヴァゲイン」
条件が揃えばちゃんと走りますね、あとは妙な時に飛びさえしなければ信頼も得るはず。
4着にS級凶悪犯「キングストレイル」が上がり高速で突入。
さすがに大外が響いたか、とは言え3年連続で大外一気していた馬もいましたが。
一昨年6着だった5着「タマモホットプレイ」や、
気がつけば鞍から後藤が消えていた6着「ローエングリン」など以下は意外な面々。
そして頂点ではなく場外へ飛行した9着、獄炎鳥『スズカフェニックス』
たった2週しか調教していないのに−8kgですから状態としては最悪でしたね。
春の電撃王としての義務参戦という感じでしたが、これが後に響かないか心配。
 
他、実績馬では11着にテンプクをかましたお気楽姫『コイウタ』
これで水没2発目、錚々たるメンバーを抑えたあの戴冠は何だったのか。
衰えを露呈し始めている「プリサイスマシーン」『オレハマッテルゼ』を始め、
せっかく小牧をポイ捨てしたのにビリだった「エムオーウイナー」など、
春の【高松宮記念】好走グループはまさに玉砕。
しかしこれで低水準と言われ続けてきたスプリント界において、
3歳馬が勝利したことでようやく光が差し込んできた印象を受けました。
 
春夏、ひたすらハズしまくったのに秋は初戦から当たって高揚しています。
久しぶりに本格的に投資してみようかな?という気も沸いている今日この頃です。(炎上警報)

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