【時の予想 ― 秋華賞’07】
2007年10月13日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :「アストンマーチャン」の一徒に賭ける。
?,【秋華賞】 :薄桃姫『ピンクカメオ』のらぶりー奮闘気その1
?,【菊花賞】 :向かった先は何処…夢遊弾『ドリームジャーニー』の行方
?,【天皇賞】 :迫り,狂う,獅子『ダイワメジャー』の首を狙う凶戦士ども
?,【エリザベス女王杯】 :「アサヒライジング」御来光
?,【マイルCS】 :瀕死の不死鳥「スズカフェニックス」,決死の転生術発動
◆『秋華賞』
【難易度:二 ペース:H 3歳馬最強決定戦】
◎「ベッラレイア」
○『ダイワスカーレット』
▲『ウオッカ』
△『ピンクカメオ』
◎「ベッラレイア」の祝福。
春は絶対と称されたコンビに、前走の末脚33.2秒で完全に斬り込んだ。
馬体を減らし、元主戦の早仕掛けで勝利を逃していた春とはわけが違う。
決戦の中心は2強ではなく、豊サマに導かれ雪崩れる先行集団を切り裂くこの馬。
トライアルを優雅に制勝、またも一点の曇りなき美令嬢○『ダイワスカーレット』だが、
これだけ勝ち目のない馬が揃った今回はさすがにハイペースの線から逃れられない。
これまで前残り・瞬発力勝負のみに身を投じてきたこの馬がいかに応戦するか。
高速流でも一気に押し切るようなら、今後の連対街道も保証されたようなもの。
3歳牝馬強靭論の観点から女優駿▲『ウオッカ』に一つ言及するなら、
それは【ダービー】の勝利より【桜花賞】の敗北を重く見なければならないという事。
もはや3歳戦における重心は混合戦ではなく、牝馬限定戦の方に移りつつある。
さらにこの馬はグランプリで、負ける時はあっさりな一面も露呈した。
休養開けは不利、頼りは“力”だけ、少なくとも平均ペースは欲しい。
最後に△『ピンクカメオ』、ただし今回この馬に対する応援精神は一切ない。
つまりこれは、この馬の力を純粋に恐れての△。
この一年でも本当の力を出せていたのは【NHKMC】くらい、この馬は確かに強い。
SSではなく「タキオン,ギムレット,トップロード」ら新種牡馬たちの産駒によって、
これだけ豪華な闘いが実現したことを嬉しく思います。
明日【秋華賞】は15:40発走、その10分前【府中牝馬S◎アサヒライジング】にもご注目下さい。
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