ゲームは出来てもRPGだけは出来ないと言う女性がいました。
RPGに没頭する子供を見て何が面白いのかと呆れる大人もいました。
しかし彼らの嫌悪感をはるかに凌ぎ、子供たちの優越感は満たされていたはずです。
なぜなら心の中に、新たな世界がまた一つと生まれていたからです。

このRPG(ロールプレイングゲーム)「ドラゴンクエスト」などに代表される、
自らが主人公となって世界を旅するテレビゲームの王道。
映画に勝る音楽、ドラマに勝るストーリー、
そして漫画に勝る個性的なキャラクターたちに彩られた世界を、
主人公として旅した記憶は一生消える事なく心の中に生き続ける事でしょう。

それでは今週は、私が最も完成度の高いRPGと信ずる、
「FINAL FANTASY ?」のリメイク発売を記念して、
個人的に好きなRPGランキングTOP7を綴っていきたいと思います。

―――――――――――――――


第7位「ドラゴンクエスト4 〜 導かれし者たち」

【人間に恋人を殺された魔王ピサロの野望を止めるべく選ばれた8人の物語】

「ドラゴンクエスト」
は1と2と3が同じ世界の話なのですが、
その世界を初めて脱し、新世界に挑み、そして成功を収めた名作がこの4です。
音楽・ストーリーも3までの水準を維持する秀逸なものですが、
特に章が1〜5までに分けられ最終章で8人全員が揃うというシステムが極めて独特。
それにより「ドラゴンクエスト」の中で最もキャラの個性が活きた作品となっています。
暗い章、明るい章さまざまですが、やはり人気はお姫様がカベを蹴破って城を脱走し、
旅に出てしまうという衝撃的内容の第2章。
ちなみに先月リメイク発売され現在CM公開中、とんがり帽のコがそのお姫様ですよ。




第6位「ロマンシング・サガ」

【邪神サルーインと10の宝石デステニィストーンを巡る冒険者たちの運命】

プレーヤーの自由を最優先するという新コンセプトで、
「ファイナルファンタジー」を生んだ大企業スクウェアが打ち出した名作第一弾。
ストーリーの最中にプレーヤーは常に選択を求められ、
中には人を殺す選択肢など今考えればとんでもないアラだらけの作品でしたが、
私も当時はその自由性に魅せられてドップリとはまりました。
話が一筋になっていないだけに各イベントごとの関連性はないのですが、
「運命」をテーマにしているだけあってどれも奥の深い内容ばかり。
あと、このゲーム特有の「技」が実に格好よくて、覚える度に友達に自慢していました。


ちなみに「ロマンシング・サガ」は一昨年PS2でリメイクされたのですが、
映像・音楽は向上していてもやはり芯となるストーリーは超越できていませんでしたね。
次回は5位と4位を挙げます。

コメント

この日記について

日記内を検索