◆【三大RPGとその特色】

一、「ドラゴンクエスト」
 86年シリーズ開始、現在8作まで完成

☆特徴:リアリティを重視しない絵柄で「ゲーム」という雰囲気を全面に出している
☆物語:悲壮感が強い、主人公が喋らない事により一転してリアリティを重視している
☆音楽:担当「すぎやまこういち」、ゲーム音楽というよりスケール巨大な管弦楽
☆総合:シンプルな作風とリアルな物語の対比が強力、鳥山明のセンスも貢献大きい
☆末路:第5作まで超水準を維持し続けるも6以降すべてに渡って衰退、現在低迷中



二、「ファイナルファンタジー」
 87年シリーズ開始、現在12まで完成


☆特徴:リアリティを全面に出した映画のような構成、戦闘システムも奥深く巧妙
☆物語:当然の如くリアリティ重視、三角関係から親友の裏切りなど何でもあり
☆音楽:担当「植松伸夫」、戦闘曲も秀逸だが「愛」をテーマにした曲は三強でも屈指
☆総合:ドラクエより深みが強く大人向け、キャラの個性も繊細に描かれている
☆末路:名作を出すと次作で必ずコケる悪癖がある、現在リアリティ暴発でファン逃走中



三、「ロマンシング・サガ」 92年シリーズ開始、全6作まで完成して停止中


☆特徴:自由制を最優先したシナリオで、展開から戦闘まで圧倒的な幅広さを持つ
☆物語:一本道になっていない、主人公も複数、一つ一つの出来事を楽しむ構成
☆音楽:担当は植松伸夫の弟子「伊藤賢治」、作風は似ているが水準はほぼ劣らない
☆総合:話が一筋でないので印象に残りにくいが楽しさを最大限追求した形といえる
☆末路:良作は1と2だけでシリーズ成功とは言い難い、が大作「2」の存在感が強烈

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第5位「ドラゴンクエスト3 〜 そして伝説へ…」

ここでこれを出すか、という突っ込みが来そうなほどゲーマーの中で神格化した名作。
発売日に学校をサボる子供が続出して社会問題となった事でも有名な作品です。
人気の理由はこれまでのRPGから音楽、世界観、システム、
すべてを著しくスケールアップさせてきた点。
そして最たる理由はやはり1、2と続いた物語の究極のオチが最後に待っている事です。



第4位「ファイナルファンタジー7」

国内売り上げ420万本、史上最も売れたRPGの栄誉を誇るFFシリーズの金字塔。
そして、スクウェアの長きに渡るエニックス(ドラクエ)への打倒が叶った瞬間でした。
物語の中心は、危機に瀕する惑星を守る軍団「アバランチ」と、
その惑星から生命力を搾取する大企業「神羅」、さらに星が人に放つ怪物「ウェポン」、
そして隕石衝突による惑星壊滅をもくろむ謎の男「セフィロス」による闘い。
おそらく「理解できる深さで奥の深い物語」としての最高傑作だと思います。

これより深くに行こうとするから今のRPGは駄目なんです。
TOP3は年をまたいで2008年の発表になります。

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