<東京新聞杯,京都牝馬S,根岸S’08>
2008年2月6日 時の競馬列伝―「東京新聞杯」
【Come Back Man】
1着「ローレルゲレイロ」×:牡4、藤田、1:32.8、上がり34.9秒、6人
2着「リキッドノーツ」 :牡7、勝春、1:32.8、33.4秒、13人
3着「タマモサポート」 :牡5、津村、1:32.8、34.2秒、12人
4着「カンパニー」○ :牡7、福永、1:33.0、33.6秒、1人
5着「ハイアーゲーム」注 :牡7、藤岡、1:33.0、33.8秒、5人
6着「ジョリーダンス」▲ 7着「エイシンデピュティ」△ 14着『ピンクカメオ』◎
馬連:40120円 3連単:2543450円
「ローレルゲレイロ」英気取り戻す。
開幕馬場を35秒のハイペースで逃げると、降り掛かる後続をクビ差セーブ。
近走は2ケタ連発でしたが、ここでようやく3歳時の安定力を完全に取り戻しました。
そして2着に食い込んだ13番人気「リキッドノーツ」。
千八好走歴が吉と出たか、しかし前【京都金杯】13着からとは一気すぎる反撃。
3着「タマモサポート」も4連続着外からの巻き返し、この辺りやや異様。
対して見事にこぼれた実績勢。
4着「カンパニー」はまずポカはしない派でしたが好条件を不発、鞍乗は衰えを示唆。
同じ7歳馬「ハイアーゲーム」はやはり故障明けで安定しませんね、5着と凡走。
6着「ジョリーダンス」は直線ほとんど前が開かず、ペリエだけに案外な内容。
最後に『ピンクカメオ』ですが、ヨーイドンで完全に終了。
同胞「ローレルゲレイロ」は復活したというのに、人気薄でこその馬なのでしょうか。
―「京都牝馬S」
【 FAKE KISS】
1着「アドマイヤキッス」 ○ :牝5、安勝、1:36.0、34.6秒、2人
2着「ザレマ」× :牝4、和田、1:36.1、35.2秒、9人
3着『キストゥヘヴン』 :牝5、幸、1:36.3、34.6秒、6人
4着「ブルーメンブラット」▲:牝5、ルメール、1:36.6、34.8秒、1人
5着『ローブデコルテ』注 7着「コスモマーベラス」△ 13着「カタマチボタン」◎
馬連:3060円 3連単:68280円
意外とあっさりな「アドマイヤキッス」。
上がり最速、位置取りも文句なし、安勝にタッチしてかなり安定してきました。
これまでは何気なく2着を外す怖い馬という印象でしたが、ここは順当だったか。
尚2着に2番手から渋った「ザレマ」。
4歳牝馬の中では中堅の存在でしたが、全体レベルの高さをアピール。
3着に近年最も影の薄い桜花賞馬『キストゥヘヴン』、何と複勝圏すら桜以来2年ぶり。
しかし当時の主戦は見事別の「キッス」に乗り換えて笑顔を見せていました。
他、4着「ブルーメンブラット」は位置取りも今一ながら、距離不適か伸びも今一。
5着『ローブデコルテ』は11番人気と総スカンでしたが、58kgでよく頑張りました。
最後本命の「カタマチボタン」、道中も直線もまさに沈黙状態。
敗因が馬場だとしたら次はかなり狙えると思いますが、どうでしょう。
―「根岸S」
【 Into the Morass】
1着「ワイルドワンダー」◎:牡6、岩田康、1:22.7、35.6秒、1人
2着「タイセイアトム」 :牡5、吉田豊、1:22.9、36.6秒、5人
3着「アドマイヤスバル」○:牡5、村田、1:23.0、35.6秒、3人
4着「トーセンブライト」 9着「マイネルスケルツィ」注 13着「リミットレスビッド」
馬連:2400円 3連単:26150円
既定通りの「ワイルドワンダー」。
中団から鋭追、0.2秒の抜け出し、まさに1番人気なりの貫禄勝ちでした。
G?未勝利組では間違いなく【フェブラリーS】優勝候補に挙げられるでしょう。
そして2着に脱スプリンターに成功した「タイセイアトム」。
大外、泥馬場と好条件揃いましたが東京千四をハイで逃げ切る驚きの内容。
3着「アドマイヤスバル」ですが、道中あまりにも大きい不利を受けたため、
まともに行けば1着の前後は確実でしたね、ただ賞金加算失敗は後にかなり響きそう。
他、上位に最も道中平穏に進んだ4着「トーセンブライト」。
7着に何とビリ人気『ノボトゥルー』、これで引退がまた延びてしまう予感。
9着「マイネルスケルツィ」は+16kgのデブ化出陣でしたが内容も惨敗。
「レオエンペラー」は10着と4歳やはり不振、11着「シンボリグラン」もまた冴えず。
土曜『ピンクカメオ』もそうですが13着「リミットレスビッド」は元々、
出遅れる馬ではありませんからね、ESPの存在がいよいよ深刻化してきた印象。
最後に3角で故障を発生し予後不良となった「トウショウギア」。
砂では馴染みある馬だけに残念、何と初の生観戦で事故に遭遇してしまいました。
なおご覧のように今月のレースタイトルは全て英語で行きます。
今月どころか偶数月は全部英語かもしれません。(英語力上達をこめて・・・)
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