<小倉大賞典,シルクロードS,共同通信杯’08>
2008年2月15日 時の競馬列伝―「小倉大賞典」
【 Never Dies】
1着「アサカディフィート」 :セ10、57.5、中舘、1:47.7、上り35.0秒、6番人気
2着「マルカシェンク」 :牡5、57、福永、1:47.9、35.9秒、1人
3着「シルクネクサス」 :牡6、56、上村、1:47.9、35.6秒、7人
4着「ワンダースティーヴ」:牡4、53、安光、1:48.0、36.1秒、9人
5着「ニルヴァーナ」△ 10着「ディアデラノビア」 15着「オースミダイドウ」×
馬連:2450円 3連単:64610円
「アサカディフィート」は滅びぬ。
4コーナーから浮上すると、直線争う先団を大外から総狩りする昨年と全く同じ内容。
これでJRA初の10歳V達成、アンチエイジング部門では正真正銘の史上最強です。
そしてその10歳に差された5歳馬「マルカシェンク」。
不発した去年よりは当然マシでしたが、この内容で一線級に戻れるかかなり疑問。
久々に3着圏内に来た「シルクネクサス」、押さえ続けた人ようやく報われましたか。
本命の4着「ワンダースティーブ」はハナを「デンシャミチ」に獲られる失態。
引退を控えた「ディアデラノビア」は10着、次走はもうないか。
最後にまた全滅した4歳代表15着「オースミダイドウ」、上昇すらしてきませんね。
―「シルクロードS」
【 Grain − Buster】
1着「ファイングレイン」○:牡5、56、幸、1:09.1、34.0秒、3人
2着「コパノフウジン」 :牡6、54、藤岡、1:09.3、34.7秒、11人
3着「ステキシンスケクン」:牡5、56、岩田、1:09.3、34.6秒、5人
4着「リキアイタイカン」 :牡10、53、池添、1:09.5 1 34.4秒、12人
5着「サイキョウワールド」 10着『アストンマーチャン』 「アイルラヴァゲイン」
馬連:31470円 3連単:645710円
「ファイングレイン」も大外狩り。
高速流になだれた先団をド迫力で直線猛追、電撃路線で覚醒して初タイトル確保。
ただまたも出遅れ、早いペースにも慣れない様子で本番人気に応えられるでしょうか。
さらに2着になんと「コパノフウジン」、9走連続着外からの巻き返し。
まさに今のスプリント路線は何でもありな事を象徴したかのような激走。
3着にこちらは割と人気があった「ステキシンスケクン」、
4着に猛追親父「リキアイタイカン」に、やっと入着「サイキョウワールド」など、
入着組はすべて中団より後ろにつけた集団。
それにしても10着『アストンマーチャン』はふがいないですね。
ペースは確かに速かったのですが、G?勝利以降なぜか覇気が欠けてきた印象。
なお、裏切り魔神「アイルラヴァゲイン」は2番人気をぶった斬るブービー爆沈。
久々に強烈なのをお見舞いしてきましたね、さすがは魔神といったところ。
―「共同通信杯」
【 HIDDEN】
1着「ショウナンアルバ」×:蛯名、1:47.6、35.4秒、6人
2着「タケミカヅチ」△ :善臣、1:47.7、35.2秒、5人
3着「マイネルスターリー」 :津村、1:47.8、35.0秒、11人
4着「シングンリターンズ」:柴山、1:48.0、35.6秒、15人
5着「サダムイダテン」◎ :安勝、1:48.0、35.1秒、1人
6着「ホッカイカンティ」○ 7着「スマートファルコン」▲ 9着「サブジェクト」
馬連:9960円 3連単:752020円
終わってみれば「ショウナンアルバ」。
道中ものすごい勢いで掛かりましたが、ハイペースを先行制圧。
気性面の不安は相変わらずですが、半年の休養を経てかなり能力を上げてきました。
さらに2着に中団差しに切り替えた「タケミカヅチ」。
騎手変が功を奏したか、そして今回も【朝日杯】系列馬がワンツーと好走の傾向。
ただ3,4着が未勝利勝ちのみの「マイネルスターリー」と「シングンリターンズ」。
この辺り来るようではハイレベルと言い難いですね。
そして「サダムイダテン」・・・出ましたね・・・第二の「オーシャンエイプス」が。
クラシック堂々活躍を望まれた単勝1.5倍もむなしく、直線なんと堂々失速。
関係者にとっても相当なショックだったようで、色んな言い訳が出てましたが、
それなら勝った馬なんて掛かりまくってましたからね。
結局はフォーティナイナー産駒という事で、個人的にはここで見限らせて頂きます。
もう騎手の言うことは豊サマでも安勝でも絶対信じませんよ?(火だるま)
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