<クイーンC,京都記念’08>
2008年2月26日 時の競馬列伝―「クイーンC」
【 The Other Flower】
1着「リトルアマポーラ」○:武幸、1:35.5、上がり34.4秒、1番人気
2着「ライムキャンディ」 :藤岡、1:35.7、34.9秒、8人
3着「ラルケット」× :後藤、1:35.7、35.4秒、4人
4着「デヴェロッペ」◎ :吉田、1:35.8、35.6秒、2人
5着「マイネウインク」 6着「エフティマイア」 7着「スワンキーポーチ」注
10着「シャランジュ」▲ 11着「カレイジャスミン」△ 12着「ルルパンブルー」
馬連:2990円 3連単:39550円
東に咲いた「リトルアマポーラ」。
中団から鋭進、上がり34.4秒はメンバー中でも抜け出た数値で快勝です。
馬体−12kgで若干悪寒が走りましたが、【京成杯】4着の善戦歴はさすが本物。
なお馬名「amapola」はスペイン語でひなげし、『トールポピー』とはまさに対照的です。
そして2着に何と1戦馬の良血「ライムキャンディ」。
実は8年前にも一度1戦馬の優勝歴があり、決して無理なわけではなかったんですね。
3着に【阪神JF】で大チョンボをかました2番手追走「ラルケット」と、
4着の【菜の花賞】組ごと飲まれた先導「デヴェロッペ」など先行組は苦戦。
なお気になったのはやはり10着「シャランジュ」と11着「カレイジャスミン」という、
【阪神JF】でもかなり健闘したグループの完敗。
ここで今年の3歳牝馬に関する見識を述べると、
1「新興勢力が強い」、2「牡馬>牝馬」、この二つだと思います。
まあこれ例年ではごく普通の事で、おかしいのは去年と今年の牡馬なんですけどね。
―「京都記念」
【 Wave again】
1着「アドマイヤオーラ」× :牡4、安勝、2:13.6、33.9秒、1人
2着「アドマイヤフジ」◎ :牡6、川田、2:13.8、34.3秒、4人
3着「シルクフェイマス」 :牡9、福永、2:13.8、35.5秒、11人
4着「ドリームパスポート」○:牡5、松岡、2:13.8、34.2秒、3人
5着「トウショウナイト」 6着『ウオッカ』▲ 11着「ダークメッセージ」△
15着「フサイチホウオー」 16着「アイポッパー」
馬連:900円 3連単:78590円
「アドマイヤオーラ」は揺るがない。
10番手から33.9秒の脚で総刺し、これで遂にクラシック系4歳牡馬の初の優勝。
昨年【ダービー】の惨敗からここでの復活は『アドマイヤムーン』と同様。
常に33秒台の脚をマークし続ける優等生は今後一段のパワーアップが望まれます。
そして2着も「アドマイヤフジ」。
馬体+20でオッズが2倍近く降下しましたが、直線前をカットされながらの健闘。
休養明け以降だいぶ安定してきましたね、これなら今後の信頼度も高そう。
3着は前残りの印象の「シルクフェイマス」、しかし9歳ながら驚嘆。
4着「ドリームパスポート」は鞍乗いわくまた掛かったそうですが、
一時『ディープインパクト』に食い下がった頃を思うとかなり物足りないです。
そして6着の『ウオッカ』、発走からラストまでまさにやりたい放題の大暴走。
最後に最速を出す辺りさすがG?級ですが、精神的成長は全く感じられませんね。
なおもう書く必要もない印象ですが連続ブービーの「フサイチホウオー」。
確か1年前は勝った馬とライバル視されていた気がしますが、私の気のせいでしょうか。
順当に決まるレースが多く、昨秋と違い今季は的中が出やすくなっていますね。
もしかしたら今シーズンこそが一攫千金へのチャンスかもしれません。(悪徳広告のセリフ)
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