<太ノ館 最終陥落編’08>
2008年4月16日 時の競馬列伝いつか書こうと思っていましたが、
まさか彼のG?勝利を機に書く事になるとは思いませんでした。
今日は私が「小牧太」を競馬の予想において斬り始めた理由について書きます。
とは言え、怒られるかもしれませんが明確な理由はないのです。
ただ明確な時期は覚えています、『スイープトウショウ』が勝った【秋華賞’04】です。
当時、私の本命は彼が乗っていた「レクレドール」だったのですが、
結果は彼のつまらない騎乗もあり負けてしまったのです。
ただレースで騎手がミスするのはよくある事で、特に気に留めていなかったのですが、
ただ、何となく、本当にぼんやりとなのですが、
「今後一切、小牧フトシを買うのを完全にやめてみようか」
と私の脳に住む誰かが言い出し、それを実行に移したのです。
これがびっくり。
凶策とも言えるこの方法、当時の私の全理論を凌ぎまさに鉄板と化したのです。
どんなに「買いたい」と思った馬でも、私は彼だけを理由に斜線を引き続けました。
そして、彼はその期待に応える様にけたたましい勢いで圏外に飛び続けたのです。
いつの間にか私はどんな馬でも彼がいるだけで斬る事を恐れなくなっていました。
ところが様相が変わってきたのが去年の【金杯】からです。
彼はその新年初戦で連に飛び込み、2月には重賞連勝の快挙を成し遂げました。
その頃から確かに彼は重賞でも頻繁に好プレーを見せるようになり、
確かに私も焦りを感じるようになっていました。
思えば彼は年間勝利数という点ではかなり優秀ですし、
当初中央へ移籍した際にもかなりの期待を受けていたんですよね。
もしかしたら彼は精神的に極端に弱い面があって、
レースのグレードが上がるにつれ自分を出せなくなる種の人なのかもしれません。
しかし移籍してもう5年という事でそろそろ慣れが出て、
G?でも一貫して実力が出せるようになってきたのかもしれません。
そうなるとこの「悪魔の理論」もいよいよ終焉の時期、男フトシの精進を祝って、
来週「スマイルジャック」で久々に印を打ってみようかなと思っています。
でもやっぱりイジりがいのある方なので、
不振に陥った際は再びトンネルの中でお待ちしておりますよ〜。(やっぱりか)
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