<天皇賞・春’08>
2008年5月4日 時の競馬列伝―『春の天皇賞』
【神雷】
優勝「アドマイヤジュピタ」△:牡5、岩田、3:15.1、上34.7、3番人気
2着『メイショウサムソン』 :牡5,武豊,3:15.1,上34.9,2番人気
3着『アサクサキングス』▲ :牡4,四位,3:15.5,上35.5,1番人気
4着「ホクトスルタン」○ :牡4、横典、3:15.6、上35.8、6番人気
5着「アドマイヤフジ」 :牡6、川田、3:15.8、上35.2、10番人気
6着「アドマイヤモナーク」◎ 7着「トウカイトリック」
8着「トウカイエリート」 9着「ドリームパスポート」
10着「サンバレンティン」 11着「アイポッパー」×
12着「ポップロック」 13着「ドリームパートナー」
14着「アドマイヤメイン」
単勝:580円 馬連:2000円 3連単:13500円
天より参る、「アドマイヤジュピタ」が呼んだ獰猛かつ清らかな雷光。
衝撃の出遅れから後方待機、4コーナーで先団へ浮上すると、直線で前年覇者を撃墜。
上がりも首位の完勝、復帰してから大成功ですね、もはや実力に疑うところなし。
早々に退いた『ムーン』の後継がここで現れたと言っても過言ではないでしょう。
なお「フレンチデピュティ」、近年は凄い勢いで産駒成績を伸ばしてきています。
そして、やられてしまった豊サマと2着『メイショウサムソン』。
とは言えここで復活した事が驚きですが、さすがに「アドマイヤ」4連携は辛かったか。
ただ少なくとも去年の状態には戻してきましたね、次走の敵は再び近藤O&岩田J。
豊サマと「アドマイヤ」軍団の哀しき闘いも終焉を迎える事はなさそうです。
個人的に予感的中だったのが3着『アサクサキングス』と4着「ホクトスルタン」。
特に『アサクサキングス』は正真正銘4歳代表の菊花賞馬。
このレースで負けた菊花賞馬というと『ザッツザプレンティ』が思い当たりますが、
あの時と違って今回は完敗ですからね、今までもそれを感じる場面はありましたが、
これはいよいよ4歳馬の弱小性が決定づけられてしまったと思います。
なお5着に長距離はさほど苦手でもなかったか「アドマイヤフジ」。
本命6着「アドマイヤモナーク」は残念な完敗でしたが、
あの単独ブービー待機は全信頼を置いた身としては失神ものの位置取りでした。
せめて中団から進める姿が見たかったです。
7着「トウカイトリック」、11着「アイポッパー」、さらに12着「ポップロック」と、
6歳上は余さず下位撃沈、やはり結局G?で強いのは若さでしょうか。
最後にあまり興味もないですが5歳馬「ドリームパスポート」。
5歳ですからね、衰えるわけありませんし、転厩の影響と見てよいのでしょうか。
となると松岡騎手もすごい貧乏クジを引かされてしまった印象。
予想も完敗でしたね、3−2−1番人気での決着だったのですが、
ゴールした瞬間「ああこれ無理だ」と言ってしまった自分がコワイです。(爆風)
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