<時の競馬大賞’08春>
2008年7月1日 時の競馬列伝■【時の奮闘馬大賞】
第3位「アサカディフィート」:史上初の10歳重賞V達成。
【中山記念】でも最速上がりと、今後どこまで行けるか怖い物見たさの存在。
第2位『エイシンデピュティ』:【金杯、金鯱、宝塚】3勝と今春一気の本格化。
一度晩成した馬はとことんタフなので秋も先行力に期待できそう。
第1位『ディープスカイ』:未勝利5連敗からの変則2冠とかなり変種のダービー馬。
直線の加速力圧巻で、低レベルの世代代表でも早くも古馬戦に期待が持てる。
■【時の落胆馬大賞】
第3位「Sクリ産駒」:マグレ全開「ダンツキッスイ」1勝のみでシーズン終了。
残る砦は砂の「サクセスブロッケン」のみ、一体あの勝ち逃げ引退は何だったのか。
第2位『メイショウサムソン』:この馬がしっかりしないと全体が締まらない。
これで5連敗と冴えない近況続行中だが、盾での緊急復活も微妙に不意打ちだった。
第1位「4歳牡馬」:【皐月賞】TOP3はほぼ解散、優駿菊系もG?でとことん惨敗。
一体来年以降どうなってしまうのか、考えただけで背筋が凍る。
■【時の健闘騎手大賞】
第3位「四位洋文」:変則2冠にダービー連覇を達成。
ただ【ダービー】のインタビュー中にキレたのは余計だったか。
第2位「小牧太」:桜での見事戴冠に加え、あわや優駿ジョッキーの【ダービー】2着。
一時の沈没神ぶりを考えると信じられない躍進、これには当館も参った。
第1位「岩田康誠」:『サムソン』撃破に『ウオッカ』復活と美味しい所を一挙頂戴。
最後『エイシンデピュティ』さえ手放さなければまさに豊キラーの誕生だったか。
■【時の失笑騎手大賞】
第3位「豊サマ」:全体成績は勿論凄いがG?では連続で不利を被弾。
他、愛馬に手放した瞬間圧勝されたりと後半では哀愁も漂っていた。
第2位「後藤浩輝」:「JUNK SPORTS」出演もカットの応酬に遭ったか出番ほぼなし。
やはり独壇で暴走できる勝利騎手インタビューが唯一の晴れ舞台と言えそう。
第1位「安藤勝巳」:お手馬故障もあり上半期はG?無勝のやや寂しい結果に。
極めつけは「サダムイダテン」へのキョーレツな一言「この馬は大物」。
■【上半期G?・的中難易度ランキング】
最簡11位【宝塚記念】:古馬のTOP2『デピュティ−サムソン』の決着。
弱小4歳勢に重点さえ置かなければ、まず問題なく獲れた一戦。
第10位【Vマイル】:『エイジアンウインズ』の突進で単勝は10オーバー。
ただし女神『ウオッカ』が連を捕らえた事で馬連難易度はさほど高まらなかった。
第9位【安田記念】:『ウオッカ』の断トツは明白。
要は香港からの刺客2着「アルマダ」に包囲網を回せていたかどうか。
第8位【天皇賞】:終わってみれば最大前哨戦・大賞典覇者『ジュピタ』の快勝。
ただ2着『メイショウサムソン』の突発的復活が若干読みづらかった。
第7位【フェブラリーS】:王者『ヴァーミリアン』完勝。
2着『ブルーコンコルド』のマイル豹変さえ見抜ければ3連方式も狙えた美味な一戦。
第6位【NHKMC】:ストレートに行けば『ディープスカイ』の優位は明瞭。
残る焦点は2着のクラシック系「ブラックシェル」の取捨の判定。
第5位【高松宮記念】:上位拮抗の中「ファイン−キンシャサ」の4−5番人気決着。
危険人気馬を上手く外すか、BOXで挑めば割に美味しい配当となった。
第4位【日本ダービー】:ここから難易度アップ、『ディープスカイ』本領発揮。
さらに堅実さを取り戻した朝日系2着「スマイルジャック」と併せ配当は万馬券を記録。
第3位【皐月賞】:「朝日系強靭論」が最炸裂した『トゥーレ−ミカヅチ』決着。
そもそも提唱者が獲れなかったのだからかなり厳しい組合せだった事は確か。
第2位【オークス】:上位人気総なだれ、暴走『ポピー』は確かに条件◎だったが、
しつこく連にしゃしゃり出た「エフティマイア」によって大半の軸正当者が葬られた。
第1位【桜花賞】:3連単700万オーバー、未だに何が起こったのか不可思議な一戦。
そもそも4着に「ハートオブクィーン」が来ていた事がまた怖い。
総評:来週まとめる予定ですが個人的に推していた自論がほとんど命中して、
傾向分析の点ではかなり満足のいった結果になりました。
ただ毎回言っている詰めの甘さも引き続き露呈してしまい、
もう少し時間を割ければいいなと思えるシーズンでもありました。(←反省??)
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