最初に総評:ビックリするくらい当たったので、
自信を持って回顧し、秋シーズンに向けての対策を練っていきたいと思います。

 
?,『朝日系列強靭論』
 

例年2歳戦の活躍馬というのは年が明けると自然と後退していくものなのですが、
今年に限っては突然連に絡んで穴を開ける傾向があるというのがこの理論でした。
結果はアタリ9戦(うちワンツー2戦)、ハズレ3戦というなかなかの好成績でしたが、
連対馬の大半がなぜか2軍所属だったため使いにくさも目立った理論でした。
ただこの理論に関して言い切れる事は「今後世間に認識される可能性はない」という事。
実際推している予想家を見た事がないですし、
「2歳戦出身の馬が強い」などと発言しても今一つピンと感じてもらえないからです。
その意味では来季もまだ活きるかなと思います、ただ古馬戦ではどうでしょう。
 
 
 
?,「シンボリクリスエス産駒・不買論」
 

実は今年のクラシックにおいて最も馬券に直接的影響を与えたのは、
?ではなくこちらの理論です。
この1年で産駒が連対したのは【アーリントンC,京都新聞杯】という低調な2レースのみ。
しかも牝馬ではゼロでした。
そしてこの理論において最も特筆すべき点は一つ「世間への浸透が遅れている」点。
「サクセスブロッケン」が【ダービー】で3番人気に支持されたのが良い証拠でしょう。
その理由は一つ、日本のマスコミは確証なしに特定の何かを叩けないからです。
「Sクリ産駒は走らない」なんて掲載したら各所からのクレームは必至ですからね。
気づいている人は昨年から、気づいてない人は今も全然というのが実態です。
ちなみにこちらは先週の記事。
ttp://www.sanspo.com/keiba/news/080702/kba0807020440011-n1.htm
 
 
 
?,「4歳牝馬強靭論」
 

今や完全に世に広まった2007年「時の理論」を代表する一理論。
上半期の『ウオッカ、ダイワスカーレット』達の活躍は言うまでもなく、
「ニシノマナムスメ、スリープレスナイト」の混合戦連対など幅広い作用を見せました。
その一方で「ベッラレイア、レインダンス、イクスキューズ」など、
安定した実力があった面々の凡走が若干影を落とす一面もありました。
これだけ有名になってしまうと来季では使いにくい印象もありますが、
『エイジアンウインズ』
など新しく出てきた人気薄の活躍も目立っていたので、
秋季も引き続き積極的に狙っていく事が大事だと思います。
 
 
 
?,「4歳牡馬弱小論」
 

これは言うまでもないですね、G?で一切連対なし、電撃でも砂でもです。
菊花賞馬が盾でまともに負けたのがその象徴だったと言えるでしょう。
そして「ヴィクトリー、アドマイヤオーラ、ロックドゥカンブ」など、
ただでさえレベルが低い中での故障馬続出。
おそらく秋も厳しいでしょうね、出番が来るとして来年か、さ来年か、という印象。
 
 
 
その他,「高齢馬が強い論・タキオン産駒が怖い論」
 

前者は「4牡弱論」の裏返しと言えるでしょう。
特に「トウショウナイト、エイシンドーバー、メイショウサムソン」など、
凡走が続いていた馬が突如巻き返してくる例が増えている事には要注意です。
さらに『エイシンデピュティ』など晩成型の馬の登場も今後増える可能性があります。
後者は『ダイワスカーレット、ディープスカイ』など、
現3歳以上の馬ではやはりこの種牡馬が一枚上手の印象があります。
 
私はよく友人から「長い目で物事を見るタイプ」と言われますが、
一転して目前で起こったトラブルに対しては混乱してほとんど対処できません。
おそらくこの予想スタイルはその性格から来ているのでしょう。

コメント

この日記について

日記内を検索