<スプリンターズS’08>
2008年10月5日 時の競馬列伝夢界へと導かれた十五の戦士たちが
七色の楽園の上で堕落と精進を繰り返す
すべての行為が無として扱われるこの状況で
唯一現を生きた彼女が冠を得たのも無理はない
―『第42回・スプリンターズS』
【夢見ぬ少女】
優勝「スリープレスナイト」◎:牝4、上村洋行、1:08.0、上33.9秒、1番人気
2着「キンシャサノキセキ」○:牡5、岩田康誠、1:08.2、上34.0秒、2番人気
3着「ビービーガルダン」注 :牡4、安藤勝己、1:08.2、上34.2秒、6番人気
4着『スズカフェニックス』▲ :牡6,横山典弘,1:08.3,上33.9秒,4番人気
5着「アポロドルチェ」 :牡3、勝浦正樹、1:08.3、上34.3秒、12番人気
6着「トウショウカレッジ」 7着「カノヤザクラ」×
8着「タニノマティーニ」 9着「ウエスタンビーナス」
10着『ファイングレイン』△ 11着「スピニングノアール」
12着「シンボリグラン」 13着「ジョリーダンス」
14着「プレミアムボックス」 15着「エムオーウイナー」
16着「タマモホットプレイ」
単勝:240円 馬連:790円 3連単:5530円
誘眠騎士「スリープレスナイト」,電撃界の頂点へ。
先団6番手から上がり第3位の33.9秒を放出、この時点で全馬制圧は確定しました。
短距離では完勝の0.2秒差、それもGⅠ馬を抑えての勝利ですから本当に凄い新星です。
なお鞍乗の上村騎手、実に16年越しのGⅠ初勝利おめでとうございました。
そして準優勝が「キンシャサノキセキ」。
中団からの上がり第5位、【宮記念】惜敗の教訓を活かした好騎乗だったと思いますが、
今度ばかりは相手が悪すぎましたね、ただ単独2位としての力は示せたと思います。
3着に前方でしがみついた「ビービーガルダン」。
かなりのハイが予測された反動か意外とペースが落ち着きました、その恩恵を頂戴した形。
一方で聞いてないよと言いたげな脚余し集団から4着『スズカフェニックス』。
中山では上がり33秒後半までが限度ですからね、展開も不向き、スタートも今一でした。
5着「アポロドルチェ」も前残った印象、3歳馬なりに良く頑張ってはいます。
目に付いたのが上がり最速33.7秒の6着「トウショウカレッジ」、展開に泣きましたね。
他、敗れた人気勢では7着「カノヤザクラ」、スタート失敗で不利も被弾。
春の王者『ファイングレイン』は上がりまさかの12位で着順もまさかの10着。
夏を境に別馬にすりかわったかのような失墜ですね、果たして今後戻せるのでしょうか。
去年に引き続き的中できて良かったです、ただ肝心なのはこれからですね。
なお『メイショウサムソン』は凱旋門10着、惨敗より悔いの残る内容が残念でした。
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