雲と陽と風の論議と共に空の色彩が変容する
 
 
      青から赤へ、赤から黄からへ、また黄から赤へ
 
 
      だが色が混じり、紫、橙になる事は決して無い
 
 
      業を煮やした天が最後に選んだ一つの色は…
 

 
 
 
 
 
 
―『第138回・秋の天皇賞』
 
【The Yellow Champion】
 
優勝『ウオッカ』◎     :牝4,武豊,  1:57.2,上34.4,1人気
2着『ダイワスカーレット』▲:牝4,安藤勝己,1:57.2,上35.2,2人気
3着『ディープスカイ』○  :牡3,四位洋文,1:57.2,上34.5,3人気
4着「カンパニー」     :牡7、横山典弘、1:57.2、上33.5、11人気
5着「エアシェイディ」   :牡7、後藤浩輝、1:57.3、上34.4、8人気

6着「サクラメガワンダー」×      7着「オースミグラスワン」
8着『アサクサキングス』△       9着「キングストレイル」
10着『ドリームジャーニー』      11着「アドマイヤフジ」
12着「アドマイヤモナーク」      13着「エリモハリアー」
14着「ポップロック」          15着「ハイアーゲーム」
16着「トーセンキャプテン」      17着「タスカータソルテ」
 
単勝:270円       馬連:550円       3連単:3250円
 

女優駿『ウオッカ』VS美令嬢『ダイワスカーレット』・・・世紀の激突。
凄まじいスピードで逃走する『ダイワスカーレット』を好位から『ウオッカ』が襲撃。
しかし、突如息を吹き返した『ダイワスカーレット』が決勝点寸前でまさかの反撃。
長きに渡る写真判定の末、大方の予想とは逆に『ウオッカ』の差しが確定とされました。
もはやどっちが強いかという感じではなかったですね、どっちが勝つのかという感じで。
レコードは極限の1分57秒2、これは久々に凄いのを見ました、本当に凄い牝馬です。
そして武豊騎手おめでとうございます、8ヶ月ぶりのGⅠ制覇だけに喜びも極限でしょう。
 
しかし株を最も上げたのはやはり2着『ダイワスカーレット』
7ヶ月ぶりの超ハイペースで初東京、今まで色々とケチをつけてきた人々は一斉に沈黙。
もうこの一戦だけで史上最強の称号を贈ってもいいくらいですね、次走【有馬記念】も期待。
そして忘れてはいけない本年度ダービー馬『ディープスカイ』の3着。
先行き明るいですね、完敗はしましたが3歳馬でこの結果なら文句はないでしょう。
『オウケンブルースリ』共々、【JC】以降が非常に楽しみになりました。
ややびっくりしたのが4着「カンパニー」、上がり断突の33.5秒を放出。
もし内枠だったら3強をまとめて刺していたかもしれません、【マイルS】も手中に収めたか。
5着も7歳の「エアシェイディ」
専門家で推している方が多かったので気になったのですが、府中で侮れないSS産駒です。
以下は手短に6着「サクラメガワンダー」も健闘、ただGⅠでは引き続き厳しいか。
7着「オースミグラスワン」は展開向くも完敗、しかしメンツ的には頑張ってます。
唯一影を落とすのが8着『アサクサキングス』を始め4歳牡馬の完全滅ですね。
去年【4牝強靭論】を出した時に、これは牝馬が強いのか牡馬が弱いのかどっちだろう?
と迷っていたのですが結論は出ました、どっちもアタリですね。
牝馬はもちろん年下にも完敗してるわけですから、今後期待するのは難しいでしょう。
ただ3歳馬も『スカイ&ブルースリ』で持っているのが現状、とにかく故障は嫌ですね。
 
本当にいいレースでしたね。
これに『サムソン、ゴッホ、ブルースリ』が混じる【JC】はさらに楽しみになりそうです。

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