<エリザベス女王杯’08>
2008年11月16日 時の競馬列伝その淋しげな花束を抱えた少女の微笑は
雨を消し、陽を呼び、道を遥かに開かせた
眺める姫も女神もうつむきこう呟くしかない
「やっぱり若い子には勝てないわ」・・・と
―『第33回・エリザベス女王杯』
【All Sweets and All Bitters】
優勝「リトルアマポーラ」 △:牝3、ルメール、2:12.1、34.4、4人気
2着『カワカミプリンセス』◎:牝5,横山,2:12.3,34.5,1番人気
3着「ベッラレイア」○ :牝4、秋山、2:12.4、34.4、2番人気
4着「マイネレーツェル」 :牝3、川田、2:12.8、34.9、14番人気
5着「レインダンス」 :牝4、武幸、2:12.8、34.7、9番人気
6着「ムードインディゴ」 7着「アルコセニョーラ」
8着「レッドアゲート」 9着「アスクデピュティ」穴
10着「トレラピッド」▲ 11着「トウカイルナ」
12着『レジネッタ』 13着「エフティマイア」
14着「ビエンナーレ」注 15着「ピサノジュバン」
16着「フェアブリーズ」 17着「コスモプラチナ」× 中止「ポルトフィーノ」
単勝:1320円 馬連:1010円 3連単:12690円
花は静かに咲き誇る・・・「リトルアマポーラ」戴冠。
強豪に先んじて5番手から上がり第2位で進出、他を全く寄せ付けず勝利を決めました。
ルメール騎手の騎乗が素晴らしかった事に加え、何と言っても素質が花開いたという印象。
特にこのメンバーを3歳で完封した事実は、未来に向けての確かな功績となります。
逆にあのクラシック全敗は何だったのでしょう、今後目が離せないタキオンの新星です。
そして無念、2着『カワカミプリンセス』、まさに若い娘に出し抜かれた印象。
狙撃してきた3着馬を止めた所はさすがですが、横典騎手も勝ち馬にはお手上げの様子。
その3着馬「ベッラレイア」は、晴天には恵まれたものの前走に引き続き、
全盛期と比べこの切れ味では不満ですね、果たして今後『ウオッカ』達に追いつけるのか。
後は大きく離れましたが、4着「マイネレーツェル」。
前走軸にした時はきっぱり凡走してましたが、差す時と沈む時の差が著しいです。
5着「レインダンス」も復調、ただ一時『ウオッカ』に先着した頃を考えるとまだまだ。
他、6着「ムードインディゴ」、秋華賞馬にとってもあまり嬉しくない着外。
10着「トレラピッド」やブービー「フェアブリーズ」など外国馬は引き続きの不振、
ただ14、16着「ビエンナーレ、コスモプラチナ」と同様に晴天だった事は予想外でした。
そして8、12、13着「レッドアゲート、レジネッタ、エフティマイア」など、
3歳勢は揃って壊滅、確かに前兆はありましたが勝ち馬の異質さを象徴していますね。
最後にある意味1着だったスタート落馬、豊サマ「ポルトフィーノ」。
あれだけ逸走しまくって最先着なら力はあるのでは、ともかく騎手が無事で何よりです。
雨予想をしたせいで印を大分余計に使ってしまいました。
ただ晴れ予想だと◎「ベッラ」の予定だったので助かったといえば助かりました。(爆破)
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