秋風のそよぐ広大な草原の上に
西日と怒号を背にヤツは現れた
世評も過去も血筋ももう関係ない
歴史に刻まれた者が英雄なのだ
―『第二十八回・ジャパンカップ』
【Catastasis】
優勝「スクリーンヒーロー」 :牡4、デムーロ、2:25.5、上34.0、9人気
2着『ディープスカイ』▲ :牡3,四位洋文,2:25.6,上33.8,1人気
3着『ウオッカ』◎ :牝4,岩田康誠,2:25.7,上34.3,2人気
4着『マツリダゴッホ』× :牡5,蛯名正義,2:25.7,上34.4,5人気
5着『オウケンブルースリ』○:牡3,内田博幸,2:25.8,上34.2,4人気
6着『メイショウサムソン』△ 7着「ネヴァブション」
8着『アサクサキングス』 9着『パープルムーン』
10着「トーホウアラン」 11着「オースミグラスワン」
12着「アドマイヤモナーク」 13着「シックスティーズアイコン」
14着「ペイパルブル」 15着「トーセンキャプテン」
16着「ダイワワイルドボア」 17着『コスモバルク』
単勝:4100円 馬連:7620円 3連単:68950円
「スクリーンヒーロー」驚愕戴冠。
道中6番手先行から、直線追いすがるスター集団を次々とまさかの迎撃。
ゴール直前からこれは大変な事になったという感じでしたね、とにかく突っ込み所が満載。
まずいかにも前残っていた前走快勝、当時ハンデが53で2,3着の方が評価は上でした。
そして近年、種牡馬としては失敗だった見方が固まりかけていた「グラスワンダー」産駒。
ただ明らかに勝因だったのが鞍乗デムーロの好戦でした、次走GPでの取捨はいかに。
そして、2着に青空優駿『ディープスカイ』。
まず道中の印象が最高でした、確実に連には来るなという感じで。
ただ12秒後半連発のSペースになったのが致命的、それでも世代評価は上げました。
逆に序盤からヤバいと思ったのが3着『ウオッカ』。
一頭好スタートから外の馬にゆっくりと抜かれるという、暴走コース直行でした。
この内容では【有馬記念】で大きく人気を下げそう、それで3着に来る辺りさすがですが。
意外と頑張ったGPホース『マツリダゴッホ』は4着。
左回り不安説を一蹴、次走は大得意中山で【有馬記念】は高支持を集めるのでは。
5、6着はやや案外、まずは燃える菊花賞馬『オウケンブルースリ』。
直線やや包まれましたが、『ディープスカイ』には明確に差をつけられた印象です。
そして6着『メイショウサムソン』、一頭インに取り残されたのが痛かったか。
しかし0.5秒差ですからね、これで衰退説が一気に吹き上がるかもしれません。
後は手短、去年の菊馬『アサクサキングス』が8着、ここは逃げた方が良かったか。
外国勢最先着は9着「パープルムーン」、これで来年はさらにレベルが陥没しそう。
11着に「オースミグラスワン」、この馬も「グラスワンダー」産駒なんですけどね…。
どうも今シーズンは固い決着が多すぎると思いました。(卒倒)
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