【愛知杯,スワンS’09】
2009年12月23日 時の競馬列伝―「愛知杯」
【ひなげしは夕咲く】
1着『リトルアマポーラ』○ :牝4,56.5,中舘,1:59.7,上34.6,4人気
2着「ブラボーデイジー」穴 :牝4、55、北村、1:59.7、上34.7、7人気
3着「メイショウベルーガ」△:牝4、54、池添、1:59.8、上34.3、1人気
4着「ヒカルアマランサス」注 5着「ニシノブルームーン」 6着「ウェディングフジコ」◎
馬連:7430円 3連単:73140円
『リトルアマポーラ』踏ん張る。
2番手から逃げ馬をかわし後団を制御、さすが女王とまではいきませんが渾身のVです。
2着に逃げ粘り「ブラボーデイジー」、近走大敗もこちらもGⅠ連対馬ですからね。
3着に相変わらず脚の使いどころが難しい「メイショウベルーガ」。
注目は末脚光った4着「ヒカルアマランサス」、この馬は3歳戦を惨敗してるんですよね。
3歳戦で通用しなくても古馬戦ならする、という点が今後の指標になりそう。
―「スワンS」
【なぐさめの奇跡】
1着「キンシャサノキセキ」◎:牡6、デムーロ、1:20.4、上34.7、1人気
2着「プレミアムボックス」 :牡6、幸、1:20.6、上34.7、7人気
3着「サンカルロ」 :牡3、吉田豊、1:20.6、上34.7、11人気
4着「ドラゴンファング」 15着「マルカフェニックス」 16着「ワンカラット」
単勝:470円 3連複:54400円
淀がぶっ飛んだ「キンシャサノキセキ」V。
5馬身もの大出遅れから一気にまくって離してV、千四でこれはまさに奇跡です。
まともに走ったら一体どうなっていた事か、とにかく他馬とのレベルが違ってました。
同着2着が差し組「プレミアムボックス、サンカルロ」、特に前者は稼ぎますね。
後者は3歳勢の面目を保ちましたが、とにかく勝者の存在だけが浮き出たレースでした。
個人的にGⅠで落ち込んでいたので◎「ネオユニ騎手の奇跡」に少し慰められました。
と、思いきや・・・
◆「トーセンファントム」、右前脚故障で競走能力喪失、引退
負け方がおかしいと思ってましたが、まさかそんな事が、という感じです。
「ダービーを獲れる」よりも、人々の心に残る馬になると思っていただけに、
こんなに早く、ほとんど誰にも覚えられずに去っていく事が残念でなりません。
もし今後『ローズキングダム』が大活躍したら「その馬より東京で強い競馬をした」、
という事が今後、彼の唯一の証になるかもしれません。
とにかく今は、今後この馬に一番良い暮らしを与えてあげてほしいと願っています。
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