私はその者の本質・本性というものは「危機が迫った時」にこそ明らかになると信じています。
たとえば普段、不必要なまでに優しさを振りまいている人間ほど、
自らの利益に危険が生じた瞬間、突然、冷酷な素顔をさらけ出す事はよくある事です。
 
今日JRAは月末までの中山開催を中止する事を発表しましたが、
昨日までは強行開催を名言していました。
これはおそらくクレームで不謹慎だと指摘されて慌てて変更したのでしょう。
多くの人から非難されないと過ちに気付かない、何とも愚かな集団。
これよりもっと酷かったのは何と震災翌日に慌てて開催を発表して、後に慌てて撤回した、
日本フィギュアスケート連盟。
この二つの集団に共通する事は大した仕事をしなくても自動的に金が集まってくるという事。
どっちも芯から腐りきっている事がこのたび改めて明らかになったと思います。
 
今回の震災で津波から生き延びた人のコメントで印象的だったのは、
「警報を聞いてすぐ何も持たずに車で逃げたがギリギリだった」というものです。
おそらく私だったら家のものをかき集めるのに必死で逃げ遅れていたと思います。
命よりも時に目をくらます金という存在は改めて怖いなと感じました。
 

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