【時のフィギュア4(内情編)】
2013年1月30日 時の芸術鑑賞(Skate)・「結局、浅田真央とキムヨナはどっちが上なのか?」
よくあるこの質問。
しかしある程度ルールを知っている人からすれば答えは簡単、浅田真央選手です。
それに関しては以下に分析しました。
Ⅰ、【浅田真央】
得意「フリップ」「ループ」、普通「3アクセル」、苦手「ルッツ、サルコウ、トゥループ」
★ここが凄い!
「音楽の全身表現が上手い」「空を飛ぶかのようなスケーティング&ジャンプ」
「エッジワーク(ステップ、細かい動作など)が上手い」
「精神力(ここ一番に強い、言い訳しない、練習の鬼)」「毎年着実に成長している」
「スタミナが強い(ノーミス率が高い)」「スピン、スパイラルなどの柔軟性」
「ジャンプ(3アクセル、得意な高得点ジャンプが多い、3ループをセカンドに飛べる)」
「どんな音楽でもモノにする」「容姿(足が長い、可愛い)」
★ここが苦手・・・
「ジャンプ(回転不足が多い、着氷の流れが小さい)」「不調な時はとことんコケる」
「振付け・衣装にアタリ・ハズレがある」「計算高さがあまりない」
Ⅱ、「キム・ヨナ」
得意「トゥループ、2アクセル」 普通「ルッツ、サルコウ、フリップ」、無理「ループ」
☆ここが凄い!
「ジャンプ(幅、高さ、流れが申し分ない)」「大きな動作(ポーズ)が綺麗」
「コンビネーション(1発目のスピードが凄い、連続ジャンプはなぜか失敗しない)」
「精神力(図太くて計算高い、ミスッても2回まで)」「女優並みに表情が豊か」
「リズム感」「容姿(足が長い・韓国美人)」「審判から絶大な支持を受けている」
★ここが苦手・・・
「エッジワーク(細かい動作)がいまひとつ」
「音楽表現よりも見た目(イメージ)を重視している」
「スタミナが乏しい(フリー後半の失敗率が高い、ノーミス率が低い)」
「イメージ(女王様、クレーマー)が災いして明るいイメージの選曲ができない」
「ジャンプ(回転速度が遅く回転不足が多い、ループがNG、鉄板がトゥループだけ)」
「練習(というかスケート自体)嫌いなため、毎年成長しない(柔軟性、スタミナなど)」
「振り付けがとても少ない(スタミナをカバーするため)、でも点は異様に高い」
・・・ってな事で浅田真央の方が上です。
しかし正直に言うと「才能」だけならキム・ヨナの方が上だったかもしれません。
なぜならキム選手の苦手項目にある事はすべて努力で克服できるものばかりだからです。
浅田選手は「スケートが好き」、キム選手は「スケートが嫌い」、ここが大きな分岐点でした。
さて、ではなぜ浅田選手はオリンピックで金メダルを取れなかったのか?
その生々しい内容はまた次回・・・。
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