◆「世界選手権・ロンドン(感想・前編)」

冷めない内に一気に書いときます。
まず男子パトリック・チャン、カナダの不思議パワーで優勝。
これまで驚愕のビックリマウスと態度で世界をドン引きさせてきた彼ですが、
とにかくメンタルが成長しませんね、崩れる時はいともあっさり。
ただハッキリ言ってこれは勝たせた回りも悪い、2位以下もノーミス不在。
2位テン選手も3フリップが抜けてあのガッツポーズはちょっと、
もう少し目標を高めに持ってほしいです。
4位の羽生選手は終盤ステップは酸欠でしたが中盤ステップは完全に手抜き。
と言っても責めているわけではなく、
あれをやったから大きなジャンプミスを出さずに3枠確保に成功したわけで。
これはさすがカナダの策士・ブライアンオーサーの力。
時のソチ予想は◎「羽生選手」、チャンは多分ガタガタになって3位滑り込みくらい。

続いて女子。
2年ぶりにも関わらずキム・ヨナが圧勝、もう本当に色んな意味で凄いです。
たとえば以前1年休んでいた安藤選手がTVに緊急出演した時は、
アクセルはおろか得意のサルコウまで大コケして完全に放送事故でした。
ヨナ選手はとにかく練習嫌いな人なので、そこはもう才能でしょうか。
ルッツが劣化気味でしたがサルコウの流れなどは格段に良くなっていました。
あとは精神力、“もう金メダルなんていらねーよ”的な余裕全開の振る舞い。
いつも泣きそうな顔で出てくる浅田選手はちょっと差をつけられた気も・・・。
あと余談ですがyahooニュースのコメントなどで案の定ボロクソ書かれていましたが、
誰がどう見ても勝ちだった以上、今騒ぐと負け惜しみになるのでやめてほしいです。

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