【時のフィギュア41】
2013年12月3日 時の芸術鑑賞(Skate)【歴史編5】 2007-2008
・浅田真央がスケートカナダ優勝
ショート出遅れ、フリーで3Aを2Aに変更するという初の試みも成功して総合優勝。
しかし3Aにこだわる浅田の中では相当な屈辱があった模様。
・キムヨナがロシア杯でフリー世界最高得点
本人が“最悪に苦手”とする3ループを決めて、ノーミス演技。
キムヨナの3Lo成功、及びフリーノーミスは初と言っていいほど珍しく、得点は最爆発。
「グランプリファイナル・トリノ」
・浅田真央がショート出遅れから追い上げるもキム・ヨナV
3-3失敗、さらにルッツが飛べずになんと一時停止、まさかの浅田真央ショート最下位。
しかし全選手が何らかの失敗したため、3-3に失敗したキム・ヨナが64点でトップに。
浅田真央のフリーは3Aに加えて2度の3-3という男子も真っ青なプログラムをノーミス、
本人の滑り終えた後の顔はおそらくファンの間では最も印象に残っているはず。
http://www.youtube.com/watch?v=bYJ_mG6Qvno
一方、キムヨナはジャンプミスを犯すもショート1位から逃げ切り優勝。
これも若干、怪しかった。
・四大陸フィギュアで浅田真央が初の韓国参戦
韓国版「徹子の部屋」とも言われる人気番組にも出演。
現地からの歓声も大きく、演技はノーミス、この頃は本当に関係が良かった。
「世界選手権・スウェーデン」
・女子ショート
浅田真央が名プログラム「ラベンダー」をノーミスで好位につける。
キム・ヨナは3ルッツで転倒して出遅れ。
・女子フリー
キムヨナがルッツとサルコウで失敗して逆転ならず。
そして浅田真央は数多い伝説の中でもよく取り上げられる、
3アクセルでの大転倒。
しかし大ダメージを受けたにも関わらずその後、奇跡のノーミス優勝。
各国のテレビ中継や、現地のファンから喝采を浴びる。
しかしフジテレビは荒川静香以外、誰もほめずにお通夜ムード。
そして安藤美姫は肉離れで涙のフリー途中棄権。
「耐えた真央、諦めた安藤」とまたも不条理な中傷が。
全世界のフィギュアスケーターを夢見る子供たちよ、
このMao Asadaの演技をしっかりと目に焼き付けておきなさい。
一度、転んでしまっただけで諦めてしまう人間がどれだけ多くいる事か。
- 仏解説者
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