【時のフィギュア48】
2013年12月13日 時の芸術鑑賞(Skate)【GPファイナルを振り返る・番外編(後)】
・キム・ヨナがクロアチア「ゴールデンスピン」を優勝
もう笑えるほど全てがシナリオ通りでしたね。
ざっくり言うと、キム・ヨナが【仮病でGPシリーズを回避】→
【福岡での不利な判定も回避】→【なぜかファイナルと同一週の試合に出る】→
【浅田真央の得点をことごとく上回る】→【女王アピール!】ってな感じでしょうか。
まず得点ですが浅田真央「SP72総合204.3」、キム・ヨナ「SP73総合204.5」。
かなり審判頑張りましたね、技術的に浅田に劣るためキムヨナの表現点を爆上げ、
それよりも大事だったのがショート浅田の3Aをムリヤリ回転不足にした事。
なぜならこれをやらないと、どうあがいてもキムヨナは浅田に勝てないから。
まあこれをやっちゃったおかげで一人の日本人審判が社会的に抹殺されましたけど。
ヨナ選手の五輪プログラムですが、やはりインパクトがないですね。
去年の「ヴァンパイア」&「ミゼラブル」が凄かっただけに拍子抜けの印象。
とは言ってもコレ仕方ないんです、なぜならキム・ヨナが五輪で金を獲るには、
「スタミナ温存用のちょっと気の抜けた演技」を用意しないとダメだから。
これは4年前のフリー「ガーシュイン」が“ヨナ史上最低”と言われたゆえんです。
しかし「タンゴ」とは、なぜ最後の最後に「タンゴ」?という気もしましたが。
やっぱ来年も続けるんじゃないでしょうか。
なおこの大会には安藤美姫も参戦して2位。
ルッツとサルコウが安定していてジャンプを整えてきましたね。
子供を産んだ女性ならこれがどれだけ凄い事が分かるのでは。
ただスピードとスピンが・・・どうにか体力を戻してほしいですね、
得点もそこに漬け込まれて低く出ています。
(つづく)
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