【時のフィギュア67】
2014年2月24日 時の芸術鑑賞(Skate)「ソチオリンピック・フィギュアを振り返る」
◆浅田真央選手のフリーが凄かった理由(1)
あの演技を心情的ではなく技術的に解析するのもどうかと思いますが、
色々な要素が組み込まれていたのも事実です。
まず3アクセル、全盛期ほどの高さはありませんでしたが、見事に成功。
しかし今回の演技に関して「3A成功」はあまりピックアップされていない感があります。
ピックアップされているのは「エイトトリプル」、
簡潔に言うと浅田選手は単独で2Aを一度も飛んでいない、他選手は必ず飛んでいるのに。
ここで少し脱線すると、「浅田選手のジャンプで好きな種類は?」、
と聞かれると私は時々「ダブルアクセル」と答えます。
これはジュニア時代から各国の解説者が突っ込んでいるのですが、
3Aを飛べる浅田真央の2Aは空中の頂きで回転を終えてそのまま降りてくるので、
「空中浮遊」や「無重力」のあだ名がついてます、それが世界で「Angel」と言われる理由です。
なのでその単独2Aが無かったのはビミョーに残念でしたが、
もちろん無かった事が絶賛されているのです。
(つづく)
http://www.youtube.com/watch?v=VxpgZX08GlE
↑私の一番のお気に入りダブルアクセル、ちょうど3:00のところです。
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