◆「松嶋菜々子の最高傑作決定戦(4)」

エントリーNo.4「やまとなでしこ(2000年)」

フジ月9、最後にして最大の傑作とされるラブ・コメディ。
ストーリーは激貧の家庭で育ったスチュワーデス・桜子(菜々子さん)が、
金持ちの男性との結婚を狙って合コンを繰り返すというリアルな内容。
そして松嶋菜々子を「伝説」にした作品こそがこの「やまとなでしこ」と言えます。
まず先にこのドラマの欠点から述べると、悪い方を先に。
一言で言うと、全体を通してとこれと言った展開がない。
菜々子さんが堤真一に複雑な想いを抱きながら毎回合コンを連発する、というパターン。
さらにベタな内容が多い。
「貧乏な男との幸福な結婚」、「ラブホ前でばったり」、「結婚式から花嫁逃走」等。
では良い点はとなると挙がるのは定番「合コンのテーマ」
1話に1度必ず流れるのですが、これが面白い。
(合コンのテーマは4:20)ですが、第1話の冒頭から視聴者を引き込む脚本が素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=OyxrcJJ0DGs

さらに良い点は「色んな松嶋菜々子が見える」
これまでの「落ち着いたお姉さん役しかできない」というイメージを覆す、
キャピキャピする菜々子さん、計算高い菜々子さん、優しい菜々子さん、キレる菜々子さん。
さらにこの主人公・桜子ほど演じるのが難しいキャラは無かったのではないでしょうか。
理想と現実をいったり来たりする役なので、本人も「とても難しい」と言っていました。
私が選ぶ「やまとなでしこ」ベストシーンはこれ!
火事のシーン、と菜々子さんinコンビニのシーン。
http://www.youtube.com/watch?v=B71GSb7Z3TU (8:20~)
次回は・・・「菜々子さんの3大誤算」(?)

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