【時のフィギュア73】
2014年4月15日 時の芸術鑑賞(Skate)◆「だったら浅田真央のショートプログラムTOP1は何なのか」
先月、叩き出された浅田真央のSP「ノクターン」の史上最高得点。
本人もご満悦でしたが、
「今までのSPのTOP3に入る演技でした」というコメントを残しました。
この一言には相当な重みがあると思います、つまり「単純に1位ではない」という意味です。
ちなみにソチ五輪のフリープログラム「ラフマニノフ第2番」は、
本人が「これまでのFPで最高の演技」と評しています、これは誰もが納得でしょう。
さて、そのSP・TOP3の「ノクターン」。
これまでの約10年間に渡る浅田真央の神がかったSPの歴史を考慮すると、
TOP3どころか、今季のSPが好みでない私にとっては5位にも入らない演技でした。
それだけ、これまでの浅田真央のSPがいかに素晴らしく、
いかに失礼な点数をあてつけられてきたか、という事を表しています。
では、浅田真央の考えるTOP3の後2つは何なのか?
これはさすがに趣向の問題もあるので分かりませんが、
彼女のコメントから何となくなら推察する事は出来ます。
では2005年にシニアデビューしたSP「カルメン」から今季「ノクターン」まで、
恐れながら時のフィギュア的・SPトップ9を発表します。
第9位:2010・SP「タンゴ」 ~ 該当試合(ノーミス)なし
→ おそらくファンと本人の間でも印象の薄いプログラムだったと思います・・・。
第8位:2013・SP「ノクターン」★(TOP3確定) ~ さいたまワールド
→ 本人が「TOP3認定」しているのですが、実際は3位には入ってないような気も・・・。
第7位:2009・SP「仮面舞踏会」★ ~ バンクーバー五輪
→ 最もガッツポーズが大きかったプロです、ただ前年からの使い回しなのでこの評価。
第6位:2012・SP「ガーシュウィン」 ~ 4大陸選手権
→ ファンの間で人気の高い表情豊かな演技、ただ本人の本当の評価が結構気になる。
第5位:2008・SP「月の光」★ ~ 国別対抗戦
第4位:2011・SP「シェヘラザード」 ~ ロシア杯
第3位:2005・SP「カルメン」 ~ 全日本選手権
第2位:2006・SP「ノクターン」★ ~ アメリカ杯
第1位:2007・SP「ラベンダー」★ ~ ヨーテボリワールド
ちなみに★マークが浅田選手がTOP3と考えているのでは?と思う演技です。
次回は5位~1位までを動画つきで振り返りたいと思います。
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