・浅田真央が1年間の休養を発表

逆に・・・よく8年間も持ちこたえたな、と思います。
8年前トリノが終わって、それまでスケートが大好きだった少女は、自分のジャンプに、
観衆の期待、連盟の圧力、マスコミの暴論、スポンサーの株価、日本列島そのもの、
その重みの全てがかかっているという事に気づくまで長くはありませんでした。

休む理由の一つには、「自分の力を全て出し切った」という事もあると思います。
埼玉ワールドでの「ノクターン」もですが、やはりソチの「ラフマニノフ」・・・。
3アクセル、3フリップ-3ループ、6種類の全ジャンプ、8回の3ジャンプ、
女子史上最強、いえ男子ですら恐れをなしそうな構成を全く乱れなく滑り切りました。
正直あれより上ってもう考えられないんですよね、そういう気持ちもあると思います。

とにかく必要なものは休養だと思うので。
「自分にとってスケートとは何なのか」
「勝手に一人歩きしてしまったイメージとは違う、本当の自分とは」
「日本の宝、世界の宝と勝手に見なされている事実にどう向き合うのか」
「自分にとって本当に大切なものは?」
正直23歳が1年で結論を出せるとは思えない程の“ 課題 ”があると思います。

一つ言えるのは、この時点で「1年後に戻るつもりはあるんですか?」
と聞いてしまった人は全く事実を把握していない人だという事です。

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