◆あのヒトを語る


実は人間分析が大好きなタイムス、競馬会の著名人をターゲットに吠えます


1、武豊

:紛れもなく、というか言うまでもなく天才。
無数の要素から、「天才」と感じる瞬間はやはりインタビュー。
他の一流ジョッキーとは明らかに違う、風格と才知、そしてオーラを放つ。
特筆したいのがテレビで流れるインタビューではなく、
競馬場でしか見れない勝利サークルでのインタビュー、ユーモアセンスが圧巻。
「いつもいい馬に乗せてもらっているので」はまさに彼にしか使えない謙虚の極み。

一方で、実に感情的な一面も併せ持つ、ディープインパクトが【凱旋門賞】で負けた時、
日本の記者を無視して立ち去ったシーンは多くの人の心に残ったはず。
だがそれも天才なりの情熱と感じた。
ちなみにこの方に目をつけて現在追い回しているウイニング競馬は実にセンスがいい。


2、福永祐一

ノーコメント。(大落下)
印象に残った一言は「まんまとやられた(ルメール&エピファネイアJC圧勝時)」。
「向こう上面で誰も動かないから・・・(ジャスタウェイ有馬敗戦時)」


3、故・後藤浩輝・元ジョッキー

本当に迷いましたが書きます、本当は当時に書こうと思ってやめました。
推測して亡くなった原因は「馬に乗るのが怖くなったから」だと思います。
3回同じ箇所を負傷、それも全て復帰した瞬間。

彼には輝かしい過去、現在、未来がありました。
デビュー当時からの雑誌サラブレでの連載、一流美男騎手としての人気、
解説者、そしてタレントとしての輝かしい将来性、そして彼に魅せられた家族の存在。

私が驚いたのは「翌週に膨大な騎乗予定があった」という点でした。
もし、負傷の恐怖から「馬が怖くて乗れません」と全て断ったら?
上に挙げたものは間違いなく全て消滅します。
遺された人たちの発言の中で、一番胸に刺さったのは安藤勝巳さんの一言。
「彼はあまりにも目立ちすぎた」

未だ謎とされる原因説の中で、私もその一言が真実に近いと推測しています。
暗い推論で申し訳ないです・・・後編の【馬主&調教師編】は来週に掲載します。
明日はリサさんがいますからね。

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