【まさかの２週連続３冠。菊花賞’２０】

2020年10月25日時の競馬列伝

―『菊花賞』

【競馬に絶対はある】

優勝『コントレイル』◎
２着「アリストテレス」
３着「サトノフラッグ」

３冠おめでとうございます。
２週連続でこの言葉を使うことは今後ないでしょう。
私はてっきり「競馬に絶対はない」
という言葉が今夜ネットで飛び交うものだと思ってました。
単１．１倍、ユーチューバーなんか億とか突っ込んでそう。
中盤『コントレイル』が掛かった時は「ああ、これヤバいやつだ」と思いました。
しかしクビ差で凌ぎ切った、とにかく馬が強い。
ディープインパクトの後継ついに確定、まさかノースヒルズから出るとは。
馬主としてはもう早く種牡馬入りして１兆円くらい稼ぎたい心情でしょうね。
ただ、ルール的にはあと一年ほど大事に大事に走ることにはなります。
５歳だとピークアウト、途中でケガして引退もイメージダウン。
【凱旋門】はどうでしょう、勝ち目低いし戦歴にキズがつくので行きたくなさそう。
名誉よりも欲しいのがお金だとすれば。

２着「アリストテレス」、これが凄かった。
ルメール騎手、完全につぶしに行きました、勝ち馬が暴走したのはこの馬が黒幕。
戦歴は地味、近藤夫人の馬というのも意外、そして何より父エピファネイア。
先週『デアリングタクト』で書き忘れたのですが、初年度から大成功です。
個人的にまさかの展開、なぜなら祖父シンボリクリスエスは大失敗しているから。
明らかに、母シーザリオ（父スペシャルウィーク）の血を受け継いでいるのでしょう。
むしろ『コントレイル』よりはＳＳの血が薄いエピファネイアのほうが有利。

あとはわりと人気順で決まった印象。
私の馬は軒並み来ませんでした、投資金は抑えたので被害はマシですが。
Ｍさん、さすが「アリストテレス」は押さえてましたね。
４着「ディープボンド」は今回、勝ち馬の暴走を防止する盾役だったか。
さすがにラピッドでＨペース演出は日本では禁じ手ですからね。
５着「ブラックホール」は個人的に押さえるべきだったと反省してます。
珍しく来なかったのはやはり７着「ヴェルトライゼンデ」。
というかこの名前、濁点の位置が非常に分かりにくい。。。