【タイムハート4(後編)】
2013年5月1日 タイムハート「職員Tを痴漢で逮捕」
当然その記事には驚いたが、私が誰なのかを一発で当てた事はさらに驚きだった。
当時は何かの間違いではないかと思ったが、
今や常習だったのか否かを疑うまでに至っている。
「愛嬌」とでも言うべきか、これより恐ろしいものはない。
「格好が良い」という要素も恐ろしいが、愛嬌の恐ろしさはその比を遥かに超えている。
美は確実に精神の成長を妨げ、その身を堕落へといざなっていく。
だからこそ私はクリックする瞬間に、無意識に「Tかもしれない」と思った。
美しくて優しい人間が現れた時、私は決して信用しない。
完璧な人間はいない。
完璧な人間だと思わせる者がいれば、その裏に猛烈な毒を隠し持っているという事なのだ。
今、データに残っているのはTが長崎に野菜のレポートに行った回だけである。
これを消せば二度と笑っているTを見る事はできないだろう。
しかし事件以降、私はその放送を見ていない。
なぜなら今やTを見るのが悲しく、そして何よりその笑顔がおぞましいからだ。
「職員Tの話(前編)」
この人が父親だったら少しは故郷に帰るかもしれない。
そう思っていた人がいた。
Tは早朝、私が寝る前にテレビに現れる人だった。
男に「可愛い」という印象を覚えたのは初めてだった。
私は男性に「可愛さ」を求めてはいないし、そういう男性を求めている人も少ない。
しかし過去に可愛い男性を見た事はある。
だがそういう人間は大体、
本来の醜い自分を隠すために可愛さを偽装している者ばかりだった。
だがTは違った、彼は生粋の可愛さを持っていた、赤ん坊のようなとでも言うべきか。
しかしある日、全てが崩れた。
PCを立ち上げると「某局の職員を痴漢で逮捕」という見出しが目に入った。
久々にマスコミが喜びそうなネタが入ったなと思い、
その記事にカーソルを合わせた時にふと思った。
「Tではないか」と。
「からすとすずめ」
昔、カラスがすずめを襲っているところを見た事がある。
カラスがすずめの雛を口にくわえ、親スズメが凄い剣幕でカラスに向かって鳴いていた。
あの、人を見ただけで逃げてしまう臆病なスズメが、獰猛なカラスに立ち向かう姿から、
鳥も自分の子の事となると死に物狂いで強くなれるのだろうかと思った。
同時に、すずめの雛を捕食しているカラスを見て、
飢えている者はどんなものでも喰らってしまうのだろうかと思った。
出ましたまたまた新企画。
最近更新が減ってきているので、もう少しヤル気をアピールしていこうかと、
この【タイムハート】をスタートさせます。
内容は、はっきり言ってまさに「時のつぶやき」。
何の意味もなさそうな事をジャンル不問で適当にダラダラつづっていきます。
私の心の中は常に変な物によって満たされているので、
その異様さが伝わるよう頑張ります。
―――――――――――――――第1回は現在進行中【時のマジ馬券】について
・現在のPAT残高:¥48900。(← これマジです)
何だスタート時と全然変わってないじゃん、と思ったそこのアナタ(誰)、
全然違います。
この企画には唯一と言ってもいい恐怖ルール、
「所持金5万を全部使わなければならない」というハードルがあるのです。
しかし、私がこれまで使った総金額はすでに¥45700。
つまりこのまま守りに入ってしまえば回収率100%は余裕。
競馬をして毎年プラスになっている人は全体の1%未満と言われているので、
十分もう望ましい結果となっているわけです。
しかし・・・この私が回収率100%で満足するワケがないので、
一応今さら目標を言っておくと「年末には収支が+30万になっている」です。
ちなみに上半期の勝負レースは最初から決まっていて、
【皐月賞◎コディーノ】だったのですがほぼ引き分けみたいな結果になってしまったので、
今後の勝負レースは前もいいましたが【スピード系の重賞で4歳を狙う】です。
言いたい事はコレだけ(早くも企画倒れ、爆)。
しばらく遠出する事になりました。
なので更新はまた「気まま」に変わります。
なので更新はまた「気まま」に変わります。
【高松宮記念】は◎『ロードカナロア』○「アドマイヤセプター」。
◎→○(馬単¥500、馬連も¥500)
【時のつぶやき’12】
2012年8月3日 タイムハート何をつぶやこう・・・この「時のつぶやき」。
一応記事のジャンルとして設立してあるのですが、
今までの6年間でつぶやいた回数はたった12回(笑)。
全く使えてないので今日はこの館についてつぶやいてみる事にします。
ほとんどの方はご存知だと思いますが、
この「時ノ館」は6年前に別のIDから移項され設立されました。
現IDは77777ですが、前のIDは3から始まる5ケタでした。
なぜ移項したかと言うと(前のブログはまだ残してありますが)、
多分当時の子供っぽい文章がいつまでも残るのが嫌だったんでしょうね。
というか今のブログでも昔の記事は子供っぽいので消したいくらいです。
なので私がこのサイトに来てから、あと半年で実はちょうど十年になります。
ちなみに私がここで初めて取り上げたレースは
『ネオユニヴァース』が勝った【スプリングS’03】の予想と回顧。
この記事を書いた時は指が震えていた事を覚えています。
私は文章を書く事が大好きで、
「ああ、自分の文章がついに日本中に公開されるんだ・・・」と、
大ゲサな緊張をしていました。(笑)
思えばあの頃はブログブームの真っ盛りでしたね、
今はどうなのか知りませんが、10年前はこのサイトもそれは活気があったものです。
競馬専門ブログでも、相互リンクのお申し込みなんて月2回は当たり前でしたからね。
今は6年でたった9件・・・しかも半分近くは更新止まってる・・・(苦笑)
この10年を振り返ると、まず【時の予想】。
これはしょっちゅう自慢してますが一応、
2004年から2011年まで8年連続で万馬券的中を出しています。
今年はまだなのですが、あと2年は続けたいです。
最後に【レースタイトル】。
回顧の時にレース名の下に出る【飛ばない蝶々】みたいなアレです。
最初ブログを始めた2003年の夏ごろからつけ始めたのですが、
最初はもう本当につけるのが大変で、
よく「レースタイトルが思い浮かばないので更新は明日に回します」
みたいな事を言ってましたね、当時はそれくらい苦労してました。
しかし今はもうササッとつけてしまいます、これは本当に成長、というか慣れです。
ちなみに・・・一番最初につけたレースタイトルは何だったでしょう?
自分で調べてみたところ【関屋記念’03】らしいのですが、何と、
【春のGⅠ戦線を騒がせたあの大物が、ついに夏の新潟にやって来た!】でした。(大爆裂)
あの大物とは「アドマイヤマックス」の事ですが、信じられないくらい長い。(笑)
でもその後は【クイーンS・遥かな逃走劇】や【ISD・彼女達の季節】など、
すぐに今の短めスタイルが確立されてます。
意外とこのレースタイトルは「この館の名物なのでやめないでほしい」、
という声も頂いているので今後も継続していくつもりです。
まあ・・・言いたい事は大体言えたかな。(長いよ)
【ニコニコ更新週間のおしらせ’12】
2012年7月26日 タイムハート来週は真夏の【ニコニコ更新週間】を実施します。
何だソリャ?と聞かれると、「単に毎日更新します」というだけの企画です。(笑)
過去に一度だけやった事があるのですが、多分今回が最後になるかもしれません。
とは言え普段も平均週4で更新してるんですけどね・・・
というわけでどうかお付き合い下さい。
1,【時の回想 ― クイーンS】
2,【時の最強馬ランキング】
3,【時の芸術鑑賞 ~ 日本ドラマ史】
4,「イーストロード25」
5,【時の芸術鑑賞 ~ 日本アニメ史】
6,【時のつぶやき】
7,【時の予想 ― レパードS,小倉記念】
なお来週7日間は、
「あのころ君は美しかった」というテーマで左の写真(今はラクシャスくん)を、
日本芸能史を彩った7人のアイドル達を無断転載していきます。(爆)
<改変のおしらせ’08>
2008年11月27日 タイムハート12月から忙しくなりそうなので、
確実的な更新を【GⅠ関連のもの】のみとさせて頂きます。
【GⅡ・Ⅲ】は不定期という事に致しますが、回顧も予想もない週もあるかと思います。
ただそれでも週1,2の更新はあると思うので、今までとさほど変わりありません。
なお<イーストロード>は前編を速やかに終わらせたら、
後編は目標の50回をめざしてノロノロと連載していくことになるでしょう。
<引っ越してまいりました>
2008年4月4日 タイムハート◆「引っ越してまいりました」
レポートが遅れていましたが、2週間前に引っ越しをしました。
前の引っ越しからわずか3ヶ月での引っ越しという事で、
前回引っ越しを手伝ってくれたメンバーは当然総スカンと化し、
前の物件からわずか徒歩10分の移動にも関わらず厳しい個人戦をしいられました。
なお今回は私にとって7度目の引っ越しだったのですが、
何故こんなにも移動を繰り返すのかと言いますと、私「音」が駄目だからです。
隣人さんから何かしら音が聞こえてくると思考回路が速攻でダウンしてしまうのですね。
で、新しい物件に関してですが、
これがまあ今まで住んだ中でダントツに古いボロアパートです。
何しろ名前に「荘」が入りますからね。
しかし聞こえる音と言えば下の階のオジちゃんのいびきくらいなので、
今のところかなり気に入っており、長く暮らせそうだなと喜んでいる次第です。
◆「ドバイシリーズの結果」
正直今年は全く期待していなかったので、
まさにそのまんまな結果という事で印象にも残らなかったのですが、
まず『ヴァーミリアン』の最下位、これは何かしら輸送における影響でしょうね。
ただ今の日本の砂レベルには巨大な疑問符がつきますし、
何と言っても日本と海外のダート・ターフの性質は全く違いますからね。
逆に言うと日本の砂で走れない馬が向こうで突然化ける可能性もあるかもしれません。
とにかくこれが原因で【JCシリーズ】は私同様、総スカンを受けているわけですから
そろそろJRAも真剣に対応を考えられた方がよろしいと思います。
もう一つは【ドバイデューティフリー】。
『ウオッカ』がなかなか頑張りました、さすが【ダービー】3馬身差。
ただ4歳牡馬の頼みの綱「アドマイヤオーラ」はあっさり底を露呈と、
果たして明日の筆頭株『アサクサキングス』はどうなるでしょうね。
クモが何かと多い物件なので、
どうにか連携してゴキ丸くんを倒してほしいなと期待している次第です。(無理)
■現在ダイエット中です
とは言っても私、痩せ型なのですが、
昔から脂肪が約10割お腹に回ってしまうという嫌な体質なので、
人生で一度だけダイエットをしてみようと思い、3ヶ月間お菓子を絶つ事にしました。
これが意外にきつくて、元々ひと月に3日くらいしか甘いものを食べない私でも、
いざ禁止すると妙に食べたくなるんですよ。
なぜ女の子がよく「ダイエットに失敗した」と言っているのかがようやく分かりました。
ちなみにゴールの日はたまたま2月14日なので、
その日はおいしいチョコを一気に食べようと思っています。(リバウンド警報)
■フジ日曜15時「みんなのケイバ」がスタート
いや、素晴らしい番組ですね。
あまりの素晴らしさに私、思わず開始10分で音を消してしまいました。
まあフジの狙いは見えてるんですよ、
番組を確実に見る競馬ファンより、競馬を知らない層を取り込みたいわけです。
だからと言ってあれではどっちつかず、完成度は最低ですね。
ただでさえ影が薄いのに空回りする川合俊一、喋りが完全にバラエティなほしのあき、
さらに「ノーリーズン」落馬の菊勝者は「マンハッタンカフェ」と言ってのけた伊藤アナ。
まず競馬を知らない人が見たらあっさり素通りされるのは目に見えてますし、
それ以上に競馬ファンの私でさえ番組を無視してましたからね。
一年で改変されるだろうとは思いますが、まず一年耐えられるかが早くも心配です。
■浜崎あゆみ、左耳難聴
そうだったんですか・・・ショックです。
この方は抱えてるものが大きすぎますからね、いつも見ていて不安です。
私も実はストレスが一定以上たまると肌、不眠、そして最後に左耳に来るのですが、
片耳が聞こえないというのは想像以上に大変です。
人は会話するとき片耳で他人の声を聞き、もう片耳で自分の声を聞くので、
片側聞こえないと会話はもちろん、歌うなんて事は困難を極めるでしょうね。
そして怖いです、ましてや「治らない」なんて言われたらどれだけ愕然とするか。
とにかく今後は無理せず自分のペースで活動してもらいたいですね。
そういえば日曜は「ファリダット」が3着に敗れてしまいましたね。
でもこの馬は長く見守っていくつもりなので特に大きくは受け止めていません。
【新年のご挨拶’08】
2008年1月1日 タイムハートあけましておめでとうございます。
開館から一年ほどが経ちましたが、本年もこの「時の館」をよろしくお願い致します。
振り返ると昨年は私なりに頻繁に更新ができた方だと思っています。
しかし今年は更新速度が落ちるといった変化があるかもしれません。
閉鎖だけは回避できると思いますが、私には欠かせない変化です。
そして「時の予想」ですが、
すでに昨秋の後半から出走メンバーを当日に確認するなど、
正直言って満足な予想ができていませんでした。
なので今年はレースを絞る等の対策を含め、責任ある予想をしていきたいと思います。
さらに50本連載すると言い切った「イーストロード」、
見事4本でストップしているので、残り46本は確実に連載したいと思います。
と何となく否定的なご挨拶でスタートした2008年ですが、
文章力だけは確実に向上していくと思われるので、
また楽しくお付き合い頂ければと思います。
タイムス
JRA、馬インフルエンザで週末の全レースを中止 [日経BizTech]
2007年8月17日 タイムハート
08月17日付 日経BizTechの報道「JRA、馬インフルエンザで週末の全レースを中止」へのコメント:
昨日帰国の機内で知ったばかりなので反応が遅れましたが、
恐ろしいことになっていますね。
競馬予想などで過去の戦績を参照すれば分かる事ですが、
近年の競馬においてレース日程が空白になった事は一度もありません。
特に競馬というのは各々のレースが繋がりを持って構成されているので、
影響が長期に及ぶのは当然ながら、
新聞、雑誌、テレビ、予想家、専門家、ファン、関係者、そして馬と、
すべての動きを完全停止させてしまう本当に恐ろしい事態だと思います。
私もこの中止が先週の「アサヒライジング」Vの時だったらと思うとゾッとしますが、
今年は応援している馬が多いので、今後の情勢もまだ予断を許さないでしょう。
中止の期間ですが、個人的予想では1ヶ月以上はまず固いと思っています。
1頭でも感染馬を残したまま開催したらすぐまた蔓延が再開しますからね。
来週の特別登録を決行するという謎めいた行動に早くも走っていますが、
こういう時にこそ迅速かつ完璧な対応ができるかJRAに掛かっていると思います。
昨日帰国の機内で知ったばかりなので反応が遅れましたが、
恐ろしいことになっていますね。
競馬予想などで過去の戦績を参照すれば分かる事ですが、
近年の競馬においてレース日程が空白になった事は一度もありません。
特に競馬というのは各々のレースが繋がりを持って構成されているので、
影響が長期に及ぶのは当然ながら、
新聞、雑誌、テレビ、予想家、専門家、ファン、関係者、そして馬と、
すべての動きを完全停止させてしまう本当に恐ろしい事態だと思います。
私もこの中止が先週の「アサヒライジング」Vの時だったらと思うとゾッとしますが、
今年は応援している馬が多いので、今後の情勢もまだ予断を許さないでしょう。
中止の期間ですが、個人的予想では1ヶ月以上はまず固いと思っています。
1頭でも感染馬を残したまま開催したらすぐまた蔓延が再開しますからね。
来週の特別登録を決行するという謎めいた行動に早くも走っていますが、
こういう時にこそ迅速かつ完璧な対応ができるかJRAに掛かっていると思います。
レースの中継が全くない競馬番組ほど痛々しいものもなかったですね。
しばらくはこの館も競馬ネタ以外でやっていくしかなさそうです・・・。
妙な夢を見た。
教室に一人、柄の悪い男が入ってきて女教師の授業を妨害するという夢だ。
彼女は私の通っていた大学の非常勤講師だったが、なぜか舞台は高校の教室だった。
そして男はなぜか「Dragon Ash」のボーカルだった。
彼が女教師に暴言を吐き続けている間は、私も他の生徒と同じように静観していたが、
彼が彼女に平手打ちを加えた瞬間、私は即座に立ち上がって彼を取り押さえた。
翌日、彼は学校側から停学処分を受けたが、
なぜかその日からクラスメートの半分が彼の柄の悪い友人たちに変わっていた。
皆で降谷建志を押さえつけた男を探し出し、報復するのだという。
夢はその男が私だとバレた瞬間に覚めたが、私は心から「助かった」と思った。
もし現実に生きている私ならあんな事はしなかっただろう。
彼女を以前一番傷つけた私が、まだ罪悪感を抱いているという証拠なのだろうか。
東京に出て一年になる。
部屋の近くの桜のつぼみがそれを物語っている。
おそらくこの一年は、最も一人でいる時間が長かった一年になってしまった。
一人でいると自ずと増えてしまうのが、過去の回想である。
そしてその殆どが己の過ちであり、良い思い出など自ら探り出さない限り殆ど出てこない。
ひどい人間だったと思う、自分が完全な大人だと勘違いしながら生きてきた。
そのせいで本当に大人を目指すレースから私は取り残されてしまった。
今からでも間に合うだろうか、私はもう、あの頃の醜い自分には戻りたくない。
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「I don’t wanna be a fool.」
2006年12月7日 タイムハート今日はここに戻ってきた理由について書きます。
劇場を閉じてから常々、自分はここに復帰すべきではないと思っていました。
なぜなら私は文章を書くことが好きだからです。
再開させたらまたここを離れられなくなる、そう強く懸念していました。
しかし戻ってきたのは別の理由です。
「馬鹿になってしまった」からです。
この十ヶ月間、自分なりにできる事をやってきたつもりですが、
私の行ってきた作業のほとんどが、
頭を使っているようで実は使ってないものばかりだったと気づきました。
そして人との交流を最低限にしたことが一番の打撃となったようです。
以前は頭の片隅に置いておけば容易に引き出せた情報が、
今はなかなか姿を現してくれない。
呆然としました。
想像力、分析力、記憶力、あらゆるものが総じてダウンしていることを自覚しました。
人間の脳は使わないと、どんなに若くても錆びてしまうことを知りました。
私の中で「頭を使うこと」の代名詞は「文章を書くこと」です。
なので…しばらくは出来るだけ書き続けていこうと思います。
私の記憶が戻るまで、ただ誰かが聞いていてくれればいいと思っています。
ちなみに今回の経験から個人的に出した結論は、
人間が頭を使う作業ナンバーワンは単純に「会話」だという事です。
日曜更新はしない主義ですが時間ができたので、
今日は心の中で会った一人の男の話をしてみます。
その人は悪魔でも天使でもありません、ただの正直な男です。
本日の【阪神ジュベナイルフィリーズ】は「ウオッカ」が勝ちました。
私はこの一週間ずっと◎「イクスキューズ」でしたが、
ここで予想をする寸前に誰かがそれを◎「ウオッカ」に変えてくれたのです。
その誰かとは明らかに、この3年間このレースを外し続けてきた自分です。
その自分ははっきりとこう言いました。
「このレースでそんな素性の整った馬は絶対に来ない、
来るのはどちらかというと“得体の知れない馬”だ」と。
私はその通りに従って1着を当てることができました。
その男にはとても感謝しましたが、今思い出せば彼の名前は、
「経験」、もしくは「教訓」だったかもしれません。
しかしその男はこうも言ったのです。
「この4年間、1番人気に◎を打ち続けて応えてくれたのはただの一頭だけだった。
もう二度とこのレースで同じ過ちを繰り返してはならない」
私はその言葉にも従って2着の馬を何も考えずに消してしまいました。
その時、男は「固執」という目に見えて無益な名前に変わっていました。
男は私に無意識の内に1着の馬を教えてくれ、意識下の内に2着の馬を消しました。
つまり2着を外したのは私の失敗だということです。
競馬において最強の力を誇る「経験」というものが、
競馬において最悪の力を生む「固執」というものにも変わりうる。
今日はその事を学ぶことができました。
これによってその男の名前は、正真正銘の「教訓」になったわけです。
まあその男は実のところ、この私なんですけどね。
お久しぶりです。
元・情熱劇場の支配人です。
今日からここに居座ることに決めました。
また、よろしくお願いします。
ここに刻む事に統一性はありません。
ただその日に思いついたことを書きます。
おそらく競馬について書く事が多くなると思いますが、
正確には書くのではなく書き殴ることになるでしょう。
完璧を求めた情熱劇場とは、一線を画したいのです。
そしていつ刻むかも分かりません。
たとえば毎日書き続けて突如、三年くらい記述が途絶えたりするかもしれません。
何でもありだという事を先に申し上げておきたいのです。
今日からこの館の扉の鍵を開けておきます。訪れたくなった時は、訪れてみて下さい。