◆「ソチ五輪・フィギュアスケート女子」

もう・・・無かった事にするしかないと思います。
そうしなければフリーへの意気込みがゼロってしまいますし、
今ネットで起こっているような、終わった後で「~が悪い」、「~のせいだ」、
のような結果論を書いても仕方がないからです。
真実を知っているのは浅田選手だけ、想像もできないような理由かもしれません。
ただ私も伊達に60回更新していないので、
一度だけ書いた心当たりがあります、探してみたら「時のフィギュア34」でした。
言える事はそれだけかな・・・。

他の選手のショートを振り返ってみます。
まずキム・ヨナ選手、かなり顔がこわばっていて緊張したらしいですが、
「やってみたら出来た」そうです・・・凄いよね、この図太さは。
特筆できるのはフリップで正確な踏み切り(インサイド)が出来ていた事、これは偉い。
3位がコストナー選手、おそらくこの人が一番で良かったんじゃない?
と思った人が多かったと思います、あの「アベマリア」はとてつもない傑作。
2位がまさかのソトニコワ選手、ただ「3トゥループ3トゥループ」という、
難度の低いジャンプでこの点はちょっと、まあ地元ロシアだからというのもありますが。
言っちゃえば1位がロビイの鬼「韓国」、2位がフィギュア会長の「イタリア」、
3位が地元「ロシア」ともう審判がパニック状態でしょうね。
ちゃっかりロシアの敵・USAワグナー選手は低く見積もられてしまいましたが。
他、気になったのはフリップで転倒した有力候補のリプニツカヤ選手。
分かりませんよね、精神は、ガチガチな人が成功して、平穏な人がコケたり。

さてフリーです。
浅田選手に祈るのは一つのみ、「納得のできる演技を!」です。
ぶっちゃけもうメダルも責任も消えました、のびのび滑ってください~。
あ、メダル争いは勝手にやっといてください(BOMB)


◆キム・ヨナSP首位、浅田真央が16位

もう言っちゃいますね。

悪 夢 で す 。


何が悪夢かって私がこれから寝て見る夢の事です。
と、とにかくフリーに気持ちを切り替えてって・・・私には無理です。


いよいよですね。
思えばずっとこの瞬間をイメージしながら観戦してきたと思います。
4年前もそうでした、ずっとバンクーバーを意識しながら観戦していました。

私、すでに緊張しているんですよね。
というか大きな試合の度にそうなるんですが。
一体・・・たった1人でリンクのド真中に立つ選手たちはどういう精神状態なんでしょう。
4年前、ショートプログラムでミスがなかった浅田真央&キム・ヨナは本当に凄い。
ちなみにキム・ヨナ選手は演技寸前に「目やにを取る」という余裕の行動を採りました。
果たして今回も微動だにしないド根性を見せるのか。

なお“3強”の1人、リプニツカヤ選手はこんな大爆弾を投下してくれたみたいです。
http://news.livedoor.com/article/detail/8552089/
このキャラ最高、日本でのイメージアップも見事に成し遂げている。
ついでに「あの人の変な得点は何なの?」とか「あいつのフリップもおかしいだろ」、
とか言ってほしかったですね。
いや、若さを武器に頑張ってほしいです。

浅田選手・・・無理な注文かもしれませんが「演技を楽しんで」ほしいです。
とにかくメダルの色より納得のいく演技を、ですね。
ではキツイ時間帯ですが、目に焼きつけて参りましょう!


羽 生 結 弦
 , 金 メ ダ ル お め で と う !


2014.2.15.am4:07
この更新は金メダルが確定した瞬間に刻まれました。


◆『ソチ五輪、個人戦、開幕】

もう雪で競馬めちゃめちゃなんで書きたいこと適当に書きます。

キム・ヨナ
「団体戦は体力を消耗するので、日米の選手でなくて良かった」

→はいウソです。
何故なら本番のリンクで一回滑る、これがいかに有利かは言うまでもなく。
ルッツが乱れたリプニツカヤ、コンボで減点されたワグナー、そして転倒した浅田真央。
全員が大きなプレッシャーを経験して個人戦に臨むのでこれは確実にプラス。
そもそも本当に「良かった」なら発言しませんからね、自分に言い聞かせてるのが見え見え。

ただその理論を覆しちゃったのが現在11位の町田樹くん。
団体戦を経験して臨んだのに、SPでまさかのダブルルッツ。
飛んだ瞬間「ギャァ!」と叫んじゃいました、失礼ですが男子選手のWルッツは久々に見た。
そして今夜は羽生結弦金メダルに期待が掛かります!
どうやったらあんなにメンタルを平常に保てるのか一度聞いてみたいくらいです。
明日は「金おめでとう」の更新が出来る事を今から祈っております。
土曜【小倉&京都11R】:7番の馬に(複¥100×2)←?!


◆「フィギュアスケート団体戦、日本5位」

ヤバイ、と思いましたね。
3Aの助走に入った所もそうですし、それよりも6分間練習の方がおかしかったと思います。
この転倒によって「浅田真央のメンタルの弱さ」が浮き彫りになった・・・
という考えは全く持って的外れである事は今まで述べてきた通りです。
メンタルが弱かったらバンクーバーで3発も3Aを決める事自体、不可能です。

私として一番驚いたのは転倒によってスピンやステップにも悪影響が出た事でした。
基本、浅田真央は最初に失敗してもゼッタイ後には引きずらない選手です。
特に今シーズンは「最後の年」と明言して、各試合でも穏やかな表情を多く見せており、
本人も「五輪では最高の演技を」とソチでの“順位”に関する緊張はないという態勢でした。
しかし・・・後はマスコミが報道した通りだと思います。
「個人としてのプレッシャーは皆無だったが、団体戦で日の丸を急に背負って動揺した」
といった所でしょう。
これまでも2度彼女は団体戦に出ていますが、メダルもないお祭りという感じだったため、
「団体戦の方が皆がいてくれて楽しく演技できた」
という安心感も裏目に出たと思います。
(つづく・次回は転倒による今後の影響に関して)

◆「浅田真央はなぜ3アクセルを2回飛んだか(後)」

バンクーバー五輪前、
実は最も金メダルに近いとされていたのは浅田真央でもキムヨナでもなく安藤美姫でした。
理由は過去の金メダリストを見れば明らか、
これまでの五輪では必ず“伏兵的な”女子選手が優勝していたからです。
これは3サルコウ-3トゥループをモロゾフの機転で3-2に変更して優勝した、
あの荒川静香も含まれます。
安藤美姫はバンクーバーシーズンで徹底的に3回転3回転を避け、
その甲斐もあってGPファイナルではキム・ヨナとの大接戦に持ち込み、
「私にも金メダルを取る実力はある」という事のアピールに成功しました。
しかし・・・3-3を避け続けたせいで本番のショートで3-3失敗。
おそらくモロゾフが狙っていたのは銅ではなく金メダルだったのでしょう、
翌日のフリーでは3-3やフリップを回避するという、とっさに銅を狙う戦術で来ましたが、
フリーでミスを連発した地元カナダのロシェットに逃げ切られ、
さらには会心の演技を見せた長洲未来にも4位をかっさらわれてしまいました。

さて浅田真央ですが、おそらく本番ソチで3アクセルを連発する事はないと思います。
理由はバンクーバーと比べて3Aの成功率が低いから、というかほぼ成功してません。
しかし全日本のように2連発で飛んでおく事で、
奇跡的に3Aの成功率が80%オーバーになった時のスタンバイをしている状況です。
もし、万一浅田真央が3A連発を決めたら、その後のルッツを得意のフリップに、
そしてサルコウをさっさと外してしまえば、キム・ヨナ陣営はひとたまりもないでしょう。
ただそれはあくまでの理想の話です。
私としては五輪までにサルコウを2アクセルに変更したり、
3-3を組み込んでキム・ヨナをビビらせる対策を採った方がいいと思うのですが、
どうでしょうね。

◆「浅田真央はなぜ3アクセルを2回飛んだか」

A:単にこだわっている
B:イメージトレーニング
C:減点対象の3ルッツを外したかった
D:キム・ヨナをビビらせるため


全部ありそうなんですけど、私の考えではが一番大きいと思います。
今回の全日本において浅田真央の3A成功率は20%未満、誰が見ても明らかでした。
なのに2度も飛びに行った事で多分、一部疑問の声が上ったかもしれません。
しかし、この選択は非常に正しかったと私は思います。

端的に言うと「試合でしばらく飛んでないジャンプを急に組み込むと、大体失敗する」
という事です。
これは「安藤美姫はなぜバンクーバーで銅メダルが取れなかったのか」にも通じます。
安藤選手はフリーは好演したものの、ショートで2度失敗という致命傷が響き無念の5位。
この時、失敗の発端になったのが安藤選手の必殺ジャンプ・3ルッツ-3ループ。
安藤選手はこの1年、すべて安全策の3ルッツ-2ループの構成にしていたのですが、
「この五輪では回転不足判定が異様に出ない」ことを見抜いた策士モロゾフが、
一発勝負に出て安藤選手に3-3で行くように命じたのでしょう。
練習での3-3の成功率からしてもモロゾフの判断は実に鋭かったと思います、
が、ひっさびさの本番、しかも緊急で飛ぶ事になった3-3を安藤選手はやはり失敗。
これが銅を逃がした要因だったと私は睨んでます。
(つづく)
                              
「全日本フィギュアを終えて(4)」

・安藤美姫の一年(終)

そんな目立ちたがりの安藤さんですが、
この人が他の目立ちたがりさんと違うのは「目立つと確実に墓穴を掘る」という点。
まあ今年ヤっちまったNo.1は「報ステで出産を大発表したが父親は言えない」件。
これに関しては言うまでもないでしょう、中途半端もいいトコ。
おそらく安藤さんはイメージアップのために復帰したのでは、と推測しています。
全盛期から程遠いスピード・・・あれで五輪に出ようなんてバカな考えは、
ましてや2度も出場している安藤選手ならムリがある事は百も承知のはず。
しかしルッツやループなどの高難度ジャンプは飛べている・・・
つまり表向きはママとして奮闘しているように見えても実は、全然、力不足。
ただのパフォーマンスで、最後の最後にフィギュアを利用したのかなという推測。

決して口にできない父親の名前。
突然、謎の全面支援を発表した高須クリニック。
とてもじゃないが有望とは言えない引退後の活動。
と、いうわけでもうここで終わりにしましょ(爆)。
最後にこんなにケナす事になるとは思いませんでしたが、
今までひたすらヨイショしてきたのでまあいいですよね。(いいのか?)

もう強引に安藤美姫を締めくくるならば。
彼女は2度ワールドで優勝した、それも負かしたキム・ヨナ&浅田真央も同じく2勝。
つまり2強ではなく3強である。
さらにファンに聞いたQ:3人の中で一番運動神経がいいのは?→A:ダントツで安藤。
男子でも飛べない4サルコウや3ルッツ-3ループが飛べる。
むしろ3人の中で一番上じゃないか、という実力を持ちながら、
巨悪ルールによって徹底的に封じ込められ表彰台からも降ろされていた選手。
まあ多少キレる権利はあったんじゃないかなと思いマス・・・。
(つづく、次はようやく浅田真央に関して)
                             
◆「全日本フィギュアを振り返る(3)」

・安藤美姫の一年(2)

何だか今から自分が恐ろしい事を書こうとしているようで若干怖いのですが、
まず安藤美姫とはどういう人なのか、という点に関して。
とは言っても“そんなのお前が知るわけないだろ”的な気持ちで自分も一杯ですが、
私が一番印象に残ったのは「この人は極度の目立ちたがり屋だな」という点でした。
それは2009年に代々木で行われた「国別対抗戦」、私は現地にいたのですが。
ショート「月の光」で初めて浅田真央が3アクセルを決めた時、
特別シートで大喜びしている他の日本人選手たちが映された時、一人だけ笑っておらず、
「安藤美姫の顔コワい・・・」と周囲の観客たちから小さな声が聞こえました。
まあ正直私も「ここで大喜びして飛び跳ねるようなキャラだったら、
アンチも少なかっただろうにな~」とは思いましたが。

それよりも私が見逃さなかったのは、浅田真央が完璧すぎる演技を終えた直後でした。
http://www.youtube.com/watch?v=fRM4Qj2u_jo
すぐさま日本人選手たちは、
小さな日の丸(だったかな?)旗のようなものを振って歓声を送ったのですが、
安藤美姫は自分たちが映し出されるとその旗をわざと小塚くんの顔の前で振り、
顔を隠された小塚くんが困って笑うという微笑ましいはずの光景だったのですが。
問題なのはそのタイミングで、浅田真央に最も世界中から視線が集まった時だった事。
さらにその後、浅田選手が初の70点越えのスコアが出て応援団はさらに大騒ぎ。
その際また織田くんの前で旗を振って邪魔を・・・。

でもファンだったら分かるはず、「仕方ない」と。
私も「仕方ない」と思いました。
何しろ安藤美姫はその前に名プロ「SAYURI」を滑って3Lz-3loという超神技を決めたのに、
あっさり定番の回転不足判定をくらってノーミス演技にたったの63点・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=ZNz2_b-Ni-I
はっきり言って3ルッツ-3ループは、3アクセル並に難しいといってもいい超技。
「なんで私だけ・・・」という気分になって当然のシーンでした。
(話が横道にそれましたが次回につづく)
                                
◆「全日本フィギュアを振り返る(2)」

・安藤美姫の一年

これに関しては書くかどうか若干迷ったのですが、書きます。
まず再三申し上げると私は安藤美姫の大ファンです、しかし少し心境の変化がありました。
今日書く事も憶測ですが、ファンだからこそ冷静な視点があるのではと思ったからです。

まあ一言、この一年彼女は「何をしたかったのか」です。
「そりゃあ五輪に出たかったんじゃない?」と言う人が多いと思いますし、
私もそう思っていましたが、どうもそうではない気がするのです。
と、思ったきっかけがスピードでした。
「とにかく遅くなっている」というのは明らかですし、まあ仕方ないとも思うのですが、
「ジャンプがある程度、飛べている」
という事に関しては不思議でなりません。
普通、逆なんですよね、「スピードは戻ったがジャンプは飛べない」になるはずなので。
結論を言うと、もしかして体裁だけ繕ってきたんじゃないかと、正直、今私は思っています。
(次回はその根拠について)

◆「全日本フィギュアを振り返る(前)」

「男子3枠目は高橋大輔

まあそうでしょうね、実績からいって。
枠争いした小塚選手も故障持ちなので、とにかく早く回復させてほしいです。
織田選手はともかく小塚選手は最後の大事な時期に右足のケガは痛かった。
上位の羽生選手と町田選手は十分メダルを射程権に入れていると思います。

「女子フリー」

宮原、鈴木、村上選手のノーミス演技は凄かったですね。
宮原選手はやはり小柄な分スケールが小さく見えたのかソチ五輪は叶わず。
鈴木選手の144点はさすがに出すぎですね。
ただ今まで世界連盟の意志?で点数を何年間も抑え込まれてきた選手なので、
その分のお返しみたいなものかもしれません。

驚いたのが村上選手
ここでも何度も述べてきましたが、この選手のメンタルの弱さは半端じゃないです。
私が一番そう感じたのは、まだ出てきたばかりの頃。
ミヤネ屋が「第2の浅田真央に注目!」として村上選手を持ち上げ特集した時のこと。
リポーターに「第2の浅田真央と言われている事にどう感じますか?」との問いに何と、
「ドキドキする

・・・いや、否定しようよ、という感じにこの子は絶対メンタル弱いなと思いました。
しかしこの大一番でショート&フリー・ノーミスは恐れ入った。
今までの村上佳菜子を知っている人にとっては特に驚きだったんじゃないでしょうか。
(次回はミスしたおニ方の方を、爆)

◆【歴史編(最終回)】

・GPファイナル東京で安藤美姫とキムヨナが激突

SP安藤美姫がノーミスでまとめてトップ。
大本命キム・ヨナはフリップで失敗。
さらに3-3で回転不足判定、フリップでエッジエラー判定。
初の判定に韓国メディア&本人が一斉に激怒。

フリーはキム・ヨナがコンボをわざと(?)失敗も首位。
安藤は鉄板のサルコウでまさかの失敗し僅差2位に終わる。


・全日本選手権

浅田真央がSP&フリー共にノーミスで圧勝。
世界中の真央ファンが喜びと安堵に沸いた。
3位安藤はフリーの衣装「豹柄クレオパトラ」が話題に、2位が無難にまとめた鈴木明子。

・四大陸フィギュア

2度目の韓国開催。
だがキム・ヨナが回避を表明し浅田真央のみ出場。
しかし意外にも客席は満席となり、浅田真央が脅威のフリー(鐘)演技を見せ、
現地のファンを沸かせる。


・バンクーバー五輪

SPで浅田真央が3アクセルを決めて首位に。
しかし直後に滑ったキム・ヨナもノーミスで5点差をつけ首位。
直前に母の死というショックを受けたロシェットがノーミス3位。
安藤美姫は3-3で失敗、さらにフリップで回転不足となり痛恨の出遅れ。

フリー
は安藤がほぼノーミスも得点が伸びずに4位。
ロシェットはかなりミスを連発したがホーム開催につき銅メダル。
続くキム・ヨナがまさかのノーミス演技を披露しガッツポーズ。
得点150点という異常な神得点をマークして、金メダル確定。
続く浅田真央は滑る直前に金メダルが消えるというショックな状況で、
3Aを2回決める偉業、しかし後半3フリップで回転不足、
さらに3Tの助走中に氷にひっかかる不運でシングルになり銀メダルだった。

【GPファイナル場外編】

・キム・ヨナの新衣装にクレーム殺到

久々に脱力させるニュースを見たという感想です。
確かに「珍しく失敗したな」と思いましたが、キム・ヨナの新ショートの衣装が、
韓国で「たくあんみたい」と言われて、デザイナーのサイトが炎上して閉鎖。
てかね、一言、「アンタ方どこ見てんの?」
確かに韓国でフィギュアスケートは馴染みがなく、
「ヨナの強さは知っているけど何が強いのかは知らない」という人がほとんど。
だからってこのクレームは彼女の努力と実力を全否定する一言です。
確かにたくあん系でしたが、演技自体はほぼノーミスで素晴らしい内容。

韓国にとってキム・ヨナは「世界に誇れる女性」という存在ですが、
「誇るための道具」としてしか見てない人が割と多いんだなと感じました。
キム・ヨナさんの会見での一言「演技は衣装ではなく実力」
えらい、よく言った、韓国の人なら「私も衣装は嫌だった、次は替える」と言いかねない。
まあ90%変えてくるでしょうけど、もしソチにこの衣装で来たら金メダルをあげてもいい。
そう書くと浅田真央はどうなるんだと言われそうですが、
浅田選手は「金メダルがほしい」人ではなく、「五輪で最高の演技がしたい」人なので。


・安藤美姫がキム・ヨナ選手に韓国語で話しかけてツーショット、日本ファン炎上

こっちの国も負けてませんね~(苦笑)。
まあこれ結局「安藤美姫だから」、発生した物議なんですけどね。
「安藤がキムに韓国語で話しかけた、日本ファンの気持ちを考えていない」
多分かなり一部のファンが燃えてるだけでしょうけど、
外国語で話しかけて仲良くしてるんだから微笑ましく捉えられないものでしょうか。
(つづく、次回が最後かな?)

【GPファイナルを振り返る・番外編(後)】

・キム・ヨナがクロアチア「ゴールデンスピン」を優勝

もう笑えるほど全てがシナリオ通りでしたね。
ざっくり言うと、キム・ヨナが【仮病でGPシリーズを回避】→
【福岡での不利な判定も回避】→【なぜかファイナルと同一週の試合に出る】→
浅田真央の得点をことごとく上回る】→【女王アピール!】ってな感じでしょうか。
まず得点ですが浅田真央「SP72総合204.3」、キム・ヨナ「SP73総合204.5」。
かなり審判頑張りましたね、技術的に浅田に劣るためキムヨナの表現点を爆上げ、
それよりも大事だったのがショート浅田の3Aをムリヤリ回転不足にした事。
なぜならこれをやらないと、どうあがいてもキムヨナは浅田に勝てないから。
まあこれをやっちゃったおかげで一人の日本人審判が社会的に抹殺されましたけど。

ヨナ選手の五輪プログラムですが、やはりインパクトがないですね。
去年の「ヴァンパイア」&「ミゼラブル」が凄かっただけに拍子抜けの印象。
とは言ってもコレ仕方ないんです、なぜならキム・ヨナが五輪で金を獲るには、
「スタミナ温存用のちょっと気の抜けた演技」を用意しないとダメだから。
これは4年前のフリー「ガーシュイン」が“ヨナ史上最低”と言われたゆえんです。
しかし「タンゴ」とは、なぜ最後の最後に「タンゴ」?という気もしましたが。
やっぱ来年も続けるんじゃないでしょうか。

なおこの大会には安藤美姫も参戦して2位。
ルッツとサルコウが安定していてジャンプを整えてきましたね。
子供を産んだ女性ならこれがどれだけ凄い事が分かるのでは。
ただスピードとスピンが・・・どうにか体力を戻してほしいですね、
得点もそこに漬け込まれて低く出ています。
(つづく)

【GPファイナル番外編(前)】

5、リプニツカヤが浅田真央を賞賛

「もちろん世界一の選手。滑りがなめらか。尊敬しているし、とても好きです。」

表彰式の後でリプニツカヤ選手がこう発言した時、
私は非常に驚き、しかし納得しました。
以前「女子スケーターで浅田真央に興味がないという選手はいない、
だが、徹底して知らんぷりを決め込んでいる陣営はいる」と、
ここで述べたのですが、実はその陣営こそこのリプニツカヤ選手の事でした。
浅田真央は間違いなく五輪でメダルを競うライバル、
つまりライバルを賞賛する事は自ら負けを認める事なので許されない、
・・・はずだったのですが、なぜここに来て絶賛したのか、なぜ私は納得したか。
これも実は以前書いたのですが、
「浅田真央を好きだとアピールすると日本のアイスショーに招かれて結構稼げる」

というのが最大の理由だと思います。
その代表が本年で苦戦中のソトニコワ選手、沈黙を守るロシア勢の中で唯一去年、
「真央は私のアイドル」とあっさり言ってしまい、日本ファンを驚かせました。
しかしその後、アイスショーから日本オープン戦までオファー殺到

つまり、やらしい話、もうソトニコワ選手の後継はリプニツカヤ選手で決定。
ロシアきってのクール美少女、そしてあの180度超・開脚のキャンドルスピン。
ぜひ生で見たいというファンはかなり多いはず、というか私も見たい。(笑)
つまり「真央アピール」をするには引退する今季中に発言しておく必要がある。
と、書くとヨイショで言っているように伝わるかもしれませんが、
世界のスケーターで浅田真央が嫌いな選手なんて1人以外いません。

あのリプニツカヤ選手のキャンドルスピンに対して浅田真央は、
「すごいぃ~あれはさすがに出来ないですぅ~(笑)」。
こんな可愛い子、嫌う人いないっしょ。
(つづく、次回その嫌っている人1名に関して、爆)

◆「福岡GPファイナルを振り返る(後)」


3、浅田真央が優勝、リプニツカヤ2位、ワグナー3位

まあ当然の結果です。
ロシアの新星リプニツカヤがノーミス演技、女王浅田が転倒1。
となると2005年の浅田VSスルツカヤを思い出すのですが状況はかなり違います。
まず浅田真央は3アクセル以外失敗していない
女子で3Aを飛ぶのはもちろん浅田真央だけなので、ここを責めるのはお門違い。
さらに表現力にも格段の差があります、まあシニア2年目と8年目なので当然ですが、
リプニツカヤ選手はまだスケーティングが幼く、表現面にもこれと言った特徴がない。
浅田真央
はシニア1年目からその優雅な滑りで完全にフェアリー扱いされてました。
リプニツカヤ選手は今回リンクに字を書く動作を入れたり、表現を工夫してきています。
確かにああいうパフォーマンスは簡単に点数アップを狙えるのですが、
やはり字を書くのとスケートは関係ないですからね。(毒)
そしてリプニツカヤ選手最大の難題が、ルッツでエッジエラーが点灯している事。
これはかなりの痛手です、加点がもらえないし、ジャンプ後の流れも少ない選手ですし。


4、ソチに向けて

実はコアなファンなら意識する事なのですが、
この大会とソチ五輪には大きな“関連”があります。
それはズバリ、このファイナルをノーミスで滑ってしまうと大体五輪でコケる。
つまりピークが前倒しになってしまい、2ヶ月後の本番で脱力するというパターン。
その意味では今回、冒頭から転倒した浅田真央と後半失速したワグナーは実は有利。
嫌らしい発想ですが、正直私は浅田選手にノーミスしないでほしいと思ってました。
と、なると不利になってくるのが、またもやリプニツカヤ選手。
リプニツカヤ選手はそのクールな性格から「マシーン」というあだ名がついてます。
しかしここ最近、精神面での意外なモロさを見せています。
まあ冷静そうな人の方がいざという時に慌てるというパターンはよくありますからね。
そして“アノ人”も冒頭から失敗していましたね・・・それは次回の番外編にて。

◆「福岡GPファイナルを振り返る(前)」


1、男子優勝は羽生結弦

はっきり言って余裕勝ち、点数は高めに出ましたが福岡なので当然。
なぜパトリック・チャンとあれだけ点差が出たのか?を一言で言うと技術点が全然違う。
羽生選手は2アクセル、及び単独の3トゥループ&3サルコウを一度も跳ばず、
一番点数の低いジャンプが何と高難度のループジャンプ。
さらに見事な3Aを後半に2本、4サルコウは転倒も認定されて点になっている。
とにかく技術点が爆発的に高い(めちゃんこ難しいジャンプ構成を組んでいる)。
対するチャンは3Aが苦手、さらに2Aも組み込んで技術点が羽生ほど伸びない。
演技構成点は当然チャンの方が高く出ていたので、技術で圧勝した格好。


2、女子ショート、浅田真央の3Aが回転不足判定

お名前を出してしまうと申し訳ないのでAさん(爆)のしわざです。
というかもうAさんの存在はヤフーニュースを通じて全国区になってしまい、今マジヤバい。
出来るだけ簡潔に書きます、Aさんはフィギュア連盟に買収された日本人ジャッジです。
これに関しては様々な議論があり「厳しく採点しているだけ」という有力説がありますが、
Aさんはキムヨナ(これは出しちゃう)選手の回転不足とエッジエラーをスルーしてます。
※個人的に一番ひどかったのはモスクワワールド。
浅田選手のショート3Aは回転不足にしてもまあいいレベルでしたが、
翌々日のフリーですっかりAさんがパニクッたらしく回転不足でコケた3Aを認定。
オイヲイ・・・・・・もう日本には帰らずにカナダに永住確定でしょうか。
(後半につづく)

【歴史編(8)】 2009 - 2010 (バンクーバー五輪シーズン)

・ジャパンオープン、浅田真央がフリー「鐘」を披露

あまりに暗い選曲でファンから心配の声が上がったが、
演技はミスを連発してさらにイメージの悪い結果に。
しかしコアなファンはこれは傑作だと気づき始める。

・フランス杯で浅田真央とキムヨナが激突

ファイナルまではまず激突する事のない2人だが、
浅田が昨年4位に終わったため初戦から大激突。
しかし浅田真央はショート3Aを失敗し出遅れ。
キムヨナ
は新プロ「007」を豪快に決め、ショート圧勝。
http://www.youtube.com/watch?v=ju4H8risUms
※日本でのキムヨナ放映はもちろん賞賛を含めて好意的な解説がなされるが、
韓国の浅田放映は3Aを2回決めても無言、しかも回転不足とか言いがかりも付けられる。

・フランス杯フリー、キムヨナが優勝

女子フリー、浅田真央がまさかの2A転倒で敗退。
キムヨナ
は新プロ「ガーシュイン」で世界最高得点マーク。
しかし3フリップが飛べずの高得点ゆえ、また疑惑の声が。


・浅田真央がロシア杯で敗退、まさかのファイナル出場ならず

初発の3Aを失敗して2Aに、さらに規定の2Aを飛んでしまったため、
2Aを2度飛んだと見なされ、片方が得点ゼロに。
陣営の戦略の甘さが露呈した。
フリーもあまり成功せず、まさかのグランプリ落選。
これにより浅田真央が五輪シーズンに、2ヶ月もテレビから消えるという衝撃の展開に。

【歴史編(7) 2008 - 2009】

・「グランプリファイナル韓国」女子フリー、浅田真央VSキム・ヨナ

浅田は史上初の3A2回認定に成功、及第点を出しキムヨナを追い詰める。
キム・ヨナは3ルッツがまたもシングルに、
さらにサルコウで転倒してしまい、実母が青ざめる映像が映る。
相変わらず観客達は大絶叫したが、
審判たちが相当悩んだ結果、キム・ヨナに負け判定を出して浅田真央優勝。
韓国側はキム優勝を前提として各スポンサーが動いていたため、
大ダメージを被る。
翌朝「とくダネ」で浅田真央の批判特集、フジテレビの信頼が揺らぎ始める。


「世界選手権ロサンゼルス」

・女子ショート、キムヨナ首位

四大陸に続きキムヨナ「死の舞踏」を完璧に滑り衝撃を与える。
http://www.youtube.com/watch?v=xZAvsv93ZFM
浅田真央は苦手のルッツがダブルになり出遅れ。
安藤美姫は3-3を3-2に変更した事が功を奏し、好位につける。

・女子フリー、キムヨナ優勝

安藤美姫(サンサーンス第三番)が守りに入った演技を成功させて見事3位に。
浅田真央は2本目の3Aでハデに転倒、初の表彰台落ち。
キムヨナ(シェヘラザード)はサルコウでミスも手堅くまとめてワールド初優勝。

「国別対抗戦・代々木」

・ショート浅田真央1位

ショートに3Aを組み込むという初の試み、
結果は大成功でキムヨナの最高得点に迫る70点超え。
久々に彼女が笑った。

・フリー浅田真央ノーミス首位

2度の3Aを見事決め、鬼プログラム「仮面舞踏会」をノーミス。
悔しいシーズンだっただけに大きく浅田がガッツポーズ。
しかし回転不足を取られ得点な126点とあまりにも低い不合理な結果に。
通常、海外なら一斉にブーイングをするところだが、
日本ファンはシーンと沈黙して微妙な空気に。
これはさすがに日本人の弱点を露呈した瞬間かもしれない。

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