【毎日王冠,京都大賞典’07】
2007年10月7日 時の競馬列伝―「毎日王冠」
【たそがれ】
1着「チョウサン」○ :牡5、松岡、1:44.2、上がり34.0秒、8番人気
2着「アグネスアーク」× :牡4、吉田、1:44.4、34.1秒、5人
3着『ダイワメジャー』◎ :牡6,安勝,1:44.5,34.8秒,1人
4着「エリモハリアー」 :セ7、吉田、1:44.5、34.0秒、9人
5着「ブライトトゥモロー」△ 6着「コンゴウリキシオー」▲ 9着「カンファーベスト」
馬連:14680円 3連単:158160円
「チョウサン」レコード激破。
条件戦をようやく脱した後でのこの大勝、完全に火がついたというところでしょう。
そして1ハロン目以外のラップが何とすべて11秒台、異例中の異常です、この時計。
なお騎乗ですが直線で外差しから中突きに瞬時に切り替えた松岡騎手、
軽い感じのインタビューは相変わらずですが、もう今後無視は厳禁な存在ですね。
そして問題の3着『ダイワメジャー』。
馬体減・テン乗り「アグネスアーク」に差され、
近位置にいた「ブライトトゥモロー」に追われるなど覇気を欠いたのも確かですが、
今回は乱ペースを3番手で追走してしまった事や、
ハンデ59で超速決着に対応できなかった事など敗因も他、多数。
昨年連勝を決めたG?では、いかに若馬を封じるかが焦点になるでしょう。
―「京都大賞典」
【知能こそ諸刃のつるぎ】
1着「インティライミ」○ :牡5、佐藤、2:24.8、33.4秒、2人
2着「ポップロック」◎ :牡6、四位、2:24.8、33.6秒、1人
3着「アルナスライン」 :牡3、和田、2:25.1、33.8秒、6人
4着「ダンスアジョイ」 :牡6、角田、2:25.1、33.4秒、8人
5着『デルタブルース』× 6着「ファストタテヤマ」△ 8着「トウショウナイト」▲
馬連:210円 3連単:2870円
「インティライミ」が復権。
中団から33.4秒スパートで勃発した瞬発力勝負を鎮圧。
もう今だから言えますが私、この馬の【ダービー】はただのまぐれだと思ってました。
次走【JC】という事ですが、強豪にぶっつけが多い盾に行かないのが惜しいですね。
なお2着に「ポップロック」。
ハンデ&ローテ差を考えると上々の始動戦、しかしこの馬は本当に2着が似合います。
春に「ベッラレイア」を破った7ヶ月ぶり骨折明け「アルナスライン」が3着。
しかし3歳牡馬の好走条件は、あくまでも牝馬との好戦歴に掛かっていますね。
菊男『デルタブルース』は4角で手綱がバタつくも差のない5着、謎の多い馬です。
6着「ファストタテヤマ」は引退戦にも関わらずなぜか−16kgの激ヤセ参戦。
しかし最後まで豪脚は衰えず、8歳まで計54戦、本当にお疲れ様でした。
最後に8着強没「トウショウナイト」、今更ながらこの馬ぶっつけはNGとの事です。
言い忘れてましたが秋休みの1ヶ月間、久しぶりに新生「ドリーム競馬」を拝見しました。
今週はそのレビューを書こうと思います。(レビューというよりほとんど中傷ですけど、BOMB)
【時の予想 ― 毎日王冠,京都大賞典’07】
2007年10月6日 時の競馬列伝◆「毎日王冠」
【難易度:六 ペース:H 乱ペース警報】
◎『ダイワメジャー』
○「チョウサン」
▲「コンゴウリキシオー」
△「ブライトトゥモロー」
×「アグネスアーク」
まだ◎『ダイワメジャー』。
前走は圧巻の20馬身沈没、そろそろ年齢が気になる頃だが、
根本的にこの馬と他馬との間には歴然の差がある、条件ベストで連は外せない。
相手筆頭は○「チョウサン」、ここ数戦で今回出てくる上昇馬の大半は倒している。
旬と破壊力という点では本命に挙げたい▲「コンゴウリキシオー」だが、
何しろ中舘「ストーミーカフェ」が全く引く気を見せていない点が大いなる気掛かり。
ラストは騎手変がやや不安な△「ブライトトゥモロー」&×「アグネスアーク」、
しかし両馬ともにテン乗りでもバンバン重賞で走っている。
斬「カンファーベスト」は昨年【関屋記念→京成杯】まではしっかり走ったが、
その後どんどん末脚が鈍った前科がある、今年も同じくそうなりそう。
斬「トウショウヴォイス」はここまで斤量面で恵まれすぎた、5kgアップで溺沈必至。
◆「京都大賞典」
【難易度:二 ペース:S 切れ味勝負】
◎「ポップロック」
○「インティライミ」
▲「トウショウナイト」
△「ファストタテヤマ」
×『デルタブルース』
◎「ポップロック」が優位。
【宝塚記念】では若馬のコンビに先着されたが、実質日本のナンバー3。
同舞台【京都記念】でもナンバー1『アドマイヤムーン』を後方から追い詰めている。
他、前走高キレ味で今度は信用できそうな不意打ち戦艦○「インティライミ」を、
昨年3着▲「トウショウナイト」と昨年2着△「ファストタテヤマ」が血眼で追う中で、
ラストは【阪神大賞典】の内容だけは良かった気まぐれ菊男×『デルタブルース』まで。
ちょっと馬券的には難しそうですね。
明日【毎日王冠】は15:35から、【京都大賞典】はその10分後発走です。
☆『スイープトウショウ』が調教拒否、【京都大賞典】回避
本来なら年を重ねるごとに性格は穏やかになっていくものですが、
沢尻エリカもびっくりな勢いで悪化してますね、この馬の女王様ぶりは。
宝塚ドタキャンで今秋ドタキャンでこのまま引退となると個人的に寂しすぎるので、
ここはぶっつけで【マイルCS】一本・引退試合というのはどうでしょう。
今春にマイルで上がり32.7秒の爆脚を打ってますし、京都は6勝ですからね。
【女王杯】には正直食指が向きません、若いコたちが押し寄せてくるでしょうし。
☆『ピンクカメオ』、【秋華賞】は後藤浩輝鞍乗
まあ1回乗ってますし国枝厩舎だから、まさかとは思ったのですが、
まさかでしたね。
はっきり言って見た瞬間「あ、もうここいいや」って思いました。
なぜなら『ピンクカメオ』に勝って欲しい気持ちを100とすると、
後藤さんに勝って欲しくない気持ちは120万だからです。
なのでとりあえずここは負けてもらって次また別の人で、というシナリオでお願いします。
☆「アサヒライジング」、【府中牝馬S】は北村宏司鞍乗
上の2頭があんな状況なので、この秋はこの馬に期待を集中させる事になりそうです。
春は勝って当然の所を落として残念でしたが、【Vマイル、クイーンS】で復活。
特に【クイーン→府中→女王杯】は「オースミハルカ」の得意3連戦ですからね、
血統的にもこれからが円熟期、力量でも「ハルカ」を凌ぐ勢いなので、
3歳牝馬との全面戦争【エリザベス女王杯】でも強気に期待したいと思います。
エリカ様が謝ってもスイープ様が謝ることは一生ないでしょうね。
しかしこれだけワガママな馬って過去いたんでしょうか。(史上最悪??)
【札幌2歳S、シリウスS’07】
2007年10月1日 時の競馬列伝―「札幌2歳S」
【禍々しき代役】
1着「オリエンタルロック」:武豊、1:51.9、上がり36.9秒、6番人気
2着「サブジェクト」 :安勝、1:52.0、37.7秒、1人
3着「ホウザン」 :菊沢、1:52.1、38.1秒、13人
8着「ウイントリガー」 10着「ヤマカツオーキッド」 14着「ネオスピリッツ」
馬連:2120円 3連単:259540円
「オリエンタルロック」がブービー一気。
豊サマも驚きの全馬総抜き、「後方からはまず届かない」、
「1800m戦での完敗歴は許されない」の2大要素を覆しての優勝になりました。
そして大半の人気を得ていた評判馬「サブジェクト」が2着。
こちらはアンカツが前残りを意識して前回より前につけましたが、
ラップは例年通りでも馬場が悪すぎたせいか判定はハイペース、これが誤算だったか。
さらに3着に前走【コスモス賞】で完敗していた大穴「ホウザン」。
対してデータ的に強い先行人気馬「ウイントリガー」、「ヤマカツオーキッド」は全馬壊滅。
特に不調のシンボリクリスエス産駒「ネオスピリッツ」は哀れビリ沈撃と、
素質馬「ポルトフィーノ」の回避が、思った以上に響いたと思わせる内容でした。
―「シリウスS」
【赤竜拳】
1着「ドラゴンファイヤー」:牡3、53、福永祐一、2:05.1、36.8秒、1人
2着「ラッキーブレイク」 :牡6、56、幸、2:05.3、36.3、6人
3着「ワンダースピード」 :牡5、55、小牧、2:05.4、37.3、5人
4着『アロンダイト』 5着「オースミヘネシー」 13着「タガノゲルニカ」
馬連:800円 3連単:6840円
「ドラゴンファイヤー」エンジン点火。
直線で閉じ込められて絶体絶命でしたが、あそこを抜けてくるとは結構な素材です。
勝負服が金子オーナーまがいだった事や、馬名が一昔前の必殺技みたいな事など、
突っ込みどころはいくつかありましたが、やはり3歳馬が勝つと希望が持てますね。
そして2着に最後方から総まくりを狙った「ラッキーブレイク」、
3着に前回フトシで大穴を開けた「ワンダースピード」と、以下はややレベル低め。
驚いたのがJCダート制者『アロンダイト』、屈腱炎明けの59kgで4着確保。
伊達にG?を勝ってませんね、後藤のG?勝利は二度と見たくありませんけど。
予想ですか?していたら外してたでしょうね。(あっけらかん)
【スプリンターズS’07】
2007年9月30日 時の競馬列伝―『スプリンターズS』
【特攻少女】
優勝「アストンマーチャン」◎:牝3,中舘英二,1:09.4,36.3秒,3人気
2着「サンアディユ」○ :牝5、川田将雅、1:09.5、36.1秒、1人
3着「アイルラヴァゲイン」×:牡5、松岡正海、1:09.6、36.2秒、5人
4着「キングストレイル」 :牡5、田中勝春、1:09.6、35.8秒、4人
5着「タマモホットプレイ」 :牡6、石橋脩、 1:09.8、35.7秒、16人
6着「ローエングリン」 7着「プリサイスマシーン」注
8着「クーヴェルチュール」△ 9着『スズカフェニックス』▲
10着「ペールギュント」 11着『コイウタ』
12着「アンバージャック」 13着「アグネスラズベリ」
14着『オレハマッテルゼ』 15着『メイショウボーラー』
16着「エムオーウイナー」
単勝:560円 馬連:1180円 3連単:15960円
「アストンマーチャン」がスプリント女王。
猛スピードで先導を奪うと泥馬場でも勢いはさらに加速し、最後はヘバりながら見事戴冠。
作戦勝ちの印象もありますが、通過33秒1は例年の良馬場と差のない自爆ラップ。
それでも最後に戴冠を譲らなかったのは、『ウオッカ』に迫ったあの持久力でしょう。
マイル路線を捨て、中舘騎手に託した陣営の一貫した目論みが勝利に結びつきました。
そして2着に、4番手からの追撃を試みた1番人気「サンアディユ」。
重馬場経験は豊富でしたが今回は0.1秒で勝ち馬の若さに屈した印象。
今更ですがもう少し早くターフを試していれば、という突っ込みは免れないでしょう。
しかし一部懸念された川田騎手の騎乗はノーミス、G?制覇もついに迫ってきたか。
3着にようやくG?で馬券に絡んだ裏切り魔神「アイルラヴァゲイン」。
条件が揃えばちゃんと走りますね、あとは妙な時に飛びさえしなければ信頼も得るはず。
4着にS級凶悪犯「キングストレイル」が上がり高速で突入。
さすがに大外が響いたか、とは言え3年連続で大外一気していた馬もいましたが。
一昨年6着だった5着「タマモホットプレイ」や、
気がつけば鞍から後藤が消えていた6着「ローエングリン」など以下は意外な面々。
そして頂点ではなく場外へ飛行した9着、獄炎鳥『スズカフェニックス』。
たった2週しか調教していないのに−8kgですから状態としては最悪でしたね。
春の電撃王としての義務参戦という感じでしたが、これが後に響かないか心配。
他、実績馬では11着にテンプクをかましたお気楽姫『コイウタ』。
これで水没2発目、錚々たるメンバーを抑えたあの戴冠は何だったのか。
衰えを露呈し始めている「プリサイスマシーン」、『オレハマッテルゼ』を始め、
せっかく小牧をポイ捨てしたのにビリだった「エムオーウイナー」など、
春の【高松宮記念】好走グループはまさに玉砕。
しかしこれで低水準と言われ続けてきたスプリント界において、
3歳馬が勝利したことでようやく光が差し込んできた印象を受けました。
春夏、ひたすらハズしまくったのに秋は初戦から当たって高揚しています。
久しぶりに本格的に投資してみようかな?という気も沸いている今日この頃です。(炎上警報)
【時の予想 ― スプリンターズS’07】
2007年9月29日 時の競馬列伝 コメント (2)
?,【スプリンターズS】 : ???
?,【秋華賞】 :爆撃魔女「ベッラレイア」のとんでもなき仁川爆砕計画
?,【菊花賞】 :浮遊城「アサクサキングス」の降臨を待つ淀の迷える羊達
?,【秋の天皇賞】 :友好の輪こそ裏切りの刃、策士「カンパニー」の罠
?,【エリザベス女王杯】:栄光か終焉か…女神『フサイチパンドラ』の命運
◆『スプリンターズS』
【難易度:七 ペース:H 真速対戦】
◎「アストンマーチャン」
○「サンアディユ」
▲『スズカフェニックス』
△「クーヴェルチュール」
×「アイルラヴァゲイン」
注「プリサイスマシーン」
暴走列車◎「アストンマーチャン」の一徒に賭ける。
前走はやはり通過32.4秒が敗因、だがそれでも行きたがったのだから相当凄い。
2歳時から卓越していたこの馬のスピードは健闘が続く3歳牝馬の中でももはや別物。
もちろん唯一の不安は折り合い、掛からずに駒を進めた時、その先に勝利が見える。
【セントウルS】1分7秒1、今夏最大の上がり馬として、
まさに5年前の『ビリーヴ』を追うかのごとく上昇してきた○「サンアディユ」。
しかしあの時の『ビリーヴ』鞍乗は武豊、さらに対戦したG?馬達にも相当手こずった。
ポッと出が返り討たれるのがG?、川田騎手がどこまでフォローできるか。
獄炎鳥▲『スズカフェニックス』は今春、マイル界から電撃界に衝撃の飛来。
今戦も豊サマ、SS産駒、後方脚質と好走条件をズラリ揃えている。
ただ、やはり最大の死角はインフルエンザ騒動の余波を全面的に食らったこと。
本来なら本命妥当だが、インフルの影響を受けた馬はことごとく飛んでいるだけに…。
他、やや迫力不足な感は否めなくとも、
先行から安定した抜け出しを見せる3歳牝馬△「クーヴェルチュール」と、
同じくG?ではお呼びでない印象でも、
相変わらず条件だけはカンペキな裏切り魔神×「アイルラヴァゲイン」。
ラストは休養明けと安藤勝巳が重なった時は要注意、
8歳でもまだ壊れない冷血者注「プリサイスマシーン」の首狩り一発まで。
斬「アグネスラズベリ」は前走のマイナス20kgで完全にエンストした格好。
中2週の輸送つきで戻すのはまず不可能、ここは駄目もとの出走と見てよさそう。
斬「キングストレイル」はメンバーレベルと今までの凶行を考えると、
前走を復活とは採りにくい、今ごろ短距離でG?を勝たれてもという感も否めない。
明日、秋G?第一弾【スプリンターズS】は15:40発走です。
なお次回更新はおそらく火曜、そこからは定期的な更新に復帰できると思います。(漫喫脱出)
―「オールカマー’07」
【秋のカフェテラス】
1着「マツリダゴッホ」▲ :牡4、蛯名、2:12.5、上がり34.8秒、1番人気
2着「シルクネクサス」×:牡5、北村、2:12.6、35.1秒、5人
3着「エリモハリアー」 :セ7、吉田、2:13.0、34.4秒、7人
6着「ネヴァブション」○ 9着「サンツェッペリン」 11着「ダークメッセージ」◎
馬連:1310円 3連単:16740円
「マツリダゴッホ」が完勝。
前走は何事でもなかったように中団から鋭進、今秋こそはG?での善戦を狙います。
続いて2着にミドルペースながら前残りに成功した「シルクネクサス」。
重賞での大敗経験は多いですが、この馬もいつ走るのかが読みづらい存在です。
なお、春の健闘グループ「ネヴァブション、ダークメッセージ」らは余裕の着外。
勝ち馬もそうですがこの派閥、鉄砲戦では確実に負けますね。
そして3歳代表「サンツェッペリン」はひっそりと9着転落。
今回はさすがに追切不足か、しかしこれで3歳牡馬・不連対記録はさらに更新。
なおこのレースは年によってLVの高低がはっきりと分かれる気がしますが、
今年はどちらかというと後者だった印象。
―「神戸新聞杯’07」
【再び夢遊弾】
1着『ドリームジャーニー』▲:武豊,2:24.7,34.5秒,3人
2着「アサクサキングス」△ :四位、2:24.8、35.4秒、5人
3着『ヴィクトリー』○ :岩田,2:25.1,35.4秒,2人
4着「ホクトスルタン」 5着「トーセンマーチ」 12着「フサイチホウオー」◎
馬連:2700円 3連単:21590円
『ドリームジャーニー』全馬貫通。
先行争いが激化したのも功を奏し、唯一34秒台の末脚で再び頂点へ。
春は無冠も上がりは優秀でしたからね、他が来ないならこの馬というところでしょうか。
ただ、2歳王者にまだ勝たれてしまうという事に若干の虚しさも感じます。
なお、2着にやって来たのは浮遊城「アサクサキングス」。
“スローでしか残れない”という印象でしたが、これは大きな前進となりました。
続いてお調子者『ヴィクトリー』、やや騎手を煩わせる点は相変わらずですが
この馬も本番に強いタイプですし、ここで3着なら十分な出だしと言えるでしょう。
それより重態なのは、やはりまたも炎上した「フサイチホウオー」の方ですね。
特に原因があるでもなくこの弱小相手に怒涛の12着、完全に馬がイッちゃってます。
この時期に3歳馬が突如ダウンした例は初めて見ましたが、次は相当厳しいでしょう。
まあ1.6倍と2.4倍を連続で裏切って次来たら、それもまた反感買うでしょうけど。
―――――――――――今度はドウなるのやら・・・
?,【スプリンターズS】 :上空に突如出現した謎の高速太陽「サンアディユ」
?,【秋華賞】 :女優駿『ウオッカ』VS美令嬢『ダイワスカーレット』,再び
?,【菊花賞】 :混沌の中の菊冠を得よ!お調子者『ヴィクトリー』の挑戦
?,【秋の天皇賞】 :月光騎士『アドマイヤムーン』、禁断の新・必殺技解禁
―「セントライト記念」
【風は南に吹いている】
1着「ロックドゥカンブ」 :柴山、2:12.0、上がり35.3秒、1番人気
2着「ゴールデンダリア」◎ :善臣、2:12.2、35.0秒、2人
3着「スクリーンヒーロー」 :木幡、2:12.7、36.1秒、14人
4着「マイネルアナハイム」 :勝浦、2:12.8、35.5秒、15人
5着「ガルヴァニック」 7着「シグナリオ」△ 14着「メイショウレガーロ」
馬連:520円 3連単:45120円
南半球出身「ロックドゥカンブ」が豪勝、4番手から冴えない他軍を一気完封。
特に2着「ゴールデンダリア」の実力が個人的にかなりあると思っていたので、
これは驚きでした、もう本物ですね。
続いて、再び大穴をブチ抜いた「スクリーンヒーロー」。
この馬が前走で大敗したから勝ち馬の評価を下げたわけですが、
ノコノコと3着に来るとは随分な馬ですね。
―「ローズS」
【赤い瞳】
1着『ダイワスカーレット』○:安勝、1:46.1、33.6秒、1人
2着「ベッラレイア」▲ :武豊、1:46.2、33.2秒、2人
3着「レインダンス」 :福永、1:46.3、33.6秒、3人
4着「ピンクカメオ」◎ :四位、1:46.6、33.5秒、4人
馬連:220円 3連単:1080円
『ダイワスカーレット』躍る。
やはり強かった桜花賞馬、おなじみの先攻法から33秒フィニッシュで完勝。
とにかく勝ち方が優雅ですね、出るレース全てスローになる現象は相変わらずですが。
なお、2着に豊サマと手を組んだ爆撃魔女「ベッラレイア」。
対照的にペースに泣かされた印象、しかし上がり首位ですから次の逆転はあるかも。
そして実況に名前を呼ばれながらも普通〜に伸びなかった『ピンクカメオ』。
G?馬なのに「レインダンス」に前評&人気で負け、しかも本当に負けましたからね。
まあキャラ的には、ここで負けて次ドカンなタイプなので気にはしませんが。
それにしてもこの馬に◎を打ったレースは全て○▲で決まるのですが、これは一体…。
―「エルムS」
【装魔の洞窟】
1着「メイショウトウコン」 :牡5、池添、1:43.3、34.5秒、2人
2着「マコトスパルビエロ」 :牡3、安勝、1:43.9、35.6秒、3人
3着「ロングプライド」 :牡3、武豊、1:43.9、35.4秒、1人
4着「イブロン」 5着「オリンピアンナイト」 11着『フサイチパンドラ』
馬連:970円 3連単:5390円
札幌ダートを叩き割った「メイショウトウコン」。
4角で並ばれた時点で大半がギブアップ、まさにひねり潰したような勝ち方でした。
ただ問題はひねり潰された相手が、3歳のトップホースだったという点。
特に「ロングプライド」と「マコトスバルピエロ」、
この辺りが『パーソナルラッシュ』のように勝ってくれないと、今後に夢が持てません。
それにしても気づかぬ内に出走→ブービーを遂行していた『フサイチパンドラ』。
せっかく前走芝で復活したというのに、彼女は一体何をしに来ていたのでしょう。
――――――――――――ニアミスガツヅク時ノ予想・・・
■「オールカマー」
【難易度:四 ペース:M 春豪軍 VS 夏昇勢】
◎「ダークメッセージ」
○「ネヴァブション」
▲「マツリダゴッホ」
△「ダイイチアトム」
×「シルクネクサス」
怪文者◎「ダークメッセージ」の恐怖。
【天皇賞】では優秀な上がり、実績はないが春は快調に動いていた、注目したい。
他は完全に春の実績馬優勢と見て、
【日経賞】までの3連勝を優雅に決めた飲んだくれ王子○「ネヴァブション」と、
前走何喰わぬ顔で着外に消えたお騒がせ男▲「マツリダゴッホ」。
おまけは夏の新鋭△「ダイイチアトム」と前残り命×「シルクネクサス」まで。
インフルの余波が直撃した斬「サンツェッペリン」だが、
この馬は飛ぶ時はハッキリ飛ぶ馬、ここはスルーを決め込みたい。
■「神戸新聞杯」
【難易度:二 ペース:M 遺された精鋭】
◎「フサイチホウオー」
○『ヴィクトリー』
▲『ドリームジャーニー』
△「アサクサキングス」
◎「フサイチホウオー」が焼き払う。
【ダービー】では悪い意味で馬が違っていた、まともに走れば首位は譲らない。
続いて秋は確実に良くなるであろうお調子者○『ヴィクトリー』と、
豊サマまたまた登場で士気上昇する▲『ドリームジャーニー』に加えて、
ラストは浮遊城△「アサクサキングス」の残るかどうかは私にもわかりません一発まで。
斬「マンハッタンスカイ」。小牧。(苦笑)
今日という日は冷房の効きが悪いんですよね・・・このネットカフェ。(墳爆)
―「朝日チャレンジC’07」
【知命線】
1着「インティライミ」 :牡5、佐藤、2:00.0、上がり33.3秒、1番人気
2着「ブライトトゥモロー」 :牡5、川田、2:00.2、33.3秒、3人
3着「ゴールデンメイン」 :セ7、小牧、2:00.4、34.1秒、7人
4着「トウカイカムカム」 6着「タマモサポート」 8着「ヴィータローザ」
馬連:700円 3連単:8960円
「インティライミ」が2年4ヶ月ぶりV。
通過62.1秒の猛スローでしたが、33.3秒の末脚で他軍を一気串刺し。
これまでひたすら瞬発力勝負はNGと言われてきただけに、驚きの勝法でした。
ただメンバーレベルは明らかにG?以下、今秋はさらに上へ行ってどうかでしょう。
なお2着に重賞好走が続く「ブライトトゥモロー」、こちらも上がり33.3秒。
やんわり調子を上げてきているフトシ「ゴールデンメイン」が3着。
なお着内をキープし続けていた「ヴィータローザ」はついに8着没沈。
最近この馬がこの着順?な件が多い気がしますがインフルの影響じゃないですよね。
―「京成杯オータムハンデ」
【邪王道】
1着「キングストレイル」 :牡5、57、勝春、1:32.6、34.4秒、2人
2着「カンファーベスト」△ :牡8、57、江田、1:32.9、34.5秒、4人
3着「マイネルシーガル」○ :牡3、53、後藤、1:33.0、34.4秒、1人
4着「マイケルバローズ」▲ 5着「グレイトジャーニー」× 8着「ストーミーカフェ」◎
馬連:1790円 3連単:12070円
「キングストレイル」勝っちゃった。
得意中山で余裕の押し切り、衝撃の【セントライト記念】以来の重賞2勝目です。
それにしてもあれだけ凡走を繰り返しておいて6ヶ月ぶりのここで快勝とは、
さすが凶悪犯、KYの度合いが違いますね。
なお2着に昨年と同じくオヤジの星「カンファーベスト」。
3着に3歳代表「マイネルシーガル」、8歳馬に負けているようでは…。
なお期待の「ストーミーカフェ」は逃げるのか控えるのか分からない、
摩訶不思議な競馬で8着快滅、当分追ってきましたがそろそろ見切り時でしょうか。
―「セントウルS’07」
【決別の歌】
1着「サンアディユ」 :牝5、川田、1:07.1、33.6秒、11人
2着「カノヤザクラ」◎ :牝3、上村、1:07.9、33.9秒、7人
3着「キンシャサノキセキ」▲:牡4、藤田、1:07.9、34.0秒、1人
4着「アルーリングボイス」 5着「アイルラヴァゲイン」 7着「キョウワロアリング」
9着「アグネスラズベリ」○ 12着『フサイチリシャール』△
馬連:13500円 3連単:161350円
「サンアディユ」が爆走。
個人的に前走でこの馬のスプリント出世はなくなったと思いましたが、
5馬身差圧勝、1分7秒1レコードタイと非常に『ビリーヴ』を想わせる勝ち方でした。
果たして5年前の彼女のように次走G?も制勝できるでしょうか。
そして、当時の2着馬「パイアン」の妹「カノヤザクラ」が何とも2着。
3着に暴走男「キンシャサノキセキ」、勝ち馬でこの辺は完全にかすんでます。
残念だったのが突如20kg激ヤセして参上した9着「アグネスラズベリ」。
大敗でサマーシリーズ勝利ならず、しかも2位の馬に圧勝される最悪の結末でした。
――――――――――――――――時ノ予想・・・
◆「セントライト記念」
【難易度:七 ペース:H 士気上がらず】
◎「ゴールデンダリア」
○「アップルサイダー」
▲「サンワードブル」
△「シグナリオ」
×「クランエンブレム」
注「マイネルダイナモ」
◎「ゴールデンダリア」が決める。
【ダービー】では迷った挙句マークしたが、直線での伸びはなかなかだった。
中山でのイメージはあまり湧かないが実績は豊富、好位から進めてほしい。
他、夏の上がり馬から○▲△「アップルサイダー、サンワードブル、シグナリオ」。
前走1番人気からあっさり見離された×「クランエンブレム」に加えて、
ラストは注「マイネルダイナモ」の古馬と格闘したんだ少しは評価上げろ一発まで。
斬「ロックドゥカンブ」は前走倒した2着「スクリーンヒーロー」が次走爆滅、
3着「イクスキューズ」も当時は56kgの獄量を背負わされていた。
騒がれているほど能力があるのか個人的にまだ疑問。
斬「メイショウレガーロ」はインフルの影響で追い切りたった1本、ほとんど無謀。
◆「ローズS」
【難易度:二 ペース:M 出陣!】
◎『ピンクカメオ』
○『ダイワスカーレット』
▲「ベッラレイア」
◎『ピンクカメオ』が愛のお仕置き。
【NHKMC】ではドロ馬場×ブービー人気×シンガリ一気で牡馬を総締め。
そしてあれだけ散々無理と言われた【オークス】でも0.4秒と崩れなかった。
これは馬が変容してきた証拠、この秋もさらなる変身に熱烈に期待したい。
そして、過去に『ウオッカ』&「アドマイヤオーラ」の優駿快走コンビを打ち倒し、
今回も全く動揺するそぶりを見せていない麗しの令嬢○『ダイワスカーレット』と、
馬体回復&豊様召喚でパワーアップは確実的、
爆撃魔女▲「ベッラレイア」のキッチリ落とし前つけてもらうわよ一発まで。
【エルムS】予想はさらりとスルーさせて頂きます。
以上、今度はやぶ蚊が大量発生しているネットカフェからお送りしました。(再悶絶)
―「札幌記念」
【たった 一つ残ったもの】
1着『フサイチパンドラ』 :牝4、藤田、2:00.1、上がり34.8秒、5人
2着「アグネスアーク」 :牡4、津村、2:00.1、34.3秒、12人
3着「サクラメガワンダー」:牡4、岩田、2:00.3、33.9秒、
4着「ディアチャンス」 :牝6、小林、2:00.3、34.2秒、7人
5着「シルクネクサス」 :牡5、北村、2:00.3、34.9秒、10人
6着「アサカディフィート」 7着「マツリダゴッホ」 9着「アドマイヤフジ」
馬連:20390円 3連単:332290円
『フサイチパンドラ』が逃亡復活。
昨秋V以来ようやく不調脱出、これなら完勝した「アサヒライジング」の株も上昇です。
と、言いつつやはり今回は相手とペースに恵まれた感は否めません。
前走太め残しから穴開けに至った2着「アグネスアーク」を始めとして、
3、4着「サクラメガワンダー、ディアチャンス」など以下は明らかな脚余し勢。
なお、驚いたのが33.8秒を打ち出した上がりMAX6着「アサカディフィート」。
まだこれほどの余力があったとは、小牧を降ろしたのも吉と出たか。
対して着外「アドマイヤフジ、マツリダゴッホ」らは著しく信頼を損失致しました。
―「小倉2歳S」
【陽から吹く風】
1着「マルブツイースター」:和田、1:09.3、35.4秒、5人
2着「ミリオンウェーブ」 :小牧、1:09.6、35.7秒、6人
3着「マイネレーツェル」 :川田、1:09.7、35.2秒、1人
馬連:3410円 3連単:25860円
「マルブツイースター」快走勝ち。
特に目立たない存在でしたが、Hペース先行の2馬身差完勝。
今年も引き続きサクラバクシンオー産駒は安定したスピードを見せそうです。
なお、驚いたのが2着に爆入した「ミリオンウェーブ」。
あの小牧を連に持ってくるとは…実に末恐ろしい馬です。
そして最人気「マイネレーツェル」はブービー待機×大外ぶん回しの、
何ともお粗末な競馬で3着失態。
さらに2番人気「コウユーココロコロ」はころころと8着転爆落。
完全に名前のオリジナリティーが先行してましたね、これには豊サマも失笑か。
―「新潟2歳S」
【絹のサークレット】
1着「エフティマイア」 :蛯名、1:34.1、34.0秒、4人
2着「シャランジュ」 :村田、1:34.3、33.0秒、16人
3着「ゴールドストレイン」 :木幡、1:34.4、34.0秒、9人
4着「エイシンパンサー」 5着「タケショウオージ」 6着「タケミカヅチ」
馬連:44860円 3連単:1423010円
フジキセキの刺客「エフティマイア」が制勝。
名前で選ぶと「タケミカヅチ」かこちらかと思ったのですが、こちらでしたね、
なお唯一の2勝馬にも関わらず人気は4位、これは買った人お得でした。
そして2着にまさかの16番人気「シャランジュ」が爆追。
前走【ダリア賞】では普通に負けてましたが、そんなに高レベルだったのでしょうか。
なお3着「ゴールドストレイン」と6着「タケミカヅチ」など、
新星『ゴールドアリュール』勢はこのレースでは名乗り上げれず。
まあ出だしから大コケしている『シンボリクリスエス』に比べたらまだマシですが。
―――――――――――――――――時ノ予想
■「京成杯オータムハンデ」
【難易度:十 ペース:M 凶悪犯結集】
◎「ストーミーカフェ」
○「マイネルシーガル」
▲「マイケルバローズ」
△「カンファーベスト」
×「グレイトジャーニー」
もう一度◎「ストーミーカフェ」。
前走はペースが早過ぎた、55キロと開幕馬場で今度はどうにかなる。
他、【皐月賞】0.7秒差で挑む3歳馬○「マイネルシーガル」と、
横典召還で逆襲に出たマイネル軍団じゃないよ▲「マイケルバローズ」。
前走快走で衰えぬ昨年2着・親父の星△「カンファーベスト」に加えて、
メンバーレベルが落ち切ったところでの×「グレイトジャーニー」のご帰還一発まで。
斬「インセンティブガイ」は数多い裏切りホースの中でも、
上位に名を馳せるA級凶悪犯の一頭、あくまでも信用は控えるべき。
S級ランクの斬「キングストレイル」はなんと前売り1番人気の座を獲得。
明日は火の海、間違いなし。
■「セントウルS」
【難易度:三 ペース:M 3歳牝馬撃進】
◎「カノヤザクラ」
○「アグネスラズベリ」
▲「キンシャサノキセキ」
△『フサイチリシャール』
季節外れでも◎「カノヤザクラ」。
前走徹底前崩れでの入着はすごい、主戦がミスらなければ今度はさらう。
後はサマースプリント必勝態勢の熟女○「アグネスラズベリ」と、
実力確かな▲「キンシャサノキセキ」と△『フサイチリシャール』。
前者は掛からなければ、後者は復調していれば。
斬「メイショウトッパー」は前回展開絶好にも関わらず全不発、これはガッカリ。
斬「ゴールデンキャスト」。小牧まきまき。
以上、冷房効きすぎな漫画喫茶からお送りいたしました。(悶絶)
【秋休みのおしらせ】
2007年8月26日 時の競馬列伝更新がストップしていて申し訳ありません。
実は先週から我がマンションが改装工事に突入してしまい、
騒音で半不眠状態となる日々を送っていました。
と、いうわけでしばらく静寂を求めて遠方に避難することになりましたので、
1ヶ月間ほど超・不定期更新体制に入らせて頂きます。
不定期といっても多分週1くらいで更新できるのではと思っていますので。多分。
――――――――――――――――――――先週の回想ダヨ
―「キーンランドC’07」
【とろける勲章】
1着「クーヴェルチュール」 :牝3、横典、1:08.6、上がり34.6秒、4番人気
2着「アグネスラズベリ」○ :牝6、角田、1:08.7、34.1秒、2人
3着「ワイルドシャウト」▲ :牡6、岩田、1:08.7、33.9秒、3人
4着「ブラックバースピン」×:牡4、池添、1:08.8、34.5秒、5人
5着「エムオーウイナー」 :牡6、小牧、1:08.9、34.8秒、8人
11着「ローレルゲレイロ」◎ 14着「サープラスシンガー」△
馬連:1960円 3連単:20690円
「クーヴェルチュール」が勝ちました。
Hペースを2番手から制するという完勝的内容、若きスピードで古馬を圧倒しました。
個人的に古馬に対する3歳牝馬の力量には疑問を持っていましたが、
先週「イクスキューズ」といいこれはもう本物ですね、以後は警戒を敷きます。
なお、2着に大外から刈り込んだ函館制者「アグネスラズベリ」。
前走とは違ってややロスのある競馬になりましたが、引き続きサマーシリーズは首位。
3着に「ワイルドシャウト」、4着「ブラックバースピン」と、
上位は【函館SS】の好走組が引き続き占拠、このグループは安定しています。
と、思いきや安定しなかったブービー崩滅「サープラスシンガー」。
前回同様の単騎逃げでしたが敗因は何でしょう、こういうキャラなんでしょうか。
さらに1番人気「ローレルゲレイロ」も11着惨敗、3歳牡馬はいいとこなしですね。
―「新潟記念’07」
【かくまわれた絶望】
1着「ユメノシルシ」× :牡5、56、吉田豊、1:57.8、35.1秒、2人
2着「トウショウヴォイス」 :牡5、52、小林、1:57.9、33.9秒、10人
3着「ヤマニンアラバスタ」注:牝6、54、勝春、1:58.1、34.1秒、7人
4着「ダイイチアトム」▲ :牡6、52、松岡、1:58.1、34.2秒、4人
5着「マヤノグレイシー」 :牡8、54、福永、1:58.3、35.5秒、8人
6着「アドマイヤモナーク」◎ 10着「フェイトトリックス」○ 15着「トップガンジョー」
馬連:6620円 3連単:277430円
血走る「ユメノシルシ」、震える「トウショウヴォイス」、
爆撃してきた「ヤマニンアラバスタ」の3頭による激しい叩き合い。
中でも新潟大直線の覇者となったのは「ユメノシルシ」。
他の先行馬はほとんど壊滅しただけに、これは強い勝ち方となりました。
さらに2着に上がり最速で貫通した「トウショウヴォイス」。
これまでマイルまでしか経験していなかっただけに驚きです。
3着「ヤマニンアラバスタ」は元が強い馬ですし、戻せばこれくらい当然でしょうか。
対して全く弾けなかった1番人気の「アドマイヤモナーク」。
前回脚を余した馬が新潟に移って着外とは、こういうところが難しいですね。
なお、昨年度覇者「トップガンジョー」は先導で率いるだけ率いてもろくも爆沈。
しかし後藤騎手、函館で相棒「クーヴェルチュール」が他騎手で重賞制覇した中で、
当の新潟では後方から総攻撃を喰らって、しかも勝った騎手が吉田豊とは、
これは残念な週末になりましたね。
これ先週月曜に書いてたのに今日の更新になってしまいました。
なお、今週の3レース予想ですが全てお休みとさせて頂きます。(ヌケヌケと)
【時の予想 ― キーンランドC,新潟記念】
2007年8月25日 時の競馬列伝◆「キーンランドC」
【難易度:七 ペース:H 高速対戦】
◎「ローレルゲレイロ」
○「アグネスラズベリ」
▲「ワイルドシャウト」
△「サープラスシンガー」
×「ブラックバースピン」
執拗に◎「ローレルゲレイロ」。
今春唯一の当たりでは『ピンクカメオ』の片割れとしてお世話になった。
3歳・マイラーのスプリント好走2大条件を網羅、ここで追わない訳にはいかない。
他、前走快勝から得意札幌でさらに楽しみな○「アグネスラズベリ」と、
前回1年ぶりにも関わらず上位に突入してきた▲「ワイルドシャウト」、
3歳快速馬△「サープラスシンガー」が再び逃げ切りを狙う中で、
ラストは右回り3度目×「ブラックバースピン」の馬体が黒くて暑いです一発まで。
斬「シンボリウエスト」は高齢よりも鞍乗・古川に一抹の不安。
斬「エムオーウイナー」は久々よりも鞍乗・小牧に甚大な不安。
◆「新潟記念」
【難易度:七 ペース:S メンバー低調】
◎「アドマイヤモナーク」
○「フェイトトリックス」
▲「スクリーンヒーロー」
△「ダイイチアトム」
×「ユメノシルシ」
注「ヤマニンアラバスタ」
◎「アドマイヤモナーク」が全馬巻き込む。
前走は完全に脚を余した格好、新潟大直線でならふんだんに豪脚を炸裂できる。
他、昨冬にあの「マツリダゴッホ」を封じている○「フェイトトリックス」と、
警戒怠れぬ3歳からの刺客▲「スクリーンヒーロー」、
徐々に進出してきた謎の新星△「ダイイチアトム」は新潟適正が高く、
前走しくじった×「ユメノシルシ」が今回血眼で反撃に転じる中で、
1年ぶり斬「トップガンジョー」よりは1戦叩いた注「ヤマニンアラバスタ」が怖い。
無事に終わるといいですね。
【クイーンS,北九州記念’07】
2007年8月12日 時の競馬列伝―「クイーンS」
【雲ひとつない】
1着「アサヒライジング」◎ :牝4、善臣、1:46.7、上がり34.7秒、2番人気
2着「イクスキューズ」 :牝3、勝春、1:47.0、34.8秒、6人
3着「ディアチャンス」○ :牝6、横典、1:47.0、34.0秒、5人
4着「アドマイヤキッス」▲ :牝4、川田、1:47.0、34.4秒、1人
5着『フサイチパンドラ』× :牝4、福永、1:47.1、34.6秒、3人
馬連:1980円 3連単:20600円
「アサヒライジング」、重賞初制覇。
喜びよりも「やっと」という安堵の気持ちの方が大きかったです。
勝ちは意外にも最初の400m通過辺りで確信したのですが、
その時いかに自分がこの馬の力を信じているかという事に気づきました。
ヨシトミも言ってましたが、やはり広がるのは今後の展望ですね。
血統的には晩成・長距離向きなので、
今回権利を得たことで牡馬との闘いにも参じてもらいたいと思います。
どうせなら2着も当てたかったですが「イクスキューズ」。
この馬の上には強い3歳牝馬がまだ山ほどいますから、世代評価を上げる健闘です。
―「北九州記念」
【決壊】
1着「キョウワロアリング」 :牡6、52、角田、1:07.7、34.8秒、11人
2着「アルーリングボイス」×:牝4、52、鮫島、1:07.7、35.0秒、6人
3着「ワイキューブ」注 :牝4、51、荻野、1:07.8、34.7秒、10人
4着「ニホンピロブリュレ」 :牝6、49、酒井、1:07.9、34.7秒、16人
5着「カノヤザクラ」△ :牝3、50、上村、1:08.0、35.5秒、6人
6着「アストンマーチャン」◎ 7着「サンアディユ」 10着「メイショウトッパー」▲
馬連:38630円 3連単:1570690円
「キョウワロアリング」が後方集団を引き連れ一気爆追。
通過なんと32.1秒、完全に前が決壊して上位を後方馬が占めました。
対照的に先団を形成した5頭の内4頭がビリ方面へ一気爆落しましたが、
4番手にいた「アストンマーチャン」は6着生還、再度やったらこの馬の圧勝でしょう。
なお今週は館を休館いたしまして、
【札幌記念】はおそらく日曜ギリギリ大予想になると思います。(ド爆発)
【時の予想 ― クイーンS,北九州記念’07】
2007年8月11日 時の競馬列伝◆「クイーンS」
【難易度:三 ペース:H 好メンバー】
◎「アサヒライジング」
○「ディアチャンス」
▲「アドマイヤキッス」
△「デアリングハート」
×『フサイチパンドラ』
そろそろ◎「アサヒライジング」。
応援を始めて早1年半、この馬の走りは実に期待以上のものだったと言える。
ただ、唯一の不満はタイトルがないこと。
この重賞はかつて応援していた「オースミハルカ」が司者を務めたレース。
キャラ的にもどこか被るので引き継ぐ意味で頑張って欲しい。
他、基本的にはこのレースで買わない3歳馬斬「イクスキューズ」を除く、
迷惑なくらいに豪華なメンバーの皆さんへ。
◆「北九州記念」
【難易度:五 ペース:H 3歳馬侵攻す】
◎「アストンマーチャン」
○「スピニングノアール」
▲「メイショウトッパー」
△「カノヤザクラ」
×「アルーリングボイス」
注「ワイキューブ」
◎「アストンマーチャン」の逆転工作。
出なくて本当に良かったが、【NHKMC】で狙う予定だったのはまさにこの馬。
スピード的には3歳屈指、若馬の突入が目立つスプリント路線に確実に斬り込む。
他、先行馬ズラリでそろそろ喰い込みそうな通り魔○「スピニングノアール」と、
メンバー強化で今回試金石の1分7秒台上がり馬▲「メイショウトッパー」、
3歳の片割れ△「カノヤザクラ」は◎に劣る印象でも警戒は怠れない。
後は◎とキャラ被るが復調気配の×「アルーリングボイス」に加えて、
ラストは千四実績を活かしたい注「ワイキューブ」の誰この騎手一発まで。
斬「サンアディユ」は前走やや道悪に助けられた印象あり、千と千ニも直結しづらい。
斬「ゴールデンキャスト」。小牧ねぇ・・・。
しかし【マーメイドS】とは比べものにならないほど強い馬と逃げ馬が揃いましたね。
その【クイーンS】は明日15:25から、【北九州記念】はその10分後です。
【函館2歳S,関屋記念’07】
2007年8月5日 時の競馬列伝―「函館2歳S’07」
【あやかし】
1着「ハートオブクィーン」○:牝2、武幸、1:13.8、上がり37.9秒、6番人気
2着「ジョイフルスマイル」 :牝2、藤岡、1:14.5、37.9秒、11人
3着「イイデケンシン」 :牡2、横典、1:14.6、37.7秒、2人
4着「ホウザン」 :牡2、池添、1:14.8、38.7秒、10人
5着「アポロフェニックス」 6着「エイブルベガ」 10着「ディープキッス」◎
馬連:25720円 3連単:429830円
「ハートオブクィーン」が中央蹂躙。
前崩れの展開の中、先団一気で前走【ラベンダー賞】の接戦相手をさらに圧倒しました。
やはり道悪だけに砂経験が活きたか、地方馬もこのレース3勝目と相性抜群です。
なお、2着にシンガリから牝馬ワンツーを決めた最低人気「ジョイフルスマイル」。
3着に同じく後方一気で牡馬最先着の「イイデケンシン」と以下は後方馬が占拠。
対して単勝2.1倍の大支持を受けながら6着に落下した「エイブルベガ」を始め、
巻き込まれたのか「ルミナリエ」、「アイリスモレア」など他人気馬も総滅。
せっかく地方馬と初戦敗退馬による牝馬ワンツーを予想で想定していたのに、
ここまで見事に外れてしまってちょっとガッカリでした。
そしてもっとカチンと来たのが↓のレース。
―「関屋記念’07」
【紳士の寝返り】
1着「カンパニー」○ :牡6、福永、1:31.8、33.3秒、1人
2着「シンボリグラン」▲ :牡5、柴山、1:32.4、34.8秒、3人
3着「マイケルバローズ」:牡6、善臣、1:32.6、33.6秒、12人
4着「カンファーベスト」 :牡8、安光、1:32.6、34.7秒、9人
5着「ストーミーカフェ」◎:牡5、勝春、1:32.7、35.4秒、8人
7着「アンブロワーズ」△ 12着「ニシノナースコール」 14着「ゴールドアグリ」
馬連:1960円 3連単:84710円
「カンパニー」が全馬裏切り。
熱光を浴びた大直線の外側を一頭優雅に勇往邁進。
9ヶ月ぶりで33.3秒の4馬身差のレースレコード、これはもうG?レベルですね。
血筋からも秋は期待大でしょう、私が去年狙った時は全く走ってくれませんでしたけど。
なお2着に来たこちらは5ヶ月ぶりの重戦車「シンボリグラン」。
G?3着はやはり本物でしたね、私が今春狙った時は全く走ってくれませんでしたけど。
波乱ムードに見えて唯一穴を開けたのは結局3着「マイケルバローズ」のみ。
勝者同様33秒台、ただこちらは後方有利の流れに乗った印象。
勝者同様9ヶ月ぶりの昨年度覇者「カンファーベスト」が4着、高齢でよく走ります。
「ストーミーカフェ」はペースが早過ぎたか、入着に至る粘りは戻っているようですが。
過去にずっと狙っていた2頭にワンツーされてかなりショックでした。
「一度狙った馬は三回狙え」という格言がありますが、
恐ろしい事に2頭とも今回が狙ったレースから数えて3回目でした。
まあ間隔が開いた人気馬を私が狙う事はまずないので、仕方ないという事にします。
今季というか今年ずっとですが「○▲」や「◎無」の決着がすごーく多いです。
特に○の連対率の高さがハンパじゃないので、参考にされる方はそちらをどうぞ。(CRASH)
【時の予想 ― 函館2歳S,関屋記念’07】
2007年8月4日 時の競馬列伝◆「函館2歳S」
【難易度:八 ペース:H 牝馬強し】
◎「ディープキッス」
○「ハートオブクィーン」
▲「ルミナリエ」
△「アイリスモレア」
×「ベストオブミー」
◎「ディープキッス」に牡馬陥落。
この初戦敗退→未勝利突破からの参戦は、このレースで穴を開ける定番のコース。
少頭数のスプリント、函館好調の長谷川騎手ならミスはしないと見て一発期待。
この重賞は当然ながら牝馬優勢、今年は全印牝馬で攻めたい。
○「ハートオブクィーン」は地方出身で前走快勝、これもデータ的には脅威の域。
力量では牝馬最上位の▲「ルミナリエ」だが、精神面での幼さがややネック。
△「アイリスモレア」は近2走善戦の割に人気が薄い、四位鞍乗で存在不気味。
最後は【ラベンダー賞】でなら好データだったダート1戦×「ベストオブミー」の強襲まで 。
斬「エイブルベガ」は評価断然だが、このレースでの1番人気牡馬の歴史は暗い。
斬「イイデケンシン」は藤田騎手が自ら降板、このケースも傾向から厳しい。
◆「関屋記念」
【難易度:十 ペース:M 嵐の予感】
◎「ストーミーカフェ」
○「カンパニー」
▲「シンボリグラン」
△「アンブロワーズ」
×「グレイトジャーニー」
注「ゴールドアグリ」
穴「センカク」
◎「ストーミーカフェ」はここで来る
内枠、逃げ馬、関東所属と好データずらり、近走粘りが戻ってきただけに復活期待。
他、以前はG?級と称された9ヶ月ぶりの参戦策士○「カンパニー」と、
上記と同じく期待にはなかなか応えてくれなかった重戦車▲「シンボリグラン」。
地底からはい上がってきた△「アンブロワーズ」は牝馬好調の波にどこまで乗れるか。
×「グレイトジャーニー」はG?でも0.5秒圏内を維持、このメンバーでなら。
近走絶不振注「ゴールドアグリ」は新潟巧者、人気薄の3歳という事でささやかな一票。
最後はG?6着穴「センカク」の、マイルでもやれない事はありません一発まで。
斬「アポロノサトリ」はマイル白星なし、良積も千四以下に集中している。
斬「インセンティブガイ」は条件が揃うと逆噴射する恐ろしい一頭、深入り禁物。
牝馬がすごい人気になってますね、私も狙うつもりでしたがやめました。
明日【函館2歳S】が15:25から、【関屋記念】はその20分後です。
―「小倉記念」
【ささやきの輝宝】
1着「サンレイジャスパー」○:牝5、53、佐藤、1:58.7、上がり34.7秒、6番人気
2着「ニホンピロキース」× :牡6、54、赤木、1:58.9、35.2秒、7人
3着「アラタマサモンズ」 :牡5、52、芹沢、1:59.1、35.6秒、10人
4着「ニルヴァーナ」△ :牡4、53、幸、1:59.1、35.7秒、2人
5着「ヴィータローザ」◎ :牡7、57、上村、1:59.2、35.4秒、4人
7着「スウィフトカレント」▲ 8着「アップドラフト」注 11着「メイショウカイドウ」
馬連:4110円 3連単:223190円
「サンレイジャスパー」風速差し。
先行馬が強力な行った決着を形成しましたが、後方から一頭軍勢を貫き阻止しました。
今春は牝馬限定戦でもかなり苦戦していましたが、ここに来ての混合重賞快勝。
そしてこれで人気薄の牝馬が3週連続で連対と、かなりの勢いを見せています。
続いて2着にようやく来た「ニホンピロキース」。
今回は昨年の1〜4着馬が全員出ていたわけですが、
当時の1、2着馬が高齢化した事を考えると、このワンツーは妥当だった気もします。
そして3着に上がり馬「アラタマサモンズ」。
馬名を呼ばれた時に一瞬誰か分かりませんでした、来週はもっと真剣に予想します。
黄金砂王の弟「ニルヴァーナ」は軽快に逃げるも最後は総差しされて4着。
ここで止まってしまうのなら、血統的にもダートへ行った方が良いでしょう。
なお期待した「ヴィータローザ」は4角から早くも手綱バタバタで5着落選。
昨年から力落ちなしと見ましたが、若馬にきっちり逆転を喰らってしまいました。
他、着外組からは昨年度覇者「スウィフトカレント」が7着。
前走から末脚が完全黙秘していますが体調でしょうか、ムラの多い馬という印象。
さらにかつて小倉では不敗帝王と呼ばれた11着「メイショウカイドウ」。
ブービーとは影もありませんね、まあこのトシで走れという方が無理な気もしますが。
なお前回勝者と同タイムだった爆笑田中本命「ソリッドプラチナム」は案外な10着。
これは、フトシの責任です。
私は全体的な勢力図を読むことは得意なのですが、
そのレースにおける各馬の適応を読むのは凄く苦手です。
今夏はやや後者に重点を置いた予想にシフトしてみようかなと思っています。(恐怖実験)
【時の予想 ― 小倉記念】
2007年7月28日 時の競馬列伝◆「小倉記念」
【難易度:七 ペース:M 昨年上位集結】
◎「ヴィータローザ」
○「サンレイジャスパー」
▲「スウィフトカレント」
△「ニルヴァーナ」
×「ニホンピロキース」
注「アップドラフト」
今度こそ◎「ヴィータローザ」。
昨年から力落ちなし、ハンデ軽減、前走敗北は騎乗ミス。
まともに先行すればこのレース連覇の兄「ロサード」にあやかれる。
他、やはり警戒の牝馬から昨年4着○「サンレイジャスパー」と、
前走不発が不安の昨年覇者▲「スウィフトカレント」。
良血△「ニルヴァーナ」はG?路線まで行って欲しいが、豊→幸の落差が心配。
なかなか圏内に届かない昨年3着×「ニホンピロキース」、ここが最後のチャンス。
ラストは屈腱炎明け注「アップドラフト」のやれるかどうか分かりません一発まで。
斬「タガノデンジャラス」&斬「ホッコーソレソレー」は最後は結局連に来ないコンビ。
斬「メイショウカイドウ」は丸一年ぶりのハンデ59.5ではさすがに無謀。
斬「ソリッドプラチナム」。ふふふふふフトシ。
甲子園予選、27時間TV、ダイアリー断線と完全に競馬界に逆風が吹いてますね。
もうすぐ【小倉記念】は15:35発走です。
【時のテレビ論・一】
2007年7月26日 時の競馬列伝日曜 17時「ロンQハイランド」 17:30「笑点」 23:30「世界遺産」
月曜 19時「ネプリーグ」 0:30「世界ふれあい街歩き」
火曜 21時「ロンドンハーツ」 23:15「ぷっすま」
水曜 12時「笑っていいとも」
木曜 22時「ダウンタウンDX」
金曜 なし
土曜 23時「恋のから騒ぎ」
※他、夕方はニュース、土日は競馬番組
関西にいた頃に比べて視聴時間が格段に減りましたね。
はっきり言って東京のテレビ、LV低すぎです。
かつての「ドリーム競馬」>「スーパー競馬」の構図に見てとれるように、
大阪局が「視聴者を楽しませる番組」を目標として制作しているのに対し、
東京局が「視聴者を逃がさない番組」という歪んだ指標を抱えている事は明らかです。
情報番組の間に厚かましく通販を挟んでくる点なども、自信のなさの表れだと思います。
これから上記テレビ欄にある私の好きな10番組をランキング形式で図々しく評論していきます。
とは言っても特に好きでもなく見ている番組も含まれているわけですが。(ハ)
―「函館記念’07」
【驚天動地】
1着「エリモハリアー」 :セ7、57、武幸、2:02.8、上がり35.2秒、7番人気
2着「ロフティーエイム」 :牝5、52、柴山、2:03.0、35.6秒、9人
3着「サクラメガワンダー」▲:牡4、57、岩田、2:03.0、35.1秒、2人
4着「アドマイヤフジ」◎ :牡5、57.5、福永、2:03.1、36.0秒、1人
5着「マイソールサウンド」 6着「ナムラマース」○ 7着「シルクネクサス」△
馬連:18620円 3連単:385960円
「エリモハリアー」、3連覇。
前走最下位で連覇者とは思えないくらい見放されていましたが、
よほどこの芝が合うのでしょう、外差しを用いて人気馬を一気になぎ払いました。
この“3連覇”は過去多数の馬が失敗した究極の難関なので、実に圧巻と思います。
そして2着にもっと穴だった「ロフティーエイム」。
勝者が前走ビリなら、こちらはメンバー中でブービーの位置付け。
確か数年前“巴賞の着順はアテにするな”というこのレース用の格言がありましたが、
まさにそれが今年復活、本当に落ち着いた時こそ競馬は暴発しますね。
3着「サクラメガワンダー」はやや位置取りが後ろすぎたか。
元ライバルの月光騎士がドバイへと飛躍する中、ずいぶん対照的になって参りました。
そして今回の波乱を最も助長した4着「アドマイヤフジ」。
通過63秒のスーパースローを先行してこれですからね、信頼度は大暴落。
故障明けの馬は突如凡走するという私論がありますが、それでしょうか、まさに謎。
3歳馬代表にして着外に敗れた「ナムラマース」の敗因は言うまでもなく騎乗ミス。
しかし2番手につけて進路を失うとは、ミスを通り越して一種の神ワザだと思います。
その他、敗退組はもう悲惨。
【巴賞】快勝の「シルクネクサス」が7着にサラリと爆滅したのを筆頭に、
良血「マチカネキララ」はノド鳴り再発で窒息寸前の9着怪没、
さらに10着「メイショウオウテ」は右肩を故障して直線豪快にドロップアウト、
極めつけは「コスモテナシャス」のレース前放馬でコース2週まるごと爆走除外と、
まさに【函館記念・波乱伝説】が堂々復活した一戦となってしまいました。
やっぱり「ベッラレイア」は豊サマに差し上げた方が・・・。