◆「マーメイドS」
 
【難易度:一       ペース:S       先行有利】
 
◎「ベッラレイア」

○「ザレマ」
▲「ブリトマルティス」
△「ソリッドプラチナム」
 
◎「ベッラレイア」
が摘む。
『ウオッカ・スカーレット』に匹敵する器、秋山がよほどの事をやらかさない限り大丈夫。
 
後は豪雨を想定して先行タイプの4歳馬を優先。
となると当然の如く浮上する○「ザレマ」、重馬場はまさにお任せの一言。
▲「ブリトマルティス」はレースぶり安定、斤量と豊サマを考えると人気でも外せない。
ラストは混合戦で健闘△「ソリッドプラチナム」のフトシとは別れました…一発まで。
 
斬「レインダンス」
は昔、調教師が「名前の割に雨が×(笑)」とネタにしていたので×。
 
大雨らしいので精一杯引き篭もります、明日【マーメイドS(10R)】は15:35発走です。

 
―「エプソムC」
 
Upper In The Sky】
 

1着「サンライズマックス」注:牡4、横典、1:45.9、上34.8秒、4番人気
2着「ヒカルオオゾラ」▲   :牡4、武豊、1:46.0、上35.4秒、1番人気
3着「グラスボンバー」    :牡8、勝浦、1:46.0、上34.8秒、12番人気
4着「トウショウヴォイス」  :牡6、勝春、1:46.0、上34.7秒、13番人気
5着「マイネルキッツ」○  :牡5、後藤、1:46.1、上35.0秒、6番人気
7着「トーホウアラン」△  9着「ファストロック」  14着「イクスキューズ」
 

馬連:1240円         3連単:132040円
 
「サンライズマックス」
捕らえた。
逃げ切りを図る「ヒカルオオゾラ」を決勝点寸前でさらに推進して捕獲V。
この安定した差し味は強いですね、G?はともかくいいG?ハンターになりそうです。
 
2着に強引に押し切ろうとした豊サマの「ヒカルオオゾラ」
道中まさかの引っ掛かりも内容は上々、後はさらに上へ行けるかでしょう。
ただ横に爆弾親父「グラスボンバー」や金切り王子「トウショウヴォイス」など、
微妙な高齢勢が引っついてきた点がやや気になりますが。
他、7着で一気に復調が遠のいた中新覇者「トーホウアラン」に加えて、
時の本命「イクスキューズ」は直線まさかの上がり37.0をかまして逆噴射。
道中折り合いを欠いたのが全てですね、それを言い訳(excuse)とさせて頂きます。
 
 
 
 
 
 
―「CBC賞」
 
Narcolepsy】
 

1着「スリープレスナイト」  :牝4、上村、1:08.0、上33.8秒、4人
2着「スピニングノアール」注:牡7、福永、1:08.2、上33.6秒、2人
3着「テイエムアクション」  :牡7、和田、1:08.4、上34.0秒、12人
4着「ウエスタンビーナス」◎:牝5、郷原、1:08.4、上34.4秒、7人
5着「カノヤザクラ」穴 7着「キョウワロアリング」○ 9着「トウショウカレッジ」▲
 

馬連:3070円         3連単:231120円
 
「スリープレスナイト」
が全馬誘眠。
直線あっさりと逃げ馬を捕らえると、後は引き離すだけの見事な快勝。
芝転向は本当に難しいので驚きました、ただこれで今後は芝専用決定でしょうか。
私の好きな「砂で強い牝馬」がまた消滅してしまう予感です。
なお上村騎手10年ぶりの重賞V、馴染みある方ですがそんなに久々とは意外でした。
 
そして2着に今年は張り切った上がり最速「スピニングノアール」
大穴の3着「テイエムアクション」も何と芝転向組、これは今後流行になるのでは。
4着「ウエスタンビーナス」は発馬でかなり脚を使いましたがよく粘ったと思います。
なお5着「カノヤザクラ」はともかく、6着にまさかのビリ人気「フジサイレンス」
やはりこの路線ちょっと陥没気味でしょうか。
最後に1番人気「トウショウカレッジ」は直線伸びるも9着で猛ストップ。
一部で必勝ムードでしたが結構やらかす馬なんですよね、次に期待でしょうか。
 
細江さん・・・青嶋アナの「アドマイヤキッシュ」に吹くのならともかく、
「メイクデビュー」に吹き出しちゃダメでしょ。(横転)

 
◆「エプソムC」
 
【難易度:七       ペース:M        伏兵多彩】
 
◎「イクスキューズ」

○「マイネルキッツ」
▲「ヒカルオオゾラ」

△「ブライトトゥモロー」
×「トーホウアラン」
注「サンライズマックス」
 
◎「イクスキューズ」
の逆襲。
近走不振といったところだが、前走突出した上がりを放って復調ムード。
一年前の実力さえ取り戻せれば能力は上位、やはり4歳は牡馬より牝馬。
 
相手は比較的5歳上を優先、ここ3戦の内容が優秀な○「マイネルキッツ」と、
評判上々も4牡だけに評価を一つ落とすくらいが調度いい▲「ヒカルオオゾラ」
△「ブライトトゥモロー」は昨年2着、【大阪杯】も0.3秒差で侮れない存在。
加えて復帰4戦目でそろそろ上昇軌道に突入しそうな×「トーホウアラン」と、
最後は4牡でも末脚確か注「サンライズマックス」の【大阪杯】は帳消しね一発まで。
 
斬「ファストロック」
はペースに恵まれたレースが多く、人気ほどの力量はどうか。
 
 
 
 
 
◆「CBC賞」
 
【難易度:十        ペース:H        外枠警戒】
 
◎「ウエスタンビーナス」

○「キョウワロアリング」
▲「トウショウカレッジ」
△「ナカヤマパラダイス」
×「ワイルドシャウト」

注「スピニングノアール」
穴「カノヤザクラ」

 
それでも◎「ウエスタンビーナス」
約2年前から期待していた存在で、ようやくここで再会する事ができた。
勢いづいた『エイジアンウインズ』を突き放した前々走が圧巻、爽快な逃げを期待。
 
後は【テレビ愛知OP】の好走組が集結して超のつく大混戦。
その前走上がり2位の○「キョウワロアリング」、今回は枠とハンデが良好。
上がり1位▲「トウショウカレッジ」は当然の如く1番人気も、凡走癖があり注意。
△「ナカヤマパラダイス」は別路線からの襲来も昨年2着の実績を警戒して連下。
加えて前走は何だかんだで前残ったノリノリ岩田×「ワイルドシャウト」に、
内枠がやや気掛かりでも内差し得意な昨年落馬注「スピニングノアール」と、
最後は前走惨敗も4牝だけでマーク穴「カノヤザクラ」の引き続き大人気よ一発まで。
 
斬「スリープレスナイト」
は『サンアディユ』の二匹目を狙っている様だが、
あれは極めて特殊な成功例、もう少しダートに集中してほしい。
 
「みんなのウマ倶楽部」という番組を先ほど初めて見ました。
では明日【エプソムC】は15:35から、【CBC賞】はその10分後です。(感想なし)

 
―「ユニコーンS」
 
Last Natural】
 

1着「ユビキタス」×    :安勝、1:35.1、上がり36.1秒、1番人気
2着「シルクビッグタイム」:岩田、1:36.2、36.7秒、3人
3着「アポロドルチェ」○ :勝浦、1:36.3、36.7秒、6人
4着「アンダーカウンター」:吉田、1:36.3、36.2秒、11人
5着「スカーレットライン」 9着「ドリームシグナル」◎ 11着「サダムイダテン」▲
 

馬連:700円       3連単:15590円
 
「ユビキタス」
もシメた。
2番手から直線さらに加速して、後続を7馬身突き放す楽勝。
これまでは安定感あるダート巧者程度のイメージでしたが、一気にそれを覆しました。
この馬に圧勝した「サクセスブロッケン」を含め、今年の3歳ダートには期待が持てます。
 
そして離れた2着に芝転向を失敗していた「シルクビッグタイム」、距離延長クリア。
3着「アポロドルチェ」は初ダートで久々快走、ただこの辺り着差的にかすんでます。
対して好走【NHKMC】と同コースでも9着大不発の「ドリームシグナル」に、
砂でも11着と完全に行き場を失った「サダムイダテン」など、
初ダート組は例年同様に壊滅、もう来年以降は狙うのやめようと思いました。
 
「サダムイダテン」が惨敗する中、安藤騎手の笑顔がとても爽やかでしたね。(最悪な言い方)

 
―『安田記念』
 
SHE IS NOT ALONE】
 

優勝『ウオッカ』◎   
:牝4,岩田,1:32.7,上がり34.0秒,2番人気
2着「アルマダ」     :セ7、ホワイト、1:33.3、上34.8秒、5番人気
3着「エイシンドーバー」:牡6、福永、1:33.4、上34.3秒、9番人気
4着「エアシェイディ」
:牡7、後藤、1:33.4、上34.0秒、6番人気
5着『スズカフェニックス』▲:牡6,武豊,1:33.4,上34.1秒,4番人気

6着「コンゴウリキシオー」×     7着『キストゥヘヴン』
8着「スーパーホーネット」○     9着「オーシャンエイプス」
10着『ドリームジャーニー』     11着「ハイアーゲーム」
12着「ドラゴンウェルズ」       13着「ジョリーダンス」
14着『ブリッシュラック』       15着『ピンクカメオ』
16着「ニシノマナムスメ」  17着『グッドババ』  18着「アイルラヴァゲイン」
 
単勝:410円      馬連:3680円      3連単:145690円

 
『ウオッカ』
がシメた。
4番手から上がりジャスト34を放射して一団撃砕、これがこの馬本来の姿でしょう。
まさに正攻法の完勝、今まで脚を余してきた騎手には痛い内容となりました。
パドックから男馬とは威厳そのものが別次元、なお次走は秋に備え休養との事。
そして2着に香港刺客「アルマダ」
2番手以下のペースが遅まった事に加え、何よりホワイト騎手の操縦が最高でした。
3着「エイシンドーバー」はまさに人気の盲点、しかし好走条件は揃ってましたね。
大外を狩った「エアシェイディ」は最速上がりも4着、位置が厳しかったです。
今回最も精神ダメージを受けたと思われる豊サマ『スズカフェニックス』は5着。
去年と同じ中途半端な内容、結局ベストはスプリントでしょうか。
 
他、6着「コンゴウリキシオー」は復活ならず、ここはスルーで良かった印象も。
1番人気「スーパーホーネット」は結果的に底力不足か、【京王杯】組も見事全滅。
9着「オーシャンエイプス」、10着『ドリームジャーニー』など、
4歳牡馬が相変わらずの弱さを見せつけた点はさておき、
15着『ピンクカメオ』も本当に終わるとこまで終わってきましたね。
一応来季も期待しますが、この調子では印を回すのが勿体なくなってきました。
最後にまるでババを引いたかのようにブービーに消し飛んだ『グッドババ』
話をまとめると、追切後の計量からさらに10kgが急速に減った事に。
今回連軸にしていた専門家が多くいましたが、これがアウェー戦の怖いところ。
 
などと「アルマダ」にやられた私がエラそうな事は言えませんね。(全力失踪)

 
◆『安田記念』
 
【難易度:四        ペース:M        日本勢優勢】
 
◎『ウオッカ』

○「スーパーホーネット」
▲『スズカフェニックス』
△「エアシェイディ」

×「コンゴウリキシオー」
注『グッドババ』
穴『ピンクカメオ』
 
◎『ウオッカ』
がシメる。
騎手変や強行軍など突っ込み所は多数あるが、根本的にこの馬の爆発力が数段上。
東京コースも3戦して上がり平均33.3秒、今の緩い短距離界なら一握りで掌握可能。
 
相手は混戦の様相。
前走を快勝して勢い、若さならナンバーワンの○「スーパーホーネット」と、
昨秋から完成体に入った▲『スズカフェニックス』、ただ共に去年の惨敗歴が不安。
他、意外にもこれがG?2戦目の切れ味保証付き△「エアシェイディ」と、
年齢と展開から突如復活する線がまだ捨て切れない×「コンゴウリキシオー」
注『グッドババ』など個人的に海外馬の扱いには自信があるが、
まず軸にするのは危険、そして見極めるべきは日本のレベルそのもの。
今年は間違いなく粒揃い、ただこの馬は実績と来日歴があるので押さえに据える。
ラストはうっちー逃亡やコズミ発生など怪情報飛びまくりの、
穴『ピンクカメオ』の惨敗か強襲かESPか、どれにしようか一発まで。
 
斬『アルマダ』
は勢いMAXもあくまでアウェー、少しでも日本馬に印を回したい。
 
斬「オーシャンエイプス」
は豊は豊でも吉田豊に変わった点がどうか。
 
【ユニコーンS】が大ハズレだったので速攻で上乗せ更新してみました。
明日【安田記念】は15:40発走です。(爆破逃走)

 
◆「ユニコーンS」
 
【難易度:十       ペース:H        様相不明】
 
◎「ドリームシグナル」
○「アポロドルチェ」

▲「サダムイダテン」
△「ウイントリガー」

×「ユビキタス」
注「ダイワマックワン」
 

相も変わらず朝日系列◎「ドリームシグナル」
【NHKMC】4着などマイル力はかなり高い、デジタル産駒だけにダートでも期待。
 
他、同じく朝日系列ながら近走大スランプを謳歌中の○「アポロドルチェ」と、
条件絶好でも芝での裏切りキャラを続行する恐れのある▲「サダムイダテン」
△「ウイントリガー」は本年不振も前走初ダートでの強者との好戦が高ポイント。
最後は先週ハデにかました「サクセスブロッケン」から0.9秒差の×「ユビキタス」
0.7秒差の注「ダイワマックワン」、2頭のやっぱり優駿はすごいぜ一発まで。
 
斬「ロードアリエス」
。Sクリはダートでなら買ってもよさそうです。
 
じゃあ買えよ、といったところで本日【ユニコーンS】は15:40発走です。(逃走)

 
四名の勇敢な戦士たちの記憶がここに・・・

 
―「金鯱賞」
 
Come Rain,Come Shine】
 

1着「エイシンデピュティ」○:牡6、岩田、1:59.1、上がり35.1秒、2番人気
2着「マンハッタンスカイ」  :牡4、芹沢、1:59.3、35.3秒、11人
3着『カワカミプリンセス』  :牝5,武幸,1:59.3,35.0秒,5人
4着「サクラメガワンダー」 :牡5、福永、1:59.5、35.2秒、3人
5着「カネトシツヨシオー」  :牡5、幸、 1:59.5、34.7秒、14人
6着「アドマイヤオーラ」▲  7着「インティライミ」×  中止「ローゼンクロイツ」◎
 

馬連:6890円       3連単:243340円
 
「エイシンデピュティ」
本気勝ち。
先導から上がり5位の完勝、一時はG?で苦戦していたとは思えぬ今季の躍進です。
次走は再び好条件揃う【宝塚記念】、安定した先行力と末脚は大きな武器となりそうです。
 
なお2着に意外な4歳馬「マンハッタンスカイ」
近走に際立つ内容はなかったのですが突如連対、4歳勢の面子総潰れを阻止しました。
1年ぶりの3着『カワカミプリンセス』は道中引っ掛かりましたが、
直線では目覚しい伸脚、次走グランプリを含め今後かなり期待が持てるのでは。
他、4着に異様な入着力を誇る「サクラメガワンダー」に、
5着の上がり第2位「カネトシツヨシオー」などやや微妙な面子が勢揃い。
しかし雨で渋っていたといえ6着「アドマイヤオーラ」の末脚凡発は頂けませんね。
右肩を負傷した『ヴィクトリー』はともかく、この世代への扱いは気を抜けません。
最後に気づいたのは本命にしていた私だけかもしれませんが、
「ローゼンクロイツ」の直線競走中止、貴重なSS産駒、それも超良血だけに、
残念な安楽死となってしまいました、ご冥福をお祈りします。
 
 
 
 
 
―「目黒記念」
 
The North】
 
1着「ホクトスルタン」▲  :牡4、56、横典、2:31.9、36.3秒、3人
2着「アルナスライン」◎ :牡4、58、和田、2:32.0、35.8秒、1人
3着「ロックドゥカンブ」○ :牡4、57、岩田、2:32.3、36.5秒、2人
4着「フォルテベリーニ」 :牡6、54、福永、2:32.3、36.0秒、12人
5着「アイポッパー」△   9着「ヒカリシャトル」   10着「フサイチアソート」
 

馬連:600円         3連単:4260円
 

東も逃げ切り「ホクトスルタン」
早目のミドルペースながら、長直線でも後続に譲る姿勢を見せずクビ差V。
上がりも逃げて7位の好内容、単騎逃げ見込める次走も盾4着の報復を誓います。
 
そして2着に1番人気「アルナスライン」
本音を言えば捕えてほしかったところですが、近走は高レベルで安定。
こちらも次走は勿論【宝塚記念】、4歳の代表格として先輩方に臨みます。
意外だったのが3着「ロックドゥカンブ」、3番手追走も逃げ馬に上がりも完敗。
4着「フォルテベリーニ」にも並ばれる案外な凡走、久々と言えばそれまでなのですが。
他、跳躍戦士「アイポッパー」は得意条件も【阪神大賞典】のようには参らず5着。
対古馬戦の第1弾だった3歳「フサイチアソート」は10着、意外と頑張りました。
ただこの馬自体、謎の多い存在なので水準に関してはまだ何とも言えませんが。
 
来週は【安田記念】ですね、香港勢が大人しく走ってくれる事を祈ります。(もはやトラウマ)


―『第七十五回・東京優駿』

CLEAR SKY】

優勝『ディープスカイ』○  :四位洋文,2:26.7,上34.2秒,1番人気
2着「スマイルジャック」▲ :小牧太、 2:26.9、上35.5秒、12番人気
3着「ブラックシェル」    :武豊、  2:27.0、上34.7秒、6番人気
4着「マイネルチャールズ」:松岡正海、2:27.1、上35.0秒、2番人気
5着「レインボーペガサス」×:安藤勝己、2:27.1、上35.4秒、5番人気
6着「クリスタルウイング」     7着「アドマイヤコマンド」
8着「フローテーション」       9着「ベンチャーナイン」△
10着「アグネススターチ」    11着「タケミカヅチ」注
12着「ショウナンアルバ」    13着「レッツゴーキリシマ」
14着「サブジェクト」       15着「エーシンフォワード」
16着「モンテクリスエス」    17着「メイショウクオリア」
18着「サクセスブロッケン」

単勝:360円      馬連:13270円      3連単:201300円

冴え渡る青空の下に・・・新優駿『ディープスカイ』誕生。
道中は後方5番手から、そして直線では一気に脚を爆発させて上がり断然の34.2秒。
先団を大外から一気に捕らえて、【NHKMC】に続く変則2冠を見事達成です。
昨年の未勝利5連敗から一転の快挙、新時代に相応しい新タイプの優駿の誕生です。
そして素質は間違いなく世代一、今後は疲れを癒やし秋に向けた成長が望まれます。

そして2着に一時は勝利を確信した「スマイルジャック」
前回9着は謎のままですが、かつての複勝力をここで取り戻しました。
逃げる2頭を単独で追う展開が良かったと思います、これはフトシさん好プレー。
3着に上がり2位だったユタカ様の「ブラックシェル」
以前は大物感十分とされていた逸材でしたからね、今回はそれが活きたでしょうか。
他、入線が4着の策士「マイネルチャールズ」と、
5着の天馬「レインボーペガサス」、ただ共に好位からやや物足りない結果。
信頼度の高い【皐月賞】1番人気&最速上がりですからね、傾向の変化が伺えます。
 
その他下位グループでは、青葉賞馬を逆転した「クリスタルウイング」が6着。
ただこの辺り本当にもう頼りないんですよね。
菊はともかくそれ以降は本当に勝ち馬だけに頼っていくハメになる予感もします。
本命7着「アドマイヤコマンド」ですが、「レッドアゲート」同様のパターンで失速。
正直迷った挙句にすがった形でしたが、今思えば確かに頼りないムードもありました。
他、触れる所ではSクリ関係者から最後の砦と期待された「サクセスブロッケン」
結果は好位からビリ爆落と完全に逆効果な結末になってしまいましたね。
正直、ついたイメージは「この種牡馬はせいぜいダートが限界」だったと思います。
 
予想ですが、一応滑り込みで万馬券を捕獲しました。
鍵になった「スマイルジャック」ですが、本当に更新3分前まで斬る気満々でした。
それを寸前で止めてくれたのは【朝日系列強靭論】。
自分の理論をないがしろにしていないかもう一度自分に尋ねた末のマークでした。
これからも自論をベースに敷いた予想を大切に続けていきたいと思います。
 
あとフトシさん・・・サンキュー。(手振)

 
〒「思い出の一頭」
 
【ディープインパクト 〜 東京優駿’05】
 

つくづく不思議な存在だったと思います。
この馬の活躍を冷ややかに見ていた人は私以外にもいたと思いますが、
なぜか競馬が盛り上がってほしいと願っている人にこそ多かった気がするからです。
なぜなら、この馬は約二年間の競馬を「孤独」そのものに変えてしまったのですから。
と、いつまでもこのような事を言っているようでは私もまだ子供かもしれませんね。
ここは大人になって・・・「この馬の仔が未来の競馬を盛り上げてくれる事を祈ります」。
 
 
 
 
◆『第七十五回・日本ダービー』
 
【難易度:八       ペース:M        様相不穏】
 
◎「アドマイヤコマンド」
○『ディープスカイ』

▲「スマイルジャック」
△「ベンチャーナイン」
×「レインボーペガサス」

注「タケミカヅチ」
 
◎「アドマイヤコマンド」
、戴冠への確勝戦術。
キャリア1戦の身で多々の不利を被弾した【毎日杯】2着で大きな素質を感じた。
【青葉賞】でも完璧なレース条件とは言えない中での完勝。
何よりまだキャリアが3戦であるという点が特筆的、ここで完成体になると予想して◎。
 
恐るべきはやはり切れ味猛靭、青空王子○『ディープスカイ』の存在。
未勝利をうろついていたとは思えないここ2戦、後続をちぎった【毎日杯】と、
上がり33.9秒で道悪を激進した【NHKMC】の圧勝連覇。
今回は強行軍と2000m惨敗歴が高い壁となりそうだが、突破するだけの実力はある。
 
後は連対率断然【皐月賞】グループから、もちろん朝日系列馬を優先して。
ハニカミ魔神▲「スマイルジャック」は前走まさかの9着沈没に終わったが、
それまでは【東スポ杯→きさらぎ賞→スプリングS】と王道路線で全て鉄板の好走。
昨年『アサクサキングス』のように今の優駿ではもう完璧な戦績は求められていない。
振り返ると今までの全レースで押さえてきた△「ベンチャーナイン」だが、
主役扱いされていた「マイネルチャールズ」を追い込む競馬をしたのに、
なぜ人気が定着しなかったのか疑問で一杯だった、今回は雨の影響をくぐり抜けたい。
 
他、【皐月賞】最速上がりで一気に評価を高めている×「レインボーペガサス」
ただ【スプリングS】での完敗が若干の気掛かりと言えそう。
ラストは何だかんだで渋とく連をつけ狙ってくる、
注「タケミカヅチ」の今回も票が集まりませんでした一発まで。
 
 
斬「マイネルチャールズ」
はステップレースで要領よく駒を進めていただけで、
これと言ってG?級の印象を受けない馬だった、今回でそれがさらに表面化の恐れ。
 
斬「サクセスブロッケン」
は今年要注意のダート転戦馬という点は気になるが、
やはり今年大失敗のSクリ産駒という点が難、初芝のダービー馬というのも無理がある。
 
斬「ショウナンアルバ」
は力以前に【オークス】同様このG?でも気性難は難しい。
 
去年もでしたが、今年も例年にはない何かが起こりそうな気がします。
では参りましょう・・・東京10R【第七十五回・日本ダービー】は明日15:40発走します!

 
◆「金鯱賞」
 
【難易度:十       ペース:S       陣容多彩】
 
◎「ローゼンクロイツ」
○「エイシンデピュティ」
▲「アドマイヤオーラ」
△「インティライミ」
×「スウィフトカレント」
注『ヴィクトリー』

 

昨年度覇者を信頼◎「ローゼンクロイツ」
苦手休養明けの前走とは違い今度は仕上げてくる、6歳でも今のSS産駒は軽視禁物。
 
レベルはともかく後は実績馬揃いの大混戦。
雨に笑う○「エイシンデピュティ」は前走強豪相手に健闘、今回もこざかしく絡むか。
切れ味強烈で1番人気必至▲「アドマイヤオーラ」、明日は遠征明けと雨が敵。
不意打ち戦艦△「インティライミ」はまさにいつ本気を出すか不明、だが条件は良好。
他、昨年2着で前走も32.5秒と衰えを伏せ続ける×「スウィフトカレント」と、
単騎で行ければお調子者注『ヴィクトリー』のそろそろ頑張ります(笑)一発が怖い。
 
ようやく復帰斬『カワカミプリンセス』はもちろん今後最大の期待株だが、
今回は1年ぶりという事と、騎手が変わっていないという事で軽く様子見。
 
 
 
 
◆「目黒記念   ※日曜12R」
 
【難易度:二       ペース:H       4歳馬強力】
 
◎「アルナスライン」
○「ロックドゥカンブ」

▲「ホクトスルタン」
△「アイポッパー」
 
◎「アルナスライン」
が本気。
菊で本命視して以来、個人的に4歳馬中、唯一のお気に入りホース。
昨シーズンは2戦で終了したが今季はここを好走して同世代の筆頭に躍り出たい。
 
相手はやはり4歳馬中、最も完成度が高いとされる○「ロックドゥカンブ」
遅生まれなのでさらに成長を為したレースが見れそう、騎手変も当然○。
あとは保険、楽に行くせるとうるさい盾4着▲「ホクトスルタン」と、
前走墜落・跳躍戦士△「アイポッパー」のちょっとリズムが狂いがち一発まで。
 
去年の「ココナッツパンチ」は驚いたが斬「フサイチアソート」はさすがになさそう。
 
日曜はいよいよですね。
【金鯱賞】は明日15:45から、【目黒記念】は日曜17:00からの発走です。

 
―「東海S」
 
【帰参】

 
1着「ヤマトマリオン」    :牝5、小林、2:24.0、上がり36.2秒、13番人気
2着「ラッキーブレイク」   :牡7、赤木、2:24.1、36.8秒、16人
3着「フィフティーワナー」◎:セ6、岩田、2:24.1、36.3秒、2人
4着「ワンダースピード」  :牡6、角田、2:24.1、36.4秒、1人
5着「マルブツリード」○  :牡5、長谷川、2:24.2、36.6秒、8人
6着「ロングプライド」  10着「メイショウトウコン」  11着『サンライズバッカス』
 

馬連:160050円        3連単:5137110円
 
「ヤマトマリオン」
爆弾復活。
好位から0.1秒差V、最も印象が薄かった【フローラS’06】以来の重賞制覇です。
確かに以前にダート好走歴や距離の裏付けもありましたが、それにしても突然でした。
 
さらに2着に純ビリ人気の「ラッキーブレイク」が突入。
ただ砂では有名な馬ですし、昨年【シリウスS】では「ドラゴンファイヤー」の2着。
なぜ人気が最下位だったのか、終わってみればもったいなかった気もします。
3着は人気馬「フィフティーワナー」がすくうも3連単は500万超まで爆発。
展開がゴチャつきましたが、これだけ条件が揃って連を外すとは唖然です。
最人気「ワンダースピード」は小牧降板が響いたか4着まで。
なお4歳一応代表「ロングプライド」の6着はやや意外でしたが、
最内道悪が重なった「メイショウトウコン&サンライズバッカス』のW脚余しは、
おおよそイメージ通りでした。
 
【東京優駿】が終わったら更新ボリュームを従来の1/2に抑えたいと思います。
まあ今もすでに停滞気味なのでさほど変わらないかもしれませんが。(噴爆)


―『第69回・オークス』

【七花八裂】

優勝『トールポピー』注   :池添謙一,2:28.8,上35.3秒,4番人気
2着「エフティマイア」    :蛯名正義、2:28.8、上35.4秒、13番人気
3着『レジネッタ』×      :小牧太, 2:29.0,上35.2秒,5番人気
4着「ブラックエンブレム」▲:松岡正海、2:29.1、上35.8秒、6番人気
5着「オディール」穴     :安藤勝己、2:29.2、上35.2秒、11番人気

6着「レッドアゲート」◎         7着「リトルアマポーラ」
8着「ソーマジック」            9着「マイネレーツェル」
10着「ムードインディゴ」        11着「アロマキャンドル」
12着「ライムキャンディ」○      13着「ハートオブクィーン」
14着「ジョイフルスマイル」      15着「カレイジャスミン」
16着「スペルバインド」   17着「エアパスカル」△   18着「シャランジュ」

単勝:970円      馬連:24080円      3連単:440360円


妹は本当に強かった・・・
『トールポピー』再び戴冠。
中団から内に斬り込み全馬制圧、確かに戦績と血統からこの舞台は条件最高でした。
そして府中二四と言えばやはり思い出される一年前、兄「ホウオー」の玉砕。
その兄の総賞金を妹は早くも突破、次走【米オークス】にて世代レベルを示します。
ただ穏便とはいかなかった今戴冠、過度の斜行にも関わらず謎の騎乗停止止まり。
柏木集保さんを筆頭に各所で非難轟々、とにかく規則が不鮮明では話になりません。

気を取り直して2着「エフティマイア」
フロック説に加え母父ニホンピロウイナーで前走2着を完全無視されてましたが、
この2着は驚きました、とにかく今年の3牝は力より展開が物を言っている印象です。
そして3着も同じく桜をあまり評価されていなかったフトシ&『レジネッタ』
勝者の斜行を被弾しての上がり最速ですから、まともなら際どかったでしょう。
ただ3牝G?はあと一つだけなので、それ以降はまだ何とも言えませんが。
4着に裏番「ブラックエンブレム」
今度は−16kgで戦慄が走りましたが、先行馬に辛いペースを2番手からよく粘りました。
5着「オディール」も不利を受けましたが今度は好走、JF組の反撃が顕著です。
本命6着「レッドアゲート」の敗因は前崩れ、デキ落ち、馬場不適正。
などと言い訳を並べなくても「強くなかった」の一言で片付く気もしますが。
そして、1番人気「リトルアマポーラ」はまさに何事もなく7着陥落。
パドックでの優雅さに人気爆発でしたが、最後まで本当に優雅に行っちゃいましたね。
武弟騎手も大外まんまな騎乗、とにかく今年は頭一つ抜けた程度では無意味な印象。
最後に3番人気の後藤「ソーマジック」は不利もあり8着惨敗。
まあ0.6秒の差は不利だけでなくSクリのせいでもある気がしますが。
 
それにしても社台ホースの道中密集は見ごたえがありました。

 

?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
 
 
?,【高松宮記念】×  :音速戦闘機「スーパーホーネット」が王冠かっさらう
 
 
?,【桜花賞】×    :「オディール」が決める。
 
 
?,【皐月賞】×    :勝機あり、大穴一発「レッツゴーキリシマ」
 
 
?,【天皇賞】×    :「アドマイヤモナーク」にすべて投じる
 
 
?,【NHKMC】×   :府中のターフに碧く輝け「ファリダット」
 
 
?,【Vマイル】○   :『ウオッカ』でしょう
 
 
?,【オークス】     :      ?    ?    ?
 
 
?,【東京優駿】  :太陽を喰らえ!王子『ディープスカイ』再びダイヴ攻撃
 
 
?,【安田記念】  :『スズカフェニックス』にすがる不老転生信者たちの祈り
 
 
最終【宝塚記念】  :もう後がない,女優駿『ウオッカ』,最後の選択肢は・・・

 
 
 
 
◆『オークス』
 
【難易度:八        ペース:M        展開勝負】
 
◎「レッドアゲート」
○「ライムキャンディ」

▲「ブラックエンブレム」
△「エアパスカル」
×『レジネッタ』
注『トールポピー』

穴「オディール」
 
◎「レッドアゲート」
が狩る。
桜でも本命予定だったが、今年の参戦馬で強いと思えるのはこの馬だけ。
【フラワーC】の34.1秒で完全に目覚めた、内枠内田道悪先行で戴冠の時は近い。
 
後は近年ダントツの大混戦、まともに決まるシーンは想像し難く穴方面を狙う。
前走突如弾け飛んだ○「ライムキャンディ」だが、その点には全面的に目を覆い、
キャリア1戦で快走した前々走に目を向けたい、ギムレット×SSで大舞台合う。
▲「ブラックエンブレム」は桜で明らかな調整ミスと出遅れのWクラッシュで沈没。
今回は地元関東からの参戦でどの不安も消殺される、同じく内枠先行で好機あり。
△「エアパスカル」も前走失態だが、近位置にいた馬は全て着外に墜落している。
とにかくこの混戦では安定した戦法が活きる、父Wエンブレムの血もここ一番脅威。
 
他、ただでさえ信頼しにくい【桜花賞】でいかにもハマった×『レジネッタ』
しかし人気上がらず父デピュティからジュピタを連想可能、念のための打印。
加えて一気に見離されたが桜2馬身差なら淡い一票を注『トールポピー』に投じ、
ラストは前々走が良かった穴「オディール」の掛かるかどうかは私次第よ一発まで。
 
 
斬「リトルアマポーラ」
は正直、桜組ではアタマ一つ抜けた印象だが、
人気馬鞍乗のユタカ弟、さらに仮柵週の最大外と、混戦でこの悪条件は斬れると判断。
 
斬「ソーマジック」
も桜は負けて強しだったが、それ以前に桜自体が弱すぎて信頼不能。
何より個人的に敬遠のSクリ産駒、G?までは届けないはず。
 
斬「エフティマイア、ハートオブクィーン」
などは展開だけで桜上位に来た面々。
この辺りが【桜花賞】を額面通り受け取れない証拠的存在と言えそう。
 
それでは本日の【小牧特別】で小牧さんが爆沈したところで、
牝馬クラシック第二弾【オークス】は明日15:40発走です。

 
―「京王杯スプリングカップ」
 
【炎翼交差】

 
1着「スーパーホーネット」○:牡5、藤岡、1:20.8、上がり33.0秒、2番人気
2着『キストゥヘヴン』×   :牝5,勝浦,1:21.1,33.2秒,6人
3着『スズカフェニックス』◎ :牡6,武豊,1:21.1,32.9秒,1人
4着「アイルラヴァゲイン」  :牡6、内田、1:21.2、33.6秒、7人
5着「キングストレイル」   7着「ザレマ」▲   10着「ドラゴンファイヤー」△
 

馬連:6200円         3連単:23040円
 
「スーパーホーネット」
の音速優勝。
中団から上がりジャスト33で他を圧倒、【安田記念】への視界を一気に広げました。
昨秋からこの戦線での上昇顕著でしたが、さすがは5歳春の充実ぶり。
 
なお、2着に食い込んだ桜花賞馬『キストゥヘヴン』
牝馬限定でも浮遊状態でしたがここで快走、もしかすると意外と今がピークでしょうか。
そして、不死鳥『スズカフェニックス』は3着。
上がり32.9秒、この展開での後方3番手はさすがに致命的でしたね。
この馬はどうも全幅の信頼を置きにくい印象ですが、昨年5着の次走は果たして。
他、投票家に最も打撃を与える4着を血眼で争っていた、
魔神「アイルラヴァゲイン」と魔王「キングストレイル」はさておき、
上がり優秀でも距離不適か4歳牝馬「ザレマ」は7着敗退。
他、10着「ドラゴンウェルズ」など【ダービー卿】組はその後一様に不振です。
 
『キストゥヘヴン』、1年半ぶりにマークしてみたのですが突然連対と、
私たち意外と相性○かもしれません。(照)


―『ヴィクトリアマイル』

【颪】


優勝「エイジアンウインズ」注:牝4、藤田、1:33.7、上33.4秒、5番人気
2着『ウオッカ』◎     :牝4,武豊,  1:33.8,上33.2秒,1番人気
3着「ブルーメンブラット」×:牝5、後藤、1:33.8、上33.6秒、4番人気
4着「ヤマニンメルベイユ」 :牝6、柴山、1:34.4、上34.4秒、13番人気
5着「ニシノマナムスメ」△ :牝4、吉田、1:34.4、上34.3秒、2番人気

6着『ピンクカメオ』穴      7着「ジョリーダンス」
8着「ベッラレイア」        9着「トウカイオスカー」○
10着「タニノハイクレア」   11着「レインダンス」
12着「タイキマドレーヌ」   13着「マイネカンナ」
14着『ローブデコルテ』▲   15着「パーフェクトジョイ」
16着「テンイムホウ」   17着「ベルモントプロテア」 18着「アルコセニョーラ」 

単勝:1340円       馬連:1670円      3連単:23000円

「エイジアンウインズ」
巻き起こる。
爆進する『ウオッカ』を6番手からの上がり33.4秒で気力のセーブ。
ターフ6戦目、初マイル、初G?と恐ろしい急軌道を描き新女王に昇り詰めました。
早くも米遠征の話も浮上、今後もどこまで躍進できるか楽しみな新星と言えるでしょう。
そして、2着に終わった『ウオッカ』
【ダービー】以来これで8連敗、牝馬同士でも脱出なりませんでしたが、
それでも短期で仕上げての最速33.2秒ですから文句は言い辛いですね。
変則ローテが影響してか、豊サマの言う通り最後確かに脚が鈍っているのですが、
次走【宝塚記念】は果たして期待に応えられるでしょうか。

3着に近走好調だった後藤「ブルーメンブラット」
こちらも十分勝ちパターンでした、ただ追い上げてきた相手が悪かった印象。
4着も近走好調「ヤマニンメルベイユ」、千通過ジャスト60秒に乗じての前残り。
しかしこれだけ若娘たちが突入してきた中、6歳でよく頑張ったと思います。
2番人気でもかなり支持の厚かった「ニシノマナムスメ」は5着まで。
【中山牝馬S】凡走がどうも腑に落ちなかったのですが予感的中でしょうか、
となると「カンパニー」の株も同時に下がってしまいますが。
愛しの『ピンクカメオ』はまさかの逃げが幸いして6着前残りでしたが、
近走の沈みっぷりを思えばかなり走れていた印象、今後も見守りたいです。
他、直線妨害を受けるも昨年ほど切れなかった熟女「ジョリーダンス」は7着。
8着「ベッラレイア」は明らかな見切り発車で惨敗、今後注目ですが騎手続投は疑問。
9着「トウカイオスカー」は序盤まさかのビリ浮遊、心臓に悪いのでやめて下さい。
他、全く戻ってこない11着「レインダンス」に、
謎のオークス馬と化しつつある14着『ローブデコルテ』など、
4歳牝馬はレベル高くとも勢力図の入れ替わりはかなり激しい模様です。
 
意外とまともに決まりましたね・・・去年のトラウマを引きずりすぎたでしょうか。(大破)

 
◆『ヴィクトリアマイル』
 

【難易度:六      ペース:S      内枠注意】
 
◎『ウオッカ』

○「トウカイオスカー」
▲『ローブデコルテ』
△「ニシノマナムスメ」
×「ブルーメンブラット」
注「エイジアンウインズ」
穴『ピンクカメオ』
 
◎『ウオッカ』
でしょう。
【ダービー】以降1勝もしていないが、通ってきた路線が他と違いすぎる。
馬体減が噂されているが、その程度では圏外に漏れる材料と言い難い。
他を圧倒した【桜花賞】に近い様相と言えそう、そして、その時の勝ち馬はいない。
 
他は乱戦、内伸びや前残りなどが作用した場合すんなり決まるとは思えない。
対抗は○「トウカイオスカー」
ここ2戦が気の毒な内容で人気も落下、今回は東京マイル実績と横典で買える態勢。
▲『ローブデコルテ』は鉄砲58kg道悪で鋭伸した【京都牝馬S】が高ポイント。
元々オークス馬なだけに1400m実績は軽視、何より内枠先行が怖い。
 
続いて人気勢、前走評価上昇も前々走がやや不可解な△「ニシノマナムスメ」と、
昨年惨敗と【京都牝馬S】でマイル疑問も近走絶好×「ブルーメンブラット」
注「エイジアンウインズ」
も内側先行予定、後は初マイルが難関。
ラストはさすがにこの舞台では無視できない穴『ピンクカメオ』のまさか…一発まで。
 
 
斬「ベッラレイア」
は『ウオッカ、スカーレット』らと何ら遜色ない存在と捉えるが、
外枠×秋山×7ヶ月ぶりとなると斬りがいのある材料を揃えてしまった印象。
 
斬「ジョリーダンス」
は前走完敗で絶頂期からはさすがに後退したか。
もう7歳、12頭がかりで突入してきた4歳牝馬と張り合うのは極めて困難。
 
とりあえずすんなりとは決まらないんですよね…本日【Vマイル】は15:40発走です。

 
◆「京王杯スプリングカップ」
 
【難易度:二       ペース:S        先行注意】
 
◎『スズカフェニックス』
○「スーパーホーネット」

▲「ザレマ」
△「ドラゴンウェルズ」
×『キストゥヘヴン』
 

不死鳥◎『スズカフェニックス』VS戦闘機○「スーパーホーネット」
の一騎打ち。
潜在能力は不死鳥の方がやや上、だが若さと距離適正なら戦闘機も引けを取らない。
東京1400mなら2頭が中団から全力を出し切ってくるはず。
 
ペースが遅まりそうなので3番手候補は先行馬を警戒。
「ニシノマナムスメ」に続く4歳牝馬の躍進を狙う▲「ザレマ」と、
いよいよ復調態勢に突入した咆哮竜騎士△「ドラゴンウェルズ」
最後はここ3走堅実×『キストゥヘヴン』の今度は幸に捨てられました一発まで。
 
まさかの鉢合わせをかました裏切り魔王斬「キングストレイル」と、
大魔神斬「アイルラヴァゲイン」、もはや何が起こるか予想もつかない。
 
大竹アナウンサーがあっさり熱愛スクープされたところで、
本日【京王杯SC】は15:40発走です。(暴発)

 
―「新潟大賞典」
 
【不可侵領域】
 

1着「オースミグラスワン」◎:牡6、57、川田、1:58.5、上がり31.9秒、3番人気
2着「マンハッタンスカイ」  :牡4、54、芹沢、1:58.9、33.1秒、6人
3着「フィールドベアー」   :牡5、56、秋山、1:58.9、33.1秒、7人
4着「シルクネクサス」    :牡6、57、北村、1:58.9、32.9秒、5人
5着「スウィフトカレント」▲ 8着「サンライズマックス」 11着「ブライトトゥモロー」○ 
 

馬連:4550円       3連単:103310円
 
「オースミグラスワン」
の神速シンガリ一気。
上がり31.9秒、スプリント以上では史上最速で、新潟千mでも上は2頭のみです。
しかもムチなしですからね、正直ここまで強いとは思いませんでした。
この実力をG?でも是非出してほしいところですが、やはり戦法が一定なのが痛いです。
ともあれ嬉しい快勝でした、この馬の場合は「ハルカ」の分も嬉しくなります。
 
続く2〜6着は同タイムの接戦。
前残りが2着「マンハッタンスカイ」と3着「フィールドベアー」
脚余しが4着「シルクネクサス」、5着「スウィフトカレント」など。
まあ勝った馬があれなので前残りの言い訳が通じなくなっていましたが。
なお10着「グラスボンバー」や最下位「カンファーベスト」など、
オヤジ集団にこの上がり勝負はさすがにきつかった模様。
 
 
 
 
 
―「京都新聞杯」
 
【奇団】

 
1着「メイショウクオリア」× :岩田、2:18.4、35.8秒、2人
2着「ロードアリエス」    :鮫島、2:18.4、35.9秒、9人
3着「マイネルローゼン」  :藤岡、2:18.4、36.1秒、6人
4着「ホワイトピルグリム」 :田中、2:18.6、35.6秒、11人
5着「ブラストダッシュ」▲  6着「フィッツロイ」  15着「ヒルノラディアン」△
 

馬連:4110円       3連単:79590円
 

勝ったのは「メイショウクオリア」
安定した先行から上がり2位でごちそうさま、重賞&京都実績が利きました。
ただ驚いたのが時計の遅さ、特に上がりの遅さが半端じゃありません。
同じ稍重だった「インティライミ」の年とほぼ同じ、ただしこの年は超Hペースでした。
ただでさえメンバーがショボいのに通過も63秒で仲良く団子状態とは、
騎手の意識がすでに疑われますね、もうG?の称号を与えるのは甚だ疑問な印象も。
 
2着にSクリ産駒「ロードアリエス」、「ダンツキッスイ」に続く重賞連対達成。
まああれは完全なマグレとして、まともに連に来たのは本当に初めてですね。
確かにここまでレベルが下落すればありえる気もしますが。
3着に未勝利6連敗「マイネルローゼン」や、
4着の福島ギリ勝ち「ホワイトピルグリム」などこれはまあ豪華な皆さん。
というか回顧しても多分ここでお別れだと思うので、以上で切り上げさせて頂きます。
 
回想中に投げ出したのは史上初かもしれません。(詫)
何だか500万下の回顧をしている気がしました、ハンデ戦ならまだしもダービーTRでね…。

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