?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
 
 
?,【高松宮記念】×  :音速戦闘機「スーパーホーネット」が王冠かっさらう
 
 
?,【桜花賞】     :      ?    ?    ?
 
 
?,【皐月賞】  :暴れ男「ショウナンアルバ」の王冠×奪還×トラの巻
 
 
?,【天皇賞】  :淀は二度死ぬ!浮遊城『アサクサキングス』再び光臨へ
 
 
?,【NHKMC】 :真の輝きとは…母の道程を辿る「ファリダット」の長き旅路
 


 
 
 
◆『桜花賞』

 
【難易度:四        ペース:S        最も美しい闘い】
 
◎「オディール」
○「ブラックエンブレム」
▲「リトルアマポーラ」
△『トールポピー』
×「エアパスカル」
注「エイムアットビップ」

 
◎「オディール」
が決める。
前走の上がり33.5秒が全て、【阪神JF】でも唯一前で生き残り脚質の幅は広い。
この枠と安藤勝巳騎手なら条件万端、最終的にはオッズ上でも首位に来るはず。
 
後は有力馬数頭による大混戦、大穴のつけ入る隙は薄く波乱の余地はなさそう。
近年勢力拡大中の【フラワーC】出身関東馬、今年は○「ブラックエンブレム」
ただ前走後の疲労を追い切りからも露呈、最大の難関である輸送の壁はやはり高い。
阪神2勝、牡馬と好戦、前走快勝と、戦績面輝く▲「リトルアマポーラ」だが、
個人的には強い牝馬と武幸四郎という取り合わせがやや昨年の諸々を思い出す。
近年クラシックで脅威的存在のタキオン産駒だが、思い切って人のみで評価降格。
 
2歳王女△『トールポピー』は【阪神JF】がややハマッた感。
前走も前と後ろに挟まれやや威厳を欠いた、だが安定感は秀逸で圏内は獲るか。
他、前走明らかに前残りでも近年のスロー傾向に乗じたい×「エアパスカル」と、
前走低メンバーでの大敗が気掛かりでも2歳戦での戦績を評価して、
注「エイムアットビップ」、この2頭の「ポルトフィーノ」回避バンザーイ一発まで。
 
 
斬「マイネレーツェル」
は前走圧巻の強襲も、やはりそれまでの戦績が悪すぎる。
 
斬「ソーマジック」
は本日ボロが出たSクリ産駒、【アネモネS】勝者も信頼度低し。
 
斬「エーソングフォー」
の前走爆沈は精神的なものだと思うが、距離延長が痛い。
 
では牝馬クラシック第一戦【桜花賞】は明日15:40発走です。

 
◆「ニュージーランドトロフィー」
 
【難易度:四        ペース:H         先行有利】
 
◎『ゴスホークケン』
○「アサクサダンディ」
▲「エーシンフォワード」

△「リーサムクラウン」
×「サトノプログレス」

 

立場上◎『ゴスホークケン』
【朝日系列強靭論】を推している以上、ウィナーを挙げなければ何の意味もない。
その制し方も0.4秒差と圧勝だった、今回は相当乗り込んだらしいので信頼は出来る。
 
他、トライアル惜敗から慌てて路線をチェンジしてきた○「アサクサダンディ」と、
前走「ディープスカイ」と等しい競馬を展開▲「エーシンフォワード」
△「リーサムクラウン」は勝ち星はダートのみだがタキオン産駒で成績はかなり堅実。
ラストは今まで戦ってきた相手が強い×「サトノプログレス」の横典ご機嫌一発まで。
 
斬「ダノンゴーゴー」
は距離が延びると明らかに戦績が落ちる、後方脚質もどうか。
 
斬「ダンツキッスイ」
の前回圧勝はあまりに恵まれすぎた、今回は同型馬ゾロリ。
 
 
 
 
 
◆「阪神牝馬S」
 
【難易度:五        ペース:H        4歳馬注意】
 
◎『ピンクカメオ』
○『ローブデコルテ』

▲「ブルーメンブラット」
△「カタマチボタン」
×「タニノハイクレア」
注「ミルクトーレル」

 
出ちゃった以上は◎『ピンクカメオ』
G?を諦めたかもしれないこの強行だが、もう徹底的に追う事に決めた。
輸送、テン乗り、3敗阪神など条件めちゃめちゃだが、オッズはとりあえず付くはず。
 
相手はやはり阪神千四実績光る優駿牝馬○『ローブデコルテ』と、
前走失態はまず度外視してよい▲「ブルーメンブラット」、この二頭が強力。
ただ一発を警戒したいのは4歳勢、前走泥馬場で撃沈した△「カタマチボタン」と、
33秒台の末脚が強烈な×「タニノハイクレア」注「ミルクトーレル」など、
今回地味に目立たない連中が揃っている事がかえって不気味。
 
昨年V斬「ジョリーダンス」は相変わらず直線での躍動感が目立つが、
7歳という高齢が個人的にNG、戦績も徐々にムラが出始めている。
 
斬『キストゥヘヴン』
は華の桜花賞馬から“よく分からない馬”に転落した。
 
結構こだわった予想しちゃいましたね、本日東は15:40から、西はその5分後です。

 
―「ダービー卿CT」
 
Where has love gone】
 

1着「サイレントプライド」 :牡5、横典、1:34.2、上がり34.6秒、4人
2着「ドラゴンウェルズ」×:牡5、蛯名、1:34.2、34.2秒、3人
3着「ダンスフォーウィン」:牡5、善臣、1:34.3、34.6秒、16人
4着「リザーブカード」△ :牡5、吉田隼、1:34.4、33.9秒、5人
5着「カンファーベスト」  :牡9、江田照、1:34.5、34.3秒、13人
7着「オーシャンエイプス」▲  8着「マルカシェンク」  14着『ピンクカメオ』
 

馬連:7670円          3連単:1001530円
 
「サイレントプライド」
の静かなる勝劇。
3コーナーで先頭という自信満々の走り、今年に入っての不振を一気に相殺しました。
なお横典騎手、息子さんの競馬学校入学と重なった勝利で珍しく笑顔満面でしたね。
 
なお2着に竜騎士「ドラゴンウェルズ」、久々マイルも見事適応。
3着「ダンスフォーウィン」は何と前走2.5秒差のビリから反撃、まれなケースです。
他、上位では比較的上がりが早かった4着「リザーブカード」に、
高齢化の波に上手く乗っているオヤジの星9歳「カンファーベスト」が5着。
7着「オーシャンエイプス」は好上がりを出しましたが位置が悪かったですね。
そしてもっと酷かった8着「マルカシェンク」、上がり断然も発馬でハデなつまずき。
福永騎手これで連発ですが、何と半年以上重賞Vから遠ざかっているとは驚きです。
さらに中山でも余裕の表情でファンをなぎ払ってみせた11着「キングストレイル」
最後にやはり『ピンクカメオ』ですが、これはもはや言い訳無用の完敗ですね。
正直G?がどうこうな状態ではないです、どうにか出口が見つかれば良いのですが。
 
 
 
 
 
―「大阪杯」
 
UNBREAKABLE】
 

1着『ダイワスカーレット』○:牝4,安勝,1:58.7,34.8秒,1人
2着「エイシンデピュティ」  :牡6、岩田、1:58.8、34.7秒、7人
3着『アサクサキングス』  :牡4,四位,1:58.9,34.9秒,4人
4着「ドリームパスポート」▲:牡5、松岡、1:58.9、34.6秒、3人
5着「ブライトトゥモロー」 6着『メイショウサムソン』◎ 7着「インティライミ」△
 

馬連:2750円           3連単:28050円
 
『ダイワスカーレット』
が譲らない。
雅やかな先導から直線上がり第4位、2008年もこの馬の連外は想像しにくいです。
ペースと相手を考えると完璧な始動戦でした、しかしここまで優秀な馬も珍しいです。
 
しかし2着にこざかしく食い込んだ「エイシンデピュティ」
前【東京新聞杯】7着から意外な巻き返し、まさかこのメンバーで連に絡んでくるとは。
「勝ち馬が連を外さない」事はもはや神話化しつつありますが、
「2着に変なのが来る」という事も同時に神話化しそうです。
さらに3着に菊花賞馬『アサクサキングス』、距離と世代評価を考えると健闘か。
ただ同歳牝馬に先着されているのであまり得意になられても困りますが。
4着に未だ微妙な「ドリームパスポート」、5着にフトシの幻「ブライトトゥモロー」
そして日本の主将的存在『メイショウサムソン』はなんと6着でした。
個人的にはパドックから年末と同じ気配を感じたのですが、何ともやる気ない内容。
こうなると馬は復調のメドが完全未定ですからね、全体LVのダウンにさらに拍車か。
 
大事なレースを連続で惨敗してかなり嫌ーなムードになっていましたが、
「ファリダット」の4馬身差圧勝を見て少し元気になりました。

 
◆「ダービー卿CT」
 
【難易度:八        ペース:M         乱戦】
 
◎『ピンクカメオ』

○「キングストレイル」
▲「オーシャンエイプス」
△「チョウサン」
×「ドラゴンウェルズ」
注「グレイトフルタイム」

穴「ナスノストローク」
 

やっぱ◎『ピンクカメオ』でしょ。
念願のウッチー復活、東京のイメージが強いが中山でも1戦1勝。
問題はこの枠だが少なくとも前走のようなスタートは回避したい、後は主戦に任せる。
 
他、「アイラヴァ」と双璧をなす裏切り大魔王○「キングストレイル」と、
涙の重賞戦線回帰、元『ディープインパクト』級の▲「オーシャンエイプス」
△「チョウサン」は一発屋のイメージ強いがG?でもそれなりの快走を果たしている。
さらには【スワンS】が幻と化しつつある焦燥竜騎士×「ドラゴンウェルズ」と、
連勝から重賞街道に斬り込みたい注「グレイトフルタイム」に加え、
最後は前走ドシンガリから猛追穴「ナスノストローク」のあれは村田のミスだ一発まで。
 
 
斬「マルカシェンク」
は人気、実力ともにメンバー優位だが、
どうにもハッキリしない戦績が続く、ここも何だかんだで凡走しそう。
 
 
 
 
◆「大阪杯」
 
【難易度:二       ペース:H        重鎮集結】
 
◎『メイショウサムソン』
○『ダイワスカーレット』

▲「ドリームパスポート」
△「インティライミ」

 
手堅く◎『メイショウサムソン』から。
【有馬記念】では呆然の8着敗退だが、パドックから明らかに覇気がなかった。
ここは確実に戻してエースとしての地位を奪還するはず。
 
連軸ならやはり○『ダイワスカーレット』
9戦全連対、走れど走れど連を落とさない、ここまで来ると強さ以外の何かを感じる。
他、警戒は先行馬多量のため差し馬に回して、
近走掛かり通しで今回ハイペースに期待したい▲「ドリームパスポート」と、
美味しいとこだけ持っていきそうな不意打ち戦艦△「インティライミ」の一撃まで。
 
斬『アサクサキングス、サンライズマックス、ヴィクトリー』
は、
やはり4歳牡馬という事で総カット、ここまで士気の低い世代も見た事がない。
 
斬「アドマイヤメイン」
は何だかんだで連に絡まない。
前回あの調子でレースを投げ出したのに、今回快走されたら逆に不愉快。
 
本日【ダービー卿CT】は15:35から、【大阪杯】は15:45発走です。

 
―「日経賞」
 
【夢魔の心臓】
 

1着『マツリダゴッホ』○   :牡5,蛯名,2:32.7,上がり34.6秒,1番人気
2着「トウショウナイト」▲  :牡7、武士沢、2:33.2、34.7秒、3人
3着「アドマイヤモナーク」◎:牡7、村田、2:33.5、34.6秒、2人
4着『コスモバルク』     :牡7,松岡,2:33.8,35.8秒,7人
5着「ブラックタイド」   6着「タスカータソルテ」△   8着「ココナッツパンチ」
 

馬連:630円         3連単:2650円
 
『マツリダゴッホ』
の王権誇示。
4番手から4コーナーで先団総まくり、後はひたすら突き放すだけの楽勝劇。
これぞ王者の走り、超メンバーの揃ったグランプリを制した功績は信頼に値しました。
今なら他コースでも楽しみな勢い、距離が理由の盾回避はやはり腑に落ちませんが。
 
そして今年も2着な「トウショウナイト」
昨年負かした相手に大きく水をあけられましたが、安定感はなおも健在。
本命「アドマイヤモナーク」ですが、割といいスタートにも関わらず謎のブービー待機。
この重賞は特に前が残るのですが、安勝騎手との差がここまで出るとは残念でした。
しかしその分この馬と同じ上がりを出している勝者はさすがです。
なお「タスカータソルテ」「ココナッツパンチ」の4歳コンビは着外へ消失。
最近数少ないSS産駒が本当に強いので、皆無の4歳以下は不利という事でしょうか。
 
 
 
 
 
―「毎日杯」
 
【青空への転落】
 

1着「ディープスカイ」注   :四位、1:46.0、34.8秒、6人
2着「アドマイヤコマンド」  :川田、1:46.4、35.4秒、1人
3着「ミダースタッチ」     :池添、1:46.5、34.7秒、11人
4着「ヤマニンキングリー」△:渡辺、1:46.6、35.4秒、3人
5着「ロードバリオス」   7着「マイネルスターリー」×   13着「リヴザルト」◎
 

馬連:1620円        3連単:233880円
 
「ディープスカイ」
全馬置き去る。
中団から上がり2位、最終的にその差0.4秒をつけて快勝しました。
未勝利突破までの5連敗も今は昔、ここに来ての末脚強化は一目歴然です。
ただ次走は距離を考慮し【NHKMC】との事、こちらも随分と控え目な気もしますが。
 
そして2着に何とキャリア1戦「アドマイヤコマンド」
昨年【弥生賞】の1戦馬連対記録をさらに遅める快挙、とにかくデータ破損が顕著。
ただ勝者と同じくこの馬もタキオン産駒という事で、これが新しい鍵になるのでしょうか。
なお3着にシンガリから「ミターズタッチ」が上がり最速で飛来し3連単暴発。
4着「ヤマニンキングリー」、7着「マイネルスターリー」、10着「サブジェクト」と、
ステップ好走組はここも壊滅してきましたね、もはや本番では何を信じればいいのか。
なお本命「リヴザルト」は中団から猛スピードで爆沈してブービー不時着。
はいお疲れ様でした。
 
 
 
 
 
―「マーチS」
 
【陽を目指し天に咲け】
 

1着「ナナヨーヒマワリ」 :牡7、小原義之、1:51.6、37.0秒、7人
2着「マコトスパルビエロ」:牡4、北村宏司、1:51.7、37.9秒、6人
3着「フィフティーワナー」:セ6、柴田善臣、1:52.2、38.4秒、1人
4着「レオエンペラー」  :牡4、江田照男、1:52.2、38.0秒、5人
5着「アドマイヤスバル」 9着「ドラゴンファイヤー」 16着「サンツェッペリン」
 

馬連:13240円        3連単:106110円
 

7歳牡馬「ナナヨーヒマワリ」シンガリ一気。
上がり断然37.0、勝利を確信した「マコトスパルビエロ」を一気に貫きました。
今年になり昇り調子、なお6年ぶりの重賞V小原騎手、本当におめでとうございます。
 
そして結果1.7倍の単勝倍率をワシづかみにしていた「フィフティーワナー」は3着。
まだ走れる状態に戻っていないのか、あるいは絶頂期より後退したか。
ともかく連軸にしてしまった多くの皆様、心より哀悼の意を表明いたします。
他、前走不利の大きかった「アドマイヤスバル」は距離不適か謎の多い5着。
まだ3番人気と人気根強い「ドラゴンファイヤー」は失速9着。
最後にビリに向かっておぞましい勢いで落下した近走不振「サンツェッペリン」
これで【皐月賞】のTOP3は全員ダートで大敗という顛末になってしまいましたね。
 
今月から恐怖の【レースタイトル(英語版)】を復活させます・・・。


―『高松宮記念』

【デスレイン】

優勝「ファイングレイン」▲  :牡5、幸、1:07.1、上33.2秒、4番人気
2着「キンシャサノキセキ」×:牡5、岩田、1:07.1、上33.4秒、5番人気
3着『スズカフェニックス』○ :牡6,福永,1:07.3,上32.7秒,1番人気
4着「ローレルゲレイロ」注 :牡4、四位、1:07.4、上34.0秒、2番人気
5着「スーパーホーネット」◎:牡5,藤岡、1:07.4、上33.2秒、3番人気

6着「キョウワロアリング」      7着『フサイチリシャール』
8着「ブラックバースピン」      9着「マルカフェニックス」
10着「プレミアムボックス」     11着「リミットレスビッド」
12着「ペールギュント」       13着「プリサイスマシーン」
14着「ナカヤマパラダイス」    15着「エムオーウイナー」
16着「トーセンザオー」  17着「タマモホットプレイ」 18着「マイネルシーガル」

単勝:710円      馬連:4610円      3連単:38840円

「ファイングレイン」
が解き放つ王座を貫く電撃砲。
全く危なげのないスタート、道中7番手の好位潜伏、そして直線での大波動放射。
出遅れなかった事と、内が思わぬほど伸びた事など、完全に全てが上手くいきました。
これでスプリント4戦4勝、今後はここに重点を置き電撃王としての君臨を狙います。

そして2着に僅差屈した暴れ男「キンシャサノキセキ」
こちらも道中スムーズな展開、最後抜け出した事で狙い撃たれた事が決め手でした。
それでも久々にG?級を誇示、今まで押さえて今回外した人は何を想ったでしょう。
そして、今回最も注目された不死鳥『スズカフェニックス』は3着でした。
なんと上がり32.7秒、これ以上出せという方が明らかに無理な大健闘。
とにかく最初の大コケが全て、これがなければ枠も展開も問題なく勝っていた事でしょう。
福永騎手も責任の大きい代打だっただけに、これは悪クジを引いてしまいましたね。
 
4着も人気のマイル隊長「ローレルゲレイロ」
直線で他馬に寄られた事が響きました、ただ千二はやはり向かないかという印象。
そして本命の音速?戦闘機「スーパーホーネット」は5着。
敗因は超速決着か、久々と初距離には手厳しいハイレコード決着。
ただこれは確定要素でしたね、人気馬では最低着順だけに完全に失敗の予想でした。
その他、下位からは6着に急追してきた16番人気「キョウワロアリング」
7着『フサイチリシャール』ですが、何と直線負傷して競争能力喪失による引退へ。
序盤すごい勢いで伸びてきたのでもしやと思ったのですが、
とにかく浮き沈みの激しい現役時代でしたね、今後は穏やかに暮らして頂きたいです。
最後に偽不死鳥「マルカフェニックス」が9着、こちらは本当になんちゃってでした。
 
今回は上位人気同士の決着という事で獲りたい一戦でしたね。
有力馬には各々死角があったのですが、どれが一番回避できるかを重視すべきでした。
まあ正しい予想をすれば◎『スズカ』だったので獲りようがなかった気もしますが。
「スーパーホーネット」だけはNGでした。
 
「ローレルゲレイロ」、頑張ってますね。
頑張るたびに「じゃああのコも…」という気がするのですが、来週どうでしょう。

 
 

?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
 
 
?,【高松宮記念】   :      ?   ?   ?
 
 
?,【桜花賞】 :黒き抗争、怪鳥「オディール」 VS 裏番「ブラックエンブレム」
 
 
?,【皐月賞】 :策略家「マイネルチャールズ」がひた隠す戴冠への裏シナリオ
 
 
?,【天皇賞】 :嵐を呼べ、雲を起こせ、雷を降らせよ「アドマイヤジュピタ」


 
 
 

◆『高松宮記念』
 
【難易度:四        ペース:H        真速大戦】
 
◎「スーパーホーネット」
○『スズカフェニックス』
▲「ファイングレイン」
△「マルカフェニックス」
×「キンシャサノキセキ」

注「ローレルゲレイロ」
 

音速戦闘機◎「スーパーホーネット」が王冠かっさらう。
昨秋に本格化、そこから【マイルCS】準優勝で完全にG?級の仲間入りを果たした。
不安は二つ、まずは初スプリントだが、ここ2年は連続で初スプリント馬がワンツー。
残る一つが4ヶ月ぶりだが、昨秋の4ヶ月ぶりの実戦を見れば不安など沸いてこない。
 
能力的には確実に最大級を誇る不死鳥覇者○『スズカフェニックス』だが、
やはりこの最内枠からどう抜けてくるかが今回最大の焦点。
ただ昨年の戴冠時より末脚はさらに強化され、圏外に落ちる事はまず考え難い。
『サニングデール』を内枠から勝利に導いた経験のある福永騎手ならなお考え難い。
他も完全に横一線、ここ2走のスプリントで目覚めた▲「ファイングレイン」
上昇度は目を見張るが、出遅れ癖と4番枠という難題が幸騎手に降り掛かる。
 
なんちゃって不死鳥△「マルカフェニックス」は前走完敗も、あくまで話は千四。
だが千四にも一応適正はあったようなのでそこは減点、今回は千二適正がすべて。
他、暴れに暴れてようやく人気が降下した×「キンシャサノキセキ」
ただ内容を見ると【桂川S’06】以降やや迫力不足、今回暴走の恐れは低そうだが…。
ラストは前走、不死鳥の猛攻を全力で止めた注「ローレルゲレイロ」の、
それでもこのG?、先行馬には本当に風当たりが強いんです一発まで。
 
斬「ペールギュント」
は昨年2着を評価する声も多いが、
当時あまり大した事のないメンバーでの実績なので重視は禁物。
 
近走は惨敗続きなのでここG?できっちり結果を残したいです。
明日第二弾G?【高松宮記念】15:40から、なお【マーチS】は「51」に期待します。

 
◆「日経賞」
 
【難易度:三       ペース:S       真実を問う】
 
◎「アドマイヤモナーク」

○『マツリダゴッホ』
▲「トウショウナイト」

△「タスカータソルテ」

×「シルクフェイマス」
 

完膚なく◎「アドマイヤモナーク」が全馬巻き込む。
休養を経てからの4戦がどれも完璧、昨年も10ヶ月ぶりで好走した舞台で勝ち目十分。
 
今回の大焦点となるやはり年末覇者○『マツリダゴッホ』だが、
中山実績は炸裂的で、【有馬記念】そのものも上がり最速でまぐれとは言い難い。
ただ元々沈む時は本当にアッサリな馬なのでここは静観、盾回避も弱気の現れか。
他、大敗連敗から一気に巻き返してきた昨年2着▲「トウショウナイト」と、
4歳馬で買いづらいが順調度では抜けている△「タスカータソルテ」
最後は前走明らかに前残りだった×「シルクフェイマス」の今回も一発まで。
 
斬「ココナッツパンチ」
は低LVな4歳勢でも期待の一頭だが、10ヶ月ぶりはきつい。
 
 
 
 
◆「毎日杯」
 
【難易度:九       ペース:M       波乱の余地】
 
◎「リヴザルト」
○「オースミスパーク」
▲「シャイニングデイ」

△「マイネルスターリー」
×「ヤマニンキングリー」
注「ディープスカイ」

 
◎「リヴザルト」
がかます。
初戦で接戦「テラノファントム」が【弥生賞】好走、こちらも見込みはあるはず。
さらに穴馬○「オースミスパーク」の感電攻撃。
前走は出遅れが響いたが特異なレースの中で上がり最速、まだ潜在能力は出る。
続いて評判馬「マザラン」と好戦していたキャリア13戦▲「シャイニングデイ」
 
他、人気勢から【共同通信杯】上がりMAXの△「マイネルスターリー」と、
ここに来ての渡辺変更が気掛かりな【きさらぎ賞】3着×「ヤマニンキングリー」
最後は前走猛追注「ディープスカイ」のタキオン産駒をナメんなヨ一発まで。
 
斬「アドマイヤコマンド」
は1戦馬でも人気必至、前走の完勝相手が牝馬なのもどうか。
 
斬「サブジェクト」
は前走で一気に一線から脱落した印象。
 
本日【日経賞】は15:40発走、【毎日杯】は15:45、また5分間隔ですか…。


―「フラワーC」
 
【暗黒障壁】
 

1着「ブラックエンブレム」:松岡、1:49.5、36.1秒、1番人気
2着「レッドアゲート」▲  :内田、1:49.5、34.9秒、8人
3着「シングライクバード」:川田、1:49.9、34.9秒、2人
4着「マイネウインク」× :田中博、1:49.9、36.2秒、9人
5着「ムードインディゴ」  :田中勝、1:50.1、35.8秒、10人
8着「ハイエストホワイト」 10着「アロマキャンドル」 13着「スペルバインド」◎
 

馬連:2830円         3連単:18680円
 
「ブラックエンブレム」
の逃切勝。
思わぬ好スタートからまさかの先導、直線では進追してきた2着馬を気迫で完封。
内が伸びない今の中山ならではの好判断、これで桜有力株の一頭に名を連ねました。
 
そして2着に後方5番手から追い上げてきた内田博幸「レッドアゲート」
混合戦歴が活きたか、ただこの馬と頭差では勝者もうかうかはしていられない印象。
離れた3着にSクリ産駒「シングライクバード」、4着が前にいた「マイネウインク」
しかしスローにも関わらずこの先行馬の雪崩れっぷりは何でしょうか。
他、敗れた人気勢はキャリア1戦が響いたか8着「ハイエストホワイト」に、
2歳戦グループの筆頭だったぶっつけ10着「アロマキャンドル」
本命「スペルバインド」は好位にいながら何と13着、強行軍がこたえたか。
ただ【チューリップ賞】健闘馬のこの大敗で牝馬界の混迷化はさらに進んだ印象。
 
 
 
 
 
―「スプリングS」
 
【ある日の彼の笑顔】
 

1着「スマイルジャック」  :小牧、1:48.9、35.4秒、6人
2着「フローテーション」  :横典、1:48.9、34.7秒、11人
3着「ショウナンアルバ」▲:蛯名、1:49.1、35.8秒、1人
4着「アサクサダンディ」○:吉田豊、1:49.2、35.0秒、5人
5着「アルカザン」     :池添、1:49.2、35.2秒、7人
6着「ドリームシグナル」  7着「レインボーペガサス」  12着「サダムイダテン」
 

馬連:20010円         3連単:184520円
 

フトシが決めた、「スマイルジャック」優勝。
ミドルペースを2番手からひと差し、これまでの詰めの甘さを払拭する一勝でした。
これでデビューから7連続ワイド突入、この安定度は混迷の本番でも利きそうです。
なお小牧騎手、久々にいい笑顔を見せてましたね、まあたまにはいいでしょう。
 
2着にここ2戦で評価を落としていた横典「フローテーション」
まさかの反撃、このタイプでも連に来れるという事が本番での波乱を予兆しています。
そして3着「ショウナンアルバ」、前走あのペースで掛かったわけですから当然の暴走。
キャラが被りますが本番では『ヴィクトリー』のように突っ切れるでしょうか。
4着に痛恨の出走圏脱落「アサクサダンディ」、もっと前にいればと悔やまれる内容。
以下はハデに倒壊した人気勢、6着「ドリームシグナル」はあからさまな完敗。
前回勝者を倒したはずの「レインボーペガサス」が7着、とにかく勢力図が変わる一方。
9着「レッツゴーキリシマ」は半ば無謀な後方待機、行ければ本番怖いか。
最後はうんともすんとも沈黙な12着「サダムイダテン」
まだ3.7倍も票を集める事の方が驚きですが、これは安勝騎手馬を見誤りましたね。
 
 
 
 
 
―「阪神大賞典」
 
【天雷】

 
1着「アドマイヤジュピタ」×:牡5、岩田、3:08.7、34.7秒、4人
2着「アイポッパー」     :牡8、藤田、3:09.1、34.8秒、5人
3着「ポップロック」▲    :牡7、武豊、3:09.2、35.1秒、1人
4着「トウカイトリック」◎  :牡6、四位、3:09.3、34.9秒、3人
5着「トウカイエリート」  6着「アドマイヤフジ」○  7着「ダークメッセージ」△
 

馬連:4540円           3連単:19570円
 
「アドマイヤジュピタ」
、怒りの放電。
2番手から渾身の抜け出し、上がりも1位で後方に0.4秒の差をつけました。
前走の失態でやや見切りの声を受けたものの、血統の後押しかここで一気反撃。
本番での人気は確実で、残る敵は【菊花賞】の上位メンバーくらいでしょうか。
 
そして2着にまさかの帰ってきた跳躍戦士「アイポッパー」
前走ビリからの強烈な巻き返し、長距離適正は周知の事実ながら恐ろしい8歳馬です。
続く3着に「ポップロック」、結果単1.9倍の猛支持を受けたわけですから、
この敗退は衰えと言わざるを得ない結果だと思います。
さらに4着に発汗出遅れ「トウカイトリック」、距離不適濃厚「アドマイヤフジ」6着と、
以前は若き4歳馬が新年の晴れやかなスタートを切る重賞だった事を考えると、
何とも寂しい高齢馬の上位独占、やはりSS欠如の波が強まっているのでしょうか。
 
【朝日系列強靭論】、密かにちゃんと機能してるんですよね。
ただフトシが2連対したり提唱者泣かせの傾向は強まる一方ですが。(床叩)

 
◆「スプリングS」
 
【難易度:八       ペース:S      外差し優勢】
 
◎「ドリームシグナル」
○「アサクサダンディ」

▲「ショウナンアルバ」
△「レインボーペガサス」
×「レッツゴーキリシマ」

注「ベンチャーナイン」
 

思い切って◎「ドリームシグナル」
各トライアルで神出鬼没の「タケミカヅチ」を標準に考えると、この馬が一番高得点。
千八好走歴も初戦で確保、外枠から吉田弟騎手の勢いで一気に差したい。
 
対抗はフジキセキ産駒主将○「アサクサダンディ」、ここ2走の走りが申し分なし。
他、ハイペースでも構わず暴走する能力確か▲「ショウナンアルバ」と、
前走突如ターフ上で覚醒したウッチー操縦△「レインボーペガサス」
残りはおなじみ朝日組、近走掛かりっぱなしの先攻×「レッツゴーキリシマ」と、
弥生賞馬を一瞬追いつめた注「ベンチャーナイン」の今度の馬場はOK一発まで。
 
斬「アポロドルチェ」
は前走後も体調悪や後藤降板などいい噂がない、距離も微妙。
 
斬「スマイルジャック」
。小牧をまた複勝圏に連れて来るようならもはや本物。
 
斬「サダムイダテン」
。もう結構です。
  
 
 
 
 
◆「阪神大賞典」
 
【難易度:六       ペース:S       実力伯仲】
 
◎「トウカイトリック」
○「アドマイヤフジ」

▲「ポップロック」
△「ダークメッセージ」
×「アドマイヤジュピタ」
 
◎「トウカイトリック」
の惑わし。
中距離路線で惨敗してくるのはいつもの事、長距離界ならまだいける。
対抗は去年爆弾魔だったが今年は安定している○「アドマイヤフジ」、問題は距離延。
他、グランプリで凡退しつつもこの面子なら実績首位の▲「ポップロック」と、
前走大敗がまさに闇に包まれている【万葉S】2着△「ダークメッセージ」
最後は連勝記録をアッサリ止めた×「アドマイヤジュピタ」の血統はいいよ一発まで。
 
昨年覇者斬「アイポッパー」は前走の沈み方がきつい、復活しても先か。
 
斬「エーシンダードマン」
などやはり4歳勢は軽視の方角で。
 
中山の内差し不利論を活用したいのですが差し馬が全員外に入るので全く使えません。(泣)
明日【スプリングS】は15:35から、【阪神大賞典】はその10分後です。


◆「フラワーC」
 
【難易度:七       ペース:S       内差し不利】
 
◎「スペルバインド」
○「スペシャルディナー」

▲「レッドアゲート」
△「プティマカロン」
×「マイネウインク」
 
◎「スペルバインド」
が拘束する。
レベルの高かった前【チューリップ賞】で健闘、設定も今回の方が向く。
強引なローテーションで【桜・樫】の2兎追い状態という感じだが、まだここは持つ。
 
他、前走は力をほぼ出せなかった大外血眼○「スペシャルディナー」と、
混合戦歴が活きるかウッチー操縦▲「レッドアゲート」
同じく混合戦経由、可愛い名前で横典を釣った△「プティマカロン」
ラストは前走鈍伸×「マイネウインク」の中山千八は「マイネ」に注意よ一発まで。
 
斬「ブラックエンブレム」
は力量脅威だが、今の中山で内差しはタブーに近い。
 
斬「シングライクバード」
はSクリ産駒、斬「ハイエストホワイト」は1戦馬でパス。
 
要は荒れるのを待っているという事です。(暴発)
もうすぐ【フラワーC】は15:40発走です。


―「ファルコンS」
 
【開かれた弾道】
 

1着「ダノンゴーゴー」▲   :武豊、1:09.0、上がり34.1秒、1番人気
2着「マルブツイースター」○:岩田、1:09.2、34.9秒、2人
3着「ルルパンブルー」×  :吉田隼、1:09.2、35.1秒、6人
4着「ダイワシークレット」  :勝春、1:09.5、35.3秒、8人
5着「マヤノベンケイ」△  7着「シルクビッグタイム」 9着「メイプルストリート」◎
 

馬連:660円          3連単:8390円
 
「ダノンゴーゴー」
大外突進。
後方4番手から末脚爆発、ペースも緩めでしたからこれは鮮烈な内容となりました。
豊サマと言えば去年「ダノンムロー」の脚余し、それでも受けた単2.9倍は本物でした。
そして2着に57kgを背負った「マルブツイースター」
差され完敗となりましたが安定感はあります、なお人気決着で馬券は全く荒れず。
牝馬唯一の健闘「ルルパンブルー」が3着、吉田弟騎手うまく脚質展開してきました。
他、ターフ転向を余裕で失敗した「シルクビッグタイム」が7着、
本命「メイプルストリート」は9着惨敗も倍率が8を切った時点で愛想は尽きました。
 
 
 
 
 
―「中山牝馬S」
 
【像の象徴】
 

1着「ヤマニンメルベイユ」:牝6、53、柴山、1:48.4、35.7秒、6人
2着「マイネカンナ」    :牝4、51、吉田豊、1:48.5、34.4秒、13人
3着『キストゥヘヴン』   :牝5,56.5,幸英明,1:48.7,35.1,3人
4着「ニシノマナムスメ」△ :牝4、55、武豊、1:48.7、35.5秒、1人
5着「ハロースピード」○ :牝4、53、松岡、1:48.8、35.0秒、6人
6着「コスモマーベラス」注  10着「イクスキューズ」×  15着「レインダンス」▲
 

馬連:17730円         3連単:266180円
 
「ヤマニンメルベイユ」
が小娘黙殺。
2番手から抜けると一貫して首位をガード、昨秋など沈む時は実にあっさりでしたが、
とにかくこの中山千八に異様な適正を持っているとしか思えませんね。
 
と、思いきやシンガリから争覇圏に飛び込んできた4歳「マイネカンナ」
有力馬総トビで展開のあやかと思いきや、後方からも届く事を証明してしまいました。
以下は微妙な飛躍を見せている桜花賞馬『キストゥヘヴン』が3着、
人気の「ニシノマナムスメ」は案外4着、まあ他の人気馬に比べたら大分マシですが。
これが最終「コスモマーベラス」は6着、とにかく重賞となると来ない馬でしたね。
7着「ダンスオールナイト」は出遅れから荒れた内馬場突入でサヨウナラ。
困ったのは10着「イクスキューズ」とブービー「レインダンス」
この辺り4歳牝馬でもかなり格上ですからね、次走ちゃんと戻ってくれば良いですが。
 
 
 
 
 
―「フィリーズR」
 
【電光スペクトル】
 

1着「マイネレーツェル」×:池添、1:22.5、34.9秒、11人
2着「ベストオブミー」   :安勝、1:22.5、34.9秒、7人
3着「レジネッタ」      :小牧、1:22.5、35.2秒、4人
4着「ラベ」         :川田、1:22.5、35.1秒、5人
5着「ビーチアイドル」注 :岩田、1:22.6、35.6秒、8人
6着「エイシンパンサー」▲10着「エイムアットビップ」○14着「エーソングフォー」◎
 

馬連:25670円        3連単:461660円
 

出し抜く「ビーチアイドル」、ねたむ「ラベ」、企む「レジネッタ」
微笑む「ベストオブミー」、その全馬を蹴落とした「マイネレーツェル」の5頭による争い。
まさに女の大乱闘、牡馬のみならず牝馬クラシックも混沌の様相を決定づけました。
 
まずは勝った「マイネレーツェル」、強烈な末脚をブービー地点から放出。
【エルフィンS】4着など以前の戦績は平凡、本番でもあまり人気にはならなさそう。
2着にターフ3度目にして転換成功の「ベストオブミー」
最内強襲、この辺りさすがアンカツですが本番ではもちろん降ります。
3着に【エルフィンS】3着「レジネッタ」、小牧を降ろせば本番いけるか。
4着も【エルフィンS】2着「ラベ」、こうなると勝者「ポルトフィーノ」の株は確実に上昇です。
なお5着に掛かるも唯一残った先行馬「ビーチアイドル」
 
まず信頼できると思われたJF代表「エイムアットビップ」はまさかの10着。
鞍乗は熱発の影響と話しましたが、ここまで沈むものでしょうか。
さらにアユもびっくり14着陥落「エーソングフォー」、直線完全に試合丸投げ。
しかし制した【紅梅S】からは健闘馬が割といます、これは本当に本番が読めませんね。
 
ようやく引っ越しも終わってネットも開通となりました。(BANZAI)
なお【フラワーC】は明日レースまでに更新いたします。(いきなり逃走)

 
◆「中山牝馬S」
 
【難易度:八        ペース:H       4歳馬有利】
 
◎「ダンスオールナイト」
○「ハロースピード」
▲「レインダンス」
△「ニシノマナムスメ」
×「イクスキューズ」

注「コスモマーベラス」
穴「シェルズレイ」
 

それでも◎「ダンスオールナイト」
5歳にして前走で一気に開眼した印象、横典と52kgで中枠から確実に差す。
 
当初本命予定だった○「ハロースピード」だが、◎の方が条件が上と先ほど認識。
近年ひどく水準が落ちていたこの重賞だが、今年は4歳総突入で様相一変の予感。
G?2着と実績断然の▲「レインダンス」、近走安定力光る△「ニシノマナムスメ」
小回りで目ざとい×「イクスキューズ」らが主力だが、揃って休養明けの点が課題。
他、中山では後輩をいびる姿がよく見られる熟女注「コスモマーベラス」と、
期待しないで大逃げ準備よしの暴走魔女穴「シェルズレイ」までを買ってみる。
 
斬『キストゥヘヴン』
は実力が備わっていると思い難い一頭、突然のポカも目立つ。
 
斬「ヤマニンメルベイユ」
のレベルがどん底まで落ちきった昨年の好走は買えない。
 
 
 
 
 
 
◆「フィリーズR」
 
【難易度:七       ペース:H       先行有利】
 
◎「エーソングフォー」

○「エイムアットビップ」
▲「エイシンパンサー」
△「ディープキッス」
×「マイネレーツェル」
注「ビーチアイドル」

 
主役は浜崎あゆみ◎「エーソングフォー」
【紅梅S】では「エアパスカル」を抑え危なげない勝利、先行力確かで連軸に抜擢。
 
人気・実力ともに他を圧倒する○「エイムアットビップ」だが、
着火しやすい性格だけにこの外枠、さらに熱発明けと怪しげな要素が今回揃った。
他、ダートにぶらり旅に出ていた芝実績十分の▲「エイシンパンサー」と、
初千四さえクリアすれば前走優秀なタキオン産駒△「ディープキッス」に、
近走距離延長をクリアしつつある好位差しを狙う×「マイネレーツェル」
ラストは男性人気が急落した注「ビーチアイドル」のこのまま消えてたまるか一発まで。
 
斬「ラベ」
。この時期のダンダーク産駒はやや敬遠の方向で。
 
今回はオッズを見ながらご機嫌の当日更新でした。
本日【中山牝馬S】は15:35から、【フィリーズR】は15:45からです。


◆「ファルコンS」
 
【難易度:十       ペース:H       外差し警戒】
 
◎「メイプルストリート」

○「マルブツイースター」
▲「ダノンゴーゴー」
△「マヤノベンケイ」
×「ルルパンブルー」

注「ミリオンウェーブ」
穴「コスモジャイロ」
 
◎「メイプルストリート」
が追撃する。
牡馬優勢で進行する3歳路線だが、スプリント界では意外と牝馬の健闘が目立つ。
この馬の強みは1200mを逃げと追込で2勝した自在性、前【紅梅S】5着も好印象。
 
軸が人気薄なので、相手はオール人気馬へ。
9年連続で消えている1番人気、今年はおそらく前走圧巻の○「マルブツイースター」
▲「ダノンゴーゴー」は発馬がとにかく下手、逆豊マジックさえ出なければ末脚光る。
他、ターフに切り替えて先行力が安定してきた千二初の△「マヤノベンケイ」と、
シンガリから全馬丸飲みを狙う牝馬筆頭×「ルルパンブルー」に、
昨年小牧で重賞連対の離れ技をやってのけた注「ミリオンウェーブ」
ラストも牝馬穴「コスモジャイロ」と昔0.1秒差があるよん一発まで。
 
斬「シルクビッグタイム」
は初芝なのに人気しそう、年末運を使い切った蛯名もどうか。
 
斬「ダイワシークレット」
。もうフォーティナイナー産駒は結構です。
 
明日【ファルコンS】は15:30発走です。


―「オーシャンS」
 
【波紋】

 
1着「プレミアムボックス」 :牡5、吉田隼、1:08.9、上がり34.5秒、7番人気
2着「エムオーウイナー」×:牡7、熊沢、1:08.9、34.8秒、12人
3着「ナカヤマパラダイス」 :牡5、善臣、1:08.9、34.6秒、6人
4着「アイルラヴァゲイン」 :牡6、松岡、1:09.0、34.6秒、3人
7着「アドマイヤホクト」▲  8着「ドラゴンウェルズ」  16着「サンアディユ」◎
 

馬連:46370円         3連単:1521320円
 
「プレミアムボックス」
制勝。
道中4番手から追撃、久々のOP戦で見事重賞V、吉田弟騎手も乗れてきました。
ただ2着に逃げた「エムオーウイナー」、3着2番手追走「ナカヤマパラダイス」
4着に3番手追走の魔神「アイルラヴァゲイン」とあからさまな前残り。
 
その一端となったのがスタートから圏外へ消えた断然人気「サンアディユ」
枠内でしゃがんでいるにも関わらず、遅延を嫌ったか明らかな見切り発車。
あそこで開くと致命傷になるのは明確、完全にスターターの失態です。
そして日曜に衝撃の急死ニュース、二つの事件を分けて考える方が無理なわけで、
低速化が進むスプリント界の中でも唯一本物と思っていただけに、非常に残念です。
 
 
 
 
―「チューリップ賞」
 
【大高空のたたかい】
 

1着「エアパスカル」◎ :藤岡、1:35.8、34.5秒、5人
2着『トールポピー』△ :池添、1:35.8、34.1秒、1人
3着「オディール」▲  :安勝、1:35.8、33.5秒、2人
4着「スペルバインド」×  5着「ヤマカツオーキッド」  10着「マルチメトリック」○
 

馬連:1060円         3連単:9500円
 
「エアパスカル」
、逃げ切る。
道中おのずと先導へ浮遊すると、鈍ペースを活かして直線最内を猛ダッシュ。
かなりペースに恵まれた印象です、ただ本番も近年はスロー傾向なので軽視は禁物か。
なおウォーエンブレム産駒がまた大仕事、何とか種牡馬として再生してほしいです。
 
そして2着に地上から応戦してきた西のひなげし『トールポピー』
叩き台と考えると中団から優秀な差し味でした、兄と違って本番でも期待できそう。
さらに3着に物すごい速度で空撃してきた怪鳥「オディール」
上がり33.5秒は思わず釘付けになる豪脚、一気に桜最前線に躍り出たか。
なお4着にこちらは【オークス】向きか混合戦績豊かな「スペルバインド」
「メイショウジェイ、マルチメトリック、ギュイエンヌ」などの1戦馬はここは全滅。
牡馬戦線と違って牝馬クラシックはかなりまとまってきた印象、本番が楽しみです。
 
 
 
 
 
―「中京記念」
 
【ひとひらの泉情】
 

1着「タスカータソルテ」 :牡4、56、中舘、1:58.4、34.8秒、6人
2着「センカク」      :牡6、53、菊沢、1:58.4、34.6秒、9人
3着「ワイルドファイアー」:牡9、53、大野、1:58.4、34.8秒、12人
4着「ワンモアチャッター」  5着「ハイアーゲーム」  7着「ローゼンクロイツ」
 

馬連:11800円       3連単:766770円
 
「タスカータソルテ」
最内すり抜け。
久々56kgを踏破して4歳牡馬の会心の優勝、今後が非常に楽しみですね。
続いて以下に「センカク」「ワイルドファイヤー」
「ワンモアチャッター」などの重賞着外組が一斉突入して3連単は大爆発。
なお大本命「ローゼンクロイツ」は直線不発して7着でした。
 
 
 
 
―「弥生賞」
 
【ルールズアウト】
 

1着「マイネルチャールズ」:松岡、2:01.8、35.1秒、2人
2着「ブラックシェル」   :武豊、2:01.9、34.6秒、1人
3着「タケミカヅチ」×   :木幡、2:02.0、35.0秒、7人
4着「キャプテントゥーレ」▲ 5着「テラノファントム」 6着「スズジュピター」○
9着「ベンチャーナイン」×    12着「フサイチアソート」◎
 

馬連:970円         3連単:23340円
 
「マイネルチャールズ」
重賞V2。
スローペースを2番手から制圧、中山二千において確たる安定力を会得しました。
ただあまり見栄えする内容でなかったのも確か、本番での動向が注目されます。
そして2着に豊サマ「ブラックシェル」
レース前に発汗イレ込みとどんどん気難しくなってますが、ここでは力量上位でした。
 
3着にステップレースでは頻繁に絡んでくる「タケミカヅチ」
木幡騎手の緊急復帰でオッズが崩落しましたが、ここで先行策を見事習得。
続く4着が【朝日杯】最先着「キャプテントゥーレ」、ここは力不足でしょうか。
なお6着にテンションがみるみる上昇した「スズジュピター」、勢い余って序盤激突。
他7着「アインラクス」、9着「ベンチャーナイン」など、
中山二千で通過が61秒を超えると後団は全滅確定ですからね、運がなかったか。
東スポの使者「フサイチアソート」はパドックでのダレ加減が気になりましたが、
序盤接触しブービー待機で脚余し、これでは今後どうなるか全く読めません。
 
個人的にはこのレースで何かが起こると思っていただけに拍子抜けの結果でした。
なお見事なまでに爆壊した【朝日系列強靭論】ですが、
今までの功績を考えると、ここで不発した事でかえって延命されたかなと思います。
【スプリングS】は厳しそうですが【皐月賞】では確実に織り込んでいこうと思います。
 
しかし活用するのが難しい理論ですね、基本が穴狙いなので被害は少ないですが。
なお来週引っ越しという事でしばらく更新頻度を落とします。

 
◆「弥生賞」
 
【難易度:三      ペース:S      最後の朝日系列強靭論】
 
◎「フサイチアソート」
○「スズジュピター」
▲「キャプテントゥーレ」
△「タケミカヅチ」

×「ベンチャーナイン」
 
◎「フサイチアソート」
が殴り込む。
【東スポ杯】は出遅れて0.2秒差という驚異的な勝ち方。
同レースからもすでに「ベンチャーナイン、タケミカヅチ、スマイルジャック」の、
計3頭が連対済み、この理論が正しいのなら“キング”になる権利はこの馬にある。
 
08年の3歳重賞すべてでヒットした【朝日系列強靭論】だが、
正直再来週の【スプリングS】ではメンバー的にもう使える気配がない。
さらに【皐月賞】となるとある程度の勢力図が確立されてしまうのは確実。
つまりここで最大限に活かす以外に術はなし、その他全馬も系列馬で攻撃。
【東スポ杯】2着、【朝日杯】1人気の輝かしい経歴を持つ雷戦士○「スズジュピター」と、
楽に行かせるとしぶとい【朝日杯】メンバー最先着▲「キャプテントゥーレ」
△「タケミカヅチ」は脚の使いどころが難しいが差しが決まる中山でなら。
ラストは前走シンガリ一気×「ベンチャーナイン」のスローでもOKよ一発まで。
 
斬「マイネルチャールズ」
は直感的に言ってクラシックの主役になる空気を感じない。
さらにこの時期は「マイネル」が徐々に後退を始める時期、それに該当するのでは。
 
斬「ブラックシェル」
は前走シンガリ一気にも関わらず上がりは突出していなかった。
本音を言うと、とにかく人気を溜めるだけ溜めて消えて下さい。
 
このレースに賭けてみたいので【中京記念】予想はお休みさせて下さい。
明日【中京記念】は15:25から、【弥生賞】は15:35発走です。


◆「オーシャンS」
 
【難易度:七       ペース:H       中心不動】
 
◎「サンアディユ」

○「タマモホットプレイ」
▲「アドマイヤホクト」

△「トーセンザオー」
×「エムオーウイナー」
注「ウインレックス」

穴「キョウワロアリング」
 

◎「サンアディユ」の猛攻。
ターフ転向してわずか半年で重賞3勝・G?2着、もはや逆らわない方がいい印象。
坂のあるコースは特に得意で、56kgとテン乗りでも最優位は譲れない。
 
他は徹底して人気薄狙い、秋のG?で最速を出した○「タマモホットプレイ」と、
8ヶ月ぶりでも4歳のエース格▲「アドマイヤホクト」
後藤△「トーセンザオー」は8歳馬でも近3走は安定。
加えて小牧を降ろした久々得意の×「エムオーウイナー」と、
ここ2走の1400m実績が優秀な注「ウインレックス」に、
最後はこちらも久々、小倉を制したSS産駒穴「キョウワロアリング」の一撃まで。
 
斬「アイルラヴァゲイン」
斬「ドラゴンウェルズ」は能力確かも前走負けすぎの印象。
 
 
 
 
 
 
◆「チューリップ賞」
 
【難易度:五       ペース:S       新鋭有利】
 
◎「エアパスカル」

○「マルチメトリック」

▲「オディール」
△『トールポピー』
×「スペルバインド」
注「ギュイエンヌ」
 
◎「エアパスカル」
が本気。
牡馬陣営と違って牝馬勢は完全に【阪神JF】組が押されている。
となれば少ない産駒の割に驚きの勝率を誇るウォーエンブレム産駒のこの馬から勝負。
 
相手は昔、一瞬だけ応援した「コメディアデラルテ」妹○「マルチメトリック」
続いて【阪神JF】組でも先行からの粘りが強力な怪鳥▲「オディール」と、
兄に屈辱の一撃を食らわせた差し脚強烈な2歳王女△『トールポピー』
×「スペルバインド」
は新鋭の中では最上位の存在、距離縮でどう出るか。
ラストは今年に限って1戦馬に注意、侮れないギムレット産駒注「ギュイエンヌ」まで。
 
斬「メイショウジェイ」
は初戦圧勝でも小倉デビューでは説得力に欠ける。
 
ちなみに「ウォーエンブレム」の産駒が少ない理由は一頭の牝馬にしか興味がないからだそうです。
本日【オーシャンS】は15:40から、【チューリップ賞】はその5分後です。

 
―「アーリントンC」
 
【畏怖は止まらぬ】
 

1着「ダンツキッスイ」    :藤田、1:34.6、上がり36.2秒、5番人気
2着「エーシンフォワード」▲:福永、1:34.9、34.2秒、9人
3着「ディープスカイ」    :幸、1:34.9、34.1秒、10人
4着「ノットアローン」    :藤岡、1:34.9、34.8秒、8人
6着「ドリームガードナー」○  8着「ポルトフィーノ」  9着「アポロドルチェ」◎
 

馬連:21660円        3連単:896050円
 
「ダンツキッスイ」
逃げ切る。
通過35.2秒のマイペースで逃げると後続はまさか遠方、最後はバテながら優勝。
このレースどう見るかですが、私的結論では勝組も負組もどっちもどっちだと思います。
ペースは例年を見てもごく普通、ただ後続が人気馬を意識しすぎて大逃げに発展。
しかし勝ち馬も最後は完全に息切れだったので、捕えられない事はなかったはずです。
 
つまり責任は2着「エーシンフォワード」や3着「ディープスカイ」にも。
ただこの2頭、戦績的にも今も重賞級とは思えないので、
どちらかと言うと悪いのはやはり着外「ドリームガードナー」「アポロドルチェ」の方。
まず「ドリームガードナー」ですが敗因特になし、つまり【シンザン記念】は格下げです。
「アポロドルチェ」も負けすぎですが後藤騎手が体調悪に関する不満をあらわに。
そういう状態で出走させる方も疑問ですが、主戦はこのまま乗せてもらえるでしょうか。
最後に「ポルトフィーノ」は混合戦で掛かって8着ならまだマシでしょう。
【桜花賞】前線からはまだ漏れていないと思います、精神面はかなり心配ですが。
 
 
 
 
 
―「中山記念」
 
【落とし穴】

 
1着「カンパニー」○    :牡7、横典、1:47.3、34.9秒、2人
2着「エイシンドーバー」  :牡6、蛯名、1:47.6、34.2秒、7人
3着「エアシェイディ」◎  :牡7、後藤、1:47.8、34.1秒、1人
4着「マルカシェンク」   :牡5、北村、1:47.8、34.2秒、4人
5着「アサカディフィート」△:セ10、池添、1:48.0、33.9秒、8人
9着「チョウサン」×  10着「リキッドノーツ」注  13着「コンゴウリキシオー」▲
 

馬連:4310円         3連単:26150円
 
「カンパニー」
の作戦勝ち。
まさかの鈍ペースで2番手からしてやったり、4番目のタイトルを笑顔で強奪しました。
ここ3戦は完全に不利負けでしたから余裕の反撃、次は【安田記念】直行との事です。
 
そして2着に中人気「エイシンドーバー」
長期不調でしたがこれは距離延が当たったか、しかし高齢馬の上位独占続きます。
3着「エアシェイディ」はペースと道中のいざこざが効きました。
上がりは2位でしたが連には来てほしかったです。
4着に徐々に上向く「マルカシェンク」、しかし一時の期待を考えると物足りない結果。
5着「アサカディフィート」は最速33.9秒、このメンバーでこの急追は凄いです。
さらに【毎日王冠】制者「チョウサン」は不利もあり9着、今後巻き返しなるか。
そして13着「コンゴウリキシオー」はマイペースで逃げたにも関わらず全く粘れず。
レース前の発汗が気になりました、結構なモロさを露呈。
しかし、それにしても、「ヨイチサウス」の最後方待機、久々に一杯食わされました。
 
 
 
 
 
 
―「阪急杯」
 
【天を舞う者、地を這う者】
 

1着「ローレルゲレイロ」◎ :牡4、四位、1:20.7、34.6秒、3人
2着「スズカフェニックス」▲ :牡6、武豊、1:20.7、34.2秒、1人
3着『ローブデコルテ』△  :牝4,福永,1:21.1,34.7秒、6人
4着「ウインレックス」    :セ7、熊沢、1:21.3、34.6秒、16人
5着「キンシャサノキセキ」○:牡5、安勝、1:21.3、34.6秒、2人
6着「ナスノストローク」× 7着「アンブロワーズ」注 8着『フサイチリシャール』穴
 

馬連:820円          3連単:23350円
 
「ローレルゲレイロ」
守り抜いた。
道中ミドルペースで逃げると、直線爆追してきた『スズカフェニックス』を寸前セーブ。
上がりも5位、一時の甘さも解消してこの優勝は凄いと思います、よく凌ぎ切りました。
凄まじい勢いで飛んできた不死鳥『スズカフェニックス』は2着。
豊サマは直線寄られた事がやや残念そうでしたが、王者として本格化してきた印象。
ただ主戦がドバイへ行ってしまう本番【高松宮記念】はどうなるでしょう。
 
3着を単独確保したのは優駿牝馬『ローブデコルテ』
こちらもかなり復調してきました、距離範囲が広いので今後の返り咲きもあるかも。
4着にまさかのドン尻人気「ウインレックス」が中団から浮上。
5着は本来上がり3位の「マルカフェニックス」でしたが審議の末に降着し、
代わりに来たのが暴れ男「キンシャサノキセキ」、今回も見事暴れてました。
他はシンガリにいた6着「ナスノストローク」を始め7着「アンブロワーズ」に、
8着『フサイチリシャール』とマークした馬がずらっと並んだので少しご機嫌でした。
 
「朝日系列強靭論」ですが、毎回系列馬が予想外に入れ替わるため活用が難航してます。
時間的にも残された【弥生賞、スプリングS】でどうにか炸裂させたいと思います。

 
◆「中山記念」
 
【難易度:五       ペース:H       乱ペース警報】
 
◎「エアシェイディ」
○「カンパニー」

▲「コンゴウリキシオー」
△「アサカディフィート」
×「チョウサン」

注「リキッドノーツ」
 

困った時の◎「エアシェイディ」
7歳にして決め手強化、元々の安定度と伴って抜群の信頼性を得ている。
脚質も安定しており5,6番手から確実に連に来る。
 
対抗も人気馬だが○「カンパニー」は外せない、近3走は全て言い訳有効で度外視。
▲「コンゴウリキシオー」は何といっても同型馬の存在が危険、単なら文句なしだが。
他、趣向を変えてこの重賞に初出走してきた10歳馬△「アサカディフィート」と、
久々は苦手でもハイペース千八は得意な×「チョウサン」
最後はいつ走るか分からない注「リキッドノーツ」の中山は最多7連対です一発まで。
 
斬「マルカシェンク」
は今年のみならず去年全般の成績も不満、騎手変もどうか。
 
 
 
 
 
◆「阪急杯」
 
【難易度:九        ペース:M        大激戦】
 
◎「ローレルゲレイロ」

○「キンシャサノキセキ」
▲『スズカフェニックス』
△『ローブデコルテ』

×「ナスノストローク」
注「アンブロワーズ」

穴『フサイチリシャール』
 

終始◎「ローレルゲレイロ」
一時はどうなる事かと思ったが、年末から完全に立て直してきた。
前回もなだれ込む後団を見事セーブ、今回の強みは単騎逃げがほぼ確実である事。
 
暴れ男○「キンシャサノキセキ」はまさに走るか掛かるか神頼み状態だが、
近走は比較的安定、1400mなら持ちこたえる望みも。
不死鳥▲『スズカフェニックス』
は何となく昨秋からパワーアップした印象だが、
今回は59kgや昨年の失態などつけ入るスキは若干ある、必殺の単穴落としで。
他、4牝だけに推したいが復調したのか判断できない優駿牝馬△『ローブデコルテ』に、
前走33.2秒の斬り込みが光る7歳馬×「ナスノストローク」と、
脚質と騎手変が不安だが阪神ではスピードが増幅する注「アンブロワーズ」
最後は穴『フサイチリシャール』の松国さん一体何頭壊してるんですか一発まで。
 
斬「マルカフェニックス」
は現在4連勝中も毎回最速の上がりを出さない点が不満。
さらに連勝全てがスプリントで、層が厚くなる千四となると信頼性の点でどうか。
 
斬「テイエムノブシオー」
は久々に小牧鞍乗。アドベンチャーにも程がある。
 
私の中では【阪急杯=スプリント】だったんですけどね。
明日【中山記念】は15:35から、【阪急杯】はその10分後です。


◆「アーリントンC」
 
【難易度:四       ペース:H       朝日杯組有利】
 
◎「アポロドルチェ」
○「ドリームガードナー」
▲「エーシンフォワード」

△「ルールプロスパー」
×「オースミスパーク」

注「ミッキーチアフル」
 
◎「アポロドルチェ」
が狩る。
やはり【朝日杯】組強し、特にこの馬は同レースでも直前まで1番人気を誇っていた。
結果は大外から暴走して自滅したが、
【京王杯】では「レッツゴーキリシマ&ドリームシグナル」たちを完封、57kgでも本命。
 
対抗は同じく朝日系列の○「ドリームガードナー」、前走は完敗したがここなら主峰。
▲「エーシンフォワード」も【朝日杯】は大敗だが出ていた以上はとことん狙う。
他は別路線から、前走ハイメンバーで健闘した△「ルールプロスパー」と、
砂転向をミスッた存在不気味なアドベガ産駒×「オースミスパーク」
最後は注「ミッキーチアフル」の評価が落ち切った所でSクリ産駒解禁です一発まで。
 
 
斬「ポルトフィーノ」
は気性に問題があるだけに同型の揃ったここはどうか。
さらにあの「リトルアマポーラ」さえ混合戦を完敗し、やはり今年は牡馬>牝馬の様相。
とは言えやはり力は牝馬最強クラス、来たら笑って讃えるくらいの覚悟でカット。
 
今季イチオシの【朝日系列強靭論】ですが、有効期限が不明なだけに稼げる内に稼ぎたいです。
本日【アーリントンC】は15:45からです。

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