【時の予想 ― エリザベス緊急変更版】
2007年11月11日 時の競馬列伝◆『エリザベス女王杯』
【難易度:六 ペース:H 大物回避】
◎『スイープトウショウ』
○「アサヒライジング」
▲『ダイワスカーレット』
△『ディアチャンス』
×「ディアデラノビア」
『ウオッカ』が右後脚異常のためにドタキャンするという大事件が起きましたので、
予想を『ウオッカ』→同じ差し馬の「ディアデラノビア」に変更します。
なお予想内容は昨日の更新をご覧ください。
大半の人が本命にしていた馬なので影響力は莫大ですね。
なおこれで『スイープトウショウ』の勝率は上がったわけですが、
個人的には全く嬉しくありません、出てきても倒すつもりでいましたから。
【秋華賞】が変な展開に終わった時、「またやり直せばいい」のような声もありましたが、
やはり揃った時にきちんと対戦しておかないと二度と揃わないものなんですよね、豪華メンバーは。
【時の予想 ― エリザベス女王杯’07】
2007年11月10日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :『アストンマーチャン』の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】○ :ハイペース決め打ちで「アルナスライン」
?,【天皇賞】× :『アドマイヤムーン』の進撃は止められない
?,【女王杯】 : ? ? ?
?,【マイルCS】 :次なる標的は誰・・・裏切り紳士「カンパニー」の魔道計略
?,【JCダート】 :緋紅騎士『ヴァーミリアン』に彩られし府中をまたぐ砂王道
?,【JCターフ】 :栄誉を懸けろ、『メイショウサムソン』VS『ディラントーマス』
?,【阪神JF】 :少女の夢を押し流す怪鳥「オディール」の黒き涙
◆『エリザベス女王杯』
【難易度:四 ペース:H 全面戦争】
◎『スイープトウショウ』
○「アサヒライジング」
▲『ウオッカ』
△『ダイワスカーレット』
×「ディアチャンス」
◎『スイープトウショウ』・・・。
今さら特に語る事もないが、ここ何年間かはこの馬に全身全霊を懸けてきたつもり。
6歳の身で勢い止まらぬ3歳牝馬より+2kgで挑むのは確かに辛いが、
史上最強の称号が欲しいのならそのくらいは乗り越えるべきと思う。
とにかく全ての力を出し切って欲しい。
力量的には◎『スイープトウショウ』だが、
条件的にならひいき目なしに○「アサヒライジング」が強い。
何と言ってもG?7戦して平均着順が3.1、前哨戦が参考にならない完全本番タイプ。
しかも今回は調子・距離・年齢・展開、すべて完璧、「ハルカ」以上の着順も狙える。
残るはやはり3歳強靭コンビ▲『ウオッカ』&△『ダイワスカーレット』。
これまでのレース内容からすればやはり優勢は▲『ウオッカ』と見る。
ただ毎年声を大にして言うがこの時期の力関係は3歳よりも古馬が上、
しかし今日の3場を見るとやはり今年の3歳牝馬の力量はケタが違っている。
進攻をどこまで食い止められるか。
ラストは好走続く【札幌記念】追い込み組から、
ペース速まれば横典必殺の2着ありそう×「ディアチャンス」の食い込みまで。
毎年このレースに限っては臨む姿勢が少し違うんですよね…。
明日【エリザベス女王杯】は15:40発走です。
【時の予想 ― 福島記念,京王杯2歳S’07】
2007年11月9日 時の競馬列伝◆「福島記念」
【難易度:十 ペース:S 大混戦】
◎「タマモサポート」
○「マイハッピークロス」
▲「サンバレンティン」
△「アルコセニョーラ」
×「グラスボンバー」
注「オースミグラスワン」
穴「ヤマニンメルベイユ」
◎「タマモサポート」が死に導く。
福島2/2連対、ハンデも手ごろ、先行馬極少で前残りのチャンス。
他、前走「ダンスアジョイ」ら強豪を倒した事が自慢な○「マイハッピークロス」に、
福島では迫力が豹変する58キロ▲「サンバレンティン」と、
3歳牝馬代表として臨む【紫苑S】制者△「アルコセニョーラ」。
さらには2走目でどこまで変わるか爆弾親父×「グラスボンバー」と、
能力あるもここはさすがに厳しそうなハルカ弟注「オースミグラスワン」に加えて、
最後は穴「ヤマニンメルベイユ」の私も一応先行馬よ一発まで。
斬「アサカディフィート」。後ろからは届かない。
◆「京王杯2歳S」
【難易度:八 ペース:H 牝馬優勢】
◎「フォーチュンワード」
○「エフティマイア」
▲「アポロドルチェ」
△「ハートオブクィーン」
×「レッツゴーキリシマ」
注「ホッカイカンティ」
◎「フォーチュンワード」の一撃。
ようやく現れた大型牝馬、先行×松岡でここは必勝態勢だが、
前走で評判馬「スマイルジャック」を倒して【阪神JF】もすでに射程圏に入れている。
他、【新潟2歳S】まで3連勝を決めて戦績に乱れなき○「エフティマイア」と、
去年の先輩のように牝馬に押されるのだけは避けたい牡馬代表▲「アポロドルチェ」。
前走圧巻△「ハートオブクィーン」は距離延長が最大課題、だが雨はいい。
加えて1400mでなら安定している先行馬×「レッツゴーキリシマ」と、
最後は通常ならアウトでも全体水準が低いので1戦馬注「ホッカイカンティ」を採用。
斬「ミッキーチアフル」。シンボリクリスエス産駒というだけで斬ってみる。
斬「ミリオンウェーブ」。小牧というだけで斬ってみる。
今週は風邪でフラついていたので、かなりヤッツケ予想になりました。
明日【福島記念】は15:20から、【京王杯2歳S】は15:30からです。
【AGT共和国杯,ファンタジーS’07】
2007年11月4日 時の競馬列伝―「アルゼンチン共和国杯」
【稲光り】
1着「アドマイヤジュピタ」注:牡4、54、 村田、2:30.9、上がり35.1秒、2番人気
2着「トウカイトリック」× :牡5、57.5、善臣、2:31.0、34.9秒、10人
3着「リキアイサイレンス」 :牡6、52、 後藤、2:31.1、34.9秒、9人
4着「ダンスアジョイ」▲ :牡6、54、 角田、2:31.1、34.5、4人
5着「ヤマニンアラバスタ」 8着「ネヴァブション」△ 14着「トウショウナイト」○
馬連:6770円 3連単:175250円
「アドマイヤジュピタ」放電。
2番手から完勝、昨年から注目されていた素質馬がついにG?まで上り詰めました。
しかもテン乗りでの制勝、グランプリを狙うそうですが来年は特に期待できそうです。
2着にこちらもテン乗りだった幻影術師「トウカイトリック」。
実績首位で10番人気は低すぎでしたね、今後の長距離戦でまた活躍できる予感。
突如開花した「リキアイサイレンス」が3着、こちらは出遅れや直線不利などあり。
最速上がり4着「ダンスアジョイ」は位置悪く脚余し、しかし上位は不利が多いです。
凄まじい末脚を見せつつラストはしっかり止まった「ヤマニンアラバスタ」が5着。
気になるのは「ネヴァブション」、「トウショウナイト」など、
春の好走メンバーがぐったりとしている点、単純にレベルが低かったのでしょうか。
それにしてもあれだけ先行有利を強調した予想をしたのに、
本命「ダークメッセージ」が後方3番手にいた事には笑うしかありませんでした。
―「ファンタジーS」
【決して叶わぬ夢】
1着「オディール」△ :安勝、1:21.1、34.2秒、4人
2着「エイムアットビップ」○ :福永、1:21.3、35.7秒、1人
3着「エイシンパンサー」× :秋山、1:21.4、34.2秒、2人
4着「ビーチアイドル」▲ :四位、1:21.6、34.5秒、5人
5着「チェレブリタ」 8着「マイネレーツェル」◎ 11着「ドリームローズ」注
馬連:900円 3連単:9190円
「オディール」が対空砲撃。
大逃げに転じた「エイムアットビップ」を番手から確実に捕らえて優勝。
展開としては最高でしたね、上がりも第2位と申し分ない快勝。
2着にラスト1Fで緊急停止した「エイムアットビップ」。
さすがに飛ばしすぎたか、しかし主戦は本番での逃げ戦法も匂わせています。
3着「エイシンパンサー」は秋山テン乗りの割にはよく走った印象。
しかし【新潟2歳S】組はその後も上位に来ますね、来週は勝者が出ますがどうでしょう。
+20kgの激太りで一斉に男に逃げられた4着「ビーチアイドル」。
この敗退は本当に久々分だけでしょうか、次走マイルではどうでしょう。
最近の予想ではかなり自信があった方ですが「マイネレーツェル」は8着完敗。
しかも恐怖の後方3番手→大外ぶん回しのスーパーコンボ、もう勝手にして下さい。
人気馬「ドリームローズ」も末脚不発11着、やはりこの重賞は前が強いです。
最後に今年の2歳牝馬についての見解ですが、やはり抜けた馬がいない印象ですね。
さらに【阪神JF】の好走キーワードである大型馬もほとんど見かけず。
こういう年は確実と言っていいほど荒れるのですが、さてどうでしょう。
まあ『スイープトウショウ、ラインクラフト』がいた年でもしっかり荒れましたけどね。(瞬滅)
【時の予想 ― AGT共和国杯,ファンタジーS’07】
2007年11月3日 時の競馬列伝◆「アルゼンチン共和国杯」
【難易度:八 ペース:S 先行有利】
◎「ダークメッセージ」
○「トウショウナイト」
▲「ダンスアジョイ」
△「ネヴァブション」
×「トウカイトリック」
注「アドマイヤジュピタ」
もう一度◎「ダークメッセージ」。
スロー×前残り濃厚、ここは差し馬の中でも比較的前へ行けるこの馬から。
休養明け2戦は完敗でも調子は徐々に上向き、55kgで一発期待。
他、たった3頭しかいない先行馬から昨年度覇者○「トウショウナイト」と、
【京都大賞典】が高ポイントでも脚余しが多い初東京▲「ダンスアジョイ」。
△「ネヴァブション」は前走案外でも素質は確か、出遅れはもってのほか。
加えて休み明けでも外せない【天皇賞】僅差3着×「トウカイトリック」と、
村田テン乗りがちょっと余計な先行馬注「アドマイヤジュピタ」の稲妻一発まで。
斬「チェストウイング」はこの春一度◎を打ったが、あまりの凡走に閉口済み。
斬「ヤマニンアラバスタ」はさすがに条件厳しい、全盛期と比べて末脚も今一歩。
◆「ファンタジーS」
【難易度:七 ペース:H 女傑への登竜門】
◎「マイネレーツェル」
○「エイムアットビップ」
▲「ビーチアイドル」
△「オディール」
×「エイシンパンサー」
注「ドリームローズ」
◎「マイネレーツェル」で行ける予感。
初戦に○を撃退、2戦目に▲と接戦、3戦目に脚余しとまだ底を見せていない。
さらに2歳戦の最重要キーワードである「初戦勝ち」を収めている数少ない一頭。
血統的にも距離延歓迎、人気薄ならチャンス。
他、順当に駒を進めてきた逃げるデジタル産駒○「エイムアットビップ」と、
高素質を使って久々&初距離突破を狙う▲「ビーチアイドル」。
さらに前走はスタートロスでなかった事にしてほしいアンカツ×「オディール」と、
恐怖の秋山テン乗りながら混合重賞好走を掲げる△「エイシンパンサー」に加えて、
豊サマを射止めた注「ドリームローズ」の出遅れもアリでお願いします一発まで。
斬「チェレブリタ」。小牧さんはちょっと・・・。
日曜【AGT共和国杯】は15:35から、【ファンタジーS】は15:45からです。
【武蔵野S,スワンS’07】
2007年10月31日 時の競馬列伝 コメント (3)―「武蔵野S」
【沼の主】
1着「エイシンロンバード」 :牡5、吉田豊、1:35.5、上がり35.7秒、9人
2着「ワイルドワンダー」◎ :牡5、蛯名、1:35.6、35.4秒、1人
3着「トーセンブライト」 :牡6、藤田、1:35.8、35.5秒、6人
4着「フィールドルージュ」▲:牡5、横典、1:35.8、34.8秒、3人
5着「イブロン」○ 9着「ロングプライド」△ 11着「シーキングザベスト」×
馬連:3990円 3連単:134410円
雨に踊った「エイシンロンバード」。
絶不良の泥馬場を逃走すると、断然人気「ワイルドワンダー」を押さえ込み優勝。
確かに2走前にも道悪での逃げ切りがありましたが、あくまでも条件戦での話。
馬連より単勝の方が高いという珍配当と共に、陣営は【JCD】にも意欲を見せています。
そして単勝1.7倍の夢馬券を雨のもくずと消した2着「ワイルドワンダー」。
ここは確実に決めてくると思いましたが、雨の影響もあったでしょうか。
しかし今年はダート最前線にいる馬が思わぬ格下に敗北を喫するケースが多いです。
3着にこちらも人気薄、昨年9着から大幅に浮上した「トーセンブライト」。
4着に今回はまくり戦法が今ひとつ弾けなかった「フィールドルージュ」。
心配なのは走るたびにどんどん士気が下がっている3歳馬「ロングプライド」。
ただでさえダート界不調の中で若馬がこれでは、先が思いやられます。
なお昨年度快勝「シーキングザベスト」はダート初の2桁着順に撃沈。
そして月曜の電撃発表をもって、ここをラストに颯爽と引退してしまいました。
―「スワンS」
【眠り姫の思想】
1着「スーパーホーネット」×:牡4、藤岡、1:20.7、33.9秒、3人
2着『フサイチリシャール』 :牡4,福永,1:20.7,34.8秒、10人
3着「ドラゴンウェルズ」 :牡4、ペリエ、1:20.8、34.7秒、5人
4着『スイープトウショウ』◎ :牝6,池添,1:21.1,35.0秒,4人
6着「キングストレイル」▲ 14着『アストンマーチャン』○
馬連:12050円 3連単:211850円
コレ、一言で言うと「調教」でしたね。
+18kgという値でこの5ヶ月、女王様がいかにゴネてたか完全にバレた印象ですが、
意外だったのは出遅れたにも関わらずハイペースを5番手につけた池添騎手。
昔【ローズS】でも同じ事をして反省していたのを覚えているのですが、まあ、
とりあえず無駄なく追い切りたかったんでしょうね。
と、お世辞にも真剣に挑んできた印象は受けませんでしたが、
それでも快速『アストンマーチャン』や同歳「ジョリーダンス』を押さえて、
サラッと4着を確保するところなどは相変わらずだったので、
まあ次頑張りましょうかということでOKにします。
ワガママって押し通すと本当に通っちゃうから怖いんですよね。
【秋の天皇賞’07】
2007年10月28日 時の競馬列伝―『天皇賞・秋』
【ある秋の晴れた日に】
優勝『メイショウサムソン』▲:牡4,武豊,1:58.4,上り34.6秒,1人気
2着 「アグネスアーク」 :牡4、吉田、1:58.8、34.7秒、7人気
3着 「カンパニー」注 :牡6、福永、1:58.8、34.6秒、6人気
4着 「ポップロック」○ :牡6、ペリエ、1:59.0、34.4秒、4人気
5着 『コスモバルク』 :牡6,五十嵐,1:59.1,35.7秒,11人気
6着 『アドマイヤムーン』◎ 7着 「シルクネクサス」
8着 「チョウサン」× 9着『ダイワメジャー』△
10着「ブライトトゥモロー」 11着「ローゼンクロイツ」
12着『デルタブルース』 13着『シャドウゲイト』
14着「エイシンデピュティ」 15着「マツリダゴッホ」
16着『ボンネビルレコード』
単勝:290円 馬連:4970円 3連単:183380円
『メイショウサムソン』、他を寄せ付けず。
4番手の待機から、直線では一気に上がり第3位の脚を放って2馬身半差の勝利。
完勝でした、次走【ジャパンカップ】での1番人気は間違いないでしょう。
ただ『コスモバルク』の斜行をきっかけに勃発した、
「エイシンデピュティ」発の衝突連鎖によって上位勢は大混乱。
その激突をまともに食らった7番人気「アグネスアーク」が2着。
前日に大量買いを受けての1番人気という事で話題になりましたが、
大きな不利を受けての2着ですからやはり秘めた力を持っていたのでしょう。
3着「カンパニー」は衝突は免れるも斜行を被弾。
一時、私は血眼でこの馬を追っていた時期があったのですが、
ようやくここで走ったかという印象、次走【マイルCS】では最有力の一角となりそうです。
4着「ポップロック」の敗因はペリエらしからぬ戦略ミス。
思い切って2着を中間から狙うのかと思いきや、謎の後方3番手待機で残念な脚余し。
5着に今回の影の主役とも言える『コスモバルク』と五十嵐騎手。
この馬自体の被害はあまりないので、本来ならもっと下位だったのではという印象。
ただ過去に何度も同じ件があったという事で、解決策は迅速に求められると思います。
そして月将『アドマイヤムーン』はまさかの着外6着。
敗因として上げるならやはり調整不足、そして東京との相性でしょうか。
ただこの馬も大外で衝突を被弾、どのくらい影響したかは定かでありませんが。
しかし香港白紙で次はどうするのか、このまま来春引退という話にも疑問符がつきます。
他、まさかのシンガリ待機を見せつけた8着「チョウサン」。
最近妙な脚余しが流行ってますね、ただそのおかげで衝突は免れましたが。
さらに9着『ダイワメジャー』、これはそろそろ終幕が近づいてきたか。
ただ東原亜希が暴露したアンカツの「馬鹿じゃないのか」発言が示すように、
この馬にとっては直線でぶつかられた影響の出が大きかったのかもしれません。
最後に直線で弾丸化した14着降着「エイシンデピュティ」。
斜行した『コスモバルク』に驚き、すごい勢いで横に逃げて馬群に突進。
しかしこの馬の気弱さも半端じゃないですね、課題を残す競馬だったと思います。
最後に総括すると、
確かに『メイショウサムソン』は不利なくとも勝者だったと思いますが、
上位の大半が衝突に関わった事で「得した」イメージが付随してしまった事が残念です。
さらに問題は衝突された馬の各々にどれくらいの影響があったのか分からない事。
体勢への影響、精神ダメージの是非、ぶつかられ具合など判断しにくい詳細がずらり。
この集団がなだれこむ次のG?では予想が困難を極めそうです。
そして5週連続的中は・・・ニコニコ週間と共にサヨウナラ〜。(涙拭)
【時の予想 ― 秋の天皇賞’07】
2007年10月27日 時の競馬列伝 コメント (2)
?,【スプリンターズS】○ :「アストンマーチャン」の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】○ :ハイペース決め打ちで「アルナスライン」
?,【天皇賞】 : ? ? ?
?,【女王杯】 :女優駿『ウオッカ』に課せられた美令嬢討伐の最大使命
?,【マイルCS】 :薄桃姫『ピンクカメオ』のらぶりー奮闘記その2
?,【JCダート】 :失われた輝きを求めて…「シーキングザダイヤ」の長き旅
?,【JCターフ】 :高ぶる浮遊城『アサクサキングス』,今度は府中爆撃か
◆『天皇賞・秋』
【難易度:五 ペース:M 台風一過の陣】
◎『アドマイヤムーン』
○「ポップロック」
▲『メイショウサムソン』
△『ダイワメジャー』
×「チョウサン」
注「カンパニー」
◎『アドマイヤムーン』の進撃は止められない。
正真正銘の世界レベル、ここは8分の出来と見ても、
世界を飛び回った挙句にテン乗りで道悪を制した【宝塚記念】よりはよほどマシ。
条件ベスト、岩田も二度目で連外はまず考えられない。
相手はペリエ○「ポップロック」。
前【京都大賞典】は久々と斤量を考えると上々の出だし、3着馬も菊で好走。
道悪と展開を生かしていかにもペリエが2,3着に運んできそうなムードも充満。
ただ今まで『ムーン』への再三の勝機を逸したのは不満、5歳なら逆転も考えたが…。
人気の上では天敵を逆転している2冠馬▲『メイショウサムソン』だが、
これまでの経験から共にぶっつけの2強がワンツーという場面はやや想像し難い。
休養明けは比較的苦手な印象、豊サマが憎き『アドマイヤ』をどう追い詰めるか。
△『ダイワメジャー』は前走ついに終わったかと思わされたが、
59kgと乱ペースを考慮するとどちらかと言うと気の毒だったという印象。
昨年負けた【安田記念】を制するなど上がり目もある、ただ大目に見てここまで。
条件馬から一気にレコードホースに転身した×「チョウサン」、
しかしここが真の試金石、先行なだれと横典マジックが連対確保の最低条件。
ラストは前走圧巻、でもどう動くのかさっぱり読めない、
裏の権力者注「カンパニー」の信じるも信じないも貴方次第です一発まで。
斬「マツリダゴッホ」はここまで勝てるところを落としすぎ、G?ではきつい。
斬「シャドウゲイト」はドロ馬場だったら一考したが、
明日は朝から晴天で馬場はおそらく稍重、ある意味天に見離された。
まさか今日の【武蔵野S】が外れるとは思いませんでした。
5週連続的中へ!【秋の天皇賞】は明日15:40発走です。(まだ言うか)
【時の予想 ― 武蔵野S,スワンS’07】
2007年10月26日 時の競馬列伝◆「武蔵野S」
【難易度:三 ペース:H 軸不動】
◎「ワイルドワンダー」
○「イブロン」
▲「フィールドルージュ」
△「ロングプライド」
×「シーキングザベスト」
注「ビッググラス」
◎「ワイルドワンダー」必勝。
【JBC】は無念の除外となったが、【JCダート】では間違いなく人気を集める一頭。
今春に完全に本格化、ここ3連続で重賞連対中だが、ここは確実に決めてくる。
他、東京ダートマイルパーフェクト連対中の後藤○「イブロン」と、
成績が横典のまくり戦法で安定してきた▲「フィールドルージュ」に加えて、
近2走案外もここで走れば挽回できる3歳主将△「ロングプライド」。
ラストは7ヶ月ぶりでも鉄砲勢が強いこの重賞でなら、
昨年制者×「シーキングザベスト」とフェブラリー最先着注「ビッググラス」まで。
斬『カフェオリンポス』は斤量が57.5を上回ると途端に嫌気を催す傾向がある。
走るのはハンデが無効化されるG?だけ。
斬「ユノナゲット」は東京ダート10連対の爆記録を持つが上り馬として久々がどうか。
◆「スワンS」
【難易度:七 ペース:H ハイレベル】
◎『スイープトウショウ』
○『アストンマーチャン』
▲「キングストレイル」
△「ジョリーダンス」
×「スーパーホーネット」
注「マイネルスケルツィ」
◎『スイープトウショウ』とどこまでも。
まさかここでお会いできるとは思わなかったが、久々千四で怖いもの見たさは十分。
もちろん年齢や距離など強い事は言えないが、もうそのような詳細は眼中にない。
最後に一つ擁護すると、この馬はこれまでの京都9戦全てで最速上がりを出している。
強敵はやはりピチピチ3歳馬○『アストンマーチャン』。
ただこの夏から暴走癖が強化され千二でもギリギリの印象、沈む伏線はある。
他、ここ2戦好内容でも信用していいのか未だに怪しい▲「キングストレイル」と、
春大活躍で久々も動ける突っ込み6歳牝馬△「ジョリーダンス」。
×「スーパーホーネット」はOPとG?での強弱の差が激しい馬、緩和されれば。
最後は迷ったが注「マイネルスケルツィ」の強い1枠されど柴山一発まで。
斬「ブラックバースピン」は近走スプリントでそこそこ走ったが、
あくまで力関係はスプリント<マイル、電撃界での戦績はあてにできない。
斬『フサイチリシャール』は無謀なローテがたたって復調の兆しなし。
「ここで走らなきゃ困る」とコメントの松国先生、それはこっちのセリフです。
台風の突発出現で天気がまったく読めませんね。
明日【武蔵野S】は15:40から、【スワンS】はその5分後です。
【時の予想 ― ANALYSIS】
2007年10月24日 時の競馬列伝せっかく連週で当たっているので、
当たっている間しか出来ない企画をということで、
今日は「時の予想」を自分で分析してみたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――
◆「時の予想の傾向」
一,【本命線である】
オッズはほとんど意識しません。
意識しないと自ずと上位人気の馬ばかりに印が回ってしまうので、
必ず有力馬の誰かを思い切って斬り落とす努力はしています。
近年、私の予想に「時々穴を開ける」イメージが付着してきた印象もありますが、
おそらくそれは「オッズを見ずに人気薄の馬を狙う事」により、
万馬券は多く獲得できるものだからと思います。
二,【上昇馬<実績馬】
私の予想スタイルは「どの馬が強いか」を実績から徹底的に洗う事なので、
実績自体ほとんどないポッと出の馬は嫌う傾向にあり、
実績豊富な馬なら近走不振でもとことん手を出します。
つまり実績が積もり積もって到達する古馬G?は一番得意とする分野で、
逆に2,3歳戦などの「その1レースにおける各馬の適正」を、
見極める必要があるレースは極めて苦手です。
ただ最近2,3歳戦が時折獲れるようになってきたので、成長の証かもしれません。
三,【データを重視】
もちろん登録してきた馬のデータではなく、
その重賞に過去何十年間出走した全馬のデータ、言い換えると長きに渡る実績です。
「どの脚質が強いか」「荒れるレースか」「キャリアは必要」か、など。
ただ近年はSS死去によってかなりデータが狂い始めているので、
その辺りの修正も最近は何とか行っています。
あと「4・6歳は強いが5歳は弱い」など意味不明なデータは当然信用しません。
四,【牝馬に強い】
これは完全に謎です。
年に一度必ず万馬券を獲っているというのが私の自慢ですが、
『オースミハルカ、スイープトウショウ、ピンクカメオ』など、
獲った馬券はなぜか全て牝馬が軸になっているものばかりでした。
今後もG?などで私が大穴牝馬を提示してきたら何かが起こる予兆かもしれません。
◆「時の予想の難易度グラフ」
難易度 軸馬候補の数 連対候補の数 今年の例
一 1頭 5頭未満 【去年のジャパンC◎ディープ】
二 1頭 5〜6頭 【府中牝馬S◎アサヒ】
2頭 5頭未満 【秋華賞◎ベッラ○ダイワ】
五 一と十の中間 【北九州記念◎アストン】
八 4〜5頭 6〜7頭 【デイリー杯◎シャランジュ】
5頭以上 5〜6頭 【富士S◎マイケル】
十 5頭以上 8頭以上 【菊花賞◎アルナス】
◆「時の予想のペース」
逃げ・先行・差し・追込の数からS〜Hを予想。
ただ裏をかく騎手もいるので外れる事もしばしば、でも【菊花賞】は会心のhitでした。
今後も精進してまいります・・・。
―「富士S」
【山頂の光】
1着「マイネルシーガル」 :牡3、後藤、1:33.3、上がり34.6秒、4番人気
2着「マイケルバローズ」◎:牡6、勝春、1:33.3、34.2秒、7人
3着「トウショウカレッジ」 :牡5、松田、1:33.3、33.9秒、8人
4着「エアシェイディ」○ 8着『コイウタ』 10着「ローレルゲレイロ」△
11着「シンボリグラン」▲ 12着「スウィフトカレント」×
馬連:4350円 3連単:171660円
「マイネルシーガル」、後方集団をギリギリセーブ。
3番手からのミドルペース完勝で、めでたく3歳牡馬のターフ古馬戦初Vを達成。
特にマイル部門は低水準とされていたので、これでようやく日差しが見えてきました。
なお、2着に6番手から差そうとした本命「マイケルバローズ」。
この馬は追い込み馬なので本来もっと後ろから行く馬だったのですが、
「タケミカヅチ」など最近の勝春騎手、控えずにそのまま行ってしまう事が多いです。
3着にすさまじい数で台頭してきた追込グループの一員「トウショウカレッジ」。
1番人気「エアシェイディ」は最速33.4秒の上がりを放つも4着まで。
最初と直線の不利がききましたね、しかし春の不振からは完全に戻してきた様子。
対して10,11,12着に仲良く沈んだ3歳マイル隊長「ローレルゲレイロ」、
気まぐれ重戦車「シンボリグラン」、社台御曹司「スウィフトカレント」。
全員G?での好走歴がある馬ですが、レースLVを考えるとこの3頭相当不調です。
ちなみに、もはや沈没する事すら日常となってきた8着お気楽姫『コイウタ』。
これは【Vマイル】の意義まで疑われますね、逆に松岡騎手の株は上昇しますが。
これでマイル王女『ピンクカメオ』の面子も一応のこと保たれました。
後藤ジョッキー、ぜひ本番は“今回”の勝ち馬で臨んでくださいね!(念押し)
―『菊花賞』
【サイコバインド】
優勝「アサクサキングス」穴:四位洋文、3:05.1、上り35.8秒、4番人気
2着 「アルナスライン」◎ :和田竜二、3:05.1、上り35.5秒、6番人気
3着 「ロックドゥカンブ」△ :柴山雄一、3:05.3、上り35.4秒、1番人気
4着 「エーシンダードマン」:角田晃一、3:05.5、上り35.6秒、12番人気
5着 『ドリームジャーニー』注:武豊, 3:05.6,上がり35.6秒,2番人気
6着 「ホクトスルタン」▲ 7着「ローズプレステージ」
8着 「フサイチホウオー」 9着「タスカータソルテ」
10着「ヒラボクロイヤル」 11着「コートユーフォリア」
12着「デュオトーン」○ 13着「ブルーマーテル」
14着「サンツェッペリン」 15着「マンハッタンスカイ」
16着『ヴィクトリー』× 17着「ベイリングボーイ」
18着「ウエイクアイランド」
単勝:840円 馬連:2930円 3連単:27890円
浮遊城へようこそ・・・「アサクサキングス」光臨。
先団を睨んで5番手につけると、4角で急浮上、さらに追って来た馬を凌ぎ第3冠奪取。
春は前残りでの重賞連対で精一杯でしたが、今秋で確実に変わってきましたね。
中距離での実績も豊富ですし、今後は己を置き去った牝馬勢への逆襲が望まれます。
2着にとうとう差し切れなかったアドマイヤベガ産駒「アルナスライン」。
3歳牡馬の中での唯一の対牝馬実績、対古馬実績が物を言いました。
ただ直線入口で勝ち馬に大きくヨラれた事や、中1週での意外な馬体増。
どちらかが発生しなければという印象、その分今後の飛躍に期待ができるでしょう。
そして、断然の人気に推された「ロックドゥカンブ」は最速上がりも3着まで。
包まれたのは枠的にやむなしとして、位置がもう少し前なら違ったかもしれませんね。
ただ内容は秀逸でしたし、今後の頂点制覇には王手を掛けてきたと思います。
4着ダーク産駒「エーシンダードマン」は鮫島騎手鞍乗と間違って斬ったのですが、
予想した後にミラクル角田と知ってだいぶ焦りました、こちらも今後の動向に注目です。
おなじみの最後方から攻めてきた『ドリームジャーニー』&豊サマが5着。
ただ先週と違いこれは固定の戦法ですから文句はありません、ここが限界でしょう。
結果今回はやはりハイペース、先行馬が総勢で2ケタ着順へ消える中で、
またも0.6秒差に粘った6着マックイーン産駒の「ホクトスルタン」。
とにかく展開に恵まれませんが、この分なら来春の盾、父の再現もあるのでは。
目についたのは、ただいま消炎中の獄炎鳥8着「フサイチホウオー」。
【ダービー】事件を彷彿とさせる口から泡・体からの汗の半狂乱状態でしたが、
直線では伸びて0.7秒差確保、とにかくメンタル次第で今後の復活も見えたと思います。
最後に返し馬の時点ですでに点火していた16着『ヴィクトリー』。
発走からラストまで完全暴走、こちらも精神面の成長か距離短縮が求められます。
最後に感想ですが、
4角で一斉に押し寄せる後方集団に、勝ち馬を差せど差せど抜けない本命馬と、
意気消沈の先週から一転して久々にエキサイトできたG?となりました。
なお予想は単を獲り逃すも、初の難易度最大レースの的中、
さらに初の4週連続の的中とダブル記録達成で個人的に十分満足しています。
今後は5週、6週と記録を伸ばせるように頑張りたいと思います。(さすがにそれは)
なお不意打ち発表ですが、今週はまさかの【ニコニコ更新週間】第二弾。
休まずに更新していきます。(反動がこえーな)←?!
【時の予想 ― 菊花賞’07】
2007年10月20日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :「アストンマーチャン」の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】 : ? ? ?
?,【天皇賞】 :不屈の男『メイショウサムソン』、敵は遥か天空の真月
?,【女王杯】 :美令嬢『ダイワスカーレット』とその取巻きの老女一掃作戦
?,【マイルCS】 :沈黙を守る「コンゴウリキシオー」、逆転への一手とは
?,【JCダート】 :魔光惑星「ワイルドワンダー」に秘められた地球侵略の真意
◆『菊花賞』
【難易度:十 ペース:H “最も強い馬が勝つ”】
◎「アルナスライン」
○「デュオトーン」
▲「ホクトスルタン」
△「ロックドゥカンブ」
×『ヴィクトリー』
注『ドリームジャーニー』
穴「アサクサキングス」
ハイペースで決め打ち◎「アルナスライン」。
気性難の逃げ馬2頭が大外、人気馬も軒並み先行馬で重心が前へ行く可能性大。
となれば狙いは差し馬、この馬は「ベッラレイア、ポップロック」との好戦歴が心強い。
中1週だが追い切りの様子からは上積みあり、後は和田竜二の操縦次第。
もう一頭の差し馬○「デュオトーン」は、
前走が秋山テン乗りと、前が詰まる不利を跳ねのけて勝利する強い内容。
ただスタートがかなり下手、さらに追切に一抹の不安を感じたので2番手から勝負。
ここ数年の傾向から浮上するのが▲「ホクトスルタン」。
前走ハイペース先行で0.6秒差は立派、マック産駒&横典鞍乗と長距離対策も万全。
ただここ数年と違うのは有望な差し馬がほとんどいない事、高速化すれば厳しい。
目下4連勝でも△「ロックドゥカンブ」にはどことなく飛びそうな気配がある。
【セントライト記念】はあくまで裏道、ここで勝たないと本物の称号は手に入らない。
このレースと好相性の皐月賞馬・お調子者×『ヴィクトリー』だが、
とにかくこのG?は気性難の馬が来ない、兄同様の冷静タイプへの転身が必須。
ハイペース予想ならシンガリ一気の注『ドリームジャーニー』は外せない。
先週大チョンボした豊サマ、しかし最近は有望な馬より無謀な馬で来る傾向がある。
ラストは【神戸新聞杯】で前崩れしたにも関わらず初めて残った、
浮遊城穴「アサクサキングス」の崩れた時はみんな巻き込みます一発まで。
斬「フサイチホウオー」は松国マジック炸裂で完全に馬が壊れている。
ああなると戻すのは困難、調教の様子と下がらない人気からも望みは託せない。
斬「サンツェッペリン」は松岡騎手が「皐月よりダービー、ダービーより菊」と発言。
だが【ダービー】は【皐月賞】より成績が悪かった、早くも信用性なし。
昨日は痛い外し方でした、今日の馬券は◎と○の2頭軸で勝負します。
明日クラシック第三冠【菊花賞】は15:40発走です。(意地でも4週連続当てたい奴)
【時の予想 ― 富士S’07】
2007年10月19日 時の競馬列伝◆「富士S」
【難易度:八 ペース:M 1番人気不調】
◎「マイケルバローズ」
○「エアシェイディ」
▲「シンボリグラン」
△「ローレルゲレイロ」
×「スウィフトカレント」
穴「グラスボンバー」
◎「マイケルバローズ」が狩る。
順調度ナンバーワン、ここ数戦も東京コースでならと思わせる脚余しばかり。
【関屋記念】では「カンパニー」に次ぐ上がり、昨春には「チョウサン」も倒している。
東京では脅威の連対率87.5%を弾き出す○「エアシェイディ」だが、
ここ2戦の負け方がどうも不可解、連勝した昨春からも敵水準アップで、あえて疑う。
前走突進▲「シンボリグラン」に関して過去数回狙った経験から言うと、
この馬はかなりのクセモノ、特に直線で突然脚を止めるあの技はまさに必殺同然。
他、風当たり強まる3歳牡馬陣のマイル部門総括△「ローレルゲレイロ」と、
距離短楽しみでも前日1番人気で一気に冷めた盾2着×「スウィフトカレント」、
最後は勝浦と7歳、それだけで買う穴「グラスボンバー」のお久しぶりです一発まで。
斬「カタマチボタン」は5ヶ月ぶりの石橋脩テン乗り、牝3でも手は出せない。
斬「マイネルシーガル」は△よりも格が下、今度は◎の末脚にも捕まる。
ここで負けたら完全に一発屋がバレる斬『コイウタ』、女王気取りもついに見納め。
色々ありそうですね、明日【富士S】は15:40発走です。
【デイリー杯2歳S,府中牝馬S’07】
2007年10月17日 時の競馬列伝―「デイリー杯2歳S」
【風に乗った少年】
1着「キャプテントゥーレ」 :川田、1:35.6、上がり34.5秒、3人
2着「タケミカヅチ」△ :木幡、1:35.9、33.6秒、6人
3着「ウイントリガー」× :藤田、1:35.9、34.1秒、7人
4着「ジョニーバローズ」▲:岩田、1:36.0、33.9秒、9人
5着「シャランジュ」◎ 8着「マリエンベルク」 11着「マルブツイースター」
馬連:3810円 3連単:67570円
「キャプテントゥーレ」、颯爽逃走。
低速流を捕まえるとそのまま押し切り、有力馬の大半が後方にいた事も幸いしました。
しかしペースは例年通り、【野路菊S】出身ではこの馬が優位という事でしょう。
なお、2着に多々追い込んだ中でも末脚が抜けていた「タケミカヅチ」。
前走失速から一転の33.6秒強追、とにかく直線に賭けたいタイプのようです。
今回はスムーズに乗れた「ウイントリガー」は直線で微妙な伸びを披露して3着。
追撃に出た「ジョニーバローズ」&「シャランジュ」たちもその後が伸びず入着まで。
なお最も人気を集めた小牧「マリエンベルク」は後方で不発し失踪同然の8着完敗。
1番人気でも余裕で着外に落下する、久々にフトシの真髄を垣間見ました。
最後気になったのは通常人気を受けるはずの1戦馬「ツルマルストーム」の低人気。
もはや「Sクリスエス産駒は買うな」との格言が競馬界に生まれつつあるのでしょうか。
もう一つは今年の有力2歳馬のほとんどに着外経験がある事。
簡潔に言って低レベルな気がしますが、“本物”はこの後ご登場するのでしょうか。
―「府中牝馬S」
【夕闇】
1着「デアリングハート」▲:牝5、藤田、1:45.4、33.9秒、4人
2着「アサヒライジング」◎:牝4、北村、1:45.7、34.5秒、1人
3着「アドマイヤキッス」○:牝4、岩田、1:45.8、33.8秒、2人
4着「ディアデラノビア」△ 10着「ヤマニンアラバスタ」×
馬連:1040円 3連単:10380円
あまりにあっさり巻かれたので、
このレースで失望して【秋華賞】発走時にはかなり暗鬱な気持ちになっていました。
とにかくこの程度のメンバーで苦戦してもらっては困りますね。
まあ、今回は先生不在で先行久々だったのでそこを言い訳にして、
次走お得意のG?でとりあえず期待してみますが。
馬券はほとんど壊滅してますが何気に3週連続で予想が当たってます。
次週当てれば初の4週連続・・・ですが控えてる重賞の難易度がバカ高そうです。(転倒)
―『秋華賞』
【紅の一閃】
優勝『ダイワスカーレット』○:安藤勝己,1:59.1,上り33.9秒,2番人気
2着 「レインダンス」 :武幸四郎,1:59.3,上り33.7秒、7番人気
3着 『ウオッカ』▲ :四位洋文,1:59.3,上り33.2秒,1番人気
4着 「ベッラレイア」◎ :武豊, 1:59.6,上り32.9秒,3番人気
5着 「ラブカーナ」 :吉田隼人,1:59.6,上り34.0秒,6番人気
6着「カレンナサクラ」 7着「ミンティエアー」
8着「ハロースピード」 9着「マイネルーチェ」
10着『ローブデコルテ』 11着「アルコセニョーラ」
12着「クィーンスプマンテ」 13着「ブリトマルティス」
14着『ピンクカメオ』△ 15着「ザレマ」
16着「タガノプルミエール」 17着「ホクレレ」
18着「ヒシアスペン」
単勝:280円 馬連:5880円 3連単:37630円
『ダイワスカーレット』,奢る。
しゃしゃり出た「ヒシアスペン」を撃墜すると、最後は33.9秒でまとめてニ冠達成。
完全に勝ちパターンでしたね、先端から33.9を出されると後方は為す術がありません。
今後は折り合いと共に、速いペースでの戦闘を課題として対古馬戦に臨みます。
じゃ、勝ち馬は賞賛したのでここから先は本音で。
まさかこれだけ大注目のG?が、これだけ消化不良になるとは思いませんでした。
逃げた「ヒシアスペン」は完全にオトリ、
2番手以下は並のスローで、後半には13.6秒なんてありえないラップも出没してます。
さらに大の問題は3強の内2頭が、まるで潰しあうかのように遥か後方にいた事。
これでは残った1強が勝つのも当然、空前の激突がとんだ凡戦と化してしまいました。
その3着敗退『ウオッカ』、こちらは4角で異変に気づいただけまだセーフ。
最後に2着「レインダンス」をかわせなかったのはおそらく久々の分でしょうが、
この馬も上がり33.2秒なので、前残りを十分言い訳にできる範囲です。
しかしぶっつけとは言え牝馬戦でのダービー馬敗退、この結果で一つ明瞭化したのは、
【ダービー】は別の強い牝馬でも勝てていた可能性があるという事です。
それだけ今年の3歳牝馬はズ抜けています、今後それが明らかになるでしょう。
そして、4着「ベッラレイア」、出ました、今世紀最強の逆ユタカマジック。
4コーナーで大外ぶん回し、ドシンガリから32.9秒の極脚で爆追するも4着まで。
豊サマも狼狽ぎみに弁明してましたが、あの位置からではどんな場合でも届きません。
まさかこれだけ楽しみにしていた一戦を4角で諦めるはめになるとは思いませんでした。
以下の馬ですが、大半の馬が33秒台で上がっているので分析はしません。
経験から言って参考にしない方がいいレースの典型だと思います。
唯一触れるなら14着不発『ピンクカメオ』、次は【マイルCS】で期待するつもりです。
そのためにも上に乗っていた人はこれを機にさっさと消えて下さい。
なかなかこれだけ豪華なレースって実現しないんですけどね、残念です。
【時の予想 ― 秋華賞’07】
2007年10月13日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :「アストンマーチャン」の一徒に賭ける。
?,【秋華賞】 :薄桃姫『ピンクカメオ』のらぶりー奮闘気その1
?,【菊花賞】 :向かった先は何処…夢遊弾『ドリームジャーニー』の行方
?,【天皇賞】 :迫り,狂う,獅子『ダイワメジャー』の首を狙う凶戦士ども
?,【エリザベス女王杯】 :「アサヒライジング」御来光
?,【マイルCS】 :瀕死の不死鳥「スズカフェニックス」,決死の転生術発動
◆『秋華賞』
【難易度:二 ペース:H 3歳馬最強決定戦】
◎「ベッラレイア」
○『ダイワスカーレット』
▲『ウオッカ』
△『ピンクカメオ』
◎「ベッラレイア」の祝福。
春は絶対と称されたコンビに、前走の末脚33.2秒で完全に斬り込んだ。
馬体を減らし、元主戦の早仕掛けで勝利を逃していた春とはわけが違う。
決戦の中心は2強ではなく、豊サマに導かれ雪崩れる先行集団を切り裂くこの馬。
トライアルを優雅に制勝、またも一点の曇りなき美令嬢○『ダイワスカーレット』だが、
これだけ勝ち目のない馬が揃った今回はさすがにハイペースの線から逃れられない。
これまで前残り・瞬発力勝負のみに身を投じてきたこの馬がいかに応戦するか。
高速流でも一気に押し切るようなら、今後の連対街道も保証されたようなもの。
3歳牝馬強靭論の観点から女優駿▲『ウオッカ』に一つ言及するなら、
それは【ダービー】の勝利より【桜花賞】の敗北を重く見なければならないという事。
もはや3歳戦における重心は混合戦ではなく、牝馬限定戦の方に移りつつある。
さらにこの馬はグランプリで、負ける時はあっさりな一面も露呈した。
休養開けは不利、頼りは“力”だけ、少なくとも平均ペースは欲しい。
最後に△『ピンクカメオ』、ただし今回この馬に対する応援精神は一切ない。
つまりこれは、この馬の力を純粋に恐れての△。
この一年でも本当の力を出せていたのは【NHKMC】くらい、この馬は確かに強い。
SSではなく「タキオン,ギムレット,トップロード」ら新種牡馬たちの産駒によって、
これだけ豪華な闘いが実現したことを嬉しく思います。
明日【秋華賞】は15:40発走、その10分前【府中牝馬S◎アサヒライジング】にもご注目下さい。
【時の予想 ― デイリー杯2歳S,府中牝馬S】
2007年10月12日 時の競馬列伝◆「デイリー杯2歳S (土曜)」
【難易度:八 ペース:M データが頼り】
◎「シャランジュ」
○「ホッコービクトリー」
▲「ジョニーバローズ」
△「タケミカヅチ」
×「ウイントリガー」
注「インステップキック」
◎「シャランジュ」貫通せよ。
前走は圧巻のシンガリ一気、しかし初戦を正攻法で制するなど戦法も幅広い。
データ的にも牝馬優勢、2戦目の敗因はフケという陣営の釈明を全面的に信用する。
他、前走高速流に飲まれた割にはよく粘った○「ホッコービクトリー」に、
2走目に鋭い脚を放った事だけをピックアップして▲「ジョニーバローズ」。
【新潟2歳S】で本命にしたよしみで再マークの△「タケミカヅチ」と、
前走はちゃめちゃな競馬に藤田半ギレ×「ウイントリガー」に加えて、
ラストは福永注「インステップキック」のとりあえず逃げてみましょうか一発まで。
斬「マルブツイースター」はバクシンオー×ウォーニングの完全電撃血統。
こういうタイプでマイルを克服した馬はこれまで見た事がない。
斬「マリエンベルク」はフトシ降臨で絶体絶命だが、馬名がいかにも出世しそう。
そこで、今回惜敗→小牧降板→次走快勝の3ステップを踏むと推測。
◆「府中牝馬S (日曜)」
【難易度:二 ペース:M 覚醒済み】
◎「アサヒライジング」
○「アドマイヤキッス」
▲「デアリングハート」
△「ディアデラノビア」
×「ヤマニンアラバスタ」
◎「アサヒライジング」に怖いものはもう何もない。
今夏完全復活、今回も前回蹴散らしたメンバーにもう一度お集まり頂いたようなもの。
高速馬場で逃げ切りはもらった。
後は2着に来そうな皆さんを50音順に並べてみました。
世間は【秋華賞】フィーバーで大いに沸いていますが、
私には「アサヒライジング」も十分大切なので日曜は通常の何倍もフィーバーする事になりそうです。
【時のTV論・五・DREAM競馬】
2007年10月11日 時の競馬列伝 コメント (2)結論から言うとあの女性、胸で雇われましたね。
いや冗談じゃなく。
さすがに半年やっているだけあって進行はそつない領域に入っていますが、
以前と比べてどうかと聞かれたら言うまでもなく惨敗してると思います。
おそらく前の「宮川一朗太&水野麗奈」が偶然の産物だったんでしょう。
それを実力と勘違いした上役がサプライズ人事を行って自滅したという感じです。
具体的にどこがダメかと言われれば、
まず単純に2人から1人になった事で兼ね合いもない孤独感だけが充満している、
スタジオメンバーとの会話がぎこちない、以前は仲良しだっただけにこれが一番痛い。
他、ナレーションに変な男の声がする、競馬エイトの予想内容がショボイ、etc。
確かこの改変の理由が「ライブ感を出したい」という意味不鮮明なものでしたが、
一言でまとめて「死にました」ね。
これなら当たり障りのない「スーパー競馬」の方に移ってきて良かったなと思います。
おそらくプロデューサーの言う「ライブ感」とは柳沼さんの体型の事でしょうね。(これも冗談じゃなく)