<時の予想 ― 福島牝馬S’08>
2008年4月25日 時の競馬列伝〒≪想い出の一頭≫
「メイショウバトラー 〜 福島牝馬S’04」
一時「消えた牝馬」として騒然となりましたが、【プロキオンS】での衝撃復活。
何となくこの馬は転んでもただで起きないイメージでしたが、まさにその通りでした。
◆「福島牝馬S」
【難易度:八 ペース:M 展開次第】
◎「ダンスオールナイト」
○「ヴィクトリアアイ」
▲「トウカイオスカー」
△「ハロースピード」
×「ニシノナースコール」
注「ピースオブラヴ」
穴「タイキマドレーヌ」
◎「ダンスオールナイト」を追う。
前走は出遅れと荒れ馬場突入で全くもって話にならなかった。
元は出遅れる馬でないので後入れの今回は大丈夫、後はホープ三浦に任せた。
他、注意すべきはこのレースとにかく力より展開が物を言う点。
ここ2戦ターフで浮上してきたブライアンズ産駒○「ヴィクトリアアイ」と、
休み明けでも秋の連勝があっぱれな後藤▲「トウカイオスカー」に、
せめて中団には位置したい△「ハロースピード」と4牝勢に重点を置きつつ、
前走は直線で左右に放浪し続けた荒れ馬場得意×「ニシノナースコール」と、
最内ベルトを陣取る事ができればの注「ピースオブラヴ」と古馬勢をチェック。
ラストは近走さっぱりでも秋はそれなりに走っていた穴「タイキマドレーヌ」まで。
斬「ザレマ」は巨漢馬だけに2ヶ月半と間隔が開いた点がどうか。
斬「ヤマニンメルベイユ」は中山でこそのイメージ、など人気馬はひたすら粗探し。
ちょっと胃が不調です、本日【福島牝馬S】は15:30発走です。
<イーストロード12>
2008年4月23日 時の小説(旧)「イースト・プロミス」
美穂と新宿で会う。
いつも通りレディースのショップをひたすら回った後、
美穂が突然、お気に入りの場所に連れて行ってと言う。
考えた挙句、「面影屋珈琲店」という喫茶店に連れて行く。
一階が喫煙席、地下が禁煙席だった。
「何で煙草吸わない私達が地下に行かなきゃなんないの?」
と割とでかい声で言うので、
ここは隣席との距離があるから一階でも大丈夫だとなだめる。
すると美穂が小さな箱を取り出して、見てと言う。
そこには二つの指輪があった。
その日は私の誕生日で、それはペアリングだった。
自分の分まで買うところが何となく美穂らしいと思いつつ、
「ありがとう」と言う。
その後、隣の席に若い四人組が座って大声で話し出した。
あまりに声が大きいため、すぐ店を出る事にした。
すると美穂が、
「一年後、もう一度ここに来よう、その時は静かに話そう」
と言った。
それは約束だった。
<マイラーズC’08>
2008年4月21日 時の競馬列伝―「マイラーズC」
【 Beside the Notion】
1着「カンパニー」○ :牡7、横典、1:33.6、上がり34.3秒、1番人気
2着「ニシノマナムスメ」:牝4、吉田隼、1:33.6、34.1秒、8人
3着「エイシンドーバー」:牡6、福永、1:33.7、34.0秒、3人
4着「ハイアーゲーム」 :牡7、藤岡佑、1:33.9、34.5秒、6人
5着「キングストレイル」 7着「コンゴウリキシオー」△
9着「オースミグラスワン」◎ 14着『ドリームジャーニー』×
馬連:2870円 3連単:21710円
やっぱり「カンパニー」。
前残りスローを5番手から制勝、先行法を会得して戦績がさらに安定してきました。
3連勝横典騎手との相性も抜群、ただ不調の福永騎手にはその分痛い事実ですが。
しかし意外とそれに迫った4歳牝馬「ニシノマナムスメ」。
これまで牝馬戦での快走ばかりで今評価は低めでしたが、上がり3位の好内容。
メンバー的にも大健闘、「4牝論」が効果を出すのはこれからが本番かもしれません。
3着にマイルでも上がり2位で推進してきた「エイシンドーバー」。
好不調のある馬です、ただ近年そのタイプが目に付くのは新たな傾向でしょうか。
4着に復調微妙「ハイアーゲーム」、5着に関西初入線の魔王「キングストレイル」。
7着「コンゴウリキシオー」は昨年の快勝を考えると随分と堕落した印象。
「オースミグラスワン」は脚余し9着、本当にあの位置で良かったのでしょうか。
最後に出遅れた上に全く伸びなかったブービー『ドリームジャーニー』。
もはや4歳牡馬が大凡走しても何ら驚きはありませんね。
「前が残る・4牝論」の2理論を所有していたにも関わらず、
意味不明な変更してしまい良い教訓になったレースでした。
―『第六十八回・皐月賞』
【 Notion】
優勝「キャプテントゥーレ」×:川田将雅、2:01.7、上35.2秒、7番人気
2着「タケミカヅチ」 :柴田善臣、2:02.1、上34.7秒、6番人気
3着「マイネルチャールズ」 :松岡正海、2:02.1、上35.0秒、1番人気
4着「レインボーペガサス」 :安藤勝己、2:02.1、上34.3秒、5番人気
5着「レッツゴーキリシマ」◎:幸英明、 2:02.2、上35.5秒、15番人気
6着「ブラックシェル」 7着「ノットアローン」穴
8着「フサイチアソート」注 9着「スマイルジャック」○
10着「サブジェクト」 11着「フローテーション」 12着「ダンツウィニング」
13着「ベンチャーナイン」 14着「ショウナンアルバ」▲ 15着「ドリームシグナル」
16着「オリエンタルロック」 17着「スズジュピター」△ 18着「スマートファルコン」
単勝:1710円 馬連:10260円 3連単:82750円
混戦は再び波乱の結末へ・・・「キャプテントゥーレ」戴冠。
するりと先導を奪うと、雨粒の残る馬場の最内を、勝利に向かってただ疾走。
まさかの−18kg激ヤセに目立つ発汗と、完全に終わったかと思われましたが、
上がりもメンバー6位と決して「流れ」だけの勝利ではありませんでした。
ただ昨年の【皐月】上位陣と印象が被るのも確か、次回もまだ安心はできないでしょう。
なお初勝利川田騎手、かなりの美男ですが受け応えもきりっとしていて好印象でした。
そして2着に内側から差してきた柴田先生「タケミカヅチ」。
こちらも昨年から頻繁に好走を続けていましたが、G?連対が叶うとは意外でした。
そして、今回の主役「マイネルチャールズ」は3着。
陣営はペースが違えば勝っていたと主張していますが、そうでしょうか。
上がりが5位では説得力がありませんし、個人的には一流のメッキが剥がれた印象。
4着に一気に巻き返した七色の「レインボーペガサス」、上がり首位はこの馬。
【優駿】ではこのレースで速く上がった馬を買えという格言がありますが、次回果たして。
なお、時の本命「レッツゴーキリシマ」は5着でした。
ラスト100まで夢を見ましたが、最後はバテていたので仕方ありませんね。
ただ15番人気でこの内容なら十分満足です、後悔はしていません。
その他着外組、6着「ブラックシェル」は予想より前につけるも豊サマ今年は出番なし。
7着に5番手待機の「ノットアローン」、ハナを獲っても良かった印象も。
8着「フサイチアソート」も随分とやせてましたが、この結果は偽者濃厚でしょうか。
一番意外だったのが9着の複勝覇王「スマイルジャック」。
これだけ条件が向いて掲示板すら外すとは、まさか早くもフトシ伝説の復活か。
最後に14着「ショウナンアルバ」ですが、まさにチグハグな競馬で最後は逆噴射。
これは後方につけた蛯名騎手の罪は重いですね、ただでさえ道が荒れているのに。
ただ4角での暴走も何事かの勢い、次回【ダービー】でもやはり課題は精神面でしょう。
最後に私事ですが、
今まで孤独に主張し続けた【朝日系列強靭論】、やっぱり当たってたと思います。
土曜に自分の考えを否定するような変更をしてしまい後悔したので、
今回は自論を全面に打ち出して臨み、レース後は非常に晴れやか気分でした。
まあ系列馬の中で一番来なさそうな馬がワンツーを決めるところなど、
相も変わらず最後まで同じでしたが・・・。(HYPER CRASH!)
<時の予想 ― 皐月賞’08>
2008年4月19日 時の競馬列伝
?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
?,【高松宮記念】× :音速戦闘機「スーパーホーネット」が王冠かっさらう
?,【桜花賞】× :「オディール」が決める。
?,【皐月賞】 : ? ? ?
?,【天皇賞】 :跳躍戦士「アイポッパー」、禁断のKY陽動作戦発動へ
?,【NHKMC】 :太陽を呑め、青空王子「ディープスカイ」の高速ダイブ攻撃
?,【Vマイル】 :美令嬢『ダイワスカーレット』VS女優駿『ウオッカ』・・・再び
◆『皐月賞』
【難易度:十 ペース:M 先行超有利】
◎「レッツゴーキリシマ」
○「スマイルジャック」
▲「ショウナンアルバ」
△「スズジュピター」
×「キャプテントゥーレ」
注「フサイチアソート」
穴「ノットアローン」
誰にでも勝機はある、大穴一発◎「レッツゴーキリシマ」。
どれだけ引っ掛かっても圏外には落ちない、2歳戦から常に横目で追ってきた存在。
前走は身投げ同然の後方待機で失墜したが、それでも伸びていたからまだ偉い。
今回は外枠から楽に先行可能、ペースに乗って昨年「サンツェッペリン」に続きたい。
グリンベルトを上手く進撃しそうなのがハニカミ通り魔○「スマイルジャック」か。
デビュー以来一度も4着以下なしはこの乱戦では大きな武器となる。
ただでさえ前が残るこのG?、明日は道悪確実、ここはフトシ連勝のチャンス。
その他はひたすら横一線、もはや人気のある馬からいくだけ損。
とは言え外せない暴れ男▲「ショウナンアルバ」。
やはり潜在能力が高く昨年の『ヴィクトリー』とかなり被る、後は折り合いがすべて。
続いて【朝日系列強靭論】を活用。
前走は折り合いと接触に全責任をなすりつけて雷王子△「スズジュピター」と、
×「キャプテントゥーレ」は戦績が今ひとつ弾けないが、脚質の安定度は極めて高い。
加えて東スポキング、横典が秘策を準備しているという注「フサイチアソート」。
ラストは楽に行かせるとうるさい道悪二千実績あり穴「ノットアローン」が不気味。
斬「マイネルチャールズ」はこれまで勝つたびに首を傾げてきた今回の“主役”。
スター性感じられず、マイネルがクラシックを制する場面も想像し難い。
トライアルで快走するだけ快走して、本番で一気に砕け散りそう。
斬「ブラックシェル」は荒い気性と不安定なレース運びを見るとこの人気は不満。
もはや毎年名物となっている逆・豊マジックの本年度被害者決定か。
他、【朝日杯】組でも後方一気が厳しい斬「ベンチャーナイン」と、
【弥生賞】で何の落ち度もなく連を外した斬「タケミカヅチ」に別れを告げる。
【桜花賞】の爆発でかなり波乱への懸念が高まっていますね。
では明日クラシック第一冠【皐月賞】は15:40の発走となります。
<時の予想 ― マイラーズC’08 変更版>
2008年4月19日 時の競馬列伝※昨夜に道悪予想をしたのですが、思いっきり「良」発表だったので変更します。(爆謝)
〒≪想い出の一頭≫
『スイープトウショウ 〜 マイラーズC’07』
過去にそのレースに出ていた馬一頭の想い出を簡潔に述べる新コーナーです。
掲載は不定期ですが、記念すべき第一回は我らが女王サマ『スイープトウショウ』。
去年は全敗でしたが、この重賞で出した上がり32.7秒。
これは並のG?級とは違うという事の、私にとってとても大切な唯一の証なのです。
◆「マイラーズC」
【難易度:六 ペース:M 外差し警戒】
◎「オースミグラスワン」
○「カンパニー」
▲「ハイアーゲーム」
△「コンゴウリキシオー」
×『ドリームジャーニー』
注「ナスノストローク」
◎「オースミグラスワン」でGO。
元々力はあったがここに来て再浮上、切れる脚で外側から一気に巻き込みたい。
他、前走先行を会得した悪魔紳士○「カンパニー」と、
ここ連走入着止まりも阪神では侮れないSS産駒▲「ハイアーゲーム」。
前年度覇者△「コンゴウリキシオー」は全力投球すれば当然怖いが精神面がネック。
加えて「マナムスメ」を捨て反撃誓う豊サマの×『ドリームジャーニー』と、
ラストは連続脚余し注「ナスノストローク」のフトシさんお久しぶりです一発まで。
斬「エイシンドーバー」は戦績にムラが多く特にマイルでは信頼度が落ちる。
斬「キングストレイル」は関西での功績がゼロ、キャラ的にはその分怖いが…。
関西って雨量少なかったんですね・・・本日【マイラーズC】は15:45発走です。
<時の予想 ― マイラーズC’08 中止ver>
2008年4月18日 時の競馬列伝こちらの予想は馬場を見誤ったため変更となりました。
◆「マイラーズC」
【難易度:六 ペース:M ドロ馬場確実】
◎「カンパニー」
○「オースミグラスワン」
▲「ハイアーゲーム」
△「コンゴウリキシオー」
×「ニシノマナムスメ」
注「ナスノストローク」
◎「カンパニー」で堅い。
阪神道悪実績あり、前走で会得した先行技を繰り出せばまず連は外さない。
他、本命にしたかったが前残り傾向&悪馬場と2重苦の○「オースミグラスワン」と、
ここ連走で入着止まりも阪神では侮れない▲「ハイアーゲーム」。
前年度覇者△「コンゴウリキシオー」は全力投球すれば当然怖いが精神面がネック。
加えて安定した脚質で抜かりない4歳牝馬×「ニシノマナムスメ」と、
ラストは連続脚余し注「ナスノストローク」の太さんマーク久しぶりです一発まで。
斬『ドリームジャーニー』はやはり後方一気の枠を出ない、道悪で逆マジック炸裂か。
斬「キングストレイル」は関西での功績が全くない、キャラを考えるとその分怖いが…。
実は結構得意なレースです、本日【マイラーズC】は15:45発走です。
<太ノ館 最終陥落編’08>
2008年4月16日 時の競馬列伝いつか書こうと思っていましたが、
まさか彼のG?勝利を機に書く事になるとは思いませんでした。
今日は私が「小牧太」を競馬の予想において斬り始めた理由について書きます。
とは言え、怒られるかもしれませんが明確な理由はないのです。
ただ明確な時期は覚えています、『スイープトウショウ』が勝った【秋華賞’04】です。
当時、私の本命は彼が乗っていた「レクレドール」だったのですが、
結果は彼のつまらない騎乗もあり負けてしまったのです。
ただレースで騎手がミスするのはよくある事で、特に気に留めていなかったのですが、
ただ、何となく、本当にぼんやりとなのですが、
「今後一切、小牧フトシを買うのを完全にやめてみようか」
と私の脳に住む誰かが言い出し、それを実行に移したのです。
これがびっくり。
凶策とも言えるこの方法、当時の私の全理論を凌ぎまさに鉄板と化したのです。
どんなに「買いたい」と思った馬でも、私は彼だけを理由に斜線を引き続けました。
そして、彼はその期待に応える様にけたたましい勢いで圏外に飛び続けたのです。
いつの間にか私はどんな馬でも彼がいるだけで斬る事を恐れなくなっていました。
ところが様相が変わってきたのが去年の【金杯】からです。
彼はその新年初戦で連に飛び込み、2月には重賞連勝の快挙を成し遂げました。
その頃から確かに彼は重賞でも頻繁に好プレーを見せるようになり、
確かに私も焦りを感じるようになっていました。
思えば彼は年間勝利数という点ではかなり優秀ですし、
当初中央へ移籍した際にもかなりの期待を受けていたんですよね。
もしかしたら彼は精神的に極端に弱い面があって、
レースのグレードが上がるにつれ自分を出せなくなる種の人なのかもしれません。
しかし移籍してもう5年という事でそろそろ慣れが出て、
G?でも一貫して実力が出せるようになってきたのかもしれません。
そうなるとこの「悪魔の理論」もいよいよ終焉の時期、男フトシの精進を祝って、
来週「スマイルジャック」で久々に印を打ってみようかなと思っています。
でもやっぱりイジりがいのある方なので、
不振に陥った際は再びトンネルの中でお待ちしておりますよ〜。(やっぱりか)
<NZT,阪神牝馬S’08>
2008年4月14日 時の競馬列伝―「ニュージーランドトロフィー」
【 going going gone】
1着「サトノプログレス」× :横典、1:35.0、上がり35.9秒、6番人気
2着「エーシンフォワード」▲:和田、1:35.1、35.8秒、5人
3着「アサクサダンディ」○ :安勝、1:35.1、35.4秒、2人
4着「ホッカイカンティ」 :石橋、1:35.2、35.6秒、8人
5着「レオマイスター」 7着「ダノンゴーゴー」 13着『ゴスホークケン』◎
馬連:7180円 3連単:76430円
「サトノプログレス」快進。
逃げ馬が猛スピードで飛ばす厳しい流れでしたが、4番手から見事制圧。
今まで戦ってきた相手が違いましたね、種牡馬「タイキシャトル」も久々の重賞V。
なお横典騎手はこれで連勝、この馬を倒した「フサイチアソート」は来週どうでしょう。
なお2着をまた刈り取ったのは「エーシンフォワード」。
和田騎手テン乗りでしたが、【朝日杯】惨敗から今年は著しく巻き返しています。
3着にクラシックから軌道修正してきた「アサクサダンディ」。
上がり最速も再び届かず、出走権は獲りましたがもう少し前につけた方が良いのでは。
他、人気勢ではマイルだとさっぱり切れなかった豊サマの7着「ダノンゴーゴー」。
8着「ダンツキッスイ」は前回フロックが完全にバレましたね、Sクリも本年上昇微妙。
最後に朝日王『ゴスホークケン』は同コースにも関わらず13着という謎の撃沈。
一応2着はいましたが、【朝日系列強靭論】、これで完全に使えない事を察知しました。
―「阪神牝馬S」
【 Where has Love gone, again?】
1着「エイジアンウインズ」 :牝4、鮫島、1:21.4、34.2秒、5人
2着「ブルーメンブラット」▲:牝5、後藤、1:21.4、33.5秒、1人
3着「パーフェクトジョイ」 :牝5、秋山、1:21.9、34.0秒、9人
4着『キストゥヘヴン』 :牝5,幸,1:21.9,33.8秒,4人
5着「ジョリーダンス」 6着『ローブデコルテ』○ 14着『ピンクカメオ』◎
馬連:1310円 3連単:52240円
「エイジアンウインズ」逃げ切る。
予想外にペースが落ち着きましたが、上がり第4位で後続の空襲を封印。
昨年同様上がり馬V、今年は4歳なので先々楽しみです、なお鮫島騎手は重賞2勝目。
そして2着に高速度で爆追してきた「ブルーメンブラット」。
やはり1400mに異様な適正を持っていますね、次走マイルではどうでしょう。
大きく離れた3着に5歳馬「パーフェクトジョイ」。
前走「オースミグラスワン」の3着という事で少しだけ嬉しい好走です。
4着に相変わらず微妙なラインを狙い撃ちしてくる桜馬『キストゥヘヴン』。
5着「ジョリーダンス」は7歳でも人気衰えずでしたが、肝心の能力は衰えたか。
意外だったのが優駿牝馬『ローブデコルテ』の6着、4番手からこの凡走とは。
【4歳牝馬強靭論】も外れてはいないのですが、大分使いにくくなっています。
そして、ブービー爆沈『ピンクカメオ』ちゃん、もう今季全くダメですね。
一発屋というよりは今年に入って急降下した印象、当分はもう期待もしません・・・。
予想が長らく当たってないように思います。
まあ一番の問題はどのくらい当たってないのか私が把握していない事ですが。(DOKA−N)
―『桜花賞』
【 PINK STORM REVOLUTION】
優勝「レジネッタ」 :小牧太、1:34.4、上がり34.5秒、12番人気
2着「エフティマイア」 :蛯名正義、1:34.5、上がり35.4秒、15番人気
3着「ソーマジック」 :後藤浩輝、1:34.5、上がり34.8秒、5番人気
4着「ハートオブクィーン」:幸英明、1:34.6、上がり35.6秒、16番人気
5着「リトルアマポーラ」▲:武幸四郎、1:34.6、上がり34.3秒、2番人気
6着「マイネレーツェル」 7着「エイムアットビップ」注
8着『トールポピー』△ 9着「エアパスカル」×
10着「ブラックエンブレム」○ 11着「ベストオブミー」
12着「オディール」◎ 13着「シャランジュ」
14着「ルルパンブルー」 15着「デヴェロッペ」
16着「マダムルコント」 17着「エーソングフォー」
単勝:4340円 馬連:196630円 3連単:7002920円
まさか・・・そんな・・・フトシ「レジネッタ」戴冠。
後方7番手から、なだれた先行集団を、上がり2位の脚を用いて一気に粉砕。
大波乱となり、将来性も全く見えませんが、内容的には完勝でした。
なお小牧騎手、今まで当館のイジられ役でしたがここはきっちり謝罪して祝福します。
私はこれまで逐一イジめてきた分、この人の苦労はよく分かっているつもりです。
そして2着にもっとビックリな元・新潟女王「エフティマイア」。
連続マイル着外からの反撃、ただこれを本当に反撃と呼べるのかは不明です。
さらに3着にまだ人気のあった【アネモネS】制者「ソーマジック」。
この馬も私にとっては十分意外でしたが、後藤騎手の中団差しは良かったと思います。
そして最もビックリな4着、元・函館女王「ハートオブクィーン」。
4走連続2ケタ着順からの反撃、しかも前【アネモネS】はなんと14着惨敗です。
正直これはレースレベルの低さに対する“決定打”だと思いますね、
そして【アネモネS】の勝者と14着が横に並ぶという事も特異そのものです。
ただ今までのステップ戦でも前回快走している馬があっさり2ケタ方面に消えたり、
独特の異常な兆候はあったんですよね、「大波乱はない」と書いた自分が空しいです。
では問題の上位人気陣。
5着「リトルアマポーラ」は上がり最速も最初の出遅れと大外ぶん回しが効いた印象。
ただ内容は光っていたので、関東二千での成績を考えると次回も人気するのでは。
6着にフィリーズV「マイネレーツェル」、このレース比較的LVが高かったか。
逃げた「エイムアットビップ」が7着、先行馬にも厳しい流れでした。
そして最人気『トールポピー』が8着、これでかなり中途半端な印象が定着したか。
9着「エアパスカル」はやはり前走はペースの恩恵大きかったですね。
10着「ブラックエンブレム」は最もハデな出遅れ、ただ調整失敗の感も否めず。
そして12着「オディール」、イレ込み×発汗×接触とまさにフィーバー状態。
ただ漏れなく全壊したチューリップ組、確かに4着「スペルバインド」が次走大敗したり、
それなりの前兆はあったんですよね、もっと広い視野でレースを見るべきでした。
とは言えこのG?・・・どう考えても獲ることは出来なかったとは思いますが。
なお今後は小牧様に敬意を表し、しばらく「フトシネタ」は封印でいこうと思います。
また彼がトンネルに入った頃にでもサラッと復活させます。(それでもやめない)
<時の予想 ― 桜花賞’08>
2008年4月12日 時の競馬列伝
?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
?,【高松宮記念】× :音速戦闘機「スーパーホーネット」が王冠かっさらう
?,【桜花賞】 : ? ? ?
?,【皐月賞】 :暴れ男「ショウナンアルバ」の王冠×奪還×トラの巻
?,【天皇賞】 :淀は二度死ぬ!浮遊城『アサクサキングス』再び光臨へ
?,【NHKMC】 :真の輝きとは…母の道程を辿る「ファリダット」の長き旅路
◆『桜花賞』
【難易度:四 ペース:S 最も美しい闘い】
◎「オディール」
○「ブラックエンブレム」
▲「リトルアマポーラ」
△『トールポピー』
×「エアパスカル」
注「エイムアットビップ」
◎「オディール」が決める。
前走の上がり33.5秒が全て、【阪神JF】でも唯一前で生き残り脚質の幅は広い。
この枠と安藤勝巳騎手なら条件万端、最終的にはオッズ上でも首位に来るはず。
後は有力馬数頭による大混戦、大穴のつけ入る隙は薄く波乱の余地はなさそう。
近年勢力拡大中の【フラワーC】出身関東馬、今年は○「ブラックエンブレム」。
ただ前走後の疲労を追い切りからも露呈、最大の難関である輸送の壁はやはり高い。
阪神2勝、牡馬と好戦、前走快勝と、戦績面輝く▲「リトルアマポーラ」だが、
個人的には強い牝馬と武幸四郎という取り合わせがやや昨年の諸々を思い出す。
近年クラシックで脅威的存在のタキオン産駒だが、思い切って人のみで評価降格。
2歳王女△『トールポピー』は【阪神JF】がややハマッた感。
前走も前と後ろに挟まれやや威厳を欠いた、だが安定感は秀逸で圏内は獲るか。
他、前走明らかに前残りでも近年のスロー傾向に乗じたい×「エアパスカル」と、
前走低メンバーでの大敗が気掛かりでも2歳戦での戦績を評価して、
注「エイムアットビップ」、この2頭の「ポルトフィーノ」回避バンザーイ一発まで。
斬「マイネレーツェル」は前走圧巻の強襲も、やはりそれまでの戦績が悪すぎる。
斬「ソーマジック」は本日ボロが出たSクリ産駒、【アネモネS】勝者も信頼度低し。
斬「エーソングフォー」の前走爆沈は精神的なものだと思うが、距離延長が痛い。
では牝馬クラシック第一戦【桜花賞】は明日15:40発走です。
<時の予想 ― NZT,阪神牝馬S’08>
2008年4月11日 時の競馬列伝◆「ニュージーランドトロフィー」
【難易度:四 ペース:H 先行有利】
◎『ゴスホークケン』
○「アサクサダンディ」
▲「エーシンフォワード」
△「リーサムクラウン」
×「サトノプログレス」
立場上◎『ゴスホークケン』。
【朝日系列強靭論】を推している以上、ウィナーを挙げなければ何の意味もない。
その制し方も0.4秒差と圧勝だった、今回は相当乗り込んだらしいので信頼は出来る。
他、トライアル惜敗から慌てて路線をチェンジしてきた○「アサクサダンディ」と、
前走「ディープスカイ」と等しい競馬を展開▲「エーシンフォワード」。
△「リーサムクラウン」は勝ち星はダートのみだがタキオン産駒で成績はかなり堅実。
ラストは今まで戦ってきた相手が強い×「サトノプログレス」の横典ご機嫌一発まで。
斬「ダノンゴーゴー」は距離が延びると明らかに戦績が落ちる、後方脚質もどうか。
斬「ダンツキッスイ」の前回圧勝はあまりに恵まれすぎた、今回は同型馬ゾロリ。
◆「阪神牝馬S」
【難易度:五 ペース:H 4歳馬注意】
◎『ピンクカメオ』
○『ローブデコルテ』
▲「ブルーメンブラット」
△「カタマチボタン」
×「タニノハイクレア」
注「ミルクトーレル」
出ちゃった以上は◎『ピンクカメオ』。
G?を諦めたかもしれないこの強行だが、もう徹底的に追う事に決めた。
輸送、テン乗り、3敗阪神など条件めちゃめちゃだが、オッズはとりあえず付くはず。
相手はやはり阪神千四実績光る優駿牝馬○『ローブデコルテ』と、
前走失態はまず度外視してよい▲「ブルーメンブラット」、この二頭が強力。
ただ一発を警戒したいのは4歳勢、前走泥馬場で撃沈した△「カタマチボタン」と、
33秒台の末脚が強烈な×「タニノハイクレア」と注「ミルクトーレル」など、
今回地味に目立たない連中が揃っている事がかえって不気味。
昨年V斬「ジョリーダンス」は相変わらず直線での躍動感が目立つが、
7歳という高齢が個人的にNG、戦績も徐々にムラが出始めている。
斬『キストゥヘヴン』は華の桜花賞馬から“よく分からない馬”に転落した。
結構こだわった予想しちゃいましたね、本日東は15:40から、西はその5分後です。
<イーストロード11>
2008年4月9日 時の小説(旧)「イースト・ティアー」
また韓国語を話す女の声で目を覚ます。
あまり間の悪いところで起こされると、そのまま布団の中で思慮にふける事がある。
今日考えていたのは昔、飼っていた猫の事だ。
名はミミと言う。
だがその猫に関しては、四枚の絵でしか思い出す事ができない。
なぜなら私がその猫に出会ったのは四歳の時であり、別れたのも四歳の時だった。
思い出したのはこの十八年の間で初めてだ、理由は分からない。
一枚目は父と姉が朝早く、野良猫にエサをやっているシーン。
その日、初めてミミは家に来た。
二枚目はミミが家の台所に大量の糞をして父に追いかけられているシーン。
父は憤慨していたが、私にとっては野良猫を甘く見た父の幼さを象徴するシーンだ。
三枚目はミミがかつお節ごはんを美味しそうに食べているシーン。
そして最後は母と姉が泣いているシーンで終わる。
近くの路上でミミが死んでいるのを見つけ、母が連れて帰ってきたのだ。
その日、初めて私は家族が泣くところを見た。
なぜ泣いているのか分からない、なぜ逃げ出したいのかも分からない。
ただ一つ分かるのは、それ以降、私が人の前では決して泣かなくなった事だ。
<ダービー卿CT,産経大阪杯’08>
2008年4月6日 時の競馬列伝―「ダービー卿CT」
【 Where has love gone】
1着「サイレントプライド」 :牡5、横典、1:34.2、上がり34.6秒、4人
2着「ドラゴンウェルズ」×:牡5、蛯名、1:34.2、34.2秒、3人
3着「ダンスフォーウィン」:牡5、善臣、1:34.3、34.6秒、16人
4着「リザーブカード」△ :牡5、吉田隼、1:34.4、33.9秒、5人
5着「カンファーベスト」 :牡9、江田照、1:34.5、34.3秒、13人
7着「オーシャンエイプス」▲ 8着「マルカシェンク」 14着『ピンクカメオ』◎
馬連:7670円 3連単:1001530円
「サイレントプライド」の静かなる勝劇。
3コーナーで先頭という自信満々の走り、今年に入っての不振を一気に相殺しました。
なお横典騎手、息子さんの競馬学校入学と重なった勝利で珍しく笑顔満面でしたね。
なお2着に竜騎士「ドラゴンウェルズ」、久々マイルも見事適応。
3着「ダンスフォーウィン」は何と前走2.5秒差のビリから反撃、まれなケースです。
他、上位では比較的上がりが早かった4着「リザーブカード」に、
高齢化の波に上手く乗っているオヤジの星9歳「カンファーベスト」が5着。
7着「オーシャンエイプス」は好上がりを出しましたが位置が悪かったですね。
そしてもっと酷かった8着「マルカシェンク」、上がり断然も発馬でハデなつまずき。
福永騎手これで連発ですが、何と半年以上重賞Vから遠ざかっているとは驚きです。
さらに中山でも余裕の表情でファンをなぎ払ってみせた11着「キングストレイル」。
最後にやはり『ピンクカメオ』ですが、これはもはや言い訳無用の完敗ですね。
正直G?がどうこうな状態ではないです、どうにか出口が見つかれば良いのですが。
―「大阪杯」
【 UNBREAKABLE】
1着『ダイワスカーレット』○:牝4,安勝,1:58.7,34.8秒,1人
2着「エイシンデピュティ」 :牡6、岩田、1:58.8、34.7秒、7人
3着『アサクサキングス』 :牡4,四位,1:58.9,34.9秒,4人
4着「ドリームパスポート」▲:牡5、松岡、1:58.9、34.6秒、3人
5着「ブライトトゥモロー」 6着『メイショウサムソン』◎ 7着「インティライミ」△
馬連:2750円 3連単:28050円
『ダイワスカーレット』が譲らない。
雅やかな先導から直線上がり第4位、2008年もこの馬の連外は想像しにくいです。
ペースと相手を考えると完璧な始動戦でした、しかしここまで優秀な馬も珍しいです。
しかし2着にこざかしく食い込んだ「エイシンデピュティ」。
前【東京新聞杯】7着から意外な巻き返し、まさかこのメンバーで連に絡んでくるとは。
「勝ち馬が連を外さない」事はもはや神話化しつつありますが、
「2着に変なのが来る」という事も同時に神話化しそうです。
さらに3着に菊花賞馬『アサクサキングス』、距離と世代評価を考えると健闘か。
ただ同歳牝馬に先着されているのであまり得意になられても困りますが。
4着に未だ微妙な「ドリームパスポート」、5着にフトシの幻「ブライトトゥモロー」。
そして日本の主将的存在『メイショウサムソン』はなんと6着でした。
個人的にはパドックから年末と同じ気配を感じたのですが、何ともやる気ない内容。
こうなると馬は復調のメドが完全未定ですからね、全体LVのダウンにさらに拍車か。
大事なレースを連続で惨敗してかなり嫌ーなムードになっていましたが、
「ファリダット」の4馬身差圧勝を見て少し元気になりました。
<時の予想 ― ダービー卿CT,産経大阪杯’08>
2008年4月5日 時の競馬列伝◆「ダービー卿CT」
【難易度:八 ペース:M 乱戦】
◎『ピンクカメオ』
○「キングストレイル」
▲「オーシャンエイプス」
△「チョウサン」
×「ドラゴンウェルズ」
注「グレイトフルタイム」
穴「ナスノストローク」
やっぱ◎『ピンクカメオ』でしょ。
念願のウッチー復活、東京のイメージが強いが中山でも1戦1勝。
問題はこの枠だが少なくとも前走のようなスタートは回避したい、後は主戦に任せる。
他、「アイラヴァ」と双璧をなす裏切り大魔王○「キングストレイル」と、
涙の重賞戦線回帰、元『ディープインパクト』級の▲「オーシャンエイプス」。
△「チョウサン」は一発屋のイメージ強いがG?でもそれなりの快走を果たしている。
さらには【スワンS】が幻と化しつつある焦燥竜騎士×「ドラゴンウェルズ」と、
連勝から重賞街道に斬り込みたい注「グレイトフルタイム」に加え、
最後は前走ドシンガリから猛追穴「ナスノストローク」のあれは村田のミスだ一発まで。
斬「マルカシェンク」は人気、実力ともにメンバー優位だが、
どうにもハッキリしない戦績が続く、ここも何だかんだで凡走しそう。
◆「大阪杯」
【難易度:二 ペース:H 重鎮集結】
◎『メイショウサムソン』
○『ダイワスカーレット』
▲「ドリームパスポート」
△「インティライミ」
手堅く◎『メイショウサムソン』から。
【有馬記念】では呆然の8着敗退だが、パドックから明らかに覇気がなかった。
ここは確実に戻してエースとしての地位を奪還するはず。
連軸ならやはり○『ダイワスカーレット』。
9戦全連対、走れど走れど連を落とさない、ここまで来ると強さ以外の何かを感じる。
他、警戒は先行馬多量のため差し馬に回して、
近走掛かり通しで今回ハイペースに期待したい▲「ドリームパスポート」と、
美味しいとこだけ持っていきそうな不意打ち戦艦△「インティライミ」の一撃まで。
斬『アサクサキングス、サンライズマックス、ヴィクトリー』は、
やはり4歳牡馬という事で総カット、ここまで士気の低い世代も見た事がない。
斬「アドマイヤメイン」は何だかんだで連に絡まない。
前回あの調子でレースを投げ出したのに、今回快走されたら逆に不愉快。
本日【ダービー卿CT】は15:35から、【大阪杯】は15:45発走です。
<引っ越してまいりました>
2008年4月4日 タイムハート◆「引っ越してまいりました」
レポートが遅れていましたが、2週間前に引っ越しをしました。
前の引っ越しからわずか3ヶ月での引っ越しという事で、
前回引っ越しを手伝ってくれたメンバーは当然総スカンと化し、
前の物件からわずか徒歩10分の移動にも関わらず厳しい個人戦をしいられました。
なお今回は私にとって7度目の引っ越しだったのですが、
何故こんなにも移動を繰り返すのかと言いますと、私「音」が駄目だからです。
隣人さんから何かしら音が聞こえてくると思考回路が速攻でダウンしてしまうのですね。
で、新しい物件に関してですが、
これがまあ今まで住んだ中でダントツに古いボロアパートです。
何しろ名前に「荘」が入りますからね。
しかし聞こえる音と言えば下の階のオジちゃんのいびきくらいなので、
今のところかなり気に入っており、長く暮らせそうだなと喜んでいる次第です。
◆「ドバイシリーズの結果」
正直今年は全く期待していなかったので、
まさにそのまんまな結果という事で印象にも残らなかったのですが、
まず『ヴァーミリアン』の最下位、これは何かしら輸送における影響でしょうね。
ただ今の日本の砂レベルには巨大な疑問符がつきますし、
何と言っても日本と海外のダート・ターフの性質は全く違いますからね。
逆に言うと日本の砂で走れない馬が向こうで突然化ける可能性もあるかもしれません。
とにかくこれが原因で【JCシリーズ】は私同様、総スカンを受けているわけですから
そろそろJRAも真剣に対応を考えられた方がよろしいと思います。
もう一つは【ドバイデューティフリー】。
『ウオッカ』がなかなか頑張りました、さすが【ダービー】3馬身差。
ただ4歳牡馬の頼みの綱「アドマイヤオーラ」はあっさり底を露呈と、
果たして明日の筆頭株『アサクサキングス』はどうなるでしょうね。
クモが何かと多い物件なので、
どうにか連携してゴキ丸くんを倒してほしいなと期待している次第です。(無理)
<日経賞,毎日杯,マーチS’08>
2008年4月2日 時の競馬列伝―「日経賞」
【夢魔の心臓】
1着『マツリダゴッホ』○ :牡5,蛯名,2:32.7,上がり34.6秒,1番人気
2着「トウショウナイト」▲ :牡7、武士沢、2:33.2、34.7秒、3人
3着「アドマイヤモナーク」◎:牡7、村田、2:33.5、34.6秒、2人
4着『コスモバルク』 :牡7,松岡,2:33.8,35.8秒,7人
5着「ブラックタイド」 6着「タスカータソルテ」△ 8着「ココナッツパンチ」
馬連:630円 3連単:2650円
『マツリダゴッホ』の王権誇示。
4番手から4コーナーで先団総まくり、後はひたすら突き放すだけの楽勝劇。
これぞ王者の走り、超メンバーの揃ったグランプリを制した功績は信頼に値しました。
今なら他コースでも楽しみな勢い、距離が理由の盾回避はやはり腑に落ちませんが。
そして今年も2着な「トウショウナイト」。
昨年負かした相手に大きく水をあけられましたが、安定感はなおも健在。
本命「アドマイヤモナーク」ですが、割といいスタートにも関わらず謎のブービー待機。
この重賞は特に前が残るのですが、安勝騎手との差がここまで出るとは残念でした。
しかしその分この馬と同じ上がりを出している勝者はさすがです。
なお「タスカータソルテ」&「ココナッツパンチ」の4歳コンビは着外へ消失。
最近数少ないSS産駒が本当に強いので、皆無の4歳以下は不利という事でしょうか。
―「毎日杯」
【青空への転落】
1着「ディープスカイ」注 :四位、1:46.0、34.8秒、6人
2着「アドマイヤコマンド」 :川田、1:46.4、35.4秒、1人
3着「ミダースタッチ」 :池添、1:46.5、34.7秒、11人
4着「ヤマニンキングリー」△:渡辺、1:46.6、35.4秒、3人
5着「ロードバリオス」 7着「マイネルスターリー」× 13着「リヴザルト」◎
馬連:1620円 3連単:233880円
「ディープスカイ」全馬置き去る。
中団から上がり2位、最終的にその差0.4秒をつけて快勝しました。
未勝利突破までの5連敗も今は昔、ここに来ての末脚強化は一目歴然です。
ただ次走は距離を考慮し【NHKMC】との事、こちらも随分と控え目な気もしますが。
そして2着に何とキャリア1戦「アドマイヤコマンド」。
昨年【弥生賞】の1戦馬連対記録をさらに遅める快挙、とにかくデータ破損が顕著。
ただ勝者と同じくこの馬もタキオン産駒という事で、これが新しい鍵になるのでしょうか。
なお3着にシンガリから「ミターズタッチ」が上がり最速で飛来し3連単暴発。
4着「ヤマニンキングリー」、7着「マイネルスターリー」、10着「サブジェクト」と、
ステップ好走組はここも壊滅してきましたね、もはや本番では何を信じればいいのか。
なお本命「リヴザルト」は中団から猛スピードで爆沈してブービー不時着。
はいお疲れ様でした。
―「マーチS」
【陽を目指し天に咲け】
1着「ナナヨーヒマワリ」 :牡7、小原義之、1:51.6、37.0秒、7人
2着「マコトスパルビエロ」:牡4、北村宏司、1:51.7、37.9秒、6人
3着「フィフティーワナー」:セ6、柴田善臣、1:52.2、38.4秒、1人
4着「レオエンペラー」 :牡4、江田照男、1:52.2、38.0秒、5人
5着「アドマイヤスバル」 9着「ドラゴンファイヤー」 16着「サンツェッペリン」
馬連:13240円 3連単:106110円
7歳牡馬「ナナヨーヒマワリ」シンガリ一気。
上がり断然37.0、勝利を確信した「マコトスパルビエロ」を一気に貫きました。
今年になり昇り調子、なお6年ぶりの重賞V小原騎手、本当におめでとうございます。
そして結果1.7倍の単勝倍率をワシづかみにしていた「フィフティーワナー」は3着。
まだ走れる状態に戻っていないのか、あるいは絶頂期より後退したか。
ともかく連軸にしてしまった多くの皆様、心より哀悼の意を表明いたします。
他、前走不利の大きかった「アドマイヤスバル」は距離不適か謎の多い5着。
まだ3番人気と人気根強い「ドラゴンファイヤー」は失速9着。
最後にビリに向かっておぞましい勢いで落下した近走不振「サンツェッペリン」。
これで【皐月賞】のTOP3は全員ダートで大敗という顛末になってしまいましたね。
今月から恐怖の【レースタイトル(英語版)】を復活させます・・・。
<高松宮記念’08>
2008年3月30日 時の競馬列伝―『高松宮記念』
【デスレイン】
優勝「ファイングレイン」▲ :牡5、幸、1:07.1、上33.2秒、4番人気
2着「キンシャサノキセキ」×:牡5、岩田、1:07.1、上33.4秒、5番人気
3着『スズカフェニックス』○ :牡6,福永,1:07.3,上32.7秒,1番人気
4着「ローレルゲレイロ」注 :牡4、四位、1:07.4、上34.0秒、2番人気
5着「スーパーホーネット」◎:牡5,藤岡、1:07.4、上33.2秒、3番人気
6着「キョウワロアリング」 7着『フサイチリシャール』
8着「ブラックバースピン」 9着「マルカフェニックス」△
10着「プレミアムボックス」 11着「リミットレスビッド」
12着「ペールギュント」 13着「プリサイスマシーン」
14着「ナカヤマパラダイス」 15着「エムオーウイナー」
16着「トーセンザオー」 17着「タマモホットプレイ」 18着「マイネルシーガル」
単勝:710円 馬連:4610円 3連単:38840円
「ファイングレイン」が解き放つ王座を貫く電撃砲。
全く危なげのないスタート、道中7番手の好位潜伏、そして直線での大波動放射。
出遅れなかった事と、内が思わぬほど伸びた事など、完全に全てが上手くいきました。
これでスプリント4戦4勝、今後はここに重点を置き電撃王としての君臨を狙います。
そして2着に僅差屈した暴れ男「キンシャサノキセキ」。
こちらも道中スムーズな展開、最後抜け出した事で狙い撃たれた事が決め手でした。
それでも久々にG?級を誇示、今まで押さえて今回外した人は何を想ったでしょう。
そして、今回最も注目された不死鳥『スズカフェニックス』は3着でした。
なんと上がり32.7秒、これ以上出せという方が明らかに無理な大健闘。
とにかく最初の大コケが全て、これがなければ枠も展開も問題なく勝っていた事でしょう。
福永騎手も責任の大きい代打だっただけに、これは悪クジを引いてしまいましたね。
4着も人気のマイル隊長「ローレルゲレイロ」。
直線で他馬に寄られた事が響きました、ただ千二はやはり向かないかという印象。
そして本命の音速?戦闘機「スーパーホーネット」は5着。
敗因は超速決着か、久々と初距離には手厳しいハイレコード決着。
ただこれは確定要素でしたね、人気馬では最低着順だけに完全に失敗の予想でした。
その他、下位からは6着に急追してきた16番人気「キョウワロアリング」。
7着『フサイチリシャール』ですが、何と直線負傷して競争能力喪失による引退へ。
序盤すごい勢いで伸びてきたのでもしやと思ったのですが、
とにかく浮き沈みの激しい現役時代でしたね、今後は穏やかに暮らして頂きたいです。
最後に偽不死鳥「マルカフェニックス」が9着、こちらは本当になんちゃってでした。
今回は上位人気同士の決着という事で獲りたい一戦でしたね。
有力馬には各々死角があったのですが、どれが一番回避できるかを重視すべきでした。
まあ正しい予想をすれば◎『スズカ』だったので獲りようがなかった気もしますが。
◎「スーパーホーネット」だけはNGでした。
「ローレルゲレイロ」、頑張ってますね。
頑張るたびに「じゃああのコも…」という気がするのですが、来週どうでしょう。
<時の予想 ― 高松宮記念’08>
2008年3月29日 時の競馬列伝
?,【フェブラリーS】○ :緋紅騎士『ヴァーミリアン』こそ砂の王
?,【高松宮記念】 : ? ? ?
?,【桜花賞】 :黒き抗争、怪鳥「オディール」 VS 裏番「ブラックエンブレム」
?,【皐月賞】 :策略家「マイネルチャールズ」がひた隠す戴冠への裏シナリオ
?,【天皇賞】 :嵐を呼べ、雲を起こせ、雷を降らせよ「アドマイヤジュピタ」
◆『高松宮記念』
【難易度:四 ペース:H 真速大戦】
◎「スーパーホーネット」
○『スズカフェニックス』
▲「ファイングレイン」
△「マルカフェニックス」
×「キンシャサノキセキ」
注「ローレルゲレイロ」
音速戦闘機◎「スーパーホーネット」が王冠かっさらう。
昨秋に本格化、そこから【マイルCS】準優勝で完全にG?級の仲間入りを果たした。
不安は二つ、まずは初スプリントだが、ここ2年は連続で初スプリント馬がワンツー。
残る一つが4ヶ月ぶりだが、昨秋の4ヶ月ぶりの実戦を見れば不安など沸いてこない。
能力的には確実に最大級を誇る不死鳥覇者○『スズカフェニックス』だが、
やはりこの最内枠からどう抜けてくるかが今回最大の焦点。
ただ昨年の戴冠時より末脚はさらに強化され、圏外に落ちる事はまず考え難い。
『サニングデール』を内枠から勝利に導いた経験のある福永騎手ならなお考え難い。
他も完全に横一線、ここ2走のスプリントで目覚めた▲「ファイングレイン」。
上昇度は目を見張るが、出遅れ癖と4番枠という難題が幸騎手に降り掛かる。
なんちゃって不死鳥△「マルカフェニックス」は前走完敗も、あくまで話は千四。
だが千四にも一応適正はあったようなのでそこは減点、今回は千二適正がすべて。
他、暴れに暴れてようやく人気が降下した×「キンシャサノキセキ」。
ただ内容を見ると【桂川S’06】以降やや迫力不足、今回暴走の恐れは低そうだが…。
ラストは前走、不死鳥の猛攻を全力で止めた注「ローレルゲレイロ」の、
それでもこのG?、先行馬には本当に風当たりが強いんです一発まで。
斬「ペールギュント」は昨年2着を評価する声も多いが、
当時あまり大した事のないメンバーでの実績なので重視は禁物。
近走は惨敗続きなのでここG?できっちり結果を残したいです。
明日第二弾G?【高松宮記念】は15:40から、なお【マーチS】は「51」に期待します。
<時の予想 ― 日経賞,毎日杯’08>
2008年3月28日 時の競馬列伝◆「日経賞」
【難易度:三 ペース:S 真実を問う】
◎「アドマイヤモナーク」
○『マツリダゴッホ』
▲「トウショウナイト」
△「タスカータソルテ」
×「シルクフェイマス」
完膚なく◎「アドマイヤモナーク」が全馬巻き込む。
休養を経てからの4戦がどれも完璧、昨年も10ヶ月ぶりで好走した舞台で勝ち目十分。
今回の大焦点となるやはり年末覇者○『マツリダゴッホ』だが、
中山実績は炸裂的で、【有馬記念】そのものも上がり最速でまぐれとは言い難い。
ただ元々沈む時は本当にアッサリな馬なのでここは静観、盾回避も弱気の現れか。
他、大敗連敗から一気に巻き返してきた昨年2着▲「トウショウナイト」と、
4歳馬で買いづらいが順調度では抜けている△「タスカータソルテ」。
最後は前走明らかに前残りだった×「シルクフェイマス」の今回も一発まで。
斬「ココナッツパンチ」は低LVな4歳勢でも期待の一頭だが、10ヶ月ぶりはきつい。
◆「毎日杯」
【難易度:九 ペース:M 波乱の余地】
◎「リヴザルト」
○「オースミスパーク」
▲「シャイニングデイ」
△「マイネルスターリー」
×「ヤマニンキングリー」
注「ディープスカイ」
◎「リヴザルト」がかます。
初戦で接戦「テラノファントム」が【弥生賞】好走、こちらも見込みはあるはず。
さらに穴馬○「オースミスパーク」の感電攻撃。
前走は出遅れが響いたが特異なレースの中で上がり最速、まだ潜在能力は出る。
続いて評判馬「マザラン」と好戦していたキャリア13戦▲「シャイニングデイ」。
他、人気勢から【共同通信杯】上がりMAXの△「マイネルスターリー」と、
ここに来ての渡辺変更が気掛かりな【きさらぎ賞】3着×「ヤマニンキングリー」。
最後は前走猛追注「ディープスカイ」のタキオン産駒をナメんなヨ一発まで。
斬「アドマイヤコマンド」は1戦馬でも人気必至、前走の完勝相手が牝馬なのもどうか。
斬「サブジェクト」は前走で一気に一線から脱落した印象。
本日【日経賞】は15:40発走、【毎日杯】は15:45、また5分間隔ですか…。