<時の予想 ― ガーネットS,シンザン記念’08>
2008年1月12日 時の競馬列伝◆「ガーネットS」
【難易度:十 ペース:H 高齢中心】
◎「プリサイスマシーン」
○「ニシノコンサフォス」
▲「スリーアベニュー」
△「トウショウギア」
×「トーセンザオー」
注「タイセイアトム」
☆「ベルモントサンダー」
◎「プリサイスマシーン」は死なない。
今度は短距離ダートで大暴れ、もう9歳だがこの部門では世代交代が発生していない。
59kgも手馴れたもの、金杯でコケた横典はここが挽回のチャンス。
相手は昨年本命にしつつ高速流に飲まれた叩き2走目○「ニシノコンサフォス」。
さらに昨年と同じく展開に前崩れが欲しい▲「スリーアベニュー」と、
控える競馬を会得してから異様に安定してきた△「トウショウギア」。
×「トーセンザオー」はもう8歳だが芝スプリントOPを制し、偶枠ゲットで上機嫌。
加えて前走好タイムで準OPを突破してきた注「タイセイアトム」と、
最後☆「ベルモントサンダー」の穴だと穴馬しか推せないので☆に変えます一発まで。
斬「マイネルアルビオン」はダート適正以前に、芝戦績が崩れ始めた点が問題。
斬『ノボトゥルー』はまだ引退していなかった事が驚き。
■「シンザン記念」
【難易度:六 ペース:M 低レベル】
◎「ドリームシグナル」
○「タケミカヅチ」
▲「ドリームガードナー」
△「マヤノベンケイ」
×「チョウサンデイ」
注「ウイントリガー」
ここは大人しく◎「ドリームシグナル」。
基本的にこの重賞は荒れない、安定感上々で今年はこの馬が安全牌。
他、仕掛け次第で猛追か失墜かが確定する○「タケミカヅチ」と、
前走お隣で沈んだ「サブジェクト」にあやかりたい▲「ドリームガードナー」。
芝転向が当たった△「マヤノベンケイ」は距離延長への対応が課題。
さらに前走末脚が際立っていた馬名微妙な×「チョウサンデイ」と、
最後は【デイリー杯】善戦注「ウイントリガー」の前走はやっちゃいました一発まで。
斬「ミッキーチアフル」。毎度、おなじみのシンボリクリスエス産駒。
どちらも見た事のないメンバー構成でびっくりしました。
本日【ガーネットS】は15:25から、【シンザン記念】はその20分後発走です。
<時のRPG論(番外編)>
2008年1月11日 時の芸術鑑賞(Skate)【RPGの音楽の世界】
まだ私が高校生の頃、
強引に連れられた家族旅行の車内で「何か音楽をかけろ」という命令が来たので、
ゲームのサウンドトラックを流そうとしたところ、
姉達から大ブーイングが起こって取りやめた事がありました。
のちに私が部屋でその音楽を掛けていたところ、
「これは何の音楽か」と姉から執拗に聞かれた事がありました。
ゲームの音楽は確立されています。
本当に優れたものはオーケストラや邦楽を凌いで胸を打つ力を持っていますが、
その力を知る人は限られいます。
そこで本日は自称RPG音楽ファンの私が、個人的に打ち出したTOP20を発表します。
20位「ハインの城(FF3)」 :口ずさむのが不可能なほど音符が拡散した名作。
19位「潜水艇(FF5)」 :ハイレベルなFF潜水艇のテーマでもず抜けた一作。
18位「アレフガルドを行く(ドラクエ1)」 :ドラクエの幕開けを告げた名曲。
17位「VS 三闘神(FF6)」 :雑なロックに見えて実は練られた構成。
16位「ピラミッド(ドラクエ3)」 :映画や探検番組でも流してほしい程の出来。
15位「VS ジェノヴァ(FF7)」 :従来のボステーマの基盤を崩した名曲。
14位「試練の山(FF4)」 :山と言えばこれ、昇る感じが全身に伝わる。
13位「四天王の神殿(ロマサガ1)」 :神聖、かつ偉大、かつ壮麗。
12位「愛のテーマ(FF4)」 :まさに題目通り、現在CMでも放映中。
11位「氷銀河(ロマサガ3)」 :ずっとその地にいたくなるほど美しき曲。
10位「エアリスのテーマ(FF7)」 :名作FF7の代名詞、極めて静かな律動。
9位「召還獣の町(FF4)」 :もはや音楽の枠を超えた神秘の一作。
8位「ボスのテーマ(FF3)」 :シンプル・イズ・ベスト。
7位「聖王廟(ロマサガ3)」 :永遠に解けない謎の結晶。
6位「VS 四天王(FF4)」 :サビが3つある恐るべき構成。
第5位、「ボスのテーマ(ドラクエ5)」
:「FF、ロマサガ」ですでに定番だったボスのテーマがドラクエ初登場。
オーケストラ専門のすぎやまこういち作品でもその奇怪さと異様さは耳を引きます。
第4位「死の塔(ドラクエ5)」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=nyrS1sw5SOU
:比較的レベルが高いドラクエの塔のテーマでも不動の1番。
破滅に一歩一歩向かっていく様が不気味な旋律ににじみ出ています。
第3位「仲間をもとめて(FF6)」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=IaSpgCWFQ7I
:情熱的な音楽な多いファイナルファンタジーの中でもズバ抜けて情熱的な一曲。
何度か私はこの曲を掛けたまま寝た事がありますが、今も作品に飽きていません。
第2位「ラーミアのテーマ(ドラクエ3)」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=qRYv-oWTng8
ttp://jp.youtube.com/watch?v=zfb8KUTYHm8&feature=related
:流れると一瞬で全身と心の動きが停止するくらい神秘的な旋律を誇る名曲。
ただ後から余計なパートを加えたり、8作目で無理に流したりした点がやや残念。
それでも2位にいけるくらい凄い曲です。
第1位「七英雄のテーマ(ロマサガ2)」
:神が天から降りてくる事があれば、おそらくその時この曲が流れる事でしょう。
動画、頑張って集めてみましたが音質や映像に多々問題アリです。ttp://jp.youtube.com/watch?v=D5BgrKADI-g&feature=related
ちなみに私が部屋で聞いていたのはコレです。
■現在ダイエット中です
とは言っても私、痩せ型なのですが、
昔から脂肪が約10割お腹に回ってしまうという嫌な体質なので、
人生で一度だけダイエットをしてみようと思い、3ヶ月間お菓子を絶つ事にしました。
これが意外にきつくて、元々ひと月に3日くらいしか甘いものを食べない私でも、
いざ禁止すると妙に食べたくなるんですよ。
なぜ女の子がよく「ダイエットに失敗した」と言っているのかがようやく分かりました。
ちなみにゴールの日はたまたま2月14日なので、
その日はおいしいチョコを一気に食べようと思っています。(リバウンド警報)
■フジ日曜15時「みんなのケイバ」がスタート
いや、素晴らしい番組ですね。
あまりの素晴らしさに私、思わず開始10分で音を消してしまいました。
まあフジの狙いは見えてるんですよ、
番組を確実に見る競馬ファンより、競馬を知らない層を取り込みたいわけです。
だからと言ってあれではどっちつかず、完成度は最低ですね。
ただでさえ影が薄いのに空回りする川合俊一、喋りが完全にバラエティなほしのあき、
さらに「ノーリーズン」落馬の菊勝者は「マンハッタンカフェ」と言ってのけた伊藤アナ。
まず競馬を知らない人が見たらあっさり素通りされるのは目に見えてますし、
それ以上に競馬ファンの私でさえ番組を無視してましたからね。
一年で改変されるだろうとは思いますが、まず一年耐えられるかが早くも心配です。
■浜崎あゆみ、左耳難聴
そうだったんですか・・・ショックです。
この方は抱えてるものが大きすぎますからね、いつも見ていて不安です。
私も実はストレスが一定以上たまると肌、不眠、そして最後に左耳に来るのですが、
片耳が聞こえないというのは想像以上に大変です。
人は会話するとき片耳で他人の声を聞き、もう片耳で自分の声を聞くので、
片側聞こえないと会話はもちろん、歌うなんて事は困難を極めるでしょうね。
そして怖いです、ましてや「治らない」なんて言われたらどれだけ愕然とするか。
とにかく今後は無理せず自分のペースで活動してもらいたいですね。
そういえば日曜は「ファリダット」が3着に敗れてしまいましたね。
でもこの馬は長く見守っていくつもりなので特に大きくは受け止めていません。
<中山金杯,京都金杯’08>
2008年1月5日 時の競馬列伝―「中山金杯’08」
【富岳】
1着「アドマイヤフジ」○ :牡6、57.5、川田、2:00.7、上がり34.6秒、3番人気
2着「エアシェイディ」▲ :牡7、57、後藤、2:01.0、34.6秒、2人
3着「メイショウレガーロ」 :牡4、54、勝春、2:01.0、35.2秒、9人
4着「シルクネクサス」△ :牡6、56、松岡、2:01.0、34.9秒、5人
5着「グラスボンバー」 6着「サイレントプライド」◎ 15着「フサイチホウオー」注
馬連:1710円 3連単:72880円
初日の出はやはり「アドマイヤフジ」から。
道中4番手から平穏な流れを利用して、上がり34.6秒で後方を0.3秒差完封。
元はクラシックでの好走歴もある馬ですからね、完全に順当といった形でした。
ただ私が本命視した去年北海道での惨敗がおかしかったというだけで。
なお2着に前残りを察知して急浮上した「エアシェイディ」。
これは後藤騎手の好判断でしたね、2008年もせいぜい頑張ってください。
3着に新4歳「メイショウレガーロ」、ただ上がり14位ではいかにも前残った形。
そして抜けた1番人気「サイレントプライド」は新年早々なんと6着。
2走ボケというより、メンバーが揃うとこの程度で手一杯なのかもしれません。
さらに金杯男「アサカディフィート」は末脚最速も7着完敗でフトシ真っ青。
最後にブービー「フサイチホウオー」、本当にこの馬は来るところまで来ましたね。
―「京都金杯’08」
【雀躍】
1着「エイシンデピュティ」× :牡6、57、岩田、1:33.6、34.4秒、3人
2着「アドマイヤオーラ」◎ :牡4、57、安勝、1:33.6、33.6秒、1人
3着「カネトシツヨシオー」 :牡5、55、幸、1:33.7、33.6秒、9人
4着「サクラメガワンダー」▲ :牡5、57.5、福永、1:34.0、34.6秒、4人
7着「エイシンドーバー」○ 10着「キンシャサノキセキ」△ 13着「ディアデラノビア」
馬連:970円 3連単:49310円
「エイシンデピュティ」また跳ねた。
「サイレントディール」まさかの鈍スタートで大勢は一気にこの馬へ。
直線での上がりも5位と、自分より強い馬を展開利で押さえ込む技はさすがです。
そして2着に鋭追してきた「アドマイヤオーラ」、またも勝ち馬を捕らえ切れず。
ただ後ろからも迫られるなど、この程度では一線級に返り咲けるかがやや不安です。
その3着「カネトシツヨシオー」は大穴でしたが確かに戦績は光ってました。
打って変わって人気馬は壊滅。
4着「サクラメガワンダー」は昨年に続き当たり障りのない内容でフィニッシュ。
7着「エイシンドーバー」はスローどうこうより去年相手に恵まれただけだったか。
暴れ男「キンシャサノキセキ」は今年も見事暴れて昨年から4ランクダウンの10着。
13着「ディアデラノビア」は位置取りも末脚もダメ、早くも下降線の恐れ。
最後に14着「オースミダイドウ」、というかこの馬に限らず新4歳牡馬は今週、
相当な顔ぶれを揃えてきて全滅ですからね、早くも新年の行く先が思いやられます。
【中山金杯】こそ○▲とタテ目炸裂で戦慄が走りましたが、
【京都金杯】は×◎の馬連hitで何とか良いスタートを切ることができました。
なお明日は『ビリーヴ』の初仔「ファリダット」の出陣にご注目ください。(胸躍)
<時の予想 ― 中山金杯,京都金杯’08>
2008年1月4日 時の競馬列伝◆「中山金杯」
【難易度:七 ペース:S 波乱度強】
◎「サイレントプライド」
○「アドマイヤフジ」
▲「エアシェイディ」
△「シルクネクサス」
×「トウショウナイト」
注「フサイチホウオー」
初勝ち頂戴◎「サイレントプライド」。
安定した実力、一線級になるとツメが甘いが今回は先行馬少なめで展開が向く。
他、もはや凶弾たる様相を呈してきた前走快走○「アドマイヤフジ」と、
久々の2000mで出来るだけ前につけたいコラム打ち切り後藤▲「エアシェイディ」。
△「シルクネクサス」は安定性の欠けらもないが、前残りになると強い。
加えて同じく先行馬でただいま絶不調の×「トウショウナイト」と、
最後はまあ上向いてきた鮫島注「フサイチホウオー」のもう何も怖くない一発まで。
斬「メイショウレガーロ、ヒラボクロイヤル」は新4歳馬中でも見劣り手は出せない。
斬「アサカディフィート」。新年も、小牧じゃダメ。
◆「京都金杯」
【難易度:四 ペース:M 波乱度弱】
◎「アドマイヤオーラ」
○「エイシンドーバー」
▲「サクラメガワンダー」
△「キンシャサノキセキ」
×「エイシンデピュティ」
◎「アドマイヤオーラ」不動。
前走でいきなり33.5秒、まず失態は犯さないタイプでここはレベルが違う。
後は昨年2着に奮闘したスローは苦手な○「エイシンドーバー」と、
相変わらず重賞とOPをさまよっている去年完敗▲「サクラメガワンダー」。
△「キンシャサノキセキ」は昨年暴れて着外に落ちた時点からどれだけ成長したか。
最後は楽に行かせるとうるさい×「エイシンデピュティ」の前残りは任せろ一発まで。
斬「オースミダイドウ」は底力脅威だが、7ヶ月ぶりのテン乗りが痛い。
斬「ディアデラノビア」は重量がきつい、56.5kgは実質のトップハンデ。
一年の計は・・・と言えるほど獲りやすいレースとも思えませんね。
明日【中山金杯】は15:25から、【京都金杯】はその20分後です。
【新年における変更点】
2008年1月3日 時の競馬列伝 コメント (2)◆【レースタイトル】
当館の中で最も脳を使う作業【レースタイトル】。
もう付け始めて今年で6年目になるのですが、
そろそろマンネリ化という事で今年は労働力削減の意味を込めて、
月別に“パターン”を決めて参りたいと思います。
さてどういう意味かというのはこれから悟っていってもらう事にいたしまして、
まず最初の1月は「熟語」で参りたいと思います。
◆【時の詠】
確か三年前くらいまで書いていたのがこの「時の詠」。
G?回顧の文頭において四行形態で詩を詠むという非常に凝ったものでしたが、
実は作るのは【レースタイトル】に比べると格段に楽です。
ということで今年はチラチラ復活させてみようかと思っています。
もちろん、相当時間に余裕のあるG?に限ってですが。
明日は【金杯予想】です、早くも初週から研究不足の危機でありますが。(ヲイ)
【新年のご挨拶’08】
2008年1月1日 タイムハートあけましておめでとうございます。
開館から一年ほどが経ちましたが、本年もこの「時の館」をよろしくお願い致します。
振り返ると昨年は私なりに頻繁に更新ができた方だと思っています。
しかし今年は更新速度が落ちるといった変化があるかもしれません。
閉鎖だけは回避できると思いますが、私には欠かせない変化です。
そして「時の予想」ですが、
すでに昨秋の後半から出走メンバーを当日に確認するなど、
正直言って満足な予想ができていませんでした。
なので今年はレースを絞る等の対策を含め、責任ある予想をしていきたいと思います。
さらに50本連載すると言い切った「イーストロード」、
見事4本でストップしているので、残り46本は確実に連載したいと思います。
と何となく否定的なご挨拶でスタートした2008年ですが、
文章力だけは確実に向上していくと思われるので、
また楽しくお付き合い頂ければと思います。
タイムス
【レースタイトル2007】
2007年12月31日 時の競馬列伝<一月>
「中山金杯」 【黒き時の始まり】 「シャドウゲイト」
「京都金杯」 【雨水快進撃】 「マイネルスケルツィ」
「ガーネットS」 【司者の大通り】 「スリーアベニュー」
「シンザン記念」 【武威の紋章】 「アドマイヤオーラ」
「京成杯」 【夕覧飛行】 「サンツェッペリン」
「日経新春杯」 【獣能く傲を制す】 「トウカイワイルド」
「AJCC」 【嵐のカフェテラス】 「マツリダゴッホ」
「平安S」 【神話撃砕団】 「メイショウトウコン」
「東京新聞杯」 【転生ノ炎】 『スズカフェニックス』
「根岸S」 【幻影魅緑術】 「ビッググラス」
「京都牝馬S」 【恋をもう一つだけ】 「ディアデラノビア」
<ニ月>
「小倉大賞典」 【老兵、未だ消え去らず】 「アサカディフィート」
「共同通信杯」 【紅蓮ノ章】 「フサイチホウオー」
「シルクロードS」 【ドリーミング】 「エムオーウイナー」
「ダイヤモンドS」 【幻影走路】 「トウカイトリック」
「きさらぎ賞」 【無夢の籠城】 「アサクサキングス」
「京都記念」 【ウォ−タ−ム−ン】 『アドマイヤムーン』
「クイーンC」 【問答無用】 「イクスキューズ」
「アーリントンC」 【戦士の決着】 「トーセンキャプテン」
「中山記念」 【燃やされた過去】 「ローエングリン」
「阪急杯」 【冷血者の祈り?】 「エイシンドーバー、プリサイスマシーン」
<三月>
「オーシャンS」 【許されざる想い】 「アイルラヴァゲイン」
「チューリップ賞」 【烈震撃】 『ウオッカ』
「中京記念」 【二度咲いた薔薇】 「ローゼンクロイツ」
「弥生賞」 【武威の焦燥】 「アドマイヤオーラ」
「ファルコンS」 【南十字の誓い】 「アドマイヤホクト」
「中山牝馬S」 【不破の黒雲】 「マイネサマンサ」
「フィリーズR」 【馬車驫轟】 「アストンマーチャン」
「フラワーC」 【春風の便り】 「ショウナンタレント」
「スプリングS」 【樹落ちずの林檎】 「フライングアップル」
「阪神大賞典」 【乱調子天国】 「アイポッパー」
「日経賞」 【機は熟したり】 「ネヴァブション」
「毎日杯」 【覇熱惑星】 「ナムラマース」
「マーチS」 【絶音区】 「クワイエットデイ」
<四月>
「ダービー卿CT」 【悪魔の主眼】 「ピカレスクコート」
「大阪杯」 【蔑むな】 『メイショウサムソン』
「NZT」 【春十一番】 「トーホウレーサー」
「阪神牝馬S」 【太陽は昇らない】 「ジョリーダンス」
「マイラーズC」 【再生のコード】 「コンゴウリキシオー」
「福島牝馬S」 【トルネイド】 「スプリングドリュー」
「フローラS」 【大震波】 「ベッラレイア」
「アンタレスS」 【知られすぎた未知】 「ワイルドワンダー」
「青葉賞」 【無緑の葉】 「ヒラボクロイヤル」
<五月>
「新潟大賞典」 【朝焼けが眩しくて】 「ブライトトゥモロー」
「京都新聞杯」 【ひとひらの悦楽】 「タスカータソルテ」
「京王杯SC」 【大海原に臨む】 「エイシンドーバー」
「東海S」 【何所吹く風】 「メイショウトウコン」
「金鯱賞」 【火の花】 「ローゼンクロイツ」
「目黒記念」 【乱された音楽会】 「ポップロック」
<六月>
「ユニコーンS」 【長く誇らかな道】 「ロングプライド」
「CBC賞」 【暗黒武者】 「ブラックバースピン」
「エプソムC」 【水たまりの中の青天】 「エイシンデピュティ」
「マーメイドS」 【訪れた好機】 「ディアチャンス」
<Spring Grade ?>
『フェブラリーS』 【天馬の祝福】 『サンライズバッカス』
『高松宮記念』 【真 ・ 転生の炎】 『スズカフェニックス』
『桜花賞』 【緋の一閃】 『ダイワスカーレット』
『皐月賞』 【蜃気楼】 『ヴィクトリー』
『春の天皇賞』 【同じ轍は踏まない】 『メイショウサムソン』
『NHKMC』 【宴】 『ピンクカメオ』
『Vマイル』 【よみのうた】 『コイウタ』
『オークス』 【天衣無縫】 『ローブデコルテ』
『東京優駿』 【リアル・クィーン】 『ウオッカ』
『安田記念』 【怒れる獅子の咆哮】 『ダイワメジャー』
『宝塚記念』 【新月の瞬き】 『アドマイヤムーン』
<7月>
「函館スプリントS」 【木いちごの廻り道】 「アグネスラズベリ」
「ラジオNIKKEI賞」 【忘れられた楽園】 「ロックドゥカンブ」
「福島記念」 【さらわれた天の川】 「サンバレンティン」
「プロキオンS」 【アンノウン】 「ワイルドワンダー」
「アイビスサマーダッシュ」 【さよならは言わないで】 「サンアディユ」
「函館記念」 【驚天動地】 「エリモハリアー」
「小倉記念」 【ささやきの輝宝】 「サンレイジャスパー」
<8月>
「関屋記念」 【紳士の寝返り】 「カンパニー」
「函館2歳S」 【あやかし】 「ハートオブクィーン」
「北九州記念」 【決壊】 「キョウワロアリング」
「クイーンS」 【雲ひとつない】 「アサヒライジング」
「新潟記念」 【覆われた絶望】 「ユメノシルシ」
「キーンランドC」 【とろける勲章】 「クーヴェルチュール」
<9月>
「札幌記念」 【たった一つ残ったもの】 『フサイチパンドラ』
「新潟2歳S」 【絹のサークレット】 「エフティマイア」
「小倉2歳S」 【陽から吹く風】 「マルブツイースター」
「朝日CC」 【知命線】 「インティライミ」
「京成杯AH」 【邪王道】 「キングストレイル」
「セントウルS」 【決別の歌】 「サンアディユ」
「セントライト記念」 【風は南に吹いている】 「ロックドゥカンブ」
「ローズS」 【赤い瞳】 『ダイワスカーレット』
「エルムS」 【装魔の洞窟】 「メイショウトウコン」
「オールカマー」 【秋のカフェテラス】 「マツリダゴッホ」
「神戸新聞杯」 【再び夢遊弾】 『ドリームジャーニー』
「札幌2歳S」 【不釣合いな代役】 「オリエンタルロック」
「シリウスS」 【赤龍拳】 「ドラゴンファイヤー」
<10月>
「毎日王冠」 【たそがれ】 「チョウサン」
「京都大賞典」 【知能こそ諸刃の剣】 「インティライミ」
「デイリー杯2歳S」 【風に乗った少年】 「キャプテントゥーレ」
「府中牝馬S」 【夕闇】 「デアリングハート」
「富士S」 【山頂の光】 「マイネルシーガル」
「武蔵野S」 【沼ノ主】 「エイシンロンバード」
「スワンS」 【眠り姫の思想】 「スーパーホーネット」
<11月>
「ARG共和国杯」 【稲光り】 「アドマイヤジュピタ」
「ファンタジーS」 【決して叶わぬ夢】 「オディール」
「福島記念」 【虹掛かりの丘で】 「アルコセニョーラ」
「京王杯2歳S」 【愚者の償い】 「アポロドルチェ」
「東京スポーツ杯2歳S」 【天賦の壁】 「フサイチアソート」
「京阪杯」 【絶対稜線】 「サンアディユ」
<12月>
「ステイヤーズS」 【狂いの眼差し】 「マキハタサイボーグ」
「中日新聞杯」 【暁に向かって飛べ】 「サンライズマックス」
「鳴尾記念」 【凌駕の都】 「ハイアーゲーム」
「愛知杯」 【ラヴ・シーカー】 「ディアデラノビア」
「フェアリーS」 【青×風×明×月】 「ルルパンブルー」
「阪神C」 【焼け野原で君は…】 『スズカフェニックス』
「ラジオNIKKEI杯2歳S」 【深海より来たる】 「サブジェクト」
<Autumn Grade ?>
『スプリンターズS』 【特攻少女】 『アストンマーチャン』
『秋華賞』 【紅の一閃】 『ダイワスカーレット』
『菊花賞』 【サイコバインド】 『アサクサキングス』
『天皇賞』 【ある秋の晴れた日に】 『メイショウサムソン』
『エリザベス女王杯』 【夢の最果て】 『ダイワスカーレット』
『マイルCS』 【獅子回生】 『ダイワメジャー』
『JCダート』 【火の道】 『ヴァーミリアン』
『ジャパンカップ』 【リベンジ・オブ・ルナ】 『アドマイヤムーン』
『阪神JF』 【華伝】 『トールポピー』
『朝日杯FS』 【動くな!】 『ゴスホークケン』
『有馬記念』 【不滅のナイトメア】 『マツリダゴッホ』
一年間、お疲れ様でした・・・。
【時の競馬大賞’07秋】
2007年12月30日 時の競馬列伝■【時の奮闘馬大賞】
3位「サンアディユ」:重賞3勝・G?2着とこの秋、芝スプリント転向が大成功。
今まで芝を一度も使わなかった厩舎と馬主サイドに亀裂が生じない事を祈るばかり。
2位『ダイワメジャー』:陰りが見えたシーズン序盤から一気の【マイルCS】巻き返し。
その後も【有馬記念】3着など、最終的にSS産駒の中でかなり息の長い活躍となった。
1位『ダイワスカーレット』:終わってみれば結局一度も崩れなかった麗しの妹。
【秋華賞&女王杯】の優雅なる先攻突破はもちろん、グランプリ2着が実にご立派。
■【時の落胆馬大賞】
3位「フサイチホウオー」:ダダ滑りに転じた春シーズンから全くもって進歩なし。
しかも悪くて5番人気というファンの愛情をオール着外で見事ぶった斬ってみせました。
2位『コスモバルク』:何と言っても【天皇賞】における横玉突き事件の主犯格。
しかも被害側から2頭もG?馬が出た事から後の予想をかなり乱した存在と言えそう。
1位『メイショウサムソン』:その事件をサラッとかわして盾を制して以降、
脚余しにデキ落ちと散々な連敗、後に続いた人は残らず崖から転落するはめに。
■【時の健闘騎手大賞】
3位、吉田隼人「アグネスアーク、ルルパンブルー」
:テン乗りやG?での活躍に加え、あの事件に何も文句を言わない姿が好印象でした。
2位、藤岡佑介「スーパーホーネット、ハイアーゲーム」
:【スワンS→マイルCS】の脚質転換が見事、良血馬の復活にもテン乗りで貢献。
1位、安藤勝巳『オディール、ダイワスカーレット、ダイワメジャー』
:ダイワ兄妹活躍の立役者、ただ上記3頭以外の制覇がなかった事は意外。
■【時の失笑騎手大賞】
3位、後藤浩輝「アポロドルチェ」
:1番人気G?敗退で半錯乱状態、GALLOPコラムも打ち切られ来年の迷走に注目。
2位、福永祐一「カンパニー」
:さすがにあの【天皇賞】直後とは言え、衝撃すぎる福島発言で一気のイメージダウン。
番外、蛯名正義『マツリダゴッホ』
:さすがにあのガッツポーズに共感できる人は一人もいません。
1位、四位洋文『ウオッカ』
:ケンカごしとしか思えない【JC】シンガリ待機、GPでは馬の方が嫌気を催したか。
■【秋のG?・的中難易度ランキング】
最簡11位【スプリンターズS】:『アストン−アディユ』で唯一順当だったG?。
入厩が遅れた『スズカフェニックス』にさえ手を出さなければまず獲れたレース。
10位【エリザベス女王杯】:大物回避で風向きは一気に『ダイワスカーレット』へ。
昨年度覇者『フサイチパンドラ』の2着復活が読めたかどうかが分かれ目に。
9位【ジャパンカップ】:『メイショウサムソン』の3着失落が痛い。
ただ『ムーン&ポップ』のワンツーはタテ目さえ押さえればまだ回収可能の域。
8位【菊花賞】:「アサクサキングス&アルナスライン」で中波乱の結果。
ただ1,2,3番人気にはそれぞれ不安があったので比較的まだ難易度はまし。
7位【JCダート】:まず第一条件が『ヴァーミリアン』から目をそらさない事。
ただ第二条件「フィールドルージュ」の猛攻を読むことは極めて困難だった。
6位【阪神JF】:このG?で6位だから今秋はタチが悪い。
上位馬が全てJF3原則「枠・体格・初戦勝ち」を満たしていた事が重要点。
5位【朝日杯FS】:全恩恵を複合させた「ゴスホークケン」の最内一気。
さらに気性難「レッツゴーキリシマ」のあっさり距離延突破で配当は全G?中2位。
4位【天皇賞】:大事故発生で当日ならず、その後にも影響を及ぼした甚大な一戦。
唯一の鍵は『アドムーン』にささやかれた調整不足の情報を仕入れていたかどうか。
3位【マイルCS】:その激突に巻き込まれた『ダイワメジャー』が怒涛の反撃。
しかも盾2,3着馬の敗退から盾の着順が全くアテにならない事がここで判明。
2位【秋華賞】:『ウオッカ、ベッラレイア、スカーレット』の明暗どうこうより、
「レインダンス」の2着引っ掛かりが一番読めない。
最難1位【有馬記念】:語るまでもなく1位な大乱戦。
メンバーが豪華だっただけに『マツリダ』の中山適性などに目が行くわけもなく。
総評:大波乱連発だった春とは変わって、
とにかく“嫌らしい決着”が多い秋シーズンになったと思います。
勝てそうな1番人気がスルッと消えたり2着に影の薄い馬が紛れ込んだり、
とにかく獲れるとこできっちり獲らないとひどいシーズンになったと思います。
個人的に振り返ると全体的には獲りこぼしが多かったのですが、
【スプリンターズ・菊】を含めた10月の4連勝などもあったので、
総合的には可もなく不可もない上昇余地ありのシーズンになったと思います。
よって来年も躍進目指して頑張りますので、また「時の予想」を温かく見守って下さい。(手振)
【時のRPG論(中)】
2007年12月29日 時の芸術鑑賞(Skate)◆【三大RPGとその特色】
一、「ドラゴンクエスト」 86年シリーズ開始、現在8作まで完成
☆特徴:リアリティを重視しない絵柄で「ゲーム」という雰囲気を全面に出している
☆物語:悲壮感が強い、主人公が喋らない事により一転してリアリティを重視している
☆音楽:担当「すぎやまこういち」、ゲーム音楽というよりスケール巨大な管弦楽
☆総合:シンプルな作風とリアルな物語の対比が強力、鳥山明のセンスも貢献大きい
☆末路:第5作まで超水準を維持し続けるも6以降すべてに渡って衰退、現在低迷中
二、「ファイナルファンタジー」 87年シリーズ開始、現在12まで完成
☆特徴:リアリティを全面に出した映画のような構成、戦闘システムも奥深く巧妙
☆物語:当然の如くリアリティ重視、三角関係から親友の裏切りなど何でもあり
☆音楽:担当「植松伸夫」、戦闘曲も秀逸だが「愛」をテーマにした曲は三強でも屈指
☆総合:ドラクエより深みが強く大人向け、キャラの個性も繊細に描かれている
☆末路:名作を出すと次作で必ずコケる悪癖がある、現在リアリティ暴発でファン逃走中
三、「ロマンシング・サガ」 92年シリーズ開始、全6作まで完成して停止中
☆特徴:自由制を最優先したシナリオで、展開から戦闘まで圧倒的な幅広さを持つ
☆物語:一本道になっていない、主人公も複数、一つ一つの出来事を楽しむ構成
☆音楽:担当は植松伸夫の弟子「伊藤賢治」、作風は似ているが水準はほぼ劣らない
☆総合:話が一筋でないので印象に残りにくいが楽しさを最大限追求した形といえる
☆末路:良作は1と2だけでシリーズ成功とは言い難い、が大作「2」の存在感が強烈
―――――――――――――――
第5位「ドラゴンクエスト3 〜 そして伝説へ…」
ここでこれを出すか、という突っ込みが来そうなほどゲーマーの中で神格化した名作。
発売日に学校をサボる子供が続出して社会問題となった事でも有名な作品です。
人気の理由はこれまでのRPGから音楽、世界観、システム、
すべてを著しくスケールアップさせてきた点。
そして最たる理由はやはり1、2と続いた物語の究極のオチが最後に待っている事です。
第4位「ファイナルファンタジー7」
国内売り上げ420万本、史上最も売れたRPGの栄誉を誇るFFシリーズの金字塔。
そして、スクウェアの長きに渡るエニックス(ドラクエ)への打倒が叶った瞬間でした。
物語の中心は、危機に瀕する惑星を守る軍団「アバランチ」と、
その惑星から生命力を搾取する大企業「神羅」、さらに星が人に放つ怪物「ウェポン」、
そして隕石衝突による惑星壊滅をもくろむ謎の男「セフィロス」による闘い。
おそらく「理解できる深さで奥の深い物語」としての最高傑作だと思います。
これより深くに行こうとするから今のRPGは駄目なんです。
TOP3は年をまたいで2008年の発表になります。
【ラジオNIKKEI杯2歳S’07】
2007年12月27日 時の競馬列伝―「ラジオNIKKEI杯2歳S」
【深海より来たる】
1着「サブジェクト」▲ :ペリエ、2:07.0、上がり35.3秒、4番人気
2着「サダムイダテン」 :安勝、2:07.0、34.7秒、1人
3着「メイショウクオリア」○:藤岡、2:07.0、35.2秒、6人
4着「イイデシンゲン」 7着「ダノンイサオ」◎ 8着「フローテーション」
馬連:1630円 3連単:42180円
最後は「サブジェクト」。
3番手から道悪・ペース・ペリエを味方につけて重賞初制覇。
【朝日杯】では大負けでしたが、やはり長い距離での落ち着いた戦闘が向く印象です。
ただ展開利も大、掲示板の内の4頭が4番手までにいた馬という徹底した前残り。
それだけに最後方から猛追した2着「サダムイダテン」の破壊力は目を引きました。
ただフォーティナイナーと言えば芝での代表産駒が「キネティクス」ですからね。
ダート転戦も含め、果たして今後どのような動向を見せるか注目です。
他、豊サマ「ダノンイサオ」やルメール「フローテーション」など、
人気馬はお決まりの道悪言い訳で着外転落。
まだ今年のクラシックに向けてのボルテージは例年ほど上がってきてはいません。
一方で1月6日【福寿草特別】には「ファリダット」様が出撃ですね、楽しみにしています。
―『第五十二回・有馬記念』
【不滅のナイトメア】
優勝「マツリダゴッホ」 :牡4、蛯名、2:33.6、上り36.3秒、9番人気
2着『ダイワスカーレット』○:牝3,安勝,2:33.8,上り36.6秒,5番人気
3着『ダイワメジャー』 :牡6,デムーロ,2:34.2,上り36.4秒,6番人気
4着「ロックドゥカンブ」:牡3、キネーン、2:34.3、上り36.5秒、4番人気
5着「ポップロック」△ :牡6、ペリエ、2:34.5、上り36.9、2番人気
6着「ドリームパスポート」 7着「レゴラス」
8着『メイショウサムソン』 9着「インティライミ」
10着『コスモバルク』 11着『ウオッカ』
12着『デルタブルース』 13着「チョウサン」
14着「ハイアーゲーム」 15着「サンツェッペリン 」
中山にそびえた恐怖の象徴「マツリダゴッホ」。
道中3番手から直線で早目先頭に立つと、誰も来ない、その映像のままでレース終了。
観衆の誰もがその光景を受け入れられず、これほど静寂な結末は初めて見ました。
どうにか勝因を分析すると、まず展開、馬場、コース適正など条件全てが味方した事。
さらに他の強豪の自滅、そしてこの馬の短期間での急成長、そしてやはり“SS”・・・。
とにかく今年これまでの競馬を全否定した以上、来年は健闘して頂かないと困ります。
2着にとうとう今年9戦全てで連を確保した美令嬢『ダイワスカーレット』。
ペースも決して恵まれたとは言えず、序盤で引っ掛かる最悪な展開での大健闘
来春のダート参戦など松国マジックさえ暴発しなければ、最終的に凄い存在になりそう。
3着にその兄『ダイワメジャー』、珍しく中団から強引にまくりましたが渋とく入線。
最後まで印象は地味でしたが、振り返るとこちらは驚かされてばかりでしたね。
種牡馬としても意外な健闘をしてくれそうです。
4着「ロックドゥカンブ」はさすがに位置的に不利でしたが、
上がりも上位3頭とは差なし、結局今年の3歳は最後まで「牝馬」でした。
見事伸びなかった5着「ポップロック」は個人的に断言して年齢ですね。
特にこのG?は高齢馬が突然ギブアップする名所なので、今年も出たなという感想。
展開は前有利とは言え、
「ドリームパスポート」は出遅れてさらに直線での不利から6着上昇。
さらに華のデビュー時から変わり果てた姿で現れたローエン弟「レゴラス」が7着。
それだけに8着『メイショウサムソン』は後方待機でも一切言い訳できませんね。
具体的には故意の待機というより、パドックでのヤル気のなさがそのまま出た待機。
完全に調整ミスですね、しかもステップを使わずにここ3戦に絞ったわけですから、
陣営は相当なマヌケです。
9着「インティライミ」は何事もなく沈没、あの連勝は一体何だったのか。
最後に11着『ウオッカ』、こちらが敗因不明のナンバーワン。
推測するならやはり疲労とでも言いましょうか。
春にライバルに一度先着して以降は、完全にコテンパにされました。
さて今秋のG?、何となく「難しい」イメージがありましたが、
実は馬連万馬が一度も出ない平穏な進行でした、ところが最後にドデカイ一撃が暴発。
特に「一強」で何の面白みもなかった昨年と違い、結構盛り上がってましたからね。
まあ勝った馬に罪はないですが、これで大分ファンが離れたなという印象。
まあ本格的にファンが離れるとしたら、
やはり来年『マツリダゴッホ』が負けまくった場合だと思いますが。
―『有馬記念』
【無音祭】
優勝「マツリダゴッホ」 :牡4、蛯名正義、2:33.6、9番人気
2着『ダイワスカーレット』○:牝3,安藤勝己,2:33.8,5番人気
3着『ダイワメジャー』 :牡6,デムーロ,2:34.2,6番人気
4着「ロックドゥカンブ」 :牡3、キネーン、2:34.3、4番人気
5着「ポップロック」△ :牡6、ペリエ、2:34.5、2番人気
6着「ドリームパスポート」▲ 8着『メイショウサムソン』◎ 11着『ウオッカ』
単勝:5230円 馬連:22190円 3連単:800880円
とても当日に回顧できる内容ではないので、明日の更新になると思います。
というより回顧できる自信もありません。
果たしてこれは幾重に重なる要因がもたらした結果なのか・・・・・・いえ、
結果は必ず要因から生まれるものですから解析するしかありませんね。
SSの死を含めて、
とにかく今までの「競馬」から何かが変わりつつあるような気がしてなりません。
【時の予想 − 有馬記念’07】
2007年12月22日 時の競馬列伝◆『有馬記念』
【難易度:七 ペース:M 頂上戦争】
◎『メイショウサムソン』
○『ダイワスカーレット』
▲「ドリームパスポート」
△「ポップロック」
×「インティライミ」
最後は◎『メイショウサムソン』が戴く。
前走で確かに傑出した存在ではない事が発覚したが、それでも堂々たる日本のエース。
今回は枠、年齢、鞍乗、コース、ローテなど条件全てが最高、もうミスは許されない。
本年けたたましい勢いで稼ぎまくった美令嬢○『ダイワスカーレット』だが、
何だかんだで2着を外さない世渡り上手さも、ここまで来るともう誉めるしかない。
今回も安勝に選ばれ何ら条件に不満なし、3牝が席巻した今年は最後も3牝が占める。
ワイド騎士▲「ドリームパスポート」は前回久々にしても負けすぎた印象だが、
一時は『メイショウサムソン』を凌ぐ力量を誇っていた馬。
元々日程は気にしない方で、ピークは確実に今、となればいつ反撃してもおかしくない。
他、実質【JC】で一番強い競馬をしたと思われる△「ポップロック」、
今回もペリエ鞍乗で中山道悪を好走態勢、ただ引き続き高齢だけが気になる。
ラストは前走敗因はすべて発汗のせいだったと決めつけて、
福永で見直し×「インティライミ」の5歳の今がピークだと思います一発まで。
斬『ウオッカ』は毎回脚余しを非難されながらも結局後方からの競馬で臨むはず。
さらに最大外のダブルクラッシュ、日程もややきつ目。
斬「ロックドゥカンブ」は3歳牡馬の中では強い馬だが、3歳牡馬自体のLVが疑問。
『ディープインパクト』唯一の国内敗戦からも3歳不利はすでに証明済み。
散々だった今秋のG?シリーズ、最後だけはかっさらいたいです。
では参りましょう・・・中山9R【有馬記念】は15:25の発走です。
【時の予想 − ラジオNIKKEI杯2歳S’07】
2007年12月22日 時の競馬列伝◆「ラジオNIKKEI杯」
【難易度:四 ペース:M 登竜門】
◎「ダノンイサオ」
○「メイショウクオリア」
▲「サブジェクト」
△「ランチボックス」
×「オリエンタルロック」
◎「ダノンイサオ」が本気。
2000mで安定したレースぶり、豊サマ確保も大きい。
斬「サダムイダテン」は現在人気爆発だが、フォーティナイナー産駒では怪しさ大。
斬「フローテーション」は前回倒した「ダンツキッスイ」が凡走連発で絶体絶命。
他の印はその他の馬たちということで。
意外と早くネットが繋がったので無理やり更新してみました。(爆終)
【時のRPG論(前)】
2007年12月18日 時の芸術鑑賞(Skate)ゲームは出来てもRPGだけは出来ないと言う女性がいました。
RPGに没頭する子供を見て何が面白いのかと呆れる大人もいました。
しかし彼らの嫌悪感をはるかに凌ぎ、子供たちの優越感は満たされていたはずです。
なぜなら心の中に、新たな世界がまた一つと生まれていたからです。
このRPG(ロールプレイングゲーム)は「ドラゴンクエスト」などに代表される、
自らが主人公となって世界を旅するテレビゲームの王道。
映画に勝る音楽、ドラマに勝るストーリー、
そして漫画に勝る個性的なキャラクターたちに彩られた世界を、
主人公として旅した記憶は一生消える事なく心の中に生き続ける事でしょう。
それでは今週は、私が最も完成度の高いRPGと信ずる、
「FINAL FANTASY ?」のリメイク発売を記念して、
個人的に好きなRPGランキングTOP7を綴っていきたいと思います。
―――――――――――――――
第7位「ドラゴンクエスト4 〜 導かれし者たち」
【人間に恋人を殺された魔王ピサロの野望を止めるべく選ばれた8人の物語】
「ドラゴンクエスト」は1と2と3が同じ世界の話なのですが、
その世界を初めて脱し、新世界に挑み、そして成功を収めた名作がこの4です。
音楽・ストーリーも3までの水準を維持する秀逸なものですが、
特に章が1〜5までに分けられ最終章で8人全員が揃うというシステムが極めて独特。
それにより「ドラゴンクエスト」の中で最もキャラの個性が活きた作品となっています。
暗い章、明るい章さまざまですが、やはり人気はお姫様がカベを蹴破って城を脱走し、
旅に出てしまうという衝撃的内容の第2章。
ちなみに先月リメイク発売され現在CM公開中、とんがり帽のコがそのお姫様ですよ。
第6位「ロマンシング・サガ」
【邪神サルーインと10の宝石デステニィストーンを巡る冒険者たちの運命】
プレーヤーの自由を最優先するという新コンセプトで、
「ファイナルファンタジー」を生んだ大企業スクウェアが打ち出した名作第一弾。
ストーリーの最中にプレーヤーは常に選択を求められ、
中には人を殺す選択肢など今考えればとんでもないアラだらけの作品でしたが、
私も当時はその自由性に魅せられてドップリとはまりました。
話が一筋になっていないだけに各イベントごとの関連性はないのですが、
「運命」をテーマにしているだけあってどれも奥の深い内容ばかり。
あと、このゲーム特有の「技」が実に格好よくて、覚える度に友達に自慢していました。
ちなみに「ロマンシング・サガ」は一昨年PS2でリメイクされたのですが、
映像・音楽は向上していてもやはり芯となるストーリーは超越できていませんでしたね。
次回は5位と4位を挙げます。
【愛知杯,フェアリーS,阪神C’07】
2007年12月16日 時の競馬列伝―「愛知杯」
【ラヴ・シ−カ−】
1着「ディアデラノビア」△ :牝5、ルメール、1:58.9、上がり34.0秒、4番人気
2着「ニシノマナムスメ」× :牝3、武豊、1:59.0、33.8秒、2人
3着「アドマイヤキッス」▲ :牝4、安勝、1:59.0、34.2秒、1人
4着「ピースオブラヴ」 :牝5、上村、1:59.2、34.8秒、11人
5着「マイネカンナ」 7着「アルコセニョーラ」◎ 8着「ディアチャンス」○
馬連:1470円 3連単:9270円
「ディアデラノビア」、炎の逆襲。
「シェルズレイ」大逃げのわりにペースは平穏、好位から猛然と突っ切りました。
かつては『ライン&メサイア&シーザリオ』ら超世代唯一の後継として期待されるも、
その後はまさかの1勝、今回も人気面で見離されましたが念願のG?2勝目達成です。
そして2着に豊サマの3歳牝馬「ニシノマナムスメ」。
上がり33.8秒は最速、重賞初挑戦でしたがG?級古馬に混じっての健闘です。
昨年制者「アドマイヤキッス」は3着、届き切れない面は相変わらず。
他、残りの3牝トリオ「マイネカンナ、ランペイア、アルコセニョーラ」は5、6、7着。
古馬がかなり層厚だった事を考えると勢いは持続させたと言えるでしょう。
―「フェアリーS」
【青×風×明×月】
1着「ルルパンブルー」▲ :吉田隼人、1:09.8、35.4秒、11人
2着「スワンキーポーチ」× :横山典弘、1:09.9、36.2秒、2人
3着「マイネレーツェル」○ :池添謙一、1:10.0、36.1秒、4人
4着「エーソングフォー」注 :戸崎圭太、1:10.0、36.8秒、6人
5着「エフティマイア」 6着「ビーチアイドル」◎ 9着「メイビリーヴ」△
馬連:8660円 3連単:161770円
「ルルパンブルー」がブービー射撃。
通過32.7秒の爆ペースで一斉に崩壊した先行集団をまとめて圏外送り。
中団から好伸した馬も数名いましたが全て圧倒、しかし11番人気とは意外でした。
ただ千四以上ではほとんど振るっていないので当面はスプリント専用となりそうです。
2着に素質馬「スワンキーポーチ」、今年1戦馬が強いのは低水準の証でしょうか。
同じく中団差しを狙った「マイネレーツェル」が3着、こちらも電撃専用機の感。
4着に砂上がり「エーソングフォー」、個人的に思い入れがあったので推しましたが、
フタを開ければ驚きの6番人気高騰、浜崎あゆみパワー恐るべし。
他、久々に入着した新潟王女5着「エフティマイア」、ここから再び返り咲けるか。
6着「ビーチアイドル」ですが−18kgの極限ダイエット炸裂はともかく、
序盤に突如減速してまさかのビリ大外ぶん回し、アイドルだけに波乱の多い展開です。
なお1番人気「メイビリーヴ」は何事もなく9着、本家『ビリーヴ』の影は遠いですね。
―「阪神C」
【焼け野原で君は…】
1着『スズカフェニックス』▲:牡5,武豊,1:20.6,34.1秒,1人
2着「ジョリーダンス」穴 :牝6、秋山、1:20.7、34.2秒、10人
3着「ブルーメンブラット」×:牝4、ルメール、1:20.7、34.0秒、5人
4着「エイシンドーバー」◎ :牡5、福永、1:20.8、34.6秒、2人
4着「ローレルゲレイロ」 :牡3、藤田、1:20.8、34.8秒、9人
6着「マイネルシーガル」 11着『フサイチリシャール』注 16着「ドラゴンウェルズ」
馬連:6010円 3連単:111090円
『スズカフェニックス』に仁川焼失す。
昨年よりさらに遅いペースでしたが、直線10番手から一気に全馬焼き払い完勝。
このコースでは脚質的に厳しいとの見方を、通常より前につけて見事焼殺しました。
それにしても豊サマ、厳しいと思えば豊マジック、いけると思えば逆マジック、
個人的に今年は散々泣かされた一年になりました。
そして2着に9番手から巻き込んできた6歳牝馬「ジョリーダンス」。
春は際立つ末脚を見せていましたが得意コースで好走、高齢でもまだ健在です。
3着も牝馬「ブルーメンブラット」は上がり最速、この調子なら来季は期待できそう。
後方から大勢がなだれ込んできたわりに4着が逃げた「ローレルゲレイロ」。
限界説が有力視されていましたが突如復活、戦友『ピンクカメオ』には朗報でしょうか。
同着「エイシンドーバー」は5番手からここぞという時にまさかの鈍伸。
展開はばっちりでしたが2走ボケでしょうか、初めて本命にしただけに残念です。
今シーズン…印はうまく回せていると思うのですが肝心の◎だけズレる苦境が続いてます。
なお今週ですが、私が最も完成度が高いと詠うゲームの発売を記念して、RPGの世界に触れます。
【時の予想 ― フェアリーS,阪神C’07】
2007年12月15日 時の競馬列伝◆「フェアリーS」
【難易度:八 ペース:H 冬の電撃】
◎「ビーチアイドル」
○「マイネレーツェル」
▲「ルルパンブルー」
△「メイビリーヴ」
×「スワンキーポーチ」
注「ハートオブクィーン」
穴「エーソングフォー」
◎「ビーチアイドル」に勝機。
ここ2戦1400mでの負けっぷりが逆に高評価、スプリントならこの馬が素質首位。
アイドルにふさわしい色男デムーロで年末タイトルはもらった。
○「マイネレーツェル」は先月狙い撃ちしただけに明日も追いたいところだが、
2走目に◎に完敗しているので対抗まで、ただスプリント適正はかなりのもの。
他、同じく1200mに限れば負けなしの吉田隼人テン乗り▲「ルルパンブルー」と、
血統優秀でもマイルマイルと来て距離縮疑問な△「メイビリーヴ」。
×「スワンキーポーチ」は1戦馬ながらも一部での評判は極めて上々、警戒は必須。
加えて同じく近2走距離延で失敗した函館王女穴「ハートオブクィーン」と、
最後はダート上がり穴「エーソングフォー」の受験の時よく聴きました一発まで。
斬「エフティマイア」の近走爆敗は一応の言い訳はつくが、さすがにブービーはきつい。
◆「阪神C」
【難易度:八 ペース:H 先行有利】
◎「エイシンドーバー」
○「ダンスフォーウィン」
▲『スズカフェニックス』
△「ドラゴンウェルズ」
×「ブルーメンブラット」
注『フサイチリシャール』
穴「ジョリーダンス」
◎「エイシンドーバー」が爆撃する。
5ヶ月ぶりの前【マイルCS】快走は驚き、地味に見えて意外と力を溜めているタイプ。
【阪急杯】勝利など同コースへの適応はお手の物、中団から冷静に差せる。
○「ダンスフォーウィン」はまだ昇級したての身だが近走の33秒台連発は秀逸。
1番人気は前走猛追してきた▲『スズカフェニックス』、今回は脚質的に脚余しの恐れ。
阪神得意△「ドラゴンウェルズ」の前走はペリエの好騎乗、騎手変でどう出るか。
他、見かけるたびにOP戦を好走している×「ブルーメンブラット」と、
走るか沈むか解読不能の注『フサイチリシャール』、ただ鮫島鞍乗時は危険度大。
最後は【阪神牝馬S】が強烈だった穴「ジョリーダンス」のまた秋山なの一発まで。
斬「マイネルシーガル」は見事後藤をポイ捨てしたが【富士S】組はその後振るわず。
斬「シンボリグラン」は昨年【阪神C】、【阪急杯】と狙ったが、今や悪夢の思い出。
斬「プリンセスルシータ」。プリンセスに小牧と来たか。
それでは本日【フェアリーS】は15:25、【阪神C】は15:45の発走です。
【時の予想 ― 愛知杯’07】
2007年12月14日 時の競馬列伝 コメント (2)◆「愛知杯」
【難易度:七 ペース:H 若さ VS 経験】
◎「アルコセニョーラ」
○「ディアチャンス」
▲「アドマイヤキッス」
△「ディアデラノビア」
×「ニシノマナムスメ」
注「トップセラー」
◎「アルコセニョーラ」が差す。
【秋華賞】で上がり4位をマークするなど、前走をあながち軽量勝ちとも言い切れない。
小回り得意、54kgも平気、まだ人気は出切らないはず。
強敵は【女王杯】から襲来するお姉さま方。
○「ディアチャンス」は前走底の浅さが出た印象もG?では強力、夏の活躍を買う。
▲「アドマイヤキッス」は相変わらず入着止まりの優等生、得意中京で前進期待。
△「ディアデラノビア」は実績一番、ただ条件が揃うと突如連を外す癖は脅威。
×「ニシノマナムスメ」は3連勝中でも重賞は初、実績面を少し疑う。
最後は今年いきなり売れた注「トップセラー」の蛯名に逃げられたわ一発まで。
斬「シェルズレイ」はいつの間にか暴走キャラが定着、テン乗りで今回も炎上必至。
斬「ヤマニンアラバスタ」は東原亜希のおかげで前走快走したが、距離短縮はどうか。
次週グランプリに向けて今週は一つでも獲りたいなと考えております。
明日【愛知杯】は15:35発走です。