【時の予想 ― マイルCS’07】
2007年11月17日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :『アストンマーチャン』の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】○ :ハイペース決め打ちで「アルナスライン」
?,【天皇賞】× :『アドマイヤムーン』の進撃は止められない
?,【女王杯】× :『スイープトウショウ』・・・
?,【マイルCS】 : ? ? ?
?,【JCダート】 :燃える竜騎士「ドラゴンファイヤー」を待ち受ける非情の運命
?,【JCターフ】 :もう後がない、『アドマイヤムーン』に残された最後の選択肢
?,【阪神JF】 :仁川を照らす魔道師「アロマキャンドル」の妖しき灯し火
?,【朝日杯FS】:謎の新星「フサイチアソート」の狙いと野望とその真意とは
◆『マイルチャンピオンシップ』
【難易度:十 ペース:H 波乱の余地】
◎『ピンクカメオ』
○「カンパニー」
▲『フサイチリシャール』
△『ダイワメジャー』
×「スーパーホーネット」
注「アグネスアーク」
穴「キングストレイル」
勝ちます、魅せます、薄桃姫◎『ピンクカメオ』。
歴史的な勢いで古馬陣営を侵食していく3歳牝馬、今週の刺客はもちろんこの馬。
【ローズS】では追撃した3頭が後に好走、【NHKマイルC】だけが真価ではない。
マイルは言うまでもなく最得意距離、輸送もすでに克服態勢で、再度貫通はもらった。
相手はやはり例年、圧倒的な権力を誇る【天皇賞】グループ。
中でも策士○「カンパニー」は不利は受けれど衝突を免れて3着に来た事が大きい。
【関屋記念】での大パフォーマンスですでにG?級は証明済み、得意京都で条件優位。
一時はドン底まで転覆した地上戦艦▲『フサイチリシャール』だが、
元はG?を切望されていた馬だけにここで復調できた事は実に大きい。
ペリエ鞍乗で先行力期待大、今まで落としてきた分をここで一気に取り返したい。
△『ダイワメジャー』の前走9着はぶつかられたにしろ、さすがに深刻な着順。
しかしここ一年でのマイルG?連覇の実績はまだ捨てがたい。
追い切りではここ3走の中では最好印象、後は前走の後遺症が出なければ。
近走突如として差し込んできた×「スーパーホーネット」だが、
共に33秒台連発で春の凡走時とは完全に覇気が違っている。
失態をほとんど演じた事のない淀で猛追準備は万端、後は藤岡佑介がどう乗るか。
他、力量的には最上位とも採れる存在でも前走衝突、
さらに調教でも衝突未遂と憑依的にツイてない注「アグネスアーク」の逆襲と、
ラストは本年勝春で好調、しかしここ2走は勝春で失敗した感が否めない、
元凶悪犯穴「キングストレイル」の岩田変更でどうにか内を突破できれば一発まで。
斬『スズカフェニックス』は春からしつこく書いてきたが、
手薄な短距離G?で得をしただけで、【安田記念】5着など案外大した馬でもない。
斬『ベクラックス』は日本馬があっさり好走をしてしまう米のマイルホース。
実績も乏しく、いくら未知数な外国馬でも手を出す必要性は感じられない。
斬「マイネルシーガル」は内枠が痛い、前走も凡馬に大量接近されており厳しい印象。
斬『コイウタ』はただでさえ一発屋がバレているのに、魔さかの1枠突入。
入着しただけで奇跡と言えそう。
今秋はまだ情熱女王の勝ちがないので明日は純粋に期待しています。
明日【マイルチャンピオンシップ】は15:40の発走です。
【時の予想 ― 東京スポーツ杯2歳S】
2007年11月16日 時の競馬列伝◆「東京スポーツ杯2歳S」
【難易度:七 ペース:H 平穏傾向】
◎「スマイルジャック」
○「ゴスホークケン」
▲「スズジュピター」
△「タケミカヅチ」
×「ダノンインスパイア」
注「メジロガストン」
◎「スマイルジャック」の画策。
悪く言えば一歩足りない、良く言えば連には確実に来る。
前走倒した「アポロドルチェ」が先週快勝で評価上昇、善臣操縦で2着はもらったか。
対抗○「ゴスホークケン」はデータ上では炸裂的に強い1戦馬だが、
勝春鞍乗と名前がやや出世しなさそうな点が難、1番人気を獲れれば怖い。
他、先週インタビューで滑って何とか挽回したい後藤ぶっつけ▲「スズジュピター」と、
切れ味がまさに一瞬しか出ないハイペース非歓迎△「タケミカヅチ」。
勝春に捨てられるもブゼン×アドベガで存在不気味な×「ダノンインスパイア」と、
ラストは逃げればまだ連対率100%注「メジロガストン」の誰も来ないで一発まで。
斬「リアルヴィクトリー」。未勝利勝ちは来た例なし。
斬「ダンツキッスイ」。シンボリクリスエス産駒は今が斬り時です。
「勝つと必ず故障する重賞」も今や「勝つと必ず落ちぶれる重賞」に変貌しましたね。
その【東京スポーツ杯2歳S】は明日15:30発走です。
【スイープトウショウ(前)】
2007年11月14日 時の競馬列伝ファンの視点からしか見た事がないので、
一般にこの馬がどう映っていたか分からないのですが、記憶に残る馬だったと思います。
調教、返し馬、枠入り、スタート、どれか一つでも欠けると致命的になってしまう。
しかもその全てが彼女の「機嫌」に掛かっている。
しかしその全てを乗り越えた時に繰り出される超次元的な末脚。
それが彼女の魅力でした。
ただ、私は彼女のあのワガママは単なる性格ではなく、
彼女が自分は歴史的名牝である事を実はよく知っていて、それゆえ周囲の男達に、
自分の思うがままに従ってほしかったのではないかと思っています。
つまりこの馬は生まれながらの「女王」だったという事になるかもしれません。
それゆえにファンや陣営の不安は尽きる事がなかったわけですが、
この馬への皆の愛情もその分とても大きいものになったのではないかと思います。
それでは、彼女の天才的戦績と、ワガママ一杯な歴史を年代別に振り返っていきます。
≪2歳時≫
◆「ファンタジーS’03」 【全滅のほうき】 優勝
初めてこの馬の名を見たのがこのレースの馬柱でした。
◎がズラリと並んでいて「凄い馬が出た」との見出しがありましたが、
私はキャリア1戦という事で自信満々に斬って競走後あっさりと自信喪失。
まさにあっさりな勝ち方でした、相手も不足しすぎていましたね。
◆『阪神JF’03』 【大外流星群】 5着(勝者ヤマニンシュクル)
1番人気に支持されるも直線で前が壁になり5着。
思い切ってカットした側からすれば、不利を受けてくれて命拾いしたという内容でした。
そして、この時すでに「何となく扱いづらそうな馬」というイメージが世間に浸透・・・。
次回は3〜5歳時を振り返ります。
【福島記念,京王杯2歳S’07】
2007年11月13日 時の競馬列伝―「福島記念」
【虹掛かりの丘で】
1着「アルコセニョーラ」△ :牝3、51、中舘、2:00.6、上り35.3秒、5番人気
2着「ナリタプレリュード」 :牡5、53、太宰、2:00.9、36.0秒、16人
3着「ヤマニンメルベイユ」穴:牝5、52、川島、2:00.9、36.5秒、9人
4着「グラスボンバー」× :牡7、57、勝浦、2:01.0、35.9秒、12人
5着「マイハッピークロス」○ 7着「タマモサポート」◎ 8着「サンバレンティン」▲
馬連:37290円 3連単:631340円
「アルコセニョーラ」疾走。
後方4番手から脚を伸ばすと最軽量をいかし独走、最後は0.3秒差の完勝でした。
【女王杯】はもちろん、先週の古馬レースでは3歳牝馬が制圧同然の連対ラッシュ。
もはや一刻も早く予想に取り入れる必要がありそうです。
なお、2着に配当を暴発させたダート馬「ナリタプレリュード」。
若き頃のターフ好走歴が鍵でしたね、しかし今年はターフ転向の成功が目立ちます。
3着にハイペースでも生き残った「ヤマニンメルベイユ」、同時に3連複も暴発。
対して人気馬「タマモサポート」は序盤から早々に引っ掛かり7着強没。
本命にしてしまいましたが、こういうキャラだとは全く知りませんでした。
さらに1番人気「サンバレンティン」は何の音沙汰もなく8着完滅。
福島なら絶対来るという神話もあえなく崩壊。
最後にハルカ弟「オースミグラスワン」は久々ながら12着惨敗。
復活はもう望めないのでしょうか。
―「京王杯2歳S」
【愚者の償い】
1着「アポロドルチェ」▲ :後藤、1:22.7、34.9秒、1人
2着「ドリームシグナル」 :小林、1:23.0、35.1秒、12人
3着「レッツゴーキリシマ」× :幸、 1:23.0、35.7秒、4人
4着「フォーチュンワード」◎ :松岡、1:23.2、34.9秒、6人
5着「ミッキーチアフル」 10着「ハートオブクィーン」△ 13着「エフティマイア」○
馬連:10400円 3連単:170230円
「アポロドルチェ」強襲。
雨にも関わらず外差し成功、終わってみればこちらも0.3秒差完勝でした。
なお後藤騎手がこれで計1000勝達成、しかし周囲の祝福にまさかの「別に…」連発。
辺りは一斉に凍り付き本人も真っ青、せっかくの晴れ舞台がぶち壊れちゃいましたね。
なお、2着に未勝利突破&テン乗りコバジュンの「ドリームシグナル」。
一体どこが買えたのか不明ですが、アグネスデジタル産駒は初年から好調です。
3着に安定しつつ弾け切れない4番人気の「レッツゴーキリシマ」。
本命の4着「フォーチュンワード」ですが、出遅れた末のシンガリ待機で即試合終了。
先週の事もあり絶対先行してくれる馬を選び抜いただけにショックでした。
5着にユタカ様でも来なかったシンボリクリスエス産駒「ミッキーチアフル」。
10着に道悪でも来なかった函館勝者「ハートオブクィーン」。
なお、牝馬最高人気「エフティマイア」は道悪にのめりつまづき13着失踪。
ここまで下手な馬は久々に見ました、稍重での快勝歴は一体何だったのでしょう。
てっきり今週の予想はなしと見てましたが、福島インフルは何事もなく終わりそうです。(ほんまかいな)
【エリザベス女王杯’07】
2007年11月12日 時の競馬列伝―『エリザベス女王杯’07』
【夢の最果て】
優勝『ダイワスカーレット』▲:牝3,安藤勝己,2:11.9,上り34.1秒,1番人気
2着 『フサイチパンドラ』 :牝4,ルメール,2:12.0,上り33.9秒,3人
3着 『スイープトウショウ』◎:牝6,池添謙一,2:12.2,上り33.9秒,2人
4着 「ディアデラノビア」× :牝5、武豊、2:12.5、上り34.0秒、5人
5着 「アドマイヤキッス」 :牝4、岩田康誠、2:12.5、上り34.0秒、7人
6着 『キストゥヘヴン』 7着「アサヒライジング」○
8着 「ディアチャンス」△ 9着「コスモマーベラス」
10着「タイキマドレーヌ」 11着『ローブデコルテ』
12着「デアリングハート」 13着「スプリングドリュー」
単勝:190円 馬連:850円 3連単:6290円
『ダイワスカーレット』また躍る。
またまたスロー、今度は先端から34.1秒を繰り出し半馬身差でまとめました。
終わってみれば今年のG?3勝は全て前残り的なパフォーマンスになりましたね。
『ベッラ、ウオッカ、カワカミ』達がいたらどうだったかという印象もありますが、
ただ強いのは確かなので、来年は牡馬に混じっての新パフォーマンスに期待します。
2着に昨年度覇者『フサイチパンドラ』。
昨年もそうでしたが本当にいつ走るか分からない馬、そして今回は走りました。
しかし展開に恵まれた【札幌記念】を含めても、今年はいいとこ全くなしでしたからね。
今回はルメールの開眼能力が発揮されたか、ただ次【JC】というのは理解しかねます。
そして永遠の女王様『スイープトウショウ』は3着でした。
中1週でも馬体絞れず、さらに標的より内を突いたのが少し響いた印象。
正直、最後までもどかしく終わってしまったのは確かです。
でもこの馬の場合、万全な状態や完璧な展開を作れることの方が稀なんですよね。
とりあえず今はおつかれさまと言いたいです、気持ちの整理はこの後つけます。
離れた4着「ディアデラノビア」、こちらは昨年の0.1秒差より大幅ダウン。
それを考えると同じく0.1秒差だった『スイープ』は頑張ってるんですよね。
ちなみに豊サマ感想「こんなスローになるとは」、これは勝者への恨み辛みでしょうか。
後は特に触れたい馬がいないので最後にしますが、7着「アサヒライジング」。
直線パッタリ、G?連続入着記録もまさかのストップ。
もう春の段階から気になってましたが、この馬、思ったよりモロいです。
まず周囲に馬がいる時点でダメ、2番手でも大逃げ追走の単機でないとダメです。
さらにもさっとスタートする事もあり、安全な面と裏腹の危険な面も持ち合わせています。
今回は条件ベストなだけに本当に無念な限り、とにかく来年も温かく見守ります。
冷静に考えると今年一番凹んだレースになってしまいました。
それでもめげずに前を向いて頑張っていきたいと思います。(って福島インフル大丈夫?滅)
―『エリザベス女王杯’07』
【夢の最果て】
1着『ダイワスカーレット』:安勝
2着『フサイチパンドラ』 :ルメール
3着『スイープトウショウ』:池添
7着「アサヒライジング」 :善臣
詳細は明日更新しますが、
これにて『スイープトウショウ』の引退が決まりました。
最後のレースだっただけに確かに馬体は減らしてきてほしかったですが、
たとえ減らしていても・・・・・・というような事は言いません。
史上最強の牝馬と信じているファンとしてそういった事だけは絶対言いません。
まだ一戦くらい行けるのではという思いも確かにありますが、
2歳から活躍していた牝馬が6歳秋まで走っている事自体が異例ですし、
賞金を7億超稼いだ馬に「もっと走れ」と言う事はもう誰にも出来ないと思います。
今後は女王サマにふさわしい好き放題の生涯をのうのうと送って頂きたいと思います。
「長かった」というより「本当にいなくなるのか…」という呆然とする想いの方が強いです。
気を取り直して今週は3編ほどに渡って『スイープトウショウ』特集を行いたいと想います。
【時の予想 ― エリザベス緊急変更版】
2007年11月11日 時の競馬列伝◆『エリザベス女王杯』
【難易度:六 ペース:H 大物回避】
◎『スイープトウショウ』
○「アサヒライジング」
▲『ダイワスカーレット』
△『ディアチャンス』
×「ディアデラノビア」
『ウオッカ』が右後脚異常のためにドタキャンするという大事件が起きましたので、
予想を『ウオッカ』→同じ差し馬の「ディアデラノビア」に変更します。
なお予想内容は昨日の更新をご覧ください。
大半の人が本命にしていた馬なので影響力は莫大ですね。
なおこれで『スイープトウショウ』の勝率は上がったわけですが、
個人的には全く嬉しくありません、出てきても倒すつもりでいましたから。
【秋華賞】が変な展開に終わった時、「またやり直せばいい」のような声もありましたが、
やはり揃った時にきちんと対戦しておかないと二度と揃わないものなんですよね、豪華メンバーは。
【時の予想 ― エリザベス女王杯’07】
2007年11月10日 時の競馬列伝
?,【スプリンターズS】○ :『アストンマーチャン』の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】○ :ハイペース決め打ちで「アルナスライン」
?,【天皇賞】× :『アドマイヤムーン』の進撃は止められない
?,【女王杯】 : ? ? ?
?,【マイルCS】 :次なる標的は誰・・・裏切り紳士「カンパニー」の魔道計略
?,【JCダート】 :緋紅騎士『ヴァーミリアン』に彩られし府中をまたぐ砂王道
?,【JCターフ】 :栄誉を懸けろ、『メイショウサムソン』VS『ディラントーマス』
?,【阪神JF】 :少女の夢を押し流す怪鳥「オディール」の黒き涙
◆『エリザベス女王杯』
【難易度:四 ペース:H 全面戦争】
◎『スイープトウショウ』
○「アサヒライジング」
▲『ウオッカ』
△『ダイワスカーレット』
×「ディアチャンス」
◎『スイープトウショウ』・・・。
今さら特に語る事もないが、ここ何年間かはこの馬に全身全霊を懸けてきたつもり。
6歳の身で勢い止まらぬ3歳牝馬より+2kgで挑むのは確かに辛いが、
史上最強の称号が欲しいのならそのくらいは乗り越えるべきと思う。
とにかく全ての力を出し切って欲しい。
力量的には◎『スイープトウショウ』だが、
条件的にならひいき目なしに○「アサヒライジング」が強い。
何と言ってもG?7戦して平均着順が3.1、前哨戦が参考にならない完全本番タイプ。
しかも今回は調子・距離・年齢・展開、すべて完璧、「ハルカ」以上の着順も狙える。
残るはやはり3歳強靭コンビ▲『ウオッカ』&△『ダイワスカーレット』。
これまでのレース内容からすればやはり優勢は▲『ウオッカ』と見る。
ただ毎年声を大にして言うがこの時期の力関係は3歳よりも古馬が上、
しかし今日の3場を見るとやはり今年の3歳牝馬の力量はケタが違っている。
進攻をどこまで食い止められるか。
ラストは好走続く【札幌記念】追い込み組から、
ペース速まれば横典必殺の2着ありそう×「ディアチャンス」の食い込みまで。
毎年このレースに限っては臨む姿勢が少し違うんですよね…。
明日【エリザベス女王杯】は15:40発走です。
【時の予想 ― 福島記念,京王杯2歳S’07】
2007年11月9日 時の競馬列伝◆「福島記念」
【難易度:十 ペース:S 大混戦】
◎「タマモサポート」
○「マイハッピークロス」
▲「サンバレンティン」
△「アルコセニョーラ」
×「グラスボンバー」
注「オースミグラスワン」
穴「ヤマニンメルベイユ」
◎「タマモサポート」が死に導く。
福島2/2連対、ハンデも手ごろ、先行馬極少で前残りのチャンス。
他、前走「ダンスアジョイ」ら強豪を倒した事が自慢な○「マイハッピークロス」に、
福島では迫力が豹変する58キロ▲「サンバレンティン」と、
3歳牝馬代表として臨む【紫苑S】制者△「アルコセニョーラ」。
さらには2走目でどこまで変わるか爆弾親父×「グラスボンバー」と、
能力あるもここはさすがに厳しそうなハルカ弟注「オースミグラスワン」に加えて、
最後は穴「ヤマニンメルベイユ」の私も一応先行馬よ一発まで。
斬「アサカディフィート」。後ろからは届かない。
◆「京王杯2歳S」
【難易度:八 ペース:H 牝馬優勢】
◎「フォーチュンワード」
○「エフティマイア」
▲「アポロドルチェ」
△「ハートオブクィーン」
×「レッツゴーキリシマ」
注「ホッカイカンティ」
◎「フォーチュンワード」の一撃。
ようやく現れた大型牝馬、先行×松岡でここは必勝態勢だが、
前走で評判馬「スマイルジャック」を倒して【阪神JF】もすでに射程圏に入れている。
他、【新潟2歳S】まで3連勝を決めて戦績に乱れなき○「エフティマイア」と、
去年の先輩のように牝馬に押されるのだけは避けたい牡馬代表▲「アポロドルチェ」。
前走圧巻△「ハートオブクィーン」は距離延長が最大課題、だが雨はいい。
加えて1400mでなら安定している先行馬×「レッツゴーキリシマ」と、
最後は通常ならアウトでも全体水準が低いので1戦馬注「ホッカイカンティ」を採用。
斬「ミッキーチアフル」。シンボリクリスエス産駒というだけで斬ってみる。
斬「ミリオンウェーブ」。小牧というだけで斬ってみる。
今週は風邪でフラついていたので、かなりヤッツケ予想になりました。
明日【福島記念】は15:20から、【京王杯2歳S】は15:30からです。
【イーストロード2】
2007年11月8日 時の小説(旧)「イースト・ヘイト」
薄暗い闇の中で目を覚ます。
隣の部屋から、韓国語を話す女の声が聞こえてくる。
私の眠りは、あの声によって妨げられたのだろうか。
先日、隣に越してきた一家の妻である。
入居してきた当初から窓を開け放ち、ありとあらゆる騒音を昼夜提供している。
今日も夫と請求書の支払いに関してもめているのだ。
一度だけ、この女と廊下ですれ違った事がある。
何とみすぼらしい女かと思った。
あたかもこの世にありうる希望の全てを捨て去ったかのような風貌をしている。
こんな女を抱いている男がいるというのも信じられない。
全てを捨てたこの女と、全てを欲するあの女とでは、どちらが醜いと言えるだろう。
いや、実際はこの女の心も、欲望にまみれたまま生きているのだ。
【AGT共和国杯,ファンタジーS’07】
2007年11月4日 時の競馬列伝―「アルゼンチン共和国杯」
【稲光り】
1着「アドマイヤジュピタ」注:牡4、54、 村田、2:30.9、上がり35.1秒、2番人気
2着「トウカイトリック」× :牡5、57.5、善臣、2:31.0、34.9秒、10人
3着「リキアイサイレンス」 :牡6、52、 後藤、2:31.1、34.9秒、9人
4着「ダンスアジョイ」▲ :牡6、54、 角田、2:31.1、34.5、4人
5着「ヤマニンアラバスタ」 8着「ネヴァブション」△ 14着「トウショウナイト」○
馬連:6770円 3連単:175250円
「アドマイヤジュピタ」放電。
2番手から完勝、昨年から注目されていた素質馬がついにG?まで上り詰めました。
しかもテン乗りでの制勝、グランプリを狙うそうですが来年は特に期待できそうです。
2着にこちらもテン乗りだった幻影術師「トウカイトリック」。
実績首位で10番人気は低すぎでしたね、今後の長距離戦でまた活躍できる予感。
突如開花した「リキアイサイレンス」が3着、こちらは出遅れや直線不利などあり。
最速上がり4着「ダンスアジョイ」は位置悪く脚余し、しかし上位は不利が多いです。
凄まじい末脚を見せつつラストはしっかり止まった「ヤマニンアラバスタ」が5着。
気になるのは「ネヴァブション」、「トウショウナイト」など、
春の好走メンバーがぐったりとしている点、単純にレベルが低かったのでしょうか。
それにしてもあれだけ先行有利を強調した予想をしたのに、
本命「ダークメッセージ」が後方3番手にいた事には笑うしかありませんでした。
―「ファンタジーS」
【決して叶わぬ夢】
1着「オディール」△ :安勝、1:21.1、34.2秒、4人
2着「エイムアットビップ」○ :福永、1:21.3、35.7秒、1人
3着「エイシンパンサー」× :秋山、1:21.4、34.2秒、2人
4着「ビーチアイドル」▲ :四位、1:21.6、34.5秒、5人
5着「チェレブリタ」 8着「マイネレーツェル」◎ 11着「ドリームローズ」注
馬連:900円 3連単:9190円
「オディール」が対空砲撃。
大逃げに転じた「エイムアットビップ」を番手から確実に捕らえて優勝。
展開としては最高でしたね、上がりも第2位と申し分ない快勝。
2着にラスト1Fで緊急停止した「エイムアットビップ」。
さすがに飛ばしすぎたか、しかし主戦は本番での逃げ戦法も匂わせています。
3着「エイシンパンサー」は秋山テン乗りの割にはよく走った印象。
しかし【新潟2歳S】組はその後も上位に来ますね、来週は勝者が出ますがどうでしょう。
+20kgの激太りで一斉に男に逃げられた4着「ビーチアイドル」。
この敗退は本当に久々分だけでしょうか、次走マイルではどうでしょう。
最近の予想ではかなり自信があった方ですが「マイネレーツェル」は8着完敗。
しかも恐怖の後方3番手→大外ぶん回しのスーパーコンボ、もう勝手にして下さい。
人気馬「ドリームローズ」も末脚不発11着、やはりこの重賞は前が強いです。
最後に今年の2歳牝馬についての見解ですが、やはり抜けた馬がいない印象ですね。
さらに【阪神JF】の好走キーワードである大型馬もほとんど見かけず。
こういう年は確実と言っていいほど荒れるのですが、さてどうでしょう。
まあ『スイープトウショウ、ラインクラフト』がいた年でもしっかり荒れましたけどね。(瞬滅)
【イーストロード1】
2007年11月3日 時の小説(旧) コメント (2)「イースト・プロローグ」
時々、ここは世界のゴミ箱ではないかと思う。
昼夜うごめく工場の群、欲望に浸り溺れる若者達、生気の無い大人達の顔。
田舎の過疎地帯になら、まだ老人と田園に作られた静寂という名の救いがあるだろう。
だがこの町に救いは一つもない。
ただ時が止まったままの廃墟の町。
自力で抜け出すまで、救われる事など決してない。
そう、ここは世界のゴミ箱なのだ。
東京に来て、もう二年の月日が流れる。
私の静かなる歩みなど、気を許せばあっという間にこの闇に飲まれてしまいそうだが、
それでも記そうと思う。
この二年、堕落と快楽の記憶。
【時の予想 ― AGT共和国杯,ファンタジーS’07】
2007年11月3日 時の競馬列伝◆「アルゼンチン共和国杯」
【難易度:八 ペース:S 先行有利】
◎「ダークメッセージ」
○「トウショウナイト」
▲「ダンスアジョイ」
△「ネヴァブション」
×「トウカイトリック」
注「アドマイヤジュピタ」
もう一度◎「ダークメッセージ」。
スロー×前残り濃厚、ここは差し馬の中でも比較的前へ行けるこの馬から。
休養明け2戦は完敗でも調子は徐々に上向き、55kgで一発期待。
他、たった3頭しかいない先行馬から昨年度覇者○「トウショウナイト」と、
【京都大賞典】が高ポイントでも脚余しが多い初東京▲「ダンスアジョイ」。
△「ネヴァブション」は前走案外でも素質は確か、出遅れはもってのほか。
加えて休み明けでも外せない【天皇賞】僅差3着×「トウカイトリック」と、
村田テン乗りがちょっと余計な先行馬注「アドマイヤジュピタ」の稲妻一発まで。
斬「チェストウイング」はこの春一度◎を打ったが、あまりの凡走に閉口済み。
斬「ヤマニンアラバスタ」はさすがに条件厳しい、全盛期と比べて末脚も今一歩。
◆「ファンタジーS」
【難易度:七 ペース:H 女傑への登竜門】
◎「マイネレーツェル」
○「エイムアットビップ」
▲「ビーチアイドル」
△「オディール」
×「エイシンパンサー」
注「ドリームローズ」
◎「マイネレーツェル」で行ける予感。
初戦に○を撃退、2戦目に▲と接戦、3戦目に脚余しとまだ底を見せていない。
さらに2歳戦の最重要キーワードである「初戦勝ち」を収めている数少ない一頭。
血統的にも距離延歓迎、人気薄ならチャンス。
他、順当に駒を進めてきた逃げるデジタル産駒○「エイムアットビップ」と、
高素質を使って久々&初距離突破を狙う▲「ビーチアイドル」。
さらに前走はスタートロスでなかった事にしてほしいアンカツ×「オディール」と、
恐怖の秋山テン乗りながら混合重賞好走を掲げる△「エイシンパンサー」に加えて、
豊サマを射止めた注「ドリームローズ」の出遅れもアリでお願いします一発まで。
斬「チェレブリタ」。小牧さんはちょっと・・・。
日曜【AGT共和国杯】は15:35から、【ファンタジーS】は15:45からです。
【武蔵野S,スワンS’07】
2007年10月31日 時の競馬列伝 コメント (3)―「武蔵野S」
【沼の主】
1着「エイシンロンバード」 :牡5、吉田豊、1:35.5、上がり35.7秒、9人
2着「ワイルドワンダー」◎ :牡5、蛯名、1:35.6、35.4秒、1人
3着「トーセンブライト」 :牡6、藤田、1:35.8、35.5秒、6人
4着「フィールドルージュ」▲:牡5、横典、1:35.8、34.8秒、3人
5着「イブロン」○ 9着「ロングプライド」△ 11着「シーキングザベスト」×
馬連:3990円 3連単:134410円
雨に踊った「エイシンロンバード」。
絶不良の泥馬場を逃走すると、断然人気「ワイルドワンダー」を押さえ込み優勝。
確かに2走前にも道悪での逃げ切りがありましたが、あくまでも条件戦での話。
馬連より単勝の方が高いという珍配当と共に、陣営は【JCD】にも意欲を見せています。
そして単勝1.7倍の夢馬券を雨のもくずと消した2着「ワイルドワンダー」。
ここは確実に決めてくると思いましたが、雨の影響もあったでしょうか。
しかし今年はダート最前線にいる馬が思わぬ格下に敗北を喫するケースが多いです。
3着にこちらも人気薄、昨年9着から大幅に浮上した「トーセンブライト」。
4着に今回はまくり戦法が今ひとつ弾けなかった「フィールドルージュ」。
心配なのは走るたびにどんどん士気が下がっている3歳馬「ロングプライド」。
ただでさえダート界不調の中で若馬がこれでは、先が思いやられます。
なお昨年度快勝「シーキングザベスト」はダート初の2桁着順に撃沈。
そして月曜の電撃発表をもって、ここをラストに颯爽と引退してしまいました。
―「スワンS」
【眠り姫の思想】
1着「スーパーホーネット」×:牡4、藤岡、1:20.7、33.9秒、3人
2着『フサイチリシャール』 :牡4,福永,1:20.7,34.8秒、10人
3着「ドラゴンウェルズ」 :牡4、ペリエ、1:20.8、34.7秒、5人
4着『スイープトウショウ』◎ :牝6,池添,1:21.1,35.0秒,4人
6着「キングストレイル」▲ 14着『アストンマーチャン』○
馬連:12050円 3連単:211850円
コレ、一言で言うと「調教」でしたね。
+18kgという値でこの5ヶ月、女王様がいかにゴネてたか完全にバレた印象ですが、
意外だったのは出遅れたにも関わらずハイペースを5番手につけた池添騎手。
昔【ローズS】でも同じ事をして反省していたのを覚えているのですが、まあ、
とりあえず無駄なく追い切りたかったんでしょうね。
と、お世辞にも真剣に挑んできた印象は受けませんでしたが、
それでも快速『アストンマーチャン』や同歳「ジョリーダンス』を押さえて、
サラッと4着を確保するところなどは相変わらずだったので、
まあ次頑張りましょうかということでOKにします。
ワガママって押し通すと本当に通っちゃうから怖いんですよね。
【秋の天皇賞’07】
2007年10月28日 時の競馬列伝―『天皇賞・秋』
【ある秋の晴れた日に】
優勝『メイショウサムソン』▲:牡4,武豊,1:58.4,上り34.6秒,1人気
2着 「アグネスアーク」 :牡4、吉田、1:58.8、34.7秒、7人気
3着 「カンパニー」注 :牡6、福永、1:58.8、34.6秒、6人気
4着 「ポップロック」○ :牡6、ペリエ、1:59.0、34.4秒、4人気
5着 『コスモバルク』 :牡6,五十嵐,1:59.1,35.7秒,11人気
6着 『アドマイヤムーン』◎ 7着 「シルクネクサス」
8着 「チョウサン」× 9着『ダイワメジャー』△
10着「ブライトトゥモロー」 11着「ローゼンクロイツ」
12着『デルタブルース』 13着『シャドウゲイト』
14着「エイシンデピュティ」 15着「マツリダゴッホ」
16着『ボンネビルレコード』
単勝:290円 馬連:4970円 3連単:183380円
『メイショウサムソン』、他を寄せ付けず。
4番手の待機から、直線では一気に上がり第3位の脚を放って2馬身半差の勝利。
完勝でした、次走【ジャパンカップ】での1番人気は間違いないでしょう。
ただ『コスモバルク』の斜行をきっかけに勃発した、
「エイシンデピュティ」発の衝突連鎖によって上位勢は大混乱。
その激突をまともに食らった7番人気「アグネスアーク」が2着。
前日に大量買いを受けての1番人気という事で話題になりましたが、
大きな不利を受けての2着ですからやはり秘めた力を持っていたのでしょう。
3着「カンパニー」は衝突は免れるも斜行を被弾。
一時、私は血眼でこの馬を追っていた時期があったのですが、
ようやくここで走ったかという印象、次走【マイルCS】では最有力の一角となりそうです。
4着「ポップロック」の敗因はペリエらしからぬ戦略ミス。
思い切って2着を中間から狙うのかと思いきや、謎の後方3番手待機で残念な脚余し。
5着に今回の影の主役とも言える『コスモバルク』と五十嵐騎手。
この馬自体の被害はあまりないので、本来ならもっと下位だったのではという印象。
ただ過去に何度も同じ件があったという事で、解決策は迅速に求められると思います。
そして月将『アドマイヤムーン』はまさかの着外6着。
敗因として上げるならやはり調整不足、そして東京との相性でしょうか。
ただこの馬も大外で衝突を被弾、どのくらい影響したかは定かでありませんが。
しかし香港白紙で次はどうするのか、このまま来春引退という話にも疑問符がつきます。
他、まさかのシンガリ待機を見せつけた8着「チョウサン」。
最近妙な脚余しが流行ってますね、ただそのおかげで衝突は免れましたが。
さらに9着『ダイワメジャー』、これはそろそろ終幕が近づいてきたか。
ただ東原亜希が暴露したアンカツの「馬鹿じゃないのか」発言が示すように、
この馬にとっては直線でぶつかられた影響の出が大きかったのかもしれません。
最後に直線で弾丸化した14着降着「エイシンデピュティ」。
斜行した『コスモバルク』に驚き、すごい勢いで横に逃げて馬群に突進。
しかしこの馬の気弱さも半端じゃないですね、課題を残す競馬だったと思います。
最後に総括すると、
確かに『メイショウサムソン』は不利なくとも勝者だったと思いますが、
上位の大半が衝突に関わった事で「得した」イメージが付随してしまった事が残念です。
さらに問題は衝突された馬の各々にどれくらいの影響があったのか分からない事。
体勢への影響、精神ダメージの是非、ぶつかられ具合など判断しにくい詳細がずらり。
この集団がなだれこむ次のG?では予想が困難を極めそうです。
そして5週連続的中は・・・ニコニコ週間と共にサヨウナラ〜。(涙拭)
【時の予想 ― 秋の天皇賞’07】
2007年10月27日 時の競馬列伝 コメント (2)
?,【スプリンターズS】○ :「アストンマーチャン」の一徒に賭ける
?,【秋華賞】× :「ベッラレイア」の祝福
?,【菊花賞】○ :ハイペース決め打ちで「アルナスライン」
?,【天皇賞】 : ? ? ?
?,【女王杯】 :女優駿『ウオッカ』に課せられた美令嬢討伐の最大使命
?,【マイルCS】 :薄桃姫『ピンクカメオ』のらぶりー奮闘記その2
?,【JCダート】 :失われた輝きを求めて…「シーキングザダイヤ」の長き旅
?,【JCターフ】 :高ぶる浮遊城『アサクサキングス』,今度は府中爆撃か
◆『天皇賞・秋』
【難易度:五 ペース:M 台風一過の陣】
◎『アドマイヤムーン』
○「ポップロック」
▲『メイショウサムソン』
△『ダイワメジャー』
×「チョウサン」
注「カンパニー」
◎『アドマイヤムーン』の進撃は止められない。
正真正銘の世界レベル、ここは8分の出来と見ても、
世界を飛び回った挙句にテン乗りで道悪を制した【宝塚記念】よりはよほどマシ。
条件ベスト、岩田も二度目で連外はまず考えられない。
相手はペリエ○「ポップロック」。
前【京都大賞典】は久々と斤量を考えると上々の出だし、3着馬も菊で好走。
道悪と展開を生かしていかにもペリエが2,3着に運んできそうなムードも充満。
ただ今まで『ムーン』への再三の勝機を逸したのは不満、5歳なら逆転も考えたが…。
人気の上では天敵を逆転している2冠馬▲『メイショウサムソン』だが、
これまでの経験から共にぶっつけの2強がワンツーという場面はやや想像し難い。
休養明けは比較的苦手な印象、豊サマが憎き『アドマイヤ』をどう追い詰めるか。
△『ダイワメジャー』は前走ついに終わったかと思わされたが、
59kgと乱ペースを考慮するとどちらかと言うと気の毒だったという印象。
昨年負けた【安田記念】を制するなど上がり目もある、ただ大目に見てここまで。
条件馬から一気にレコードホースに転身した×「チョウサン」、
しかしここが真の試金石、先行なだれと横典マジックが連対確保の最低条件。
ラストは前走圧巻、でもどう動くのかさっぱり読めない、
裏の権力者注「カンパニー」の信じるも信じないも貴方次第です一発まで。
斬「マツリダゴッホ」はここまで勝てるところを落としすぎ、G?ではきつい。
斬「シャドウゲイト」はドロ馬場だったら一考したが、
明日は朝から晴天で馬場はおそらく稍重、ある意味天に見離された。
まさか今日の【武蔵野S】が外れるとは思いませんでした。
5週連続的中へ!【秋の天皇賞】は明日15:40発走です。(まだ言うか)
【時の予想 ― 武蔵野S,スワンS’07】
2007年10月26日 時の競馬列伝◆「武蔵野S」
【難易度:三 ペース:H 軸不動】
◎「ワイルドワンダー」
○「イブロン」
▲「フィールドルージュ」
△「ロングプライド」
×「シーキングザベスト」
注「ビッググラス」
◎「ワイルドワンダー」必勝。
【JBC】は無念の除外となったが、【JCダート】では間違いなく人気を集める一頭。
今春に完全に本格化、ここ3連続で重賞連対中だが、ここは確実に決めてくる。
他、東京ダートマイルパーフェクト連対中の後藤○「イブロン」と、
成績が横典のまくり戦法で安定してきた▲「フィールドルージュ」に加えて、
近2走案外もここで走れば挽回できる3歳主将△「ロングプライド」。
ラストは7ヶ月ぶりでも鉄砲勢が強いこの重賞でなら、
昨年制者×「シーキングザベスト」とフェブラリー最先着注「ビッググラス」まで。
斬『カフェオリンポス』は斤量が57.5を上回ると途端に嫌気を催す傾向がある。
走るのはハンデが無効化されるG?だけ。
斬「ユノナゲット」は東京ダート10連対の爆記録を持つが上り馬として久々がどうか。
◆「スワンS」
【難易度:七 ペース:H ハイレベル】
◎『スイープトウショウ』
○『アストンマーチャン』
▲「キングストレイル」
△「ジョリーダンス」
×「スーパーホーネット」
注「マイネルスケルツィ」
◎『スイープトウショウ』とどこまでも。
まさかここでお会いできるとは思わなかったが、久々千四で怖いもの見たさは十分。
もちろん年齢や距離など強い事は言えないが、もうそのような詳細は眼中にない。
最後に一つ擁護すると、この馬はこれまでの京都9戦全てで最速上がりを出している。
強敵はやはりピチピチ3歳馬○『アストンマーチャン』。
ただこの夏から暴走癖が強化され千二でもギリギリの印象、沈む伏線はある。
他、ここ2戦好内容でも信用していいのか未だに怪しい▲「キングストレイル」と、
春大活躍で久々も動ける突っ込み6歳牝馬△「ジョリーダンス」。
×「スーパーホーネット」はOPとG?での強弱の差が激しい馬、緩和されれば。
最後は迷ったが注「マイネルスケルツィ」の強い1枠されど柴山一発まで。
斬「ブラックバースピン」は近走スプリントでそこそこ走ったが、
あくまで力関係はスプリント<マイル、電撃界での戦績はあてにできない。
斬『フサイチリシャール』は無謀なローテがたたって復調の兆しなし。
「ここで走らなきゃ困る」とコメントの松国先生、それはこっちのセリフです。
台風の突発出現で天気がまったく読めませんね。
明日【武蔵野S】は15:40から、【スワンS】はその5分後です。
【無限小説「イーストロード」開通のおしらせ】
2007年10月25日 時の小説(旧)来週より時の小説・第二弾「イーストロード」の連載を開始します。
この小説は連載回数を定めずに延々と連載されていくものです。
なお主人公は以前連載した「夙川の一年」と同じ彼、
東京を舞台として、主人公が夙川を去った直後から物語は始まります。
連載は不定期ですが、50回を目標に頑張っていきたいと思います。
【時の予想 ― ANALYSIS】
2007年10月24日 時の競馬列伝せっかく連週で当たっているので、
当たっている間しか出来ない企画をということで、
今日は「時の予想」を自分で分析してみたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――
◆「時の予想の傾向」
一,【本命線である】
オッズはほとんど意識しません。
意識しないと自ずと上位人気の馬ばかりに印が回ってしまうので、
必ず有力馬の誰かを思い切って斬り落とす努力はしています。
近年、私の予想に「時々穴を開ける」イメージが付着してきた印象もありますが、
おそらくそれは「オッズを見ずに人気薄の馬を狙う事」により、
万馬券は多く獲得できるものだからと思います。
二,【上昇馬<実績馬】
私の予想スタイルは「どの馬が強いか」を実績から徹底的に洗う事なので、
実績自体ほとんどないポッと出の馬は嫌う傾向にあり、
実績豊富な馬なら近走不振でもとことん手を出します。
つまり実績が積もり積もって到達する古馬G?は一番得意とする分野で、
逆に2,3歳戦などの「その1レースにおける各馬の適正」を、
見極める必要があるレースは極めて苦手です。
ただ最近2,3歳戦が時折獲れるようになってきたので、成長の証かもしれません。
三,【データを重視】
もちろん登録してきた馬のデータではなく、
その重賞に過去何十年間出走した全馬のデータ、言い換えると長きに渡る実績です。
「どの脚質が強いか」「荒れるレースか」「キャリアは必要」か、など。
ただ近年はSS死去によってかなりデータが狂い始めているので、
その辺りの修正も最近は何とか行っています。
あと「4・6歳は強いが5歳は弱い」など意味不明なデータは当然信用しません。
四,【牝馬に強い】
これは完全に謎です。
年に一度必ず万馬券を獲っているというのが私の自慢ですが、
『オースミハルカ、スイープトウショウ、ピンクカメオ』など、
獲った馬券はなぜか全て牝馬が軸になっているものばかりでした。
今後もG?などで私が大穴牝馬を提示してきたら何かが起こる予兆かもしれません。
◆「時の予想の難易度グラフ」
難易度 軸馬候補の数 連対候補の数 今年の例
一 1頭 5頭未満 【去年のジャパンC◎ディープ】
二 1頭 5〜6頭 【府中牝馬S◎アサヒ】
2頭 5頭未満 【秋華賞◎ベッラ○ダイワ】
五 一と十の中間 【北九州記念◎アストン】
八 4〜5頭 6〜7頭 【デイリー杯◎シャランジュ】
5頭以上 5〜6頭 【富士S◎マイケル】
十 5頭以上 8頭以上 【菊花賞◎アルナス】
◆「時の予想のペース」
逃げ・先行・差し・追込の数からS〜Hを予想。
ただ裏をかく騎手もいるので外れる事もしばしば、でも【菊花賞】は会心のhitでした。
今後も精進してまいります・・・。